今季セリエAイタリア人最多得点…ピナモンティがついにインテルへ復帰も?

2024.05.26 20:00 Sun
サッスオーロのFWアンドレア・ピナモンティ
Getty Images
サッスオーロのFWアンドレア・ピナモンティ
インテルがイタリア代表FWアンドレア・ピナモンティ(25)の獲得、1年での買い戻しを検討中だそうだ。

ピナモンティは今シーズンのセリエAにおいて、FWジャンルカ・スカマッカ(アタランタ)と並んでイタリア人最多得点(11ゴール)をマークするセンターフォワード。
所属するサッスオーロはまさかのセリエB降格、またユーロ2024を控えるイタリア代表の候補メンバー30人から漏れてしまったが、それはさておき一定の評価を確立した1年に。

経歴を振り返ると、インテル下部組織からトップ昇格後、2度のレンタル移籍を経て20年夏にジェノアへ完全移籍。ところが2週間でインテルに買い戻され、すぐさま通算3度目のレンタルとしてエンポリへ。

エンポリでは21-22シーズンにセリエA13ゴール。「22-23シーズンからついにインテル復帰か」と報じられるも、今度は通算4度目のレンタルでサッスオーロへ。昨夏で完全移籍に切り替わり、今日に至る。
そしてこの度、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』いわく、インテルは、かつてたらい回しにし続けたピナモンティの獲得、1年での買い戻しを検討中だという。

すでにポルトからイラン代表FWメフディ・タレミ(31)のフリー獲得が確定事項として扱われるなか、ピナモンティの位置付けは退団濃厚なアレクシス・サンチェスの後釜。すなわち前線に彩りを加えるオプションとされる。

その候補も優先順位はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)が上で、ピナモンティは次点。ただ、サッスオーロがセリエB降格に伴い、ピナモンティの市場投下を決めたため、インテルが元所属選手を現実味のある補強策として捉えているのは間違いないとのことだ。

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新体制ミランが獲得狙うグラフェンベルフ、代理人との会談で可能性を探る?

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「2桁ゴールなし」イタリア代表のストライカー陣が軒並み低調? 伊紙がユーロ2024へ向けて問題提起

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サッスオーロに痛手…ピナモンティが約3週間の離脱へ

サッスオーロは12日、FWアンドレア・ピナモンティの離脱を発表した。 ピナモンティは7日に行われたセリエA第17節のフィオレンティーナ戦に先発出場したが後半途中に右足を負傷。69分にFWアグスティン・アルバレスと交代していた。 その後の検査でピナモンティは右太もも裏屈筋の捻挫と診断されたとのこと。クラブは詳細な離脱期間は明かしていないが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は2~3週間の離脱になると報じている。 昨夏にインテルからレンタル移籍でサッスオーロに加入したピナモンティは、今季ここまでセリエA全試合に出場し3ゴールを記録していた。 また、サッスオーロは同日にGKアンドレア・コンシーリが右ヒザ副側じん帯の捻挫で離脱したことを併せて発表している。 2023.01.13 00:30 Fri

サッスオーロ、インテルのイタリア代表FWピナモンティを買い取り義務付きのレンタルで獲得

サッスオーロは11日、インテルからイタリア代表FWアンドレア・ピナモンティ(23)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得した。 なお、買い取り後は2027年6月30日までの契約を結ぶとのことだ。また『フットボール・イタリア』によれば、移籍金は2000万ユーロ(約27億4500万円)程度になるとのことだ。 ピナモンティはインテル下部組織出身のストライカー。フロジノーネやジェノアへのレンタル移籍を経て、昨季はエンポリで1年間プレー。セリエA36試合に出場し、13得点2アシストを記録した。 今夏に一度インテルへ復帰したピナモンティだが、クラブは売却を既定路線としており、アタランタや昇格組モンツァやサレルニターナなどが獲得に名乗りを挙げていた。 2022.08.12 07:20 Fri

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セリエB降格で解体進むサッスオーロ...主軸のマテウス・エンリケを市場価値と同額で売却へ

サッスオーロの解体が進んでいきそうだ。 まさかのセリエB降格、サッスオーロ。 基本的にはプロヴィンチャだが、13-14シーズンのセリエA昇格からみるみる頭角を表し、数多のイタリア代表戦士を輩出。鮮やかな緑が輝くクラブであり、ここ2〜3年の衰退に伴う懸念が形となってしまった。 現時点で抱える多数の有力なプレーヤーは、やはり財政規模縮小のために売却されるのが致し方ないところか。 サッスオーロ一筋のイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(29)は“完全に”ユベントスへ心が移り、今季セリエAイタリア人最多得点のFWアンドレア・ピナモンティ(25)もインテル復帰が報じられる。 また、イタリア『カルチョメルカート』いわく、中盤で舵取りを担う元ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(26)は、このたび母国ブラジルのクルゼイロへの完全移籍が確実に。20日、クルゼイロ会長が交渉をまとめ上げるべく自らイタリア入りしたとのことだ。 このM・エンリケについては、21年夏にグレミオから移籍金1200万ユーロ(約20.4億円)で獲得し、26年夏までの5年契約を締結。そんな主軸を今回、クルゼイロに市場価値と同額の850万ユーロ(約14億円)で売却へ。2部リーグ降格の現実を如実に表している。 7月からセリエBで再出発するサッスオーロ。再びセリエAに舞い戻る日はいつになるだろうか。 2024.06.21 15:00 Fri

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