「幸いなことに元気」試合中に意識を失ったハンガリー代表FW、指揮官が容態を伝えるも手術を受けユーロは欠場へ「チームを助けることはできない」

2024.06.24 12:15 Mon
空中戦でGKと接触するヴァルガ(中央)
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空中戦でGKと接触するヴァルガ(中央)
ハンガリー代表マルコ・ロッシ監督が、試合中に負傷交代したFWバルナバス・ヴァルガについて言及した。ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)が伝えた。ハンガリーは23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランドに1-0の勝利。今大会初勝利を挙げた結果、勝ち点3でグループ3位フィニッシュを決め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。
しかし、試合の後半半ばにアクシデント。競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガが負傷。顔面に強い打撃を受けたヴァルガは、意識を失いその場で倒れ込み、周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態となった。

前回大会ではデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが心臓の問題で卒倒した出来事もあり、今回も事態は騒然。周囲をシートで覆われたまま担架でピッチを離れていた。

その後、MLSZは命に別状がないことを報告。シュツットガルトの病院へ入院していることを伝えた中、ロッシ監督もヴァルガの状態を明かした。
「バルニは、衝突したあと意識を失っていて、みんなが彼を心配していた」

「幸いにも今は元気で、それが一番大事なことだが、彼は頬骨を一箇所骨折している」

「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」

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ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は24日、ハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガの手術成功を報告した。 ヴァルガは、23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランド代表戦で負傷。試合後半の半ばに競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガは、顔面に強い打撃を受け意識を失いその場で倒れ込んだ。 周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態に。シートで現場が囲まれ、その場で治療が行われると、担架で運び出されていた。 シュツットガルトの病院へ入院し、頬骨の骨折と診断されたヴァルガ。MLSZは、「バルナバス・ヴァルガは月曜日の午後に手術を成功させた」と報告。「顔面の損傷を専門とする施設の医師によれば、手術は複雑ではなく、水曜日には退院できる可能性がある」と伝えている。 ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督は、試合後に「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」とコメント。大会中の復帰は難しいと語ったが、ベンチからチームを支えることはできるかもしれない。 一方で、ヴァルガの治療に関しては、時間がかかりすぎているという批判もあった中、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)はプロセスに問題はなかったとした。 「チームドクターが事故発生から15秒以内に介入し、その後すぐに2人目のスタジアムドクターが介入して、通常の医療手順に従い、負傷の初診と適切な治療を行った」 「資格を有するピッチサイドの緊急チームは、規定に従ってピッチサイドで待機しており、医療スタッフから選手を避難させて直ちに病院へ移送するよう要請されるとすぐに、担架を持って現場に到着した」 「現場の医療スタッフ全員の連携はプロフェッショナルで、すべては適切な医療手順に従って行われた。選手の治療とサポートに遅れはなかった」 一方で、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライはメディカルチームの前に、現場をシーツでカバーすることを優先したことに苦言。「このような手順は理解できない。なぜ医療スタッフがこのタイミングで駆けつけないのか」とし、「この疑問は誰にとっても残るものなので、皆が数秒を節約し、命を救えることを願っている。二度とこのような経験がないように願っている。何か対策が必要だ」と、選手の治療を最優先にすべきだと提言していた。 <span class="paragraph-title">【写真】キャプテンMFソボスライが倒れた仲間のために懸命に動く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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ハンガリー代表FWヴァルガは脳震とうに骨折も容態は安定…スコットランド戦で負傷交代

スコットランド代表戦での激しい接触プレーによって負傷交代したハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガだが、容態の安定が確認された。 ハンガリーは23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランドに1-0の勝利。今大会初勝利を挙げた結果、勝ち点3でグループ3位フィニッシュを決め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。 ただ、同試合の後半半ばにはセットプレーの競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガが負傷交代するアクシデントが発生していた。この接触で顔面に強い打撃を受けたヴァルガは意識を失ったか、倒れたまま動くことができず。すぐさま異変に気が付いた周囲の選手がメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を受けた後、周囲をシートで覆われたまま担架でピッチを離れ、スタジアム近郊の病院に緊急搬送された。 その後、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は同日、現時点での「容態の安定」を明かすと共に、状態について以下のように説明した。 「試合中の衝突でバルナバス・ヴァルガの顔の骨が数本折れ、脳震とうも起こしました。ストライカーは手術を受ける可能性が高いです。そして、ヴァルガはシュツットガルトの病院で一夜を過ごすことになります。チーム全員が彼を応援しています!」 他グループの結果次第で決勝トーナメント進出の可能性があるハンガリーだが、ヴァルガの大会期間中の復帰は難しいかもしれない。それでも、後半ほぼラストプレーの劇的ゴールによって勝利した直後に同選手のユニフォームを掲げて勝利を捧げたチームメイトは今回の報せにほっと胸をなでおろしたはずだ。 2024.06.24 08:00 Mon

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ユーロ2024グループA最終節、スコットランド代表vsハンガリー代表が23日に行われ、ハンガリーが0-1で勝利した。 ここまで1分け1敗の未勝利で3位に位置するスコットランドは、今大会初勝利と共に決勝トーナメント進出を懸けた最終節に臨んだ。1-1のドローに終わったスイス代表戦からは先発1人を変更。負傷離脱のティアニーに代えてマッケンナを起用した。 一方、連敗で最下位に位置するハンガリーは、0-2で敗れたドイツ代表戦から先発2人を変更。フィオーラ、アダム・ナジに代えてボトカ、スタイルズを起用した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合は立ち上がりから球際でのバトルが強調される激しい展開となった。 基本的にスコットランドがボールを保持するも、ハンガリーがカウンター、セットプレーを軸に、より効果的にフィニッシュまで繋げていく。8分にはボラのミドルシュートでGKガンにファインセーブを強いる。 さらに、プレースキックの名手であるソボスライが直接FKやミドルシュート、前半終盤の41分にはソボスライのFKからゴール前のオルバンが決定的なヘディングシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩く。 対して何とか最低限のゴールレスで前半を終えたスコットランドだが、肝心の攻撃はボールを持たされた印象が強く、決定機はおろかシュート0本で試合を折り返した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。ハンガリーがややペースを握るが、決定機まであと一歩。 後半半ばを過ぎても膠着状態が続く中、ハンガリーにアクシデント発生。68分、セットプレーの場面で相手選手と激しく交錯したバルナバス・ヴァルガが脳震とうか、倒れ込んだまま動くことができず。すぐさまメディカルスタッフによる応急処置が施され、担架に乗せられてピッチを後に。これを受け、ベンチはマルティン・アダムをスクランブル投入した。 一方、立ち上がりにファーストシュートを記録したものの、後半も攻撃が停滞するスコットランドはアームストロングやシャンクランド、クリスティとより攻撃的なカードを切って攻撃の活性化を図る。 互いに決勝トーナメント進出に勝利が最低条件となる中、後半最終盤はリスクを冒したオープンな攻防に。ヴァルガの治療などもあって10分が加えられた後半アディショナルタイムは互いに明確な決定機を作り出すが、ポストや相手守備陣のビッグセーブに阻まれてゴールが遠い。 だが、試合終了間際にハンガリー代表10戦目の24歳FWが値千金の代表初ゴールを奪った。95分、自陣深くからのロングカウンターで一気に局面を変えると、右サイドを突破したロランド・サライからのグラウンダーのマイナスパスにボックス中央で反応したチョボトのダイレクトシュートがゴール左隅に決まった。 そして、試合はこの直後にタイムアップを迎え、劇的な形で今大会初勝利を手にしたハンガリーが勝ち点3で3位フィニッシュ。他グループの結果に左右されるものの、3位グループ上位4チームに入った場合、決勝トーナメント進出となる。一方、大会未勝利のスコットランドはグループステージ敗退となった。 スコットランド代表 0-1 ハンガリー代表 【ハンガリー】 ケヴィン・チョボト(後45+10) 2024.06.24 06:15 Mon

エビシェアの1G1Aなどでハンガリーを下したスイスが初戦を白星で飾る!【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA第1節のハンガリー代表vsスイス代表が15日に行われ1-3でスイスが勝利した。 開幕戦を戦ったドイツ代表とスコットランド代表も同居するグループA。2大会ぶりの決勝トーナメント進出を狙うハンガリーは、守護神グラーチやソボスライ、ロランド・サライら主力を順当に先発起用した。 一方、3大会連続の決勝トーナメント進出を目指すスイスは、守護神ゾマーやジャカ、バルガス、リカルド・ロドリゲスらを先発で起用。エンボロやオカフォー、シャキリらはベンチスタートとなった。 互いに[3-4-2-1]の布陣で臨みマッチアップがハッキリした一戦は、地力で勝るスイスが先手を取る。13分、バイタルエリア中央手前でパスを受けたエビシェアがゴール前へスルーパスを供給すると、これに反応したドゥアがワンタッチシュートをゴールに流し込んだ。当初はドゥアのオフサイドと判定されたが、VARの介入で判定が覆ってゴールが認められた。 先制したスイスは20分にも、ケルケズの中途半端なバックパスをボックス手前でカットしたバルガスが決定機を迎えたが、シュートはGKグラーチのファインセーブに阻まれた。 前半半ば以降はスイスが主導権を握ると、前半終了間際の45分にフロイラーの横パスをバイタルエリア中央左で受けたエビシェアがカットインから右足を振り抜くと、コントロールショットがゴール右隅に吸い込まれ、2-0で前半を終了した。 前半同様に後半も最初の決定機はスイスに訪れる。48分、R・ロドリゲスのパスをボックス左に走り込んだジャカがダイレクトで折り返すと、最後はドゥアが左足で合わせたが、このシュートはGKグラーチのセーブに防がれた。 その後は拮抗した時間が続いたが、2点を追うハンガリーは66分に1点を返す。ボックス左横でR・サライからのパスを受けたソボスライがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだヴァルガがエビシェアと縺れ合いながらもダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、スイスは試合終了間際に再びチャンス。93分、GKゾマーがパントキックで敵陣深くまでボールを送ると、対応したDFオルバンの中途半端なバックパスをカットしたエンボロが難なくゴールネットを揺らし、3-1で初戦を勝利で飾った。 ハンガリー 1-3 スイス 【ハンガリー】 バルナバス・ヴァルガ(後21) 【スイス】 クワドウォ・ドゥア(前13) ミシェル・エビシェア(前45) ブリール・エンボロ(後48) 2024.06.16 00:00 Sun

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顔面骨折のハンガリー代表FWヴァルガの手術成功で退院へ…スコットランド代表GKと激突、治療が遅いという批判にUEFA「全て適切な医療手順」

ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は24日、ハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガの手術成功を報告した。 ヴァルガは、23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランド代表戦で負傷。試合後半の半ばに競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガは、顔面に強い打撃を受け意識を失いその場で倒れ込んだ。 周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態に。シートで現場が囲まれ、その場で治療が行われると、担架で運び出されていた。 シュツットガルトの病院へ入院し、頬骨の骨折と診断されたヴァルガ。MLSZは、「バルナバス・ヴァルガは月曜日の午後に手術を成功させた」と報告。「顔面の損傷を専門とする施設の医師によれば、手術は複雑ではなく、水曜日には退院できる可能性がある」と伝えている。 ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督は、試合後に「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」とコメント。大会中の復帰は難しいと語ったが、ベンチからチームを支えることはできるかもしれない。 一方で、ヴァルガの治療に関しては、時間がかかりすぎているという批判もあった中、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)はプロセスに問題はなかったとした。 「チームドクターが事故発生から15秒以内に介入し、その後すぐに2人目のスタジアムドクターが介入して、通常の医療手順に従い、負傷の初診と適切な治療を行った」 「資格を有するピッチサイドの緊急チームは、規定に従ってピッチサイドで待機しており、医療スタッフから選手を避難させて直ちに病院へ移送するよう要請されるとすぐに、担架を持って現場に到着した」 「現場の医療スタッフ全員の連携はプロフェッショナルで、すべては適切な医療手順に従って行われた。選手の治療とサポートに遅れはなかった」 一方で、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライはメディカルチームの前に、現場をシーツでカバーすることを優先したことに苦言。「このような手順は理解できない。なぜ医療スタッフがこのタイミングで駆けつけないのか」とし、「この疑問は誰にとっても残るものなので、皆が数秒を節約し、命を救えることを願っている。二度とこのような経験がないように願っている。何か対策が必要だ」と、選手の治療を最優先にすべきだと提言していた。 <span class="paragraph-title">【写真】キャプテンMFソボスライが倒れた仲間のために懸命に動く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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3戦未勝利でユーロ敗退のスコットランド、大きな野望叶わずとショックの指揮官「理解するのに時間が必要」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督がユーロ2024敗退の思いを語った。『UEFA.com』が伝えた。 グループA初戦では開催国ドイツ代表相手に1-5の大敗を喫し、第2節のスイス代表戦は1-1の引き分けで終えていたスコットランド。今大会初勝利と共に、スコットランド史上初の決勝トーナメント進出が懸かった23日の最終節では、ハンガリー代表と対戦した。 スコットランドはボールを保持しながら決定機に至れない時間が続き、ハンガリーのFWバルナバス・ヴァルガが重傷を負うアクシデントもありながら、ゴールレスのまま終盤へ。すると後半アディショナルタイム、相手のロングカウンターから痛恨の失点を喫し、土壇場で0-1の敗戦となった。 1分け2敗のグループ4位で大会を去ることとなったクラーク監督は、敗れたショックを隠しきれず。試合内容を反省すると同時に、運もなかったと嘆いた。 「我々はグループリーグを突破する最初の(スコットランドの)チームになるという大きな野望を抱いていたが、そうはならなかった。オープンでタフな試合だった。常に先制点を狙う試合だった」 「彼らのゴールはあまり関係ない。というのも、我々は試合に勝つために多くのリスクを負っていたからだ。次のステージに進むには、勝ち点2だけでは足りないと感じていた。歴史的に見ても十分ではない。後手に回ってしまい、1-0で敗れた」 「1点を競う試合だった。前半はそうだった。我々は十分にボールを保持し、支配していた。しかし、チャンスを満足に作れなかった。スペースができた終盤にはチャンスを作ったが、ゴールネットを揺らすだけの落ち着きがなかった」 「このような敗北の後は、全てを消化し、なぜ試合があのような展開になったのかを理解するのに時間が必要なこともある」 「あのようなオープンな展開となれば、カウンターを食らうのは常だ。それでも我々はいくつかのチャンスを作った。勝利を掴むプレッシャーにさらされた結果、チャンスを逃してしまい、ボールはなかなか我々の方に転がってこなかった。サッカーの神様に味方してもらう必要があるが、今夜はそうならなかった」 また、クラーク監督は今後についてもコメント。気持ちを整理してから、9月に始まるUEFAネーションズリーグへと向かう。 「残酷な試合だ。私は長い間この世界にいるし、残酷なスポーツだと理解している。苦しまなければならないし、タータン・アーミー(スコットランドサポーター)や、スコットランドの故郷の人々と共に苦しまなければならない。皆で同じように苦しみ、その後、傷を癒し、リフレッシュし、またやり直さなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに被弾…スコットランドvsハンガリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uE1eaIuGZCM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 14:45 Mon

「互角の試合だった」後半AT10分のドラマ、劇的勝利を収めたハンガリー代表指揮官は「当然の結果」とチームを誇る

ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督が、スコットランド代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 23日、ユーロ2024グループA最終節が行われ、ハンガリーはスコットランドと対戦した。 連敗で最下位だったハンガリーと、勝ち点1で3位につけていたスコットランドの戦い。ハンガリーはなんとか勝ち点を上げて大会を終えたい一戦だった。 スコットランドも勝利すれば3位通過が見えてくる戦いに。お互い譲らない展開で試合は進んでいき、ゴールレスのまま終了すると思われた中、後半アディショナルタイムにはハンガリーが猛攻。何度となくゴールに迫っていき、ポスト直撃シュートなどもあった中、10分に相手CKからカウンター。最後は後方から走り込んだケヴィン・チョボトがクロスを蹴り込み、ハンガリーが0-1で見事に勝利した。 今大会初勝利を収めたハンガリー。ロッシ監督はスコットランドを称えながらも、勝利に値した試合だったと振り返った。 「スコットランドは特に前半はボールを支配していた。後半はよりアップダウンが激しい試合となった」 「我々の方がチャンスは多かったが、互角の試合だったと言える。彼らの方がボールを支配していたが、全体的には当然の結果と言えるだろう」 また、激しい一戦となったことにも触れ、同じく勝利が欲しかったスコットランドの戦いぶりも称えた。 「全てを考慮すれば、スコットランドは非常に勇敢なパフォーマンスを見せたと思う。体力的に痺れる試合になることはわかっていた」 「切り替え、セカンドボール、背後への絶え間ない走りが満載だった。スコットランドも得点できたが、我々も得点できた」 <span class="paragraph-title">【動画】劇的結末! 後半AT10分のカウンターでハンガリーが初勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uE1eaIuGZCM";var video_start = 94;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 10:01 Mon

ハンガリー代表FWヴァルガは脳震とうに骨折も容態は安定…スコットランド戦で負傷交代

スコットランド代表戦での激しい接触プレーによって負傷交代したハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガだが、容態の安定が確認された。 ハンガリーは23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランドに1-0の勝利。今大会初勝利を挙げた結果、勝ち点3でグループ3位フィニッシュを決め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。 ただ、同試合の後半半ばにはセットプレーの競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガが負傷交代するアクシデントが発生していた。この接触で顔面に強い打撃を受けたヴァルガは意識を失ったか、倒れたまま動くことができず。すぐさま異変に気が付いた周囲の選手がメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を受けた後、周囲をシートで覆われたまま担架でピッチを離れ、スタジアム近郊の病院に緊急搬送された。 その後、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は同日、現時点での「容態の安定」を明かすと共に、状態について以下のように説明した。 「試合中の衝突でバルナバス・ヴァルガの顔の骨が数本折れ、脳震とうも起こしました。ストライカーは手術を受ける可能性が高いです。そして、ヴァルガはシュツットガルトの病院で一夜を過ごすことになります。チーム全員が彼を応援しています!」 他グループの結果次第で決勝トーナメント進出の可能性があるハンガリーだが、ヴァルガの大会期間中の復帰は難しいかもしれない。それでも、後半ほぼラストプレーの劇的ゴールによって勝利した直後に同選手のユニフォームを掲げて勝利を捧げたチームメイトは今回の報せにほっと胸をなでおろしたはずだ。 2024.06.24 08:00 Mon

劇的勝利のハンガリーが3位フィニッシュで決勝Tへ望みつなぐ! チョボトが値千金の代表初ゴール【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA最終節、スコットランド代表vsハンガリー代表が23日に行われ、ハンガリーが0-1で勝利した。 ここまで1分け1敗の未勝利で3位に位置するスコットランドは、今大会初勝利と共に決勝トーナメント進出を懸けた最終節に臨んだ。1-1のドローに終わったスイス代表戦からは先発1人を変更。負傷離脱のティアニーに代えてマッケンナを起用した。 一方、連敗で最下位に位置するハンガリーは、0-2で敗れたドイツ代表戦から先発2人を変更。フィオーラ、アダム・ナジに代えてボトカ、スタイルズを起用した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合は立ち上がりから球際でのバトルが強調される激しい展開となった。 基本的にスコットランドがボールを保持するも、ハンガリーがカウンター、セットプレーを軸に、より効果的にフィニッシュまで繋げていく。8分にはボラのミドルシュートでGKガンにファインセーブを強いる。 さらに、プレースキックの名手であるソボスライが直接FKやミドルシュート、前半終盤の41分にはソボスライのFKからゴール前のオルバンが決定的なヘディングシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩く。 対して何とか最低限のゴールレスで前半を終えたスコットランドだが、肝心の攻撃はボールを持たされた印象が強く、決定機はおろかシュート0本で試合を折り返した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。ハンガリーがややペースを握るが、決定機まであと一歩。 後半半ばを過ぎても膠着状態が続く中、ハンガリーにアクシデント発生。68分、セットプレーの場面で相手選手と激しく交錯したバルナバス・ヴァルガが脳震とうか、倒れ込んだまま動くことができず。すぐさまメディカルスタッフによる応急処置が施され、担架に乗せられてピッチを後に。これを受け、ベンチはマルティン・アダムをスクランブル投入した。 一方、立ち上がりにファーストシュートを記録したものの、後半も攻撃が停滞するスコットランドはアームストロングやシャンクランド、クリスティとより攻撃的なカードを切って攻撃の活性化を図る。 互いに決勝トーナメント進出に勝利が最低条件となる中、後半最終盤はリスクを冒したオープンな攻防に。ヴァルガの治療などもあって10分が加えられた後半アディショナルタイムは互いに明確な決定機を作り出すが、ポストや相手守備陣のビッグセーブに阻まれてゴールが遠い。 だが、試合終了間際にハンガリー代表10戦目の24歳FWが値千金の代表初ゴールを奪った。95分、自陣深くからのロングカウンターで一気に局面を変えると、右サイドを突破したロランド・サライからのグラウンダーのマイナスパスにボックス中央で反応したチョボトのダイレクトシュートがゴール左隅に決まった。 そして、試合はこの直後にタイムアップを迎え、劇的な形で今大会初勝利を手にしたハンガリーが勝ち点3で3位フィニッシュ。他グループの結果に左右されるものの、3位グループ上位4チームに入った場合、決勝トーナメント進出となる。一方、大会未勝利のスコットランドはグループステージ敗退となった。 スコットランド代表 0-1 ハンガリー代表 【ハンガリー】 ケヴィン・チョボト(後45+10) 2024.06.24 06:15 Mon

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ジオゴ・コスタがPK戦で3人連続セーブの神業、ポルトガルが苦しみながらもスロベニアを撃破【ユーロ2024】

ユーロ2024ラウンド16、ポルトガル代表vsスロベニア代表が1日に行われ、0-0で120分を終了。PK戦の末、3-0としたポルトガルが勝ち上がっている。 トルコ代表、ジョージア代表、チェコ代表が同居したグループFを2勝1敗の首位で通過したポルトガルは、5日前のジョージア戦のスタメンから8選手を変更。C・ロナウド、パリーニャ、GKジオゴ・コスタのみ引き続きスタメンとなり主力が先発に戻った。 一方、イングランド代表、デンマーク代表、セルビア代表が同居したグループCを3分けの3位で通過したスロベニアは、6日前のイングランド戦のスタメンから出場停止のヤンザに代えてバルコヴェツのみを変更した。 3トップにC・ロナウド、ベルナルド・シウバ、レオンを据えたポルトガルが立ち上がりから押し込むと5分、CKの流れからルベン・ディアスのボレーで牽制。 ハーフコートゲームを続けた中、サイドからのクロスボールで揺さぶりをかけたが、シュートに繋げるには至らない。そんな中34分にはボックス手前で得たFKをC・ロナウドが直接狙ったが、わずかに枠を外れた。 ハーフタイムにかけても押し込んだポルトガルは追加タイム2分、パリーニャがコントロールシュートを放つも左ポストを掠め、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半もポルトガルが押し込む入りとすると、55分にC・ロナウドが直接FKでGKオブラクを強襲。 62分にロングカウンターからシェシュコにシュートに持ち込まれてひやりとさせられた中、ジョタを投入して攻撃の枚数を増やしたポルトガルは、コンセイソンも投入して90分で勝ち切りにいったが、ゴールは生まれず延長戦にもつれ込んだ。 迎えた延長戦もポルトガルがハーフコートゲームとすると同13分にPKを獲得。ジョタがドリブルでボックス内に切れ込んだところ、ドルクシッチに倒された。 しかしこのPKキッカーを務めたC・ロナウドはシュートをGKオブラクに止められ、ゴールをこじ開けられない。 千載一遇の好機を逃したC・ロナウドが涙を見せて迎えた延長後半、同10分にペペのミスパスをカットされて大ピンチとなったポルトガルだったが、GKジオゴ・コスタがシェシュコとの一対一をセーブ。 守護神の活躍でPK戦にもつれ込むと、GKジオゴ・コスタがまたも大活躍。3人連続セーブの神業を見せた中、ポルトガルはC・ロナウドを始め3人全員が成功。苦しみながらもPK戦を制してベスト8へ勝ち上がった。準々決勝ではフランス代表と対戦する。 ポルトガル 0-0(PK3-0) スロベニア 2024.07.02 06:48 Tue

終盤のOG弾でベルギーに競り勝ったフランスがベスト8進出【ユーロ2024】

ユーロ2024ラウンド16、フランス代表vsベルギー代表が1日に行われ、1-0でフランスが競り勝った。 オーストリア代表、オランダ代表、ポーランド代表が同居したグループDを1勝2分けの2位で通過したフランスは、6日前のポーランド戦のスタメンからデンベレとバルコラに代えてグリーズマンとテュラムを起用。[4-3-3]で臨み、3トップは右からグリーズマン、テュラム、ムバッペと並べた。 一方、ルーマニア代表、スロバキア代表、ウクライナ代表が同居したグループEを1勝1分け1敗の2位で通過したベルギーは、5日前のウクライナ戦のスタメンから2選手を変更。トロサールとティーレマンスに代えてオペンダとカラスコを起用し、フラットな[4-4-2]で臨んだ。 ラウンド16最注目カードは、序盤の主導権争いを経て徐々にフランスが押し込む展開に。そんな中24分、デ・ブライネのFKで牽制したベルギーがポゼッションを取り戻していく。 それでも34分、テュラムのヘディングシュートでゴールに迫ったフランスがハーフタイムにかけては再び押し込む流れとした中、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、引き続きフランスが押し込む展開で立ち上がると、開始4分にチュアメニのコントロールシュートで牽制。さらに51分、テュラムがヘディングシュート、54分に右クロスに合わせたムバッペがシュートと、好機を演出していく。 守勢のベルギーは61分、デ・ブライネのスルーパスに抜け出したカラスコがボックス内からシュートを放つも、テオ・エルナンデスの好ブロックに阻まれた。ここからベルギーが盛り返すと、71分にはルカクがボックス左からGKメニャン強襲のシュートで牽制。 それでも終盤にかけて押し込み返したフランスに85分、決勝弾。カンテのパスをボックス右で受けたコロ・ムアニが右足を振り抜くと、ヴェルトンゲンにディフレクトしたクロスがゴールに吸い込まれた。 これが決勝点となってフランスが勝利。ベスト8ではポルトガル代表vsスロベニア代表の勝者と対戦することになった。 フランス 1-0 ベルギー 【フランス】 OG(後40) 2024.07.02 03:02 Tue

「国を失望させてしまったような気分だった」起死回生の同点弾、救世主・ベリンガムはギリギリの戦いもプラスにとらえる「今の雰囲気は大きな違いを生む」

イングランド代表を救ったMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が、スロバキア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でイングランドはスロバキアと対戦した。 優勝候補の一角に上げられながらもグループステージは低調なパフォーマンスに終わったイングランド。批判的な声も高まっており、厳しい状況に立たされていた。 そんな中、ラウンド16でも苦戦することに。スロバキアのハイプレスに対して良い形で攻撃ができず、25分に失点。その後も苦しみ続けることとなった。 後半に入り、徐々に盛り返していくも、ボールを保持こそするが、決定的なシーンを作れず、GKマルティン・ドゥブラフカの好セーブにも遭ってゴールが奪えない。 このまま敗退だと思われなか、後半アディショナルタイム5分にベリンガムがバイシクルシュートを決めて起死回生の同点に。延長戦に入ると、早々にハリー・ケインがヘディングでネットを揺らして逆転。2-1でなんとか勝利し、ベスト8に駒を進めた。 ベリンガムはプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。残り1分程度のところでの劇的な同点ゴールを振り返った。 「帰国まであと30秒というところで、国を失望させてしまったような気分だったが、ボールを1回蹴ったら全てが上手くいった。そんな気分はいやだけど、そうなれば最高の気分だ」 「イングランド代表としてプレーすることは素晴らしいことだが、プレッシャーも大きい。ピッチに立って、ゴールを決めることは僕にとって解放感があり、とても幸せな瞬間だ」 「これは間違いなく僕にとって最高の瞬間だよ。個人的には大きな意味を持つ素晴らしいゴールがいくつかあるけど、今日の試合においても、それがなければ気分が変わるという意味でも、このゴールは重要だった。最高の瞬間だ」 2023-24シーズンはレアル・マドリーで躍動したベリンガム。これでイングランド代表としても結果を残した。 ベリンガムはチームとしてのパフォーマンスは悪くなかったとコメント。ギリギリの状況は望ましくないものの、こうしたことが起こることで、チームも勢いづけると語った。 「相手のゴール以外は僕たちはかなり良かったと思う。良いところまで行っていた。もっと決定力を出せたかもしれないけど、僕たちが示した主なことは、たくさんの個性だ」 「ノックアウトのフットボールでは、そのような瞬間を作り出すと、人々は周りを見回して『そうだ、これが僕たちのチームスピリットだ』と思うだろう。逆境がなければ、こういった瞬間は訪れない」 「ユーロから敗退するまであと20秒か30秒だった。今の雰囲気は大きな違いを生み、それがチームの今後にどのような影響を与えるかを示している」 「大きな瞬間ではあるけど、長い大会だし、カップを勝ち取った場合にのみ、それが分かる。今後の2週間で、それがどれだけ重要かわかるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】これぞ主役! ベリンガムが敗退目前から起死回生のバイシクル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="crrMLIrlcfY";var video_start = 235;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 22:45 Mon

時の流れがジャカを成熟したリーダーに...自国メディア称賛「回り道をして、トラブルメーカーではなくなった」

スイスメディアが、同国代表キャプテンを担うレバークーゼン所属のMFグラニト・ジャカ(31)を称えた。 スイス代表はユーロ2024でグループAを2位通過。最終節のドイツ代表戦は土壇場同点被弾でグループ3連勝を逃すも、ムラト・ヤキン監督は「ドイツ相手に臆さず戦った経験が大きかった」とのちに語る。 “経験”が生かされた試合こそ、ラウンド16・イタリア代表戦。スイス代表は前回王者相手にも堂々たるパフォーマンスを披露し、2-0勝利でベスト8進出を掴むことに。イタリア代表をほぼ完璧に封じ込めた。 スイス『NZZ』は「スイス代表が優勝候補に相応しいかはわからない。イタリアは誇り高きサッカー大国にもかかわらず、アウトサイダー的な戦いに終始し、インスピレーションはなく、欠陥も多かった」と論評。 一方で、自国代表の積極的な姿勢、攻撃での連動性などは真っ当に評価。「現時点で優勝候補ではないと思うが、これからそうなる資質はある」と論じ、メンタル面が熟成した主将ジャカの存在が大きいとする。 「スイス人たちが、それぞれの長い旅路の先で頂に立とうとしている。それぞれの居場所(所属クラブ)で挫折を味わい、成長し、一歩一歩進んできた男たちだ」 「ジャカを挙げるのがわかりやすいだろうか。かつてセルビア代表と対峙するたびに出自から来る負の感情を抑えられず、メディアとやり合い、代表監督と衝突し、軽率な言動・行動に及んできた31歳だ」 「しかし、余計なことを発言するトラブルメーカーの姿はもう何年も見ていない。31歳、非常に落ち着いたキャプテンになっている印象だ。回り道をしながらここまで来た男なのだ」 2024.07.01 21:05 Mon

「バスが停電したんだと思う」ジャッジに不満…初出場でベスト16も敗退、ジョージア代表指揮官は「良いイメージを持ってもらいたい」とチームを称える

ジョージア代表のウィリー・サニョル監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でジョージアは優勝候補のスペイン代表と対戦した。 初のユーロ出場ながら、グループステージではポルトガル代表に勝利するなどしてベスト16に残ったジョージア。試合は18分にオウンゴールで先制する。 スペイン相手に先手を奪ったことで、守備を固めてボールを渡す展開に。それでも39分にロドリにミドルシュートを決められると、後半には3失点。4-1で敗退となった。 サニョル監督は、チームのパフォーマンスを称えながらも、スペインの1点目に不満。アルバロ・モラタがオフサイドポジションにいたとし、VARが機能していないことを冗談を交えて指摘した。 「我々はよく組織されていた前半戦を覚えている。ボールはスペインに任せることにし、みんなでよく守った」 「試合のターニングポイントはスペインの最初のゴールだ。そこで我々の選手(オタル・キテイシュヴィリ)が負傷したが、ボールが出ずに主審は何も言わなかった」 「モラタはロドリのシュートでは明らかにオフサイドポジションにいた。映像では、GKがボールを止めるのに動く事を余儀なくされていることがわかるだろう。バスが停電したんだと思うが、私にはわからない」 また、前半終盤に追いつかれたことで、苦しくなったと言及。回復にも時間がなかったことで、後半は苦しかったとした。 「1-0でハーフタイムに入っていれば、もう少しエネルギーが残っていたはずなので残念だ。しかし、試合を通してスペインはずっと強かった」 「回復期間が中2日だったこともあり、後半はフィジカルが難しくなった」 「残念なことだが、ユーロでは勝利もあげたし、ジョージアに良いイメージを持ってもらいたい。選手たちは、十分に値するだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】オフサイドでは?指揮官が不満を語ったプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="D4nGV-8efEE";var video_start = 25;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 13:30 Mon

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「幸いなことに元気」試合中に意識を失ったハンガリー代表FW、指揮官が容態を伝えるも手術を受けユーロは欠場へ「チームを助けることはできない」

ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督が、試合中に負傷交代したFWバルナバス・ヴァルガについて言及した。ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)が伝えた。 ハンガリーは23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランドに1-0の勝利。今大会初勝利を挙げた結果、勝ち点3でグループ3位フィニッシュを決め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。 しかし、試合の後半半ばにアクシデント。競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガが負傷。顔面に強い打撃を受けたヴァルガは、意識を失いその場で倒れ込み、周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態となった。 前回大会ではデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが心臓の問題で卒倒した出来事もあり、今回も事態は騒然。周囲をシートで覆われたまま担架でピッチを離れていた。 その後、MLSZは命に別状がないことを報告。シュツットガルトの病院へ入院していることを伝えた中、ロッシ監督もヴァルガの状態を明かした。 「バルニは、衝突したあと意識を失っていて、みんなが彼を心配していた」 「幸いにも今は元気で、それが一番大事なことだが、彼は頬骨を一箇所骨折している」 「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」 <span class="paragraph-title">【写真】キャプテンMFソボスライが倒れた仲間のために懸命に動く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; 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顔面骨折のハンガリー代表FWヴァルガの手術成功で退院へ…スコットランド代表GKと激突、治療が遅いという批判にUEFA「全て適切な医療手順」

ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は24日、ハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガの手術成功を報告した。 ヴァルガは、23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランド代表戦で負傷。試合後半の半ばに競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガは、顔面に強い打撃を受け意識を失いその場で倒れ込んだ。 周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態に。シートで現場が囲まれ、その場で治療が行われると、担架で運び出されていた。 シュツットガルトの病院へ入院し、頬骨の骨折と診断されたヴァルガ。MLSZは、「バルナバス・ヴァルガは月曜日の午後に手術を成功させた」と報告。「顔面の損傷を専門とする施設の医師によれば、手術は複雑ではなく、水曜日には退院できる可能性がある」と伝えている。 ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督は、試合後に「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」とコメント。大会中の復帰は難しいと語ったが、ベンチからチームを支えることはできるかもしれない。 一方で、ヴァルガの治療に関しては、時間がかかりすぎているという批判もあった中、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)はプロセスに問題はなかったとした。 「チームドクターが事故発生から15秒以内に介入し、その後すぐに2人目のスタジアムドクターが介入して、通常の医療手順に従い、負傷の初診と適切な治療を行った」 「資格を有するピッチサイドの緊急チームは、規定に従ってピッチサイドで待機しており、医療スタッフから選手を避難させて直ちに病院へ移送するよう要請されるとすぐに、担架を持って現場に到着した」 「現場の医療スタッフ全員の連携はプロフェッショナルで、すべては適切な医療手順に従って行われた。選手の治療とサポートに遅れはなかった」 一方で、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライはメディカルチームの前に、現場をシーツでカバーすることを優先したことに苦言。「このような手順は理解できない。なぜ医療スタッフがこのタイミングで駆けつけないのか」とし、「この疑問は誰にとっても残るものなので、皆が数秒を節約し、命を救えることを願っている。二度とこのような経験がないように願っている。何か対策が必要だ」と、選手の治療を最優先にすべきだと提言していた。 <span class="paragraph-title">【写真】キャプテンMFソボスライが倒れた仲間のために懸命に動く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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劇的勝利のハンガリーが3位フィニッシュで決勝Tへ望みつなぐ! チョボトが値千金の代表初ゴール【ユーロ2024】

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ハンガリー代表FWヴァルガは脳震とうに骨折も容態は安定…スコットランド戦で負傷交代

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「幸いなことに元気」試合中に意識を失ったハンガリー代表FW、指揮官が容態を伝えるも手術を受けユーロは欠場へ「チームを助けることはできない」

ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督が、試合中に負傷交代したFWバルナバス・ヴァルガについて言及した。ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)が伝えた。 ハンガリーは23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランドに1-0の勝利。今大会初勝利を挙げた結果、勝ち点3でグループ3位フィニッシュを決め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。 しかし、試合の後半半ばにアクシデント。競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガが負傷。顔面に強い打撃を受けたヴァルガは、意識を失いその場で倒れ込み、周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態となった。 前回大会ではデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが心臓の問題で卒倒した出来事もあり、今回も事態は騒然。周囲をシートで覆われたまま担架でピッチを離れていた。 その後、MLSZは命に別状がないことを報告。シュツットガルトの病院へ入院していることを伝えた中、ロッシ監督もヴァルガの状態を明かした。 「バルニは、衝突したあと意識を失っていて、みんなが彼を心配していた」 「幸いにも今は元気で、それが一番大事なことだが、彼は頬骨を一箇所骨折している」 「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」 <span class="paragraph-title">【写真】キャプテンMFソボスライが倒れた仲間のために懸命に動く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; 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顔面骨折のハンガリー代表FWヴァルガの手術成功で退院へ…スコットランド代表GKと激突、治療が遅いという批判にUEFA「全て適切な医療手順」

ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は24日、ハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガの手術成功を報告した。 ヴァルガは、23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランド代表戦で負傷。試合後半の半ばに競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガは、顔面に強い打撃を受け意識を失いその場で倒れ込んだ。 周りの選手が慌ててメディカルスタッフを呼ぶ緊急事態に。シートで現場が囲まれ、その場で治療が行われると、担架で運び出されていた。 シュツットガルトの病院へ入院し、頬骨の骨折と診断されたヴァルガ。MLSZは、「バルナバス・ヴァルガは月曜日の午後に手術を成功させた」と報告。「顔面の損傷を専門とする施設の医師によれば、手術は複雑ではなく、水曜日には退院できる可能性がある」と伝えている。 ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督は、試合後に「仮にベスト8まで勝ち進んだとしても、このユーロではチームを助けることはできないだろう」とコメント。大会中の復帰は難しいと語ったが、ベンチからチームを支えることはできるかもしれない。 一方で、ヴァルガの治療に関しては、時間がかかりすぎているという批判もあった中、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)はプロセスに問題はなかったとした。 「チームドクターが事故発生から15秒以内に介入し、その後すぐに2人目のスタジアムドクターが介入して、通常の医療手順に従い、負傷の初診と適切な治療を行った」 「資格を有するピッチサイドの緊急チームは、規定に従ってピッチサイドで待機しており、医療スタッフから選手を避難させて直ちに病院へ移送するよう要請されるとすぐに、担架を持って現場に到着した」 「現場の医療スタッフ全員の連携はプロフェッショナルで、すべては適切な医療手順に従って行われた。選手の治療とサポートに遅れはなかった」 一方で、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライはメディカルチームの前に、現場をシーツでカバーすることを優先したことに苦言。「このような手順は理解できない。なぜ医療スタッフがこのタイミングで駆けつけないのか」とし、「この疑問は誰にとっても残るものなので、皆が数秒を節約し、命を救えることを願っている。二度とこのような経験がないように願っている。何か対策が必要だ」と、選手の治療を最優先にすべきだと提言していた。 <span class="paragraph-title">【写真】キャプテンMFソボスライが倒れた仲間のために懸命に動く</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8ksVnXiMA5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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劇的勝利のハンガリーが3位フィニッシュで決勝Tへ望みつなぐ! チョボトが値千金の代表初ゴール【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA最終節、スコットランド代表vsハンガリー代表が23日に行われ、ハンガリーが0-1で勝利した。 ここまで1分け1敗の未勝利で3位に位置するスコットランドは、今大会初勝利と共に決勝トーナメント進出を懸けた最終節に臨んだ。1-1のドローに終わったスイス代表戦からは先発1人を変更。負傷離脱のティアニーに代えてマッケンナを起用した。 一方、連敗で最下位に位置するハンガリーは、0-2で敗れたドイツ代表戦から先発2人を変更。フィオーラ、アダム・ナジに代えてボトカ、スタイルズを起用した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合は立ち上がりから球際でのバトルが強調される激しい展開となった。 基本的にスコットランドがボールを保持するも、ハンガリーがカウンター、セットプレーを軸に、より効果的にフィニッシュまで繋げていく。8分にはボラのミドルシュートでGKガンにファインセーブを強いる。 さらに、プレースキックの名手であるソボスライが直接FKやミドルシュート、前半終盤の41分にはソボスライのFKからゴール前のオルバンが決定的なヘディングシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩く。 対して何とか最低限のゴールレスで前半を終えたスコットランドだが、肝心の攻撃はボールを持たされた印象が強く、決定機はおろかシュート0本で試合を折り返した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。ハンガリーがややペースを握るが、決定機まであと一歩。 後半半ばを過ぎても膠着状態が続く中、ハンガリーにアクシデント発生。68分、セットプレーの場面で相手選手と激しく交錯したバルナバス・ヴァルガが脳震とうか、倒れ込んだまま動くことができず。すぐさまメディカルスタッフによる応急処置が施され、担架に乗せられてピッチを後に。これを受け、ベンチはマルティン・アダムをスクランブル投入した。 一方、立ち上がりにファーストシュートを記録したものの、後半も攻撃が停滞するスコットランドはアームストロングやシャンクランド、クリスティとより攻撃的なカードを切って攻撃の活性化を図る。 互いに決勝トーナメント進出に勝利が最低条件となる中、後半最終盤はリスクを冒したオープンな攻防に。ヴァルガの治療などもあって10分が加えられた後半アディショナルタイムは互いに明確な決定機を作り出すが、ポストや相手守備陣のビッグセーブに阻まれてゴールが遠い。 だが、試合終了間際にハンガリー代表10戦目の24歳FWが値千金の代表初ゴールを奪った。95分、自陣深くからのロングカウンターで一気に局面を変えると、右サイドを突破したロランド・サライからのグラウンダーのマイナスパスにボックス中央で反応したチョボトのダイレクトシュートがゴール左隅に決まった。 そして、試合はこの直後にタイムアップを迎え、劇的な形で今大会初勝利を手にしたハンガリーが勝ち点3で3位フィニッシュ。他グループの結果に左右されるものの、3位グループ上位4チームに入った場合、決勝トーナメント進出となる。一方、大会未勝利のスコットランドはグループステージ敗退となった。 スコットランド代表 0-1 ハンガリー代表 【ハンガリー】 ケヴィン・チョボト(後45+10) 2024.06.24 06:15 Mon
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ハンガリー代表FWヴァルガは脳震とうに骨折も容態は安定…スコットランド戦で負傷交代

スコットランド代表戦での激しい接触プレーによって負傷交代したハンガリー代表FWバルナバス・ヴァルガだが、容態の安定が確認された。 ハンガリーは23日に行われたユーロ2024グループA最終節でスコットランドに1-0の勝利。今大会初勝利を挙げた結果、勝ち点3でグループ3位フィニッシュを決め、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。 ただ、同試合の後半半ばにはセットプレーの競り合いの場面で相手GKアンガス・ガンと激しく交錯したヴァルガが負傷交代するアクシデントが発生していた。この接触で顔面に強い打撃を受けたヴァルガは意識を失ったか、倒れたまま動くことができず。すぐさま異変に気が付いた周囲の選手がメディカルスタッフをピッチに呼び込んで応急処置を受けた後、周囲をシートで覆われたまま担架でピッチを離れ、スタジアム近郊の病院に緊急搬送された。 その後、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は同日、現時点での「容態の安定」を明かすと共に、状態について以下のように説明した。 「試合中の衝突でバルナバス・ヴァルガの顔の骨が数本折れ、脳震とうも起こしました。ストライカーは手術を受ける可能性が高いです。そして、ヴァルガはシュツットガルトの病院で一夜を過ごすことになります。チーム全員が彼を応援しています!」 他グループの結果次第で決勝トーナメント進出の可能性があるハンガリーだが、ヴァルガの大会期間中の復帰は難しいかもしれない。それでも、後半ほぼラストプレーの劇的ゴールによって勝利した直後に同選手のユニフォームを掲げて勝利を捧げたチームメイトは今回の報せにほっと胸をなでおろしたはずだ。 2024.06.24 08:00 Mon
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「互角の試合だった」後半AT10分のドラマ、劇的勝利を収めたハンガリー代表指揮官は「当然の結果」とチームを誇る

ハンガリー代表のマルコ・ロッシ監督が、スコットランド代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 23日、ユーロ2024グループA最終節が行われ、ハンガリーはスコットランドと対戦した。 連敗で最下位だったハンガリーと、勝ち点1で3位につけていたスコットランドの戦い。ハンガリーはなんとか勝ち点を上げて大会を終えたい一戦だった。 スコットランドも勝利すれば3位通過が見えてくる戦いに。お互い譲らない展開で試合は進んでいき、ゴールレスのまま終了すると思われた中、後半アディショナルタイムにはハンガリーが猛攻。何度となくゴールに迫っていき、ポスト直撃シュートなどもあった中、10分に相手CKからカウンター。最後は後方から走り込んだケヴィン・チョボトがクロスを蹴り込み、ハンガリーが0-1で見事に勝利した。 今大会初勝利を収めたハンガリー。ロッシ監督はスコットランドを称えながらも、勝利に値した試合だったと振り返った。 「スコットランドは特に前半はボールを支配していた。後半はよりアップダウンが激しい試合となった」 「我々の方がチャンスは多かったが、互角の試合だったと言える。彼らの方がボールを支配していたが、全体的には当然の結果と言えるだろう」 また、激しい一戦となったことにも触れ、同じく勝利が欲しかったスコットランドの戦いぶりも称えた。 「全てを考慮すれば、スコットランドは非常に勇敢なパフォーマンスを見せたと思う。体力的に痺れる試合になることはわかっていた」 「切り替え、セカンドボール、背後への絶え間ない走りが満載だった。スコットランドも得点できたが、我々も得点できた」 <span class="paragraph-title">【動画】劇的結末! 後半AT10分のカウンターでハンガリーが初勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uE1eaIuGZCM";var video_start = 94;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 10:01 Mon

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