プリシック躍動のホスト国アメリカが白星発進! ザーゴ率いるボリビアは初戦黒星【コパ・アメリカ2024】

2024.06.24 08:56 Mon
ホスト国が白星発進
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ホスト国が白星発進
コパ・アメリカ2024グループC第1節、アメリカ代表vsボリビア代表が23日に行われ、アメリカが2-0で勝利した。

2026年北中米ワールドカップを2年後に控えるアメリカは、チーム強化に向けた重要なテストの場となる今大会で躍進を目指す。この初戦では[4-3-3]の布陣を採用し、マッケニーやアダムス、プリシック、バログンといった主力がスタメンに名を連ねた。
一方、1963年大会で優勝経験があるボリビアは、直近3大会連続のグループリーグ敗退からのバウンスバックを図る今大会で白星スタートを狙った。元鹿島アントラーズ指揮官のザーゴ監督は[5-3-2]の守備的な布陣で難敵撃破を狙った。

ホスト国のアドバンテージを活かして勢いをもって試合に入ったアメリカが電光石火の先制点を奪う。3分、左CKのショートコーナーからボックス左角でウェアからのパスを足元に受けたプリシックが腰の捻りを利かせた右足シュートをファーポストの完璧なコースに突き刺した。

最高の形でスタートを切ったチームは、8分にもボックス右にドリブルで持ち込んだウェアがGKに好守を強いるなど、畳みかける攻めで一気にリードを広げようと前がかっていく。
以降もアメリカペースが続くが、ボリビアの激しい守備を前に決定機まで持ち込めず。それでも、前半終了間際の44分にはレイナからの縦パスをライン間で受けたプリシックが複数のDFを引き付けてボックス手前のバログンに繋ぐと、そのままボックス左に持ち込んで放った左足シュートが相手DFの股間を抜けてゴール右隅に決まった。

プリシックの1ゴール1アシストの活躍よって2点リードで試合を折り返したアメリカは、アダムスを下げてムサをハーフタイム明けに投入。これに対してボリビアは3枚替えを敢行し、[4-2-3-1]へ並びを変えた。

立ち上がりはリスクを冒して前に出たボリビアが幾つか良い仕掛けも見せたが、時間の経過と共にアメリカが主導権を掌握する。60分には絶好調のプリシックがボックス付近から右足を振るが、このシュートはGKの好守に阻まれる。

66分にはバログン、レイナを下げてペピ、カルドーソを投入すると、そのペピにいきなりの見せ場。左サイドを突破したアントニー・ロビンソンからの正確なクロスをゴール前で合わせるが、フリック気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。

その後も幾度か決定機を作り出したものの、3点目を奪うことはできなかったアメリカだったが、ボリビアの反撃を危なげなく凌ぎ切った。

白星発進のホスト国は28日にパナマ代表と、黒星スタートのボリビアはウルグアイとの第2戦に臨む。

アメリカ代表 2-0 ボリビア代表
【アメリカ】
クリスチャン・プリシック(前3)
フォラリン・バログン(前44)

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セルジーニョ・デストが愚行退場でアメリカは格下に逆転負け…バーホルター監督「許しがたいこと」

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フルアムの不動の左SBロビンソンが長期契約にサイン!

フルアムは7日、アメリカ代表DFアントニー・ロビンソン(25)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 2024年までとなっていた現行契約をさらに4年延長したイングランド生まれのアメリカ代表DFは、ここまで自身やチームを支えてきたファンへの感謝の言葉を口にしている。 「このクラブに来て以来、ずっと僕に寄り添い、サポートしてくれているファンのみんな、ここまでは本当に大変な旅だったよ」 「とりわけ、昨シーズン後半は浮き沈みもあったけど、みんなから大きなサポートに感謝したい」 「自分自身を改善し、チームとして成長し続けるためのハードワークでそのサポートに報いるつもりだ」 エバートンのアカデミー出身のロビンソンは、ボルトン、ウィガンでのプレーを経て2020年にフルアムへ完全移籍で加入。加入1年目でプレミアリーグデビューを含め公式戦32試合に出場したが、クラブは無念のチャンピオンシップ(イングランド2部)降格に。 その後、絶対的な左サイドバックの主力として2021-22シーズンのチャンピオンシップ優勝に貢献すると、1年での復帰となった2022-23シーズンのプレミアリーグでは35試合に出場。攻守に安定したパフォーマンスを披露し、チームの10位フィニッシュの立役者の一人に。この活躍によって、今夏の移籍市場ではニューカッスルやマンチェスター・シティからの関心を集めていた。 また、アメリカ代表としてはここまで36試合に出場。昨年のカタール・ワールドカップでは4試合すべてでフル出場していた。 2023.07.08 16:15 Sat

「涙が出た」「とても美しい瞬間」悲しみに暮れるイラン選手をアメリカ代表DFが抱擁「これが国際スポーツの意義」

アメリカ代表DFアントニー・ロビンソンのとった行動が脚光を浴びている。 11月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループB最終節のイラン代表vsアメリカ代表が行われ、0-1でアメリカが勝利した。 ここまで1勝1敗でグループ2位のイランと、2分けでグループ3位のアメリカ。押し気味にゲームを進めたアメリカは38分にクリスチャン・プリシッチのゴールで先制すると、イランの終盤の猛攻を耐えしのいで2大会ぶりのグループステージ突破を決めた。 歓喜のアメリカとは対照的に、敗退が決まったイランは悲しみに暮れることに。第2節のウェールズ代表戦でダメ押しのゴールを挙げた右サイドバックのラミン・レザイアンも、試合後には涙を浮かべた。 そこへ声をかけたのがアメリカ代表の左サイドバック、A・ロビンソンだ。試合中にもマッチアップしたライバルへ歩み寄ると、声をかけて優しく抱擁。レザイアンもしばらく顔をうずめたのち、応えるかのように背中をたたいた。 互いを思い合うワンシーンには、ファンからも「涙が出ました」、「真のスポーツマンシップとクラス」、「とても美しい瞬間です」、「私たちの世界には善良な人間がいます」、「これが国際スポーツの意義」、「フェアプレーの真髄」などの賛辞が相次いだ。 「両国の関係を考えると、これは感動的な瞬間です。人と人とのつながりは大切であり、大切にしなければなりません」とのコメントにあるよう、アメリカとイランは長期にわたる国交断絶など、関係に緊張が続いているなか、両者のやり取りはファンの感情を揺さぶることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】敗退が決まり悲しむイランの選手を慰めるアメリカ代表A・ロビンソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">USA’s Antonee Robinson consoles Iran’s Ramin Rezaian after America’s victory. Iran’s regime has tried hard to brainwash its people against the US, but most Americans who’ve been to Iran will tell you it’s among the friendliest places they’ve ever visited. <a href="https://t.co/GbyPFMEMVL">pic.twitter.com/GbyPFMEMVL</a></p>&mdash; Karim Sadjadpour (@ksadjadpour) <a href="https://twitter.com/ksadjadpour/status/1597922491426799619?ref_src=twsrc%5Etfw">November 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.01 21:45 Thu

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パブロ・アイマール氏がアルゼンチン代表の指揮を執るようだ。『TyC Sports』が報じた。 コパ・アメリカ2024に参戦中のアルゼンチン。グループA第1節のカナダ代表戦を2-0で終えると、続く第2節のチリ代表戦も1-0と、2連勝でのグループステージ突破を決めた。 しかし、アルゼンチンのメンバーはカナダ戦の前半終了後、20分以上経ってからピッチに登場。チリ戦でも後半開始の予定時刻から2分ほど遅れてピッチに現れた。 これを受け、南米サッカー連盟(CONMEBOL)はリオネル・スカローニ監督の1試合の出場停止処分を決定。アルゼンチンサッカー協会(AFA)への1万5000ドル(約241万円)の罰金も科した。 スカローニ監督不在の第3節で指揮を執るのが、アシスタントコーチを務めるアイマール氏。現役時代にアルゼンチン代表やバレンシアで活躍した名手は、U-17アルゼンチン代表で監督を経験済みだが、A代表を率いるのはこれが初となる。 すでに決勝トーナメント進出を決めているアルゼンチンは、グループ1位突破を確定させるべく、30日(現地時間29日)にペルーと対戦。エースのFWリオネル・メッシは太ももの負傷により欠場の見通しとなっている。 2024.06.29 15:56 Sat

ブラジル代表がヴィニシウス2発などで初勝利! パラグアイ代表は連敗で敗退【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループD第2節の1試合が29日にラスベガスで行われ、ブラジル代表がパラグアイ代表を4-1で下した。 黒星スタートのパラグアイと引き分けスタートのブラジルによる一戦。今節も制して勝ち点6で突破を決めたコロンビア代表を追いかけるブラジルはアリソンやマルキーニョス、ヴィニシウス・ジュニオールを継続起用するなか、サヴィオ、ヴェンデウを初めてスタートから起用した。 序盤からパラグアイがボバディジャのミドルなどで積極的にゴールを目指してくるなか、攻め込むブラジル。戻りも素早いパラグアイのブロックを崩しにかかる流れが続き、23分には左CKからのキックにマルキーニョスがヘッドで合わせるが、叩き切れず。 そんなブラジルは30分にバイタルエリア左のパケタが左足ミドルに持ち込むと、クバスのハンドを誘ってPKのチャンス。スコアを動かす千載一遇の大チャンスだったが、キッカーに名乗りを上げたパケタの左足キックはゴール右に外れ、モノにできない。 嫌な空気が漂うブラジルだが、左サイドから独力でこじ開けにかかるヴィニシウス・ジュニオールが縦にいくと見せかけて、中にカットイン。味方とのコンビネーションでボックス右に持ち込んでいき、右足フィニッシュでブラジルに先制点をもたらす。 パラグアイが追いつこうと前のめりとなるが、ブルーノ・ギマランイスがクロスバー直撃のミドルで次のゴールに迫ると、43分にこぼれを拾ったロドリゴがボックス左に持ち込み、フィニッシュ。さらにこぼれたボールを大外のサヴィオが左足で押し込む。 そこから両軍がヒートアップするひと幕もあるなか、45+5分にアルデレーテが自陣ボックス内で処理を試みると、ロドリゴが追い回し、ヴィニシウス・ジュニオールもプレス。うまく右足でのカットし、そのまま押し込んでいき、3点目を奪い切る。 劣勢のパラグアイだが、48分に右サイドからのクロスが跳ね返されると、バイタルエリア中央で拾ったアルデレーテが胸トラップから左足を一閃。鋭いシュートがGKアリソンの牙城を破ってゴール右下に突き刺さり、後半の立ち上がりに1点を返す。 パラグアイの巻き返しを受けるブラジルだが、ボックス右から中にカットインしたサヴィオの左足フィニッシュがビジャサンティの手に当たり、再びのPKチャンス。注目のキッカーだが、1本目を失敗したパケタが今度はゴール右に決め切ってみせる。 再び突き放されてしまったパラグアイが交代に動くなか、ブラジルのベンチも活発化。ブルーノ・ギマランイスらをお役御免とし、ハフィーニャ、ドウグラス・ルイス、アンドレアス・ペレイラ、エンドリッキを立て続けに送り込みながら、時間の針を進める。 そのなか、反撃に出たいパラグアイだが、81分にクバスがドウグラス・ルイスとのボール争いでもつれ込むと、不用意な右足キックでレッドカード。87分には敵陣左サイドでのFKからベラスケスがヘディングでネットを揺らしたが、オフサイドの判定で認められず。 最後のカードでガブリエウも入れ、締めにかかったブラジルは連敗のパラグアイを敗退に追いやる4発快勝劇で今大会初白星。7月3日の最終節では突破をかけ、勝ち点2差の首位コロンビアと対戦する。 パラグアイ代表 1-4 ブラジル代表 【パラグアイ】 アルデレーテ(後3) 【ブラジル】 ヴィニシウス・ジュニオール(前35、前45+5) サヴィオ(前43) パケタ(後20[PK]) 2024.06.29 11:59 Sat

8強入りのアルゼンチン、メッシがGS最終節を欠場へ…チリ戦で太ももを痛める

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがコパ・アメリカ2024のグループステージ最終節に出場しないようだ。 連覇がかかる今大会もエース兼キャプテンとしてチームを引っ張るメッシ。ここまでの2試合でいずれもフル出場中だが、26日に行われた第2節のチリ戦で太ももを痛めたという。 イギリス『The Athletic』によると、渦中のメッシは27日の練習を欠席。アルゼンチンサッカー協会(AFA)の広報担当者によれば、宿舎で理学療法士とのメニューに励んだそうだ。 また、翌日の公開トレーニングも参加しなかったなか、アシスタントコーチのワルテル・サムエル氏が「レオは前の試合で問題を抱えた」とし、欠場見通しを明らかにしている。 「次の試合は出られないだろう。日々の様子を見ながら、回復具合を見極めてつもりだ」 そんなアルゼンチンだが、2連勝で突破が決定済み。30日の最終節ではペルー代表と対戦する。 2024.06.29 09:50 Sat

コスタリカに3発快勝のコロンビアが連勝で決勝T進出【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループD第2節、コロンビア代表vsコスタリカ代表が28日に行われ、3-0でコロンビアが快勝した。 4日前に行われた初戦のパラグアイ代表戦を2-1で逃げ切って白星スタートとしたコロンビアは2選手を変更。ボレと負傷したルクミに代えてコルドバとクエスタを起用した。 一方、ブラジル代表相手にゴールレスドローに持ち込んだコスタリカは、ブレネスに代えてマドリガルのみを変更した。 5バックで構えるコスタリカに対し、ルイス・ディアスやハメス・ロドリゲスを先発起用したコロンビアが時間の経過とともに押し込む流れとすると、20分に決定機。 ルイス・ディアスの左クロスを受けたハメス・ロドリゲスがボックス中央からコントロールシュート。枠の右を捉えていたが、GKセケイラのファインセーブに阻まれた。 それでも28分にPKを獲得。ボックス右に抜け出したコルドバがGKセケイラと接触して倒された。これをルイス・ディアスが決めてコロンビアが先制した。 さらに34分、CKの流れからD・サンチェスがボレーで追加点に迫ったコロンビアがハーフタイムにかけても主導権を握り、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、重鎮キャンベルを投入して前がかるコスタリカに対し、カウンターを狙うコロンビアが59分にリードを広げる。アリアスの左CKからD・サンチェスのヘディングシュートが決まった。 さらに4分後、コロンビアが一気にリードを広げる。ハメス・ロドリゲスのスルーパスでボックス右に抜け出したコルドバがシュートを決めきった。 その後、ハメス・ロドリゲスをお役御免としたコロンビアは、76分にルイス・ディアスのパスを受けたアスプリージャがGKとの一対一となる決定機を演出。 これはシュートを決めきれなかったコロンビアだったが、3-0で快勝。2連勝として決勝トーナメント進出を決めている。 コロンビア 3-0 コスタリカ 【コロンビア】 ルイス・ディアス(前31)【PK】 ダビンソン・サンチェス(後14) ジョン・コルドバ(後18) 2024.06.29 08:51 Sat

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プリシック躍動のホスト国アメリカが白星発進! ザーゴ率いるボリビアは初戦黒星【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループC第1節、アメリカ代表vsボリビア代表が23日に行われ、アメリカが2-0で勝利した。 2026年北中米ワールドカップを2年後に控えるアメリカは、チーム強化に向けた重要なテストの場となる今大会で躍進を目指す。この初戦では[4-3-3]の布陣を採用し、マッケニーやアダムス、プリシック、バログンといった主力がスタメンに名を連ねた。 一方、1963年大会で優勝経験があるボリビアは、直近3大会連続のグループリーグ敗退からのバウンスバックを図る今大会で白星スタートを狙った。元鹿島アントラーズ指揮官のザーゴ監督は[5-3-2]の守備的な布陣で難敵撃破を狙った。 ホスト国のアドバンテージを活かして勢いをもって試合に入ったアメリカが電光石火の先制点を奪う。3分、左CKのショートコーナーからボックス左角でウェアからのパスを足元に受けたプリシックが腰の捻りを利かせた右足シュートをファーポストの完璧なコースに突き刺した。 最高の形でスタートを切ったチームは、8分にもボックス右にドリブルで持ち込んだウェアがGKに好守を強いるなど、畳みかける攻めで一気にリードを広げようと前がかっていく。 以降もアメリカペースが続くが、ボリビアの激しい守備を前に決定機まで持ち込めず。それでも、前半終了間際の44分にはレイナからの縦パスをライン間で受けたプリシックが複数のDFを引き付けてボックス手前のバログンに繋ぐと、そのままボックス左に持ち込んで放った左足シュートが相手DFの股間を抜けてゴール右隅に決まった。 プリシックの1ゴール1アシストの活躍よって2点リードで試合を折り返したアメリカは、アダムスを下げてムサをハーフタイム明けに投入。これに対してボリビアは3枚替えを敢行し、[4-2-3-1]へ並びを変えた。 立ち上がりはリスクを冒して前に出たボリビアが幾つか良い仕掛けも見せたが、時間の経過と共にアメリカが主導権を掌握する。60分には絶好調のプリシックがボックス付近から右足を振るが、このシュートはGKの好守に阻まれる。 66分にはバログン、レイナを下げてペピ、カルドーソを投入すると、そのペピにいきなりの見せ場。左サイドを突破したアントニー・ロビンソンからの正確なクロスをゴール前で合わせるが、フリック気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。 その後も幾度か決定機を作り出したものの、3点目を奪うことはできなかったアメリカだったが、ボリビアの反撃を危なげなく凌ぎ切った。 白星発進のホスト国は28日にパナマ代表と、黒星スタートのボリビアはウルグアイとの第2戦に臨む。 アメリカ代表 2-0 ボリビア代表 【アメリカ】 クリスチャン・プリシック(前3) フォラリン・バログン(前44) 2024.06.24 08:56 Mon
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アメリカがメキシコ退け大会3連覇!アダムスのキャノン砲&レイナのボレーでオチョアの牙城崩す【CONCACAFネーションズリーグ】

CONCACAFネーションズリーグ決勝のメキシコ代表vsアメリカ代表が現地時間24日に開催され、2-0で勝利したアメリカが大会3連覇を達成した。 立ち上がり5分のアメリカはゴールエリア内左でフリーとなったクリスチャン・プリシックがシュート。だが、至近距離でのフィニッシュは、GKギジェルモ・オチョアにスーパーセーブに阻まれる。 対するメキシコも22分、ルイス・チャベスがゴール正面でのコントロールから左足を振り抜くが、こちらも守護神マット・ターナーが手中に収めた。 試合が動いたのは前半も終わろうかという45分だった。 アメリカはセットプレー崩れから二次攻撃を仕掛けると、左のウェストン・マッケニーが足の長い横パスを中央に通し、敵陣中央でフリーとなっていたタイラー・アダムスが右足を一閃。30m越えの強烈な弾丸ミドルを左隅へと突き刺した。 後半は球際のバトルも一層熱を帯び、イエローカードも飛び交い始めた63分、アメリカが再びスコアを動かす。 プリシックがおしゃれなコントロールでウリエル・アントゥナを抜き去り、左サイドを突破すると、クロスはクリアされるも、こぼれ球にいち早く反応したジョバンニ・レイナがボックス内左から右足でのボレーシュート。狭いニアを射抜き、リードを広げた。 2点を追い掛けるメキシコは72分、途中出場のサンティアゴ・ヒメネスがアントニー・ロビンソンとの競り合い時にボックス内で倒れ、PKを獲得する。 だが、VARからの進言とオン・フィールド・レビュー(OFR)の結果、コンタクトはなかったことが確認され、主審はヒメネスのシミュレーションに判定を変更した。 以降も猛追のメキシコをアメリカがシャットアウトし、2-0の完封勝ち。3度目の栄冠を手にしている。 メキシコ代表 0-2 アメリカ代表 【アメリカ】 タイラー・アダムス(45分) ジョバンニ・レイナ(63分) <span class="paragraph-title">【動画】アダムスが30m越えの強烈ミドル弾をぶち込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">TYLER ADAMS FROM THE PARKING LOT ARE YOU FOR REAL??? <a href="https://t.co/ZrK7PoxCST">pic.twitter.com/ZrK7PoxCST</a></p>&mdash; CBS Sports Golazo (@CBSSportsGolazo) <a href="https://twitter.com/CBSSportsGolazo/status/1772081908014277119?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】こぼれ球に反応したレイナのボレーでアメリカが追加点!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">GIO REYNA. DOS A CERO. <a href="https://t.co/xgJLAA6T2o">pic.twitter.com/xgJLAA6T2o</a></p>&mdash; CBS Sports Golazo (@CBSSportsGolazo) <a href="https://twitter.com/CBSSportsGolazo/status/1772090660457160957?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 20:40 Mon
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「涙が出た」「とても美しい瞬間」悲しみに暮れるイラン選手をアメリカ代表DFが抱擁「これが国際スポーツの意義」

アメリカ代表DFアントニー・ロビンソンのとった行動が脚光を浴びている。 11月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループB最終節のイラン代表vsアメリカ代表が行われ、0-1でアメリカが勝利した。 ここまで1勝1敗でグループ2位のイランと、2分けでグループ3位のアメリカ。押し気味にゲームを進めたアメリカは38分にクリスチャン・プリシッチのゴールで先制すると、イランの終盤の猛攻を耐えしのいで2大会ぶりのグループステージ突破を決めた。 歓喜のアメリカとは対照的に、敗退が決まったイランは悲しみに暮れることに。第2節のウェールズ代表戦でダメ押しのゴールを挙げた右サイドバックのラミン・レザイアンも、試合後には涙を浮かべた。 そこへ声をかけたのがアメリカ代表の左サイドバック、A・ロビンソンだ。試合中にもマッチアップしたライバルへ歩み寄ると、声をかけて優しく抱擁。レザイアンもしばらく顔をうずめたのち、応えるかのように背中をたたいた。 互いを思い合うワンシーンには、ファンからも「涙が出ました」、「真のスポーツマンシップとクラス」、「とても美しい瞬間です」、「私たちの世界には善良な人間がいます」、「これが国際スポーツの意義」、「フェアプレーの真髄」などの賛辞が相次いだ。 「両国の関係を考えると、これは感動的な瞬間です。人と人とのつながりは大切であり、大切にしなければなりません」とのコメントにあるよう、アメリカとイランは長期にわたる国交断絶など、関係に緊張が続いているなか、両者のやり取りはファンの感情を揺さぶることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】敗退が決まり悲しむイランの選手を慰めるアメリカ代表A・ロビンソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">USA’s Antonee Robinson consoles Iran’s Ramin Rezaian after America’s victory. Iran’s regime has tried hard to brainwash its people against the US, but most Americans who’ve been to Iran will tell you it’s among the friendliest places they’ve ever visited. <a href="https://t.co/GbyPFMEMVL">pic.twitter.com/GbyPFMEMVL</a></p>&mdash; Karim Sadjadpour (@ksadjadpour) <a href="https://twitter.com/ksadjadpour/status/1597922491426799619?ref_src=twsrc%5Etfw">November 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.01 21:45 Thu
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セルジーニョ・デストが愚行退場でアメリカは格下に逆転負け…バーホルター監督「許しがたいこと」

アメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(PSV)の愚行には指揮官も嘆き節だ。 現地時間20日、アメリカはConcacafネーションズリーグ準々決勝第2戦でトリニタード・トバゴ代表と敵地で対戦。試合の主導権を握り、25分にアントニー・ロビンソンのゴールで先制したが、39分にデストが退場処分となると、風向きは一変した。 43分にはレオン・ムーアに同点弾を許すと、57分にはアルビン・ジョーンズにゴールを割れて、FIFAランキング99位の相手に1-2と逆転負け。合計スコアでは4-2と上回り、準決勝進出を決めはしたものの、苦虫を嚙み潰したような結果となった。 デストはタッチライン際でのトラップ時、ラインアウトの判定に対して納得がいかず、スタンドへ向かってボールを大きく蹴り上げた。これが警告の対象となり、加えてその後も執拗に抗議。即座に2枚目のイエローカードをもらうこととなり、退場処分を命じられた。 ラインアウトの判定そのものには同情の余地があるが、グレッグ・バーホルター監督はデストの行動を「許しがたいこと」とバッサリ切り捨てた。『ESPN』が伝えている。 「あれは組織として我々のあるべき姿ではない。良い判定であれ悪い判定であれ、あらゆる状況と戦いながら、精神面と規律を保ち、前進し続け、適切に対処することを誇りとしている。セルジーニョのリアクションは明らかに正しいものではなかった」 「チーム、選手、スタッフとして、我々は責任を追及する必要がある。彼は多くの選手たちを危険にさらし、この天候の中、ほかの選手たちは多くの労力を割くことになった。これは許しがたいことだ」 先制点のロビンソンもデストの行為を「プロ意識の欠如」とポツリ。ただ、デストはすでにチームに謝罪をしており、自身のインスタグラムでも反省の弁を述べている。指揮官は、デストにはこの件を糧に成長して欲しいと、締めくくった。 「彼はチームに謝罪したよ。このようなことは2度と起こさないと。まだ若いが、素晴らしいチームの一員だ。彼はここから学び、成長するだろう。愚かな間違いを犯したのは確かだが、すでにチームへは謝罪した。これを受けて入れて我々も前進するだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】判定に不満を持ったデストが猛抗議、立て続けの警告2枚で退場に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Sergiño Dest is sent off after receiving two back-to-back yellows <br><br>Watch live on TNT &amp; Max <a href="https://t.co/bOmNuAJjAh">pic.twitter.com/bOmNuAJjAh</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1726764260556955877?ref_src=twsrc%5Etfw">November 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.21 15:35 Tue

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ウェア退場のアメリカ、終盤被弾でパナマに逆転負け【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループC第2節、パナマ代表vsアメリカ代表が27日に行われ、2-1でパナマが勝利した。 4日前の初戦ウルグアイ代表戦を1-3と完敗したパナマは2選手を変更して臨んだ。 一方、ボリビア代表戦を2-0と快勝して白星スタートを切った開催国アメリカは、ボリビア戦と同様のスタメンで臨み、バログン、プリシック、ウェアの3トップとした。 開始1分、バルセナスのバイシクルシュートでゴールを脅かされたアメリカだったが、5分に先制しかける。プリシックのFKにリチャーズが合わせたヘディングシュートはGKにセーブされるも、ルーズボールをマッケニーが押し込んだ。 しかしVARが入り、オフサイドがあったとしてノーゴールに。 そして16分、アメリカに退場者。ウェアが相手DFを小突くとVARが入って一発レッドカードが提示された。 それでも[4-3-3]からプリシックを左MFに下げる[4-4-1]で対応したアメリカは、22分に正真正銘の先制弾。ボックス左からバログンの放った見事な左足ミドルがゴール右上に突き刺さった。 バログンの個人技で先制したアメリカだったが、26分にパナマに同点弾。ペナルティアーク中央からブラックマンの放った左足ミドルがゴール左に決まった。 ハーフタイムにかけては自陣に引きつつカウンターを狙ったアメリカだったが、1-1のまま前半を終えた。 迎えた後半、レイナやアダムス、負傷したGKターナーら3選手を交代したアメリカは引き続きパナマにポゼッションを譲る展開に。 51分にはファリーニャのミドルシュートでGKホーヴァスを強襲されると、63分にPKを献上しかける。自陣ボックス内でのカーター=ヴィッカーズのスライディングタックルがファハルドの足に入りかけたが、VARの末に接触していなかったとしてノーファウルに。 助かったアメリカは71分にプリシックのスルーパスを受けたバログンがボックス左からコントロールシュートを放って牽制。 しかし83分、数的優位のパナマに決勝弾。分厚い攻めを見せた流れから、アヤルサの右クロスにファハルドがダイレクトで合わせた。 その後、カラスキージャがプリシックの足を後方から蹴って一発退場となったパナマだったが、2-1で逆転勝利。アメリカと並び、1勝1敗としている。 パナマ 2-1 アメリカ 【パナマ】 セサール・ブラックマン(前26) ホセ・ファハルド(後38) 【アメリカ】 フォラリン・バログン(前22) 2024.06.28 08:57 Fri
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プリシック躍動のホスト国アメリカが白星発進! ザーゴ率いるボリビアは初戦黒星【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループC第1節、アメリカ代表vsボリビア代表が23日に行われ、アメリカが2-0で勝利した。 2026年北中米ワールドカップを2年後に控えるアメリカは、チーム強化に向けた重要なテストの場となる今大会で躍進を目指す。この初戦では[4-3-3]の布陣を採用し、マッケニーやアダムス、プリシック、バログンといった主力がスタメンに名を連ねた。 一方、1963年大会で優勝経験があるボリビアは、直近3大会連続のグループリーグ敗退からのバウンスバックを図る今大会で白星スタートを狙った。元鹿島アントラーズ指揮官のザーゴ監督は[5-3-2]の守備的な布陣で難敵撃破を狙った。 ホスト国のアドバンテージを活かして勢いをもって試合に入ったアメリカが電光石火の先制点を奪う。3分、左CKのショートコーナーからボックス左角でウェアからのパスを足元に受けたプリシックが腰の捻りを利かせた右足シュートをファーポストの完璧なコースに突き刺した。 最高の形でスタートを切ったチームは、8分にもボックス右にドリブルで持ち込んだウェアがGKに好守を強いるなど、畳みかける攻めで一気にリードを広げようと前がかっていく。 以降もアメリカペースが続くが、ボリビアの激しい守備を前に決定機まで持ち込めず。それでも、前半終了間際の44分にはレイナからの縦パスをライン間で受けたプリシックが複数のDFを引き付けてボックス手前のバログンに繋ぐと、そのままボックス左に持ち込んで放った左足シュートが相手DFの股間を抜けてゴール右隅に決まった。 プリシックの1ゴール1アシストの活躍よって2点リードで試合を折り返したアメリカは、アダムスを下げてムサをハーフタイム明けに投入。これに対してボリビアは3枚替えを敢行し、[4-2-3-1]へ並びを変えた。 立ち上がりはリスクを冒して前に出たボリビアが幾つか良い仕掛けも見せたが、時間の経過と共にアメリカが主導権を掌握する。60分には絶好調のプリシックがボックス付近から右足を振るが、このシュートはGKの好守に阻まれる。 66分にはバログン、レイナを下げてペピ、カルドーソを投入すると、そのペピにいきなりの見せ場。左サイドを突破したアントニー・ロビンソンからの正確なクロスをゴール前で合わせるが、フリック気味に放ったシュートは枠を捉え切れない。 その後も幾度か決定機を作り出したものの、3点目を奪うことはできなかったアメリカだったが、ボリビアの反撃を危なげなく凌ぎ切った。 白星発進のホスト国は28日にパナマ代表と、黒星スタートのボリビアはウルグアイとの第2戦に臨む。 アメリカ代表 2-0 ボリビア代表 【アメリカ】 クリスチャン・プリシック(前3) フォラリン・バログン(前44) 2024.06.24 08:56 Mon
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20日に開幕するコパ・アメリカ、『Prime Video』が独占ライブ配信! アルゼンチン&ブラジルの試合に決勝Tの全14試合が視聴可能に

6月20日に開幕するコパ・アメリカ。6日、『Amazon Prime Video(プライムビデオ)』が配信することを発表した。 今大会はアメリカで開催され、2016年に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ以来。南米の10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)に所属する6カ国も参加。16カ国にて争われる。 『Prime Video』は、アルゼンチン代表、ブラジル代表の試合に加え、決勝トーナメント全試合の合計14試合を独占ライブ配信。見逃し配信も行われる。また、この独占ライブ配信はAmazonプライム特典として利用可能。プライム会員は、お急ぎ便やお届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を追加料金なしで無制限に利用できる。 『Prime Video』では、これまで『Prime Video Presents Live Boxing』としてボクシングのビッグマッチや野球の『2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™』といったスポーツの人気コンテンツをライブ配信。今回、世界で最も古いサッカーのナショナルチームによる大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』の配信によって、『Prime Video』のスポーツラインアップに新たにサッカーを加えることになる。 2021年にはブラジルで開催されたコパ・アメリカ。アルゼンチン代表が15度目の優勝を果たし、リオネル・メッシにとっては悲願の代表での初タイトルとなっていた。 今回の独占ライブ配信決定を受け、プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーである児玉隆志がコメントしている。 「今回、『コパ・アメリカUSA 2024』をPrime Videoで日本の皆様にお届けできることを大変うれしく思っています。これまでPrime Videoでは、ボクシングの世界タイトルマッチや野球の『2023 WBC』など、世界的なスポーツのコンテンツを配信してきました」 「今回、そのラインアップに歴史あるサッカーの大陸選手権大会である『コパ・アメリカ USA 2024』が加わることは非常に光栄なことだと感じています」 「世界王者であるアルゼンチン代表やスター軍団のブラジル代表をはじめ、最多タイの優勝回数を誇るウルグアイ代表や近年力をつけている北米の各国など、世界的な強豪国のチームがそれぞれの威信をかけた本気の戦いを繰り広げます。ぜひこの夏はPrime Videoで世界最高レベルのサッカーをお楽しみください」 2024.06.06 15:55 Thu

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