エスパニョール、新監督に久保建英を指導したビセンテ・モレノ監督を招へい

2020.08.05 06:30 Wed
Getty Images
セグンダ(スペイン2部)に降格したエスパニョールは4日、新監督にビセンテ・モレノ氏(45)を招へいしたことを発表した。契約期間は2023年6月30日までとなっている。

今シーズン、ダビド・ガジェゴ、パブロ・マチンという2人の指揮官の下で最下位に低迷していたエスパニョールは、2019年12月にアベラルド・フェルナンデス前監督を招へい。しかし、指揮を執ったラ・リーガ13試合の戦績は3勝5敗5分けと振るわず。そして、クラブは成績不振を理由に7試合を残した中で同監督を解任。
その後はスポーツ・ディレクター(SD)を務めていたフランシスコ・ルフェテ氏が、シーズン終了までの暫定監督を務めたが連敗を止められず、3節を残して27年ぶりのセグンダ降格が決定した。

後任に指名されたモレノ氏は、2011年に現役を引退。最後の所属クラブとなったヘレスで指導者の道をスタートさせると、ジムナスティックの指揮官を経て、2017年から当時セグンダB(スペイン3部)に沈んでいたマジョルカの監督に就任。

2年連続でチームを昇格させたことで知られ、ラ・リーガ初挑戦となった今シーズンはセグンダBから在籍するメンバーに加え、日本代表MF久保建英らを加えたメンバーでシーズンに臨んだが、惜しくも残留を逃していた。

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2部降格のアルメリアが3月に就任したペペ・メル監督の退任を発表

セグンダ・ディビジョン(スペイン2部)に降格したアルメリアは28日、ペペ・メル監督(61)の退任を発表した。 2021年から指揮を執り、チームをセグンダ優勝やラ・リーガ残留に導いたルビ前監督が昨季限りで退任したアルメリア。 ビセンテ・モレノ氏を新監督に迎えた今季は、開幕から不振に陥ると7試合未勝利で最下位と低迷。9月末にモレノ監督を解任し、ガイスカ・ガリターノ監督を招へいしたが、7分け12敗とやはり勝利に導くことはできず、今年3月に解任した。 その後任としてアルメリアの指揮官に就任したペペ・メル監督は、3月17日に行われたラ・リーガ第29節のラス・パルマス戦でチームを今季リーグ戦初勝利に導いたが、残留圏までチームを押し上げることはできず、5節を残してセグンダ降格が決定していた。 2024.05.29 01:00 Wed

オサスナがビセンテ・モレノ氏を新監督に招へい…今季はアルメリアを指揮も開幕7戦未勝利で解任

オサスナは27日、新指揮官にビセンテ・モレノ氏(49)を招へいすることを発表した。 今シーズンのオサスナはラ・リーガを11位でフィニッシュ。2018年7月から指揮を執るハゴバ・アラサテ監督(46)が契約満了で退任することが決定していた。 新任のモレノ氏は、シェレスやヒムナスティック・タラゴナ、マジョルカ、エスパニョール、アル・シャバブなどで指揮を執っていた。 今シーズンはアルメリアの監督に就任したが、開幕7試合で2分け5敗で未勝利。そのまま解任されると、チームは第29節まで未勝利が続く大不振に陥り、19位で2部に降格していた。 2024.05.27 21:20 Mon

未勝利続くラ・リーガ最下位アルメリアが今季2度目の監督解任、元ベティス指揮官のペペ・メル氏を招へい

アルメリアは13日、ガイスカ・ガリターノ監督(48)の解任を発表し、ペペ・メル氏(61)を新指揮官に迎えたことを発表した。 ガリターノ監督は昨年10月9日にビセンテ・モレノ監督の後任としてアルメリアの指揮官に就任。未勝利で最下位に沈んでいたチームを任された中、7分け12敗とやはり勝利に導くことはできなかった。 後任となるペペ・メル氏はこれまでベティスやラス・パルマス、マラガなどを指揮。ベティス時代にはプリメーラ昇格に導く手腕を発揮していた。直近ではギリシャのクレタを昨年12月より指揮。しかし先月、成績不振により解任されていた。 2024.03.14 06:00 Thu

アルメリア、新監督に元エイバルのガリターノ氏を招へい

アルメリアは9日、スペイン人指揮官ガイスカ・ガリターノ氏(48)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 ガリターノ氏は2009年に現役引退すると、すぐに指導者キャリアをスタート。エイバルやレアル・バジャドリー、デポルティボ・ラ・コルーニャ、アスレティック・ビルバオで指揮を執り、直近では2021年夏から古巣エイバルの監督に復帰したが、昨季終了後に契約満了で退任していた。 アルメリアは新監督のガリターノ氏について「経験豊富な人格者であり、非常に合理的で守備と攻撃のバランスを見極めることによってチームに安定感を与える。そして何よりも、現在アルメリアの最大の弱点である守備の脆さへの対策を施してくれることだろう」と説明している。 今夏に新監督としてビセンテ・モレノ氏を招へいし新シーズンに臨んだアルメリアだったが、序盤戦から守備が崩壊し苦境に立たされると、2分け4敗で臨んだ第7節のセビージャ戦で1-5の大敗。これを受け、9月末にモレノ監督の解任を発表していた。 2023.10.10 01:00 Tue

ラ・リーガ最下位アルメリアがビセンテ・モレノ監督を解任

アルメリアは29日、ビセンテ・モレノ監督(48)の解任を発表した。 アルメリアは今季ここまで2分け5敗とプリメーラ全20チーム中で唯一未勝利の最下位に低迷。直近のセビージャ戦では同じく開幕から不調だったセビージャに1-5の大敗を喫していた。 マジョルカやエスパニョール、サウジアラビアのアル・シャバブの指揮官を歴任したモレノ監督は、今季からアルメリアの新指揮官に就任していた。 後任には2012-13シーズンにアルメリアで指揮を執り、直近ではリーズ・ユナイテッドを率いていたハビ・グラシア氏(53)の就任が報じられている。 2023.09.29 23:00 Fri

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レガネスが2部逆転優勝でリーガ復帰! バリャドリーも1年で1部返り咲きに

かつて元日本代表MF柴崎岳も所属したレガネスのラ・リーガ復帰が決まった。 セグンダ・ディビシオンは2日に最終節が行われ、最終順位が確定。この最終節を前に首位のレアル・バジャドリーに1ポイント差の2位だったレガネスだが、残り1試合で逆転し、2部王者として2019-20シーズン以来の1部復帰を果たした。 レガネスはその最終節、9位のエルチェをホームに迎え撃ち、2-0で勝利した一方、首位のバリャドリーは12位につけるテネリフェとのアウェイ戦で1-2の黒星。結果、レガネスが首位に躍り出て、バリャドリーは2位に転落した。 なお、バリャドリーも自動昇格圏の2位フィニッシュということで、1年での1部復帰に。残り1つの昇格枠を巡り、3位から6位のチームが参戦するプレーオフの顔ぶれはエイバル、エスパニョール、スポルティング・ヒホン、レアル・オビエドとなった。 2024.06.03 11:05 Mon

マドリーが33歳FWホセルの買取OPを行使へ バックアッパーながらもすでに2桁得点

レアル・マドリーはスペイン代表FWホセル(33)をほぼ確実に買い取るという。スペイン『Fichajes』が伝えている。 昨シーズンのエスパニョールでラ・リーガ16得点を叩き出したホセル。この活躍を受けて32歳でA代表デビューを果たした遅咲きの点取り屋は、今季からエスパニョールと友好関係にあるマドリーへとレンタル移籍で加入する。 スカッドの都合上、今季から2トップを採用するマドリーにおいて、ホセルは「2トップのバックアッパー」という明確な立ち位置があり、国内ならバルセロナ、チャンピオンズリーグ(CL)ならナポリといった具合に、ビッグマッチで先発起用されることはまずない。 それでもここまで公式戦29試合中28試合にスタメン11試合、途中出場17試合で出場し、28試合目となった18日のアトレティコ・マドリー戦で公式戦10得点目をマーク。バックアッパーながらも早い段階で2桁得点まで到達した。 そんなホセルについて、昨年中から今季終了後の買い取りオプション行使が確実視されてきたなか、『Fichajes』いわく「来季もマドリーのユニフォームを着ることが確実」とのこと。150万ユーロ(約2億4000万円)の格安買い取りオプションを行使しない選択肢はマドリーになく、来夏いかなる補強が行われようとも、ホセルは来季も構想入りすると考えられている。 2024.01.21 20:45 Sun

ディエゴ・ロペスが42歳で現役引退…マドリーやビジャレアル、エスパニョールで活躍

元スペイン代表GKディエゴ・ロペス(42)が現役引退を決断した。スペイン『マルカ』が伝えている。 昨シーズン限りでラージョ・バジェカーノを退団し、以降はフリーとなっていた42歳のベテランGKはこのタイミングでの引退を決断した。 「ラージョではほとんどプレーできなかったし、長年プロとして過ごした後に別れを告げる時が来たと感じている。これからは家族と一緒に過ごすことや本当にやりたかった他のことをしたいと思っているよ」 また、ディエゴ・ロペスは今後のキャリアとしてすでに指導者としての勉強をスタートしていることを明かした。 「僕はセカンドレベルにいて、ゴールキーパーとスポーツマネージメントのライセンスを持っている。今後数年は、自分自身が何を求めているのか、そしてどこかのクラブが興味を持っているかどうかを見ることが重要になるはずだ」 ディエゴ・ロペスは、レアル・マドリーのカンテラ育ち。2005年7月にファーストチームへ昇格すると、2007年7月にはビジャレアルへと完全移籍。その後セビージャを経て、2013年1月に古巣マドリーへ復帰した。 2014年8月にはミランへと完全移籍し初の国外でプレー。2016年8月にエスパニョールへとレンタル移籍で加入すると、2017年7月に完全移籍に切り替わっていた。そのエスパニョールでは6シーズンにわたって在籍し、長らく守護神として活躍。その後、昨シーズンはラージョでセカンドGKを務めた。 マドリー時代にチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイを制覇し、エスパニョールでは2020-21シーズンにセグンダ優勝を経験していた。 2023.12.29 06:00 Fri

「途中出場FWとして完璧」マドリーの“良質バックアッパー”33歳ホセルは好調を維持できる?「終盤戦も活躍を…」

レアル・マドリーのスペイン代表FWホセル(33)は、現在の好調をどこまでキープするだろうか。 今夏エスパニョールから買い取りオプション付きの1年レンタルでマドリーへ加入したホセル。昨季ラ・リーガ16得点男のマドリーでの立場は2トップのバックアッパーだが、リーグ戦16試合で5得点、チャンピオンズリーグ(CL)5試合で3得点と、サブにしては十分すぎる活躍を披露する。 また、1069分間で計8得点のため、およそ133分間に1点をゲットしている計算に。90分に換算すれば2試合1点のペース…やはり高い決定力が光る。 そんなホセルについて、スペイン『カデナ・セル』の記者や同番組のレギュラーコメンテーターらが議論。「マドリーにおけるホセルの重要性」を議論した。 アントニオ・ロメロ氏/『カデナ・セル』記者 「ホセルは言わば無敵の男。マドリーに来て素晴らしいシーズンを送っているし、彼自身も良い仕事をしている」 フリオ・プリド氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者 「もしマドリーの2トップにおいて、ホセルがファーストチョイスだったとしたら…それは悪い作戦と言える。だが、実際の役割は明白。マドリーがホセルにゴールの全責任を負わすことはないだろう? 今の立ち位置でパーフェクトなのだ」 トマス・ロンセロ氏/『アス』マドリー部門編集長 「ホセルはここ数年のマドリーにいなかったタイプのストライカー。私の目にはスペインNo.1のフィニッシャーに映っているよ。マドリーは彼を正当に評価できていないとさえ思える。ゴールは彼の自信をさらに高めていく」 ヘスス・ガジェゴ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者 「ホセルはここまで8ゴール。途中出場が多いストライカーとしては完璧なパフォーマンスだ。買い取りは150万ユーロ(約2億3000万円)で済むそうだし、いずれマドリーはこれを支払うことになるだろう」 アンヘル・チャザーリ氏/『カデナ・セル・ラジオ』司会者 「マドリーはシーズンが佳境に差し掛かった時に初めて評価されるようになるチーム。その時期にホセルが今と同じ活躍をしているとは思えない。マドリーがCLで優勝したとして、そこにホセルの姿はないだろう」 2023.12.13 21:30 Wed

「かっこいい!」中村俊輔氏の引退試合のエンブレムが決定!在籍した全6クラブのカラーを配色「全部覚えてるもんな」

横浜FCは20日、元日本代表MF中村俊輔氏の引退試合「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」の大会エンブレムデザインを発表した。 現役時代は横浜F・マリノスやレッジーナ、セルティック、エスパニョール、ジュビロ磐田、横浜FCでプレーし、日本代表としても活躍した中村氏。現役生活に別れを告げると、カタール・ワールドカップ(W杯)では解説者を務めるなどし、2023シーズンからは横浜FCのコーチに就任している。 12月17日にニッパツ三ツ沢球技場で開催される「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」だが、大会エンブレムのデザインも決定。アパレルブランドを手掛ける「SOPH.」のデザイン監修のもと制作された。 大会エンブレムは、中村氏の在籍クラブへの感謝を伝えたいという思いをもとに、大会名を中心に6クラブのクラブカラーがあしらわれ、横浜FCを頂点に、中村氏のプロ26年の歴史を表現している。 エンブレムのデザインには、ファンも「各チームへのリスペクト込めてて最高です」、「エンブレムカッコよすぎ」、「所属したチームのユニホームカラーが入ってるが良い」、「全部覚えてるもんな」、「かっこいい!!」と反応。引退試合に向けて期待を高めている。 <span class="paragraph-title">【写真】色だけでも分かる!中村俊輔氏引退試合の大会エンブレム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">╋━━<br> 大会エンブレム決定<br> ━━━╋<br><br>在籍した6クラブへの感謝を伝えたいという中村コーチの思いを汲み取り、アパレルブランドを手掛ける「<a href="https://twitter.com/hashtag/SOPH?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SOPH</a>.」デザイン監修のもと制作。<br><br>詳細はこちら<a href="https://t.co/svHV3WYcQn">https://t.co/svHV3WYcQn</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E4%BF%8A%E8%BC%94?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#中村俊輔</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E4%BF%8A%E8%BC%94?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ありがとう俊輔</a><a href="https://twitter.com/hashtag/ThankyouNAKA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ThankyouNAKA</a> <a href="https://t.co/98GOv4WMz7">pic.twitter.com/98GOv4WMz7</a></p>&mdash; 中村俊輔引退試合~SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH 12.17~ (@snfwm_1217) <a href="https://twitter.com/snfwm_1217/status/1715201420918730803?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.20 17:30 Fri

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バルセロナが、シュツットガルトのU-21ドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)に関心を示しているようだ。 今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノやレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒら中盤の補強を優先事項とするバルセロナ。 その中盤の新たな補強候補として、リバプールなどプレミアリーグのクラブも関心を寄せる23歳の名前が挙がっているようだ。 スティラーはバイエルンの育成組織出身で戦術眼とキック精度に長けた左利きの守備的MF。各年代別のドイツ代表にも選出され、ホッフェンハイムで台頭すると、日本代表MF遠藤航のリバプール移籍の穴埋め補強として、バイエルンⅡ、ホッフェンハイムでも指導を受けたセバスティアン・ヘーネス監督からのラブコールを受けて完全移籍で加入した。 その新天地では今シーズンのブンデスリーガ32試合に出場し、1ゴール5アシストの数字を残し、リーグ2位フィニッシュの立役者となった。最大の魅力である長短交えたパスを駆使した展開力に加え、バイエルンのアカデミー育ちらしい足元の技術、ターンの巧さを活かしてハイテンポのブンデスリーガでも簡単にボールを失わないキープ力、8番でもプレー可能な推進力と、中盤のリンクマンとして非常に総合力が高い。守備面に関してもシュツットガルト移籍をきっかけに力強さ、アグレッシブさを増した印象だ。 スペイン『スポルト』によると、バイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせたハンジ・フリック監督は、その教え子の成長を高く評価しているという。 ただ、シュツットガルトとの現行契約は2027年までとなり、獲得には少なくとも2500万ユーロ(約42億3000万円)程度が必要となる模様で、クラブとしては限られた予算の中で前述の候補と並行しながら慎重に交渉を進めることになるようだ。 2024.06.11 15:02 Tue

「その可能性は閉ざされている」…グアルディオラ監督が古巣バルサ復帰を否定

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人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

マジョルカ新監督にアラサテ氏…直近6年はオサスナを率いてリーガ定着に導く

マジョルカは10日、ハゴバ・アラサテ氏(46)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。 マジョルカでは2022年3月から指揮し、かつての日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任。後任として浮かぶのがオサスナを6シーズンにわたって率いるなかで、ラ・リーガ定着に導き、今季限りで退任のアラサテ氏だった。 オサスナで指導者としての評判を高めるなか、マジョルカ行きのアラサテ氏は「マジョルカは新興クラブだと思う。ここ数年がそれを示す」とし、「すでに強くなり、良い集団に仕上がるチームをより高いレベルに引き上げたい」などと述べている。 そんなアラサテ氏はオサスナを率いるまでレアル・ソシエダや、ヌマンシアなどの監督も歴任。オサスナでは2018年夏から指揮を執った。 2024.06.11 11:45 Tue

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