ソン・フンミン圧巻2発にダンジュマがデビュー弾! 格下に快勝スパーズが5回戦進出《FAカップ》
2023.01.29 04:55 Sun
トッテナムは28日、アウェイで行われたFAカップ4回戦でプレストン・ノースエンドと対戦し、3-0で勝利した。
3回戦で3部のポーツマスを1-0で破って今大会初戦を突破したトッテナムは、今ラウンドでチャンピオンシップ(イングランド2部)で11位に位置するプレストンと対戦した。
プレミアリーグ前節でフルアムを1-0で破って連敗をストップしたコンテのチームは、来週末にマンチェスター・シティとの再戦を控える中、格下相手の一戦では先発7人を変更。3トップにクルゼフスキ、ソン・フンミン、ペリシッチを配し、ベンタンクールを継続起用したが、守備陣を中心に大幅なローテーションを採用。注目の新戦力ダンジュマはケインと共にベンチに入った。
立ち上がりからボールを握って押し込むトッテナム、自陣深くにブロックを構えて守るプレストンという明確な構図の下で試合が進んでいく。
早い時間帯にゴールをこじ開けたいアウェイチームは7分、FKの流れからボックス内でこぼれ球に抜け出したクルゼフスキが左足のシュート。だが、これは相手DFの好ブロックに阻まれる。
その後もボールを持たされる感が否めないアウェイチームは、ピンチこそほぼないものの、前半終盤のソン・フンミンとクルゼフスキのコンビネーションプレーも相手守備にうまく対応され、前半の内に先制点を奪うことはできなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はない。だが、前半から積極的にミドルレンジから足を振っていた韓国代表FWがゴールをこじ開ける。
50分、ボックス手前右でビスマから足元にパスを受けたソン・フンミンが相手守備の寄せが甘くなったところを利用して左足を一閃。この完璧なミドルシュートがゴール左隅に決まった。
ソン・フンミンのワールドクラスの一撃で先制に成功したトッテナムだが、ここから一気に畳みかける展開とはいかず。しばらくプレストンの攻撃を受ける形となる。
それでも、これを冷静に凌ぐと、再び韓国代表FWの左足が火を噴く。69分、押し込んだ形からタンガンガのグラウンダーパスをボックス手前のペリシッチがフリック。これを足元で収めたソン・フンミンが冷静な反転でDFを振り切ってGKと一対一の形を作り出すと、左足のシュートを難なくゴールネットへ突き刺した。
この2点目で勝利に大きく近づいたトッテナムは、直後に3枚替えを敢行。セセニョンとドハーティの両ウイングバックとベンタンクールを下げて、新天地デビューのダンジュマ、エメルソン、スキップを投入。注目のオランダ代表FWは最前線に入り、ペリシッチが左ウイングバックにポジションを下げた。
その後、危なげなく時計を進めるトッテナムは殊勲のソン・フンミンがお役御免でブライアン・ヒルとの交代でピッチを去るが、注目の新戦力が最後に見せ場を作った。
87分、ビスマとブライアン・ヒルの2選手のドリブルで局面を打開し、右サイドでフリーのクルゼフスキに展開される。クルゼフスキは中を確認して丁寧なグラウンダーの折り返しを入れると、タイミング良くゴール前に入ってきたダンジュマが右足のダイレクトシュートを左隅へ流し込んだ。
そして、ダンジュマのデビュー戦ゴールでダメ押しの3点目を奪ったトッテナムが、そのままクリーンシートで試合をクローズ。格下相手にきっちり勝ち切って5回戦進出を決めた。
3回戦で3部のポーツマスを1-0で破って今大会初戦を突破したトッテナムは、今ラウンドでチャンピオンシップ(イングランド2部)で11位に位置するプレストンと対戦した。
プレミアリーグ前節でフルアムを1-0で破って連敗をストップしたコンテのチームは、来週末にマンチェスター・シティとの再戦を控える中、格下相手の一戦では先発7人を変更。3トップにクルゼフスキ、ソン・フンミン、ペリシッチを配し、ベンタンクールを継続起用したが、守備陣を中心に大幅なローテーションを採用。注目の新戦力ダンジュマはケインと共にベンチに入った。
早い時間帯にゴールをこじ開けたいアウェイチームは7分、FKの流れからボックス内でこぼれ球に抜け出したクルゼフスキが左足のシュート。だが、これは相手DFの好ブロックに阻まれる。
以降は中央を締めてくるプレストンの堅守に手を焼き、なかなか個での打開やコンビネーションがうまくいかないトッテナム。その流れの中でソン・フンミンがミドルレンジから鋭いミドルシュートを枠に飛ばしていくが、いずれも相手GKの好守に遭う。
その後もボールを持たされる感が否めないアウェイチームは、ピンチこそほぼないものの、前半終盤のソン・フンミンとクルゼフスキのコンビネーションプレーも相手守備にうまく対応され、前半の内に先制点を奪うことはできなかった。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はない。だが、前半から積極的にミドルレンジから足を振っていた韓国代表FWがゴールをこじ開ける。
50分、ボックス手前右でビスマから足元にパスを受けたソン・フンミンが相手守備の寄せが甘くなったところを利用して左足を一閃。この完璧なミドルシュートがゴール左隅に決まった。
ソン・フンミンのワールドクラスの一撃で先制に成功したトッテナムだが、ここから一気に畳みかける展開とはいかず。しばらくプレストンの攻撃を受ける形となる。
それでも、これを冷静に凌ぐと、再び韓国代表FWの左足が火を噴く。69分、押し込んだ形からタンガンガのグラウンダーパスをボックス手前のペリシッチがフリック。これを足元で収めたソン・フンミンが冷静な反転でDFを振り切ってGKと一対一の形を作り出すと、左足のシュートを難なくゴールネットへ突き刺した。
この2点目で勝利に大きく近づいたトッテナムは、直後に3枚替えを敢行。セセニョンとドハーティの両ウイングバックとベンタンクールを下げて、新天地デビューのダンジュマ、エメルソン、スキップを投入。注目のオランダ代表FWは最前線に入り、ペリシッチが左ウイングバックにポジションを下げた。
その後、危なげなく時計を進めるトッテナムは殊勲のソン・フンミンがお役御免でブライアン・ヒルとの交代でピッチを去るが、注目の新戦力が最後に見せ場を作った。
87分、ビスマとブライアン・ヒルの2選手のドリブルで局面を打開し、右サイドでフリーのクルゼフスキに展開される。クルゼフスキは中を確認して丁寧なグラウンダーの折り返しを入れると、タイミング良くゴール前に入ってきたダンジュマが右足のダイレクトシュートを左隅へ流し込んだ。
そして、ダンジュマのデビュー戦ゴールでダメ押しの3点目を奪ったトッテナムが、そのままクリーンシートで試合をクローズ。格下相手にきっちり勝ち切って5回戦進出を決めた。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CxlhkwmoDqi/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Arabella mia(@greengirlbella)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.09.25 21:30 Mon2
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
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トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が現役引退を表明した元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏との関係性について言及した。スペイン『アス』が伝えた。 昨年5月に所属するポルトでの練習中に心臓発作を起こしたカシージャスは、事実上の引退状態だった中、4日に現役引退を正式に発表。22年間の現役生活に幕を下ろした。 そんなカシージャス氏はマドリーで公式戦通算725試合の出場を誇るも、モウリーニョ監督の下では守護神の座を外されることに。その結果、両者には軋轢が生じていたとされた中、ポルトガル人指揮官はカシージャス氏の引退について言及した。 「彼の知性と完成度はに対し、常に互いをリスペクトしてきた。数年後には良い友人になれたことを意味していた」 「素晴らしいGKであり、素晴らしい男だ。レアル・マドリーの歴史、スペインの歴史、サッカーの歴史の中でも最も偉大なGKの1人だ。彼とともに、我々は全ての記録を破ってリーグ戦を優勝した」 「私が下した判断により、我々の間には難しい時期もあった。他の選手を守護神に指名したのは個人的な決定ではなく、プロとしての決定だった」 また、カシージャスが心臓発作で倒れた際にもメッセージを送っていたというモウリーニョ監督。当時は衝突していたことを認め、その関係は修復していると強調した。 「誰もが知っている。私がチームから彼を外すと決めた時に対立していた。それは自我の衝突ではなく、マドリーのキャプテンとマドリーの監督としての対立だった。この決定をするのは簡単ではなかった」 「彼もまたこれを受け入れるのに簡単ではなかった。しかし、我々の関係はポジティブだ。多くの人が考えているようなものではない」 2020.08.05 16:00 Wed4
「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat5
