アジア杯で母国相手に一矢報いたマレーシア代表の韓国人指揮官キム・パンゴン監督、痛恨のW杯予選2連敗で辞任示唆

2024.04.01 14:30 Mon
マレーシア代表のキム・パンゴン監督
Getty Images
マレーシア代表のキム・パンゴン監督
マレーシア代表のキム・パンゴン監督(54)が辞任を示唆している。マレーシア『New Straits Times』が伝えている。

先のアジア杯で強烈なインパクトを残したマレーシア代表。グループステージ最下位敗退で史上初のノックアウトステージ進出を掴めなかった彼らだが、「90+15分」の劇的同点弾で3-3ドローに持ち込んだ韓国代表戦の勇姿は見事だった。
その一戦で、選手以上に存在感抜群だったのが、韓国人指揮官のキム・パンゴン監督。前述の劇的同点弾が決まると、長髪を振り乱して大喜びし、現役時代に縁のなかった母国代表相手に一矢報いた感情を爆発させた。

さて、あの激闘から約2カ月。

アジアでは2026北中米W杯2次予選が再開し、3月のマレーシア代表はオマーン代表との2連戦…結果は2連敗。今予選2連勝発進だったマレーシア代表は、2勝2敗でグループDの3位に転落した。
マレーシア代表とオマーン代表の力関係はさておき、アジア杯を終え、最終予選進出に向けて機運がピークに達したなかでの2連敗。キム監督自身も少なからずショックがあったようで、「(マレーシアサッカー)協会から必要とされなくなったら辞任する」との発言に及んだ。

これを受け、マレーシア国内ではキム監督の進退に関する議論が拡大。『New Straits Times』によると「退任すべき」と「続投すべき」、国民の意見は真っ二つだという。

「ひとつのサイクルが(アジア杯で)終わった」「アイデアと戦術を使い果たした感がある」「悪い監督ではないが、マレーシアよりもうワンランク上の代表チームを率いるのが彼自身のためでは?」

「2連敗は采配の問題ではない」「質が低いのはマレーシアのフットボーラー」「このタイミングでの退任は単なる損失」

マレーシア代表の関係筋によると、キム監督はオマーン代表との2連戦後、2025年12月までの契約期間中に解任された場合、3カ月分だけの給与補償を請求する意向を協会側に伝えたとのこと。どうやら退任の覚悟はできているようだ。

キム・パンゴンの関連記事

マレーシア代表の劇的ゴールが話題を呼んでいる。 25日、アジアカップ2023のグループE最終節でマレーシアは韓国代表と対戦した。 グループステージでの敗退が決定しているマレーシア。キム・パンゴン監督は、母国との対戦となる中、意地を見せたい一戦だった。 試合は前半に韓国が先制。マレーシアはGKアハマド・シハン・ハズミ・モハメドの活躍もあり、集中した戦いで粘り強く戦っていた。 すると後半に入り流れが一変。ムハンマド・ファイサル・アブドゥル・ハリムのゴールで追いつくと、アリフ・アイマン・ハナピがPKをしっかりと決めて逆転に成功する。 韓国はその後焦りもある中でフィニッシュワークが上手くいかず。マレーシアがリードして終盤に差し掛かる中、イ・ガンインの直接FK、ソン・フンミンのPKでアディショナルタイムに逆転。マレーシアは3連敗で終わるかと思われた。 しかし最後の最後にドラマが。後半アディショナルタイム15分、ボックス中央でパスを受けたロメル・モラールズがそのまま右足を振り抜くとゴール右に吸い込まれ3-3の同点に追いついた。 このゴールには選手はもちろんのこと、母国との戦いとなったキム・パンゴン監督も大喜び。スタンドのサポーターも歓喜爆発となり、まるで突破を決めたかのような大騒ぎとなった。 この光景には「これぞサッカー」、「気迫が最高すぎる」、「マレーシアの絶対勝つと言う気持ちが本当に凄い」、「これぞアジアカップ」、「執念が詰まってる」、「敗退決まってても必死に戦ってるのくそかっこいい」、「国の誇りかけて最後一発ブチ込んだって感じが胸アツ」、「感動して涙出た」、「サポーターの反応が最高すぎる」とコメント。諦めずに最後までゴールを目指す姿勢、そして敗退が決まっていても応援を続けて実って大喜びするサポーターに感じるものは多くあったようだ。 なお、そのまま試合は終了し、壮絶な打ち合いは勝ち点1を分け合うことに。マレーシアは、最後に勝ち点を奪って大会を後にした。 <span class="paragraph-title">【動画】マレーシアのプライドが詰まった劇的同点劇!全員の反応が素晴らしい</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="saOeKsMSoKM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 12:45 Fri
最後の最後に喜びが爆発した。 4大会ぶりのアジアカップ出場となったマレーシア代表だが、開幕2連敗を喫して最終節を待たずしてグループリーグ敗退が決まっていた。 その中、25日のアジアカップ2023グループE最終節で韓国代表と対戦した。 試合は21分にチョン・ウヨンのゴールで韓国に先制を許すも、後半には51分、62分に連続でゴールを奪い一時逆転。その後イ・ガンインのFKとソン・フンミンのPKで逆転されてしまうが、105分にロメル・モラールズの劇的な同点弾が決まった。 すると、マレーシアの韓国人指揮官であるキム・パンゴン監督は長髪を振り乱して喜びを爆発。一時逆転となるPKが決まった時でもベンチに座ったままだったキム・パンゴン監督だが、劇的な同点弾には思わず感情が爆発していた。 劇的な同点ゴールとマレーシア陣営の喜びようには、SNS上のファンも「執念を感じた」、「マジで感動した」、「会場の盛り上がりもすごい」、「気迫が凄い」といったコメントを寄せていた。 過去には韓国サッカー協会(KFA)副会長も務めたキム・パンゴン監督だが、この日は母国相手に大きな存在感を発揮していた。 <span class="paragraph-title">【動画】キム・パンゴン監督が長髪を振り乱して喜び爆発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="saOeKsMSoKM";var video_start = 76;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 12:15 Fri

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マレーシアサッカー界を襲う衝撃の事件が続いている。マレーシア『Astroawani』が伝えた。 事件が起こったのは5日。セランゴールに所属するマレーシア代表FWファイサル・ハリムが、ショッピングモールをプライベートで訪れていた中、不審者2人に襲撃された。 犯人はファイサル・ハリムに対し、酸と思われるものを浴びせかけ、腕や身体を負傷。病院に緊急搬送され、そのまま手術を受けたという。 医師によれば、火傷は重度2ではなく4だったとのこと。顔にもかかっており、頬や鼻、口にも少し影響が出ており、動きや言葉にも既に影響が出ているとのこと。さらに、多く浴びてしまった左手の状態はかなり酷いとのことで、少なくともあと2回は手術を受けることとなったという。 少なくとも10日間は入院し、厳重な観察下で様子を見られるとのこと。また、回復次第だが、少なく見積もっても5〜6カ月はプレーできないとマレーシアサッカー協会(FAM)は見解を示しているという。 また、3日にはトレンガヌFCに所属するマレーシア代表FWアヒヤール・ラシドが自宅のマンションで襲われたとのこと。車から降りた直後、正体不明の人物に襲撃され、頭と身体を凶器で殴られたとのことだ。 代表選手が続けて襲撃されるという異常事態だが、警察は両方の事件の関係性を否定。また、「ブックメーカー」が関連して襲われたという噂に関しても否定しており、なぜ代表選手が襲撃されているのかは捜査中だという。 ファイサル・ハリムはマレーシアでは英雄的な扱いを受けており、マレーシア代表として29試合で14ゴールを記録しているウインガーだ。アヒヤール・ラシドもマレーシア代表として45試合で10ゴール。国を代表する両ウインガーを襲った事件の早期解決とともに、さらなる被害者が出ないことを願うばかりだ。 <span class="paragraph-title">【写真】酸をかけられた後、ベンチに腰掛けるファイサル・ハリム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Turut berduka cita untuk pemain sayap timnas Malaysia, Faisal Halim, yang baru saja disiram air keras oleh 2 orang tak dikenal yang mengendarai sepeda motor.<br><br>Faisal mengalami kejadian naas tersebut saat ia sedang mengajak keluarganya ke pusat perbelanjaan Damansara, Malaysia.… <a href="https://t.co/j8VH3B7IHf">pic.twitter.com/j8VH3B7IHf</a></p>&mdash; Extra Time Indonesia (@idextratime) <a href="https://twitter.com/idextratime/status/1787081151410209227?ref_src=twsrc%5Etfw">May 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.08 11:32 Wed
マンチェスター・ユナイテッドU-18の元U-17イングランド代表FWイーサン・ウィートリー(18)がトップチームで練習参加だ。マレーシア『New Straits Times』が伝えている。 イーサン・ウィートリー。もしかすると、今夏を境にその名をよく聞くことになるかもしれない。彼は世代別イングランド代表の経験があり、ユナイテッドU-18では中心選手。本職はストライカーで、今季のU-18プレミアリーグ6試合で5ゴール2アシストを叩き出す決定力がある。 実はこのウィートリー、祖母が東南アジアはマレーシアの出身で、将来的にマレーシア代表入りを選択することも可能。 以前には祖母について「(マレーシアの)セランゴール州で生まれ、幼い頃にイギリスへ移住したそうだ。僕自身も小さかった頃は、家族でよくクアラルンプールへ行っていたよ」とコメントする。 そんな18歳はこの度、トップチームを率いるエリク・テン・ハグ監督の目に留まり、練習参加することが決まったという。 『New Straits Times』は、「この多彩なティーンエイジャーがマレーシア代表を選ぶことに期待。私たちを後押ししてほしい」と、ウィートリーの“帰還”を希望する。 マレーシア代表は現在、オランダ1部・エールディビジのズヴォレに所属する元U-20オランダ代表FWフェルディ・ドルイフ(26)の初招集に向け、本人とともに必要書類を急ピッチで準備中。 ドルイフもウィートリー同様に祖母がマレーシア人で、オーストリア1部のラピド・ウィーンからズヴォレへレンタル移籍中。今季エールディビジで15試合5ゴールの190cmストライカーだ。 アジアやアフリカを中心に、欧州へ去っていった元自国民たちの子孫を呼び寄せる流れが加速する各国のA代表。アジア杯2023で瞬間的なインパクトを残したマレーシア代表も、ドルイフにウィートリーが揃えば相当なチーム力アップとなるが、果たして。 2024.04.06 16:20 Sat
1月12日に始まったアジアカップ2023も25日でグループリーグの全試合が終了した。日本がイラクに完敗して2位通過となったのは当初の予想と違ったものの、イラクの勝利は順当だっただけに、グループAからDの各1位(カタール、オーストラリア、イラン、イラク)とグループF1位のサウジアラビアは予想通りといったところ。 そうした中で想定外だったのが韓国の入ったグループEだ。韓国は初戦こそバーレーンを3-1と一蹴したが、ヨルダン戦は1-2とリードを許し、アディショナルタイムのゴールで2-2のドローに追いついた。 前日の日本はイラクに2点のリードを許し、CKから遠藤航のゴールで1点を返すのが精いっぱい。しかし韓国はドローに持ち込むあたり、粘り強さと勝負強さを感じたものだ。 この結果、グループEはヨルダンと韓国が1勝1分けの勝点4で並び、得失点差でヨルダンが1位、韓国が2位で最終戦を迎えた。韓国の相手は2連敗で最下位のマレーシア、ヨルダンはマレーシアを1-0で下したバーレーン(1勝1敗)が相手。韓国が勝点3を奪うのは確実だろうし、ヨルダンもドロー狙いを遂行すると思われた。 ところが「サッカーは何が起こるかわからない」から面白い。元々バーレーンはカウンターに定評があり、2000年以降の日本も苦しめられた経験がある。FIFAランクもバーレーン86位、ヨルダン87位と拮抗していたこともあり、結果はバーレーンが1-0の勝利を収めて2勝1敗で勝点を6に伸ばした。 そして韓国である。1トップに長身FWチョ・ギュソン(ミッティラン/デンマーク)を据え、トップ下にソン・フンミン(トッテナム)、右MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、左MFチョン・ウヨン(シュツットガルト)、ボランチにイ・ジェソン(マインツ)とファン・インボム(ツルヴェナ・ズヴェズダ)、CBにキム・ミンジェ(バイエルン)と並ぶ豪華な布陣は日本に勝るとも劣らない。 しかし、ボール保持率で圧倒的にマレーシアを上回りながら、攻撃は両サイドからのアーリークロスという単調な攻めに終始。FWチョ・ギュソンはファーサイドに流れてヘディングシュートを狙ったものの、クロスはその前にマレーシアCBに跳ね返されて彼まで届かない。それでも前半21分に左CKから先制点を奪ったが、後半6分には自陣ゴール前でファン・インボムが不用意なボールキープを奪われ同点ゴールを許してしまう。 さらに後半17分には左SBソル・ヨンウが相手の足ごとボールをクリアしてPKを与え、まさかの逆転弾。マレーシア・サポーターが詰めかけた会場が大いに沸いたのはいうまでもない。 リードを許したユルゲン・クリンスマン監督は、後半19分に機能しないFWチョ・ギュソンをファン・ヒチョン(ウォルバーハンプトン)に代えると、後半20分には失点に絡んだファン・インボム、後半31分にはソル・ヨンウをベンチに下げる。かなりシビアな采配と感じたものだ。 しかし、その甲斐あってか後半38分にイ・ガンインのFKからバーに当たった跳ね返りがGKの伸ばした手の甲に当たってゴールに飛び込み同点に追いつくと、アディショナルタイム1分には交代出場のオ・ヒョンギュ(セルティック)が倒されて獲得したPKをソン・フンミンが左下に決めて逆転に成功する。さすが韓国と感心せざるを得なかった。 ところが試合はまだ終わらない。アディショナルタイムは12分だったが、手元の時計で15分過ぎに(公式記録は45分+12分)交代出場のロメル・モラレスが値千金の同点弾をゴール右下に突き刺した。マレーシアベンチが大騒ぎになったのは言うまでもない。 後半の韓国はサイドバックの攻撃参加も絡めて両サイドを何度もえぐってマイナスのクロスを供給したが、マレーシア選手の身体を張ったブロックに阻まれたり、そのこぼれ球からのシュートも人の壁とGKによって無力化されたりした。 ボール保持率が高い割に、サイド攻撃にこだわった、効率の悪い攻撃に見えたものの、それが韓国伝統のストロングポイントでもあるのだろう。そしてソン・フンミンは、トップ下ではなくFWで起用した方が怖い選手だと思ったものだ。 25日は午前中に森保一監督と現地で取材している記者とのティータイムがセッティングされ、1時間ほど意見交換する機会があった。その場では、日本の決勝トーナメント1回戦の相手は韓国であることが無言の了解事項だった。 ところが韓国がマレーシアと3-3で引分けたため2位に後退。日本の相手はバーレーンということになった。韓国ほどの総合力はないだろうが、カタールとは目と鼻の先にある国だけに、大勢のサポーターがチームを後押しする可能性がある。 194センチの長身FWユスフ以外にも警戒すべき選手はいるだろう。日本は2位でのグループリーグ通過だが、1週間のインターバルがあることは、対戦相手の分析はもちろん、三笘薫の復帰にも好材料と考えたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.01.26 23:10 Fri
マレーシア代表のFWムハンマド・ファイサル・アブドゥル・ハリムがスーパーゴールを決めた。 25日にアジアカップ2023グループEの最終節で韓国代表と対戦したマレーシア。開幕2連敗ですでに敗退が決まっている中でも意地を見せ、アディショナルタイム15分に劇的な同点ゴール。3-3のドローに持ち込んだ。 土壇場での同点ゴールも大きな注目を集めている中、マレーシアの1点目もワールドクラスだと話題だ。 0-1と韓国にリードされて迎えた51分、マレーシアは韓国のミスを見逃さずに相手陣内でボールを奪うと、こぼれ球を拾ったアリフ・アイマン・ハナピがシュートを放つもここは相手にブロックされてしまう。 それでもそのこぼれを今度はハリムが拾うと、すぐには打たずにボックス内でドリブルを開始。一度はシュートをミスしたもののDFキム・ミンジェをかわしてからGKチョ・ヒョヌもかわすと、華麗なターンから最後は意表を突くシュートで無人のゴールへと蹴り込んだ。 このゴールには、ファンも「最後は完全に騙された」、「レベルが高い」、「動きがキレッキレ」、「めっちゃ上手くない?」とコメント。158cmの小兵FWハリムのゴールに驚きの声を寄せている。 <span class="paragraph-title">【動画】キム・ミンジェも翻弄!マレーシアの小兵FWが華麗なゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>Siuuu!<br>マレーシアが同点弾<br>\<br><br>会場も巻き込むあのセレブレーション<br>グループ暫定首位はバーレーンに<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a><br>韓国×マレーシア<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<br><br>アジアカップ全試合見られるのは <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> だけ☝ <a href="https://t.co/Yzk2vqndgz">pic.twitter.com/Yzk2vqndgz</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1750501365724401957?ref_src=twsrc%5Etfw">January 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.26 17:00 Fri
韓国代表FWソン・フンミンがサポートを求めている。韓国『聯合ニュース』が伝えた。 アジアカップ2023の優勝候補の一角に挙げられている韓国。グループステージの初戦でバーレーン代表に勝利したものの、第2戦ではヨルダン代表と2-2のドロー。不安定な戦いには批判の声も挙がっていた。 ユルゲン・クリンスマン監督が就任してから、ピリッとしない時期が続いた中、25日にはグループE最終節でマレーシア代表と対戦。前半に先制するも後半に逆転を許すことに。その後、イ・ガンインの直接FKとソン・フンミンのPKで逆転に成功するが、後半アディショナルタイム15分にまさかの失点。3-3のドローに終わった。 二転三転したゲームだったが、一部ではラウンド16で日本代表との対戦を避けるために追いつかれたという憶測も。それ以外でも、3失点を喫したことを含めて、今大会守備が不安定なことにも、批判的な声が集まっていた。 試合を終えたソン・フンミンは、国内から出る批判について言及。批判的なメディアや、加熱するSNSなどでの批判をやめてもらいたいと語り、メディアにも協力してもらいたいと語った。 「大会の準備期間中にメディアの皆さんと話がしたかった。選手たちを揺さぶるのはやめてもらいたい。守ってもらいたいということを伝えたかった」 「でも、これまで話す機会がなかった。今更ながら、お願いしたいと思う」 「多くのファンが、オンライン、ソーシャルメディアで少し度を越えて発言をしてくるが、それをただ見守っていることが残念だ」 「全ての選手には家族がおり、友人、仲間がいる。そのような話を聞くのは心が痛む。サッカー選手である前に1人の人間だ」 「選手たちは満足させようと最善を尽くしている。もう少し選手を愛してほしい。メディアの皆さんにも、サッカーファンにも心からお願いしたい」 <span class="paragraph-title">【動画】ソン・フンミンがPKを決めて逆転するが…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wsJq08h1HcU";var video_start = 185;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 12:55 Fri

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日本代表を支えてきた選手たちが、集結してサッカーを楽しんだようだ。 9月からは2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選がスタート。9大会連続の出場を目指す日本は、最後の戦いを迎える。 過去8大会では最高成績がベスト16。3度経験したが、ベスト8を懸けた戦いはどれもドラマチックなものとなった。 そんな中、その戦いを経験している選手たちが集結。槙野智章氏が自身のインスタグラムで報告した。 「今日の昼間にケイスケ君からサッカーやるよって‼︎また、みんなでこうやってサッカー出来るって最高じゃん‼︎気付いたら球際激しく、スライディングまでしてたよ」 槙野氏が投稿した写真は、本田圭佑、内田篤人、松井大輔、那須大亮との5ショット。那須氏は日本代表歴こそないが、Jリーグを支えてきた選手の1人だ。 また、ミュージシャンのGAKU-MCさんも参加した模様。青空が広がり、暑さも伝わってくる中、サッカーに興じたようだ。 この投稿にファンは「メンツえぐ〜」、「特番だよね?」、「めっちゃ最高なメンバー」、「好きな選手だらけだ」、「うっちーもいる」、「みんなカッコいいな」、「メンバーやば過ぎ」、「流石に豪華すぎる」と驚きの声が上がった。 ちなみに、本田、内田、松井は2010年の南アフリカ大会で、内田、本田は2014年のブラジル大会で、本田、槙野は2018年のロシア大会で共にW杯を経験している。 <span class="paragraph-title">【写真】超豪華!元日本代表選手が揃って炎天下の中サッカー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C8zKNdkPzDk/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C8zKNdkPzDk/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">槙野智章 Tomoaki Makino(@makino.5_official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.06.30 23:33 Sun
カメルーンサッカー協会(FECAFOOT)は27日、元カメルーン代表MFランドリー・エングエモが交通事故で命を落としたことを発表した。38歳だった。 交通事故は27日にカメルーンの首都・ヤウンデ近郊で発生。エングエモの運転手が運転していた車は、砂の収集車と衝突。エングエモ、運転手ともに即死だったという。 FECAFOOTは「ランドリー・エングエモは控えめな人物だったが、かつての不屈のライオンはヨーロッパの名門クラブで数々の名高い試合に出場し、名声を博していた」と紹介。「彼の元チームメイトは、彼が常に国のために尽くす勤勉な選手だったと記憶している」とした。 また「彼らの突然の悲劇的な死は、彼らの家族だけではなく、大きな野望を抱いていたカメルーンサッカーファミリーにも大きな穴を残すこととなる」と追悼した。 エングエモは、フランスのナンシーでキャリアをスタート。セルティック、ボルドー、サンテチェンヌでプレー。その後トルコに渡り、アクヒサル・ベレディイェスポル、カイセリスポルでプレー。最後はノルウェーのコングスビンゲルで現役を引退した。 カメルーン代表としても42試合に出場し3ゴール1アシスト。2010年の南アフリカ・ワールドカップ、2014年のブラジル・ワールドカップに出場していた。 ボルドーは公式X(旧ツイッター/@girondins)で追悼。「ランドリー・エングエモの訃報を知り、クラブは悲しんでいます。 FCジロンダン・ド・ボルドーは、彼の家族と愛する人たちに深い哀悼の意を表します」と投稿。ナンシーも公式X(@asnlofficiel)で「ASナンシー・ロレーヌとその従業員全員は、彼の家族と愛する人たちに深い哀悼の意を表します。プロ生活を引退した後、ランドリーは U16 チームのコーチとしてクラブに戻り、自分の知識と経験を子供たちに伝えたいと考えました。ランドリーさん、安らかに眠ってください」と追悼している。 また、セルティックも公式X(@CelticFC)を通じて「セルティック・フットボール・クラブの全員が、わずか38歳のランドリー・エングエモの死にショックを受け、悲しんでいます。この悲しい時期に、セルティック・フットボール・クラブ全員の思いと祈りがランドリーの家族と友人とともにあります」と哀悼の意を送っている。 2024.06.28 11:15 Fri
6日のミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。その後、バンコク経由で帰国し、7日からは広島入り。11日の次戦・シリア戦に向けて調整を行っている。 前回の試合でベンチ外となった長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダ)の試合出場は微妙な情勢だが、冨安健洋(アーセナル)の方は復帰。森保一監督が攻撃的3バックのテストを続けると見られるため、彼が最終ラインに陣取る可能性が大だ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)のコンビが濃厚だが、地元・サンフレッチェ広島所属の川村拓夢もどこかでチャンスが与えられるのではないか。 9日のYBCルヴァンカップでFC東京を下した広島のミヒャエル・スキッベ監督も「拓夢と大迫(敬介)の2人にはぜひ本拠地で試合に出てほしい。前日練習に招かれているので、森保監督に直接お願いしてみようかな」と出場を熱望する。もちろん試合展開にもよるが、前回同様、後半からの登場が有力視される。 「個人的には良いパフォーマンスができなかった。もっと出して入っていくところであったり、ポケットに入っていく回数を増やしていかないといけない。そういった回数を多くできるのが僕の良さ。今回のプレーは正直、誰でもできるというか、僕を選んでもらったからには、僕のプレーをしたかった」と川村はミャンマー戦後に反省の弁を口にした。 悔恨の念は帰国してから日に日に強まっているようだ。ボランチコンビを組んだ守田英正(スポルティングCP)が「(拓夢は)すごい自重していたというか、下がり過ぎていた。もっとシュートを打っていいし、30mくらい離れていても全然決められる。左利きで素晴らしいキックを持っているところは碧とか航、僕にはない。もっともっと見たいですよね」と要望を出したのを受け、本人も「その通り」と苦渋の表情を浮かべた。「アンパイなプレーじゃダメ。もっと自己中になってもいいので、自分の良さを出していきたい」と彼は自らを鼓舞するように語気を強めた。まだ代表キャップ数2という駆け出しだが、だからこそ、失うものは何もない。スキッベ監督が「拓夢は日本サッカーの未来を担うような選手」と太鼓判を押しているように、ワールドクラスのスケール感とポテンシャルは間違いないのだから、それを思い切って発揮すればいいのだ。 川村のマイナス面は年代別代表で国際舞台に立った経験が少ないこと。日の丸を背負った時には想像以上の重圧を感じるのかもしれない。そういうメンタル的な課題を乗り越えることが2026年W杯出場への第一歩。そろそろ弱気の虫は一層してほしい。 そのうえで、本人も語っているように、3列目からガンガン飛び出して、ゴール前に入っていく仕事を増やしたいところ。ダイナミックなアップダウンを繰り返し、攻守両面に迫力を持って絡める強みを押し出せるようになれば、遠藤、田中、守田とは異なるタイプの大型ボランチとして輝けるはず。地元での重要ゲームでその布石を打つべきだ。 「広島のサポーターの方も、サンフレッチェの選手がピッチに立ったところをすごく見たいと思っているので、その期待に応えられるようにしたい。僕自身、サンフレッチェを見て育ったし、森保監督がいて3連覇した時も今のスタジアムはできていなかったんで、あのピッチに立てていることにすごく感謝している。日本代表としてそこでプレーできるのは大きなことだと思います」と本人もエディオンピースウイング広島で初の代表戦に向けて気持ちを高めている。 とにかく川村にはゴールに直結するプレーを強く求めたい。今季はまだ2点とゴール数が伸びていないが、2023年6月の京都サンガ戦で奪った得点シーンのように、ハーフウェーライン手前でボールを奪って一気にドリブルで持ち上がり、フィニッシュを決めるだけの推進力と決定力を備えている。 森保監督も「拓夢は守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」と絶賛していたが、伝家の宝刀を故郷でのシリア戦で抜いてくれれば、まさに理想的。川村拓夢の存在価値を確実に高めることにつながるはずだ。 昨年までは海外移籍を考えることは皆無に近かったというが、これだけ欧州組がズラリと並ぶ場所に来れば、「自分ももっと高いレベルに辿り着きたい」と感じるようになるのも当然のこと。先月には上田綺世(フェイエノールト)や鈴木唯人(ブレンビー)の代理人と契約。いよいよ世界へ踏み出す態勢を整えつつある。 もちろん、日本代表に定着しなければ、そういった野心も現実にはならない。もちろん本人も今季広島でJ1タイトル、AFCチャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っているが、ステップアップした彼の姿も見てみたい。シリア戦で「これほどの選手なら欧州へ行くのも仕方ない」と人々を納得させる形が一番いいだろう。 いずれにせよ、見る者を驚かせるほどのインパクトを次こそは残すべき。ミャンマー戦の反省を生かすタイミングは今しかない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.06.11 12:00 Tue
ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri
6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat

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「気迫が凄い」マレーシアの韓国人指揮官が母国相手の劇的同点弾に喜び爆発!グループ敗退でも意地の勝ち点奪取「執念を感じた」

最後の最後に喜びが爆発した。 4大会ぶりのアジアカップ出場となったマレーシア代表だが、開幕2連敗を喫して最終節を待たずしてグループリーグ敗退が決まっていた。 その中、25日のアジアカップ2023グループE最終節で韓国代表と対戦した。 試合は21分にチョン・ウヨンのゴールで韓国に先制を許すも、後半には51分、62分に連続でゴールを奪い一時逆転。その後イ・ガンインのFKとソン・フンミンのPKで逆転されてしまうが、105分にロメル・モラールズの劇的な同点弾が決まった。 すると、マレーシアの韓国人指揮官であるキム・パンゴン監督は長髪を振り乱して喜びを爆発。一時逆転となるPKが決まった時でもベンチに座ったままだったキム・パンゴン監督だが、劇的な同点弾には思わず感情が爆発していた。 劇的な同点ゴールとマレーシア陣営の喜びようには、SNS上のファンも「執念を感じた」、「マジで感動した」、「会場の盛り上がりもすごい」、「気迫が凄い」といったコメントを寄せていた。 過去には韓国サッカー協会(KFA)副会長も務めたキム・パンゴン監督だが、この日は母国相手に大きな存在感を発揮していた。 <span class="paragraph-title">【動画】キム・パンゴン監督が長髪を振り乱して喜び爆発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="saOeKsMSoKM";var video_start = 76;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 12:15 Fri

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マレーシアで衝撃事件…スター選手がショッピングモールで酸をかけられ緊急手術、半年はプレーできない可能性。数日前には別の代表選手が強盗に襲われ負傷

マレーシアサッカー界を襲う衝撃の事件が続いている。マレーシア『Astroawani』が伝えた。 事件が起こったのは5日。セランゴールに所属するマレーシア代表FWファイサル・ハリムが、ショッピングモールをプライベートで訪れていた中、不審者2人に襲撃された。 犯人はファイサル・ハリムに対し、酸と思われるものを浴びせかけ、腕や身体を負傷。病院に緊急搬送され、そのまま手術を受けたという。 医師によれば、火傷は重度2ではなく4だったとのこと。顔にもかかっており、頬や鼻、口にも少し影響が出ており、動きや言葉にも既に影響が出ているとのこと。さらに、多く浴びてしまった左手の状態はかなり酷いとのことで、少なくともあと2回は手術を受けることとなったという。 少なくとも10日間は入院し、厳重な観察下で様子を見られるとのこと。また、回復次第だが、少なく見積もっても5〜6カ月はプレーできないとマレーシアサッカー協会(FAM)は見解を示しているという。 また、3日にはトレンガヌFCに所属するマレーシア代表FWアヒヤール・ラシドが自宅のマンションで襲われたとのこと。車から降りた直後、正体不明の人物に襲撃され、頭と身体を凶器で殴られたとのことだ。 代表選手が続けて襲撃されるという異常事態だが、警察は両方の事件の関係性を否定。また、「ブックメーカー」が関連して襲われたという噂に関しても否定しており、なぜ代表選手が襲撃されているのかは捜査中だという。 ファイサル・ハリムはマレーシアでは英雄的な扱いを受けており、マレーシア代表として29試合で14ゴールを記録しているウインガーだ。アヒヤール・ラシドもマレーシア代表として45試合で10ゴール。国を代表する両ウインガーを襲った事件の早期解決とともに、さらなる被害者が出ないことを願うばかりだ。 <span class="paragraph-title">【写真】酸をかけられた後、ベンチに腰掛けるファイサル・ハリム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Turut berduka cita untuk pemain sayap timnas Malaysia, Faisal Halim, yang baru saja disiram air keras oleh 2 orang tak dikenal yang mengendarai sepeda motor.<br><br>Faisal mengalami kejadian naas tersebut saat ia sedang mengajak keluarganya ke pusat perbelanjaan Damansara, Malaysia.… <a href="https://t.co/j8VH3B7IHf">pic.twitter.com/j8VH3B7IHf</a></p>&mdash; Extra Time Indonesia (@idextratime) <a href="https://twitter.com/idextratime/status/1787081151410209227?ref_src=twsrc%5Etfw">May 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.08 11:32 Wed
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「気迫が凄い」マレーシアの韓国人指揮官が母国相手の劇的同点弾に喜び爆発!グループ敗退でも意地の勝ち点奪取「執念を感じた」

最後の最後に喜びが爆発した。 4大会ぶりのアジアカップ出場となったマレーシア代表だが、開幕2連敗を喫して最終節を待たずしてグループリーグ敗退が決まっていた。 その中、25日のアジアカップ2023グループE最終節で韓国代表と対戦した。 試合は21分にチョン・ウヨンのゴールで韓国に先制を許すも、後半には51分、62分に連続でゴールを奪い一時逆転。その後イ・ガンインのFKとソン・フンミンのPKで逆転されてしまうが、105分にロメル・モラールズの劇的な同点弾が決まった。 すると、マレーシアの韓国人指揮官であるキム・パンゴン監督は長髪を振り乱して喜びを爆発。一時逆転となるPKが決まった時でもベンチに座ったままだったキム・パンゴン監督だが、劇的な同点弾には思わず感情が爆発していた。 劇的な同点ゴールとマレーシア陣営の喜びようには、SNS上のファンも「執念を感じた」、「マジで感動した」、「会場の盛り上がりもすごい」、「気迫が凄い」といったコメントを寄せていた。 過去には韓国サッカー協会(KFA)副会長も務めたキム・パンゴン監督だが、この日は母国相手に大きな存在感を発揮していた。 <span class="paragraph-title">【動画】キム・パンゴン監督が長髪を振り乱して喜び爆発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="saOeKsMSoKM";var video_start = 76;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 12:15 Fri

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