長期離脱のワイナルドゥム、ローマとPSGは契約見直しに向けた交渉開始か

2022.09.28 13:04 Wed
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ローマパリ・サンジェルマン(PSG)がオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(31)の契約見直しに動いているようだ。

ワイナルドゥムは昨季、リバプールから加入したPSGで実力を発揮し切れず、今夏の移籍市場でローマに買い取りオプションが付随したレンタルの形で移籍。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムで指揮を執り、リバプール時代のワイナルドゥムを知るジョゼ・モウリーニョ監督の下で復活が期待されていた。

しかし、加入から間もない8月21日のチームトレーニング中に負傷。検査の結果、右足脛骨の骨折と診断され、手術こそ回避できたものの5カ月以上の離脱が確定した。これにより、ローマでのシーズンの半分を棒に振ることを余儀なくされている。
イタリア『カルチョメルカート』によると、この負傷を受けて、両クラブはワイナルドゥムの契約内容を見直す交渉を開始した模様。ローマ側がレンタル期間の1年延長を求めたのに対して、ワイナルドゥムとの契約が2024年夏までのPSGは買い取り金額の減額を提案する可能性があるという。

ただし、現在1月の復帰に向けてリハビリを開始したワイナルドゥムの状態次第で状況が再び変わる可能性があり、去就は流動的となっている。

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持ち前のスキルを見せつけると、PSGでは77試合で25ゴール17アシストを記録。2003年7月にデイビッド・ベッカムを獲得し損ねたバルセロナが引き抜くと、一気にスターに上り詰めた。PSGからバルセロナへと移籍した少ない例だ。 バルセロナでは2008年7月までの5年間在籍。公式戦207試合で94ゴール71アシストを記録。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグなど5つのタイトルと、個人としてバロンドールをバルセロナで獲得した。 ◆ネイマール(ブラジル/FW) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/barpsg20210813_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> バルセロナ→パリ・サンジェルマン 現在もPSGでプレーするブラジル代表FWネイマール。サントスでその名を上げたネイマールは2013年7月にバルセロナへと完全移籍で加入。ルイス・スアレス、メッシとのトリデンテは、“MSN”と称され、バルセロナで9つのタイトルを獲得。186試合に出場し105ゴール76アシストを記録した。 2017年8月に史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約287億7000万円)でPSGへと移籍。そのPSGでも116試合で87ゴール52アシストを記録している。 フランス代表FWキリアン・ムバッペとのコンビが話題だったが、そこにメッシも加わりより強力さが増すことは間違いない。 ◆ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン/FW) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/barpsg20210813_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" 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src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/barpsg20210813_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> バルセロナ→ローマ→パリ・サンジェルマン 小柄なウインガーのジュリは、モナコから2004年7月にバルセロナへと加入した。チャンピオンズリーグでの活躍が契機となりバルセロナに加入すると、ロナウジーニョやエトー、デコらとプレー。公式戦125試合で26ゴール16アシストを記録した。 バルセロナではチャンピオンズリーグやラ・リーガなど5つのタイトル獲得に貢献。ローマを経てPSGへと加入すると、PSGでも125試合で19ゴール️19アシストを記録していた。 ◆マクスウェル(ブラジル/DF) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/barpsg20210813_6_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> バルセロナ→パリ・サンジェルマン アヤックスやインテルでプレーしていたマクスウェルは2009年7月にバルセロナへと加入。左サイドはどこでもプレーできるユーティリティ性があり、サイドバック、ウイングと攻守でチームを支えた。 バルセロナでは89試合で2ゴール10アシストを記録すると、2012年1月にPSGへと移籍。PSGでは214試合で13ゴール25アシストを記録。15個のタイトルを獲得した。 アヤックス時代にもチームメイトだったイブラヒモビッチともPSGで再会を果たすなど、ビッグクラブになっていく段階のチームを支えた。 ◆リュカ・ディーニュ(フランス/DF) <div style="text-align:center;"><img 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オランダ代表9カ月ぶり招集の33歳ワイナルドゥム、復帰即ゴールも自己評価厳しめ「ほとんど絡めなかった」

オランダ代表復帰のMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが厳しい自己評価だ。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 リバプールのレジェンド、ワイナルドゥム。高待遇以外は失敗に終わったパリ・サンジェルマン(PSG)での1年、ローマへレンタル移籍した1年を経て、今季からサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテファクに所属する。 30代を迎えたなかでのサウジ移籍により、オランダ代表からフェードアウトすることとなったが、今回の代表ウィークで約9カ月ぶりに復帰。22日の国際親善試合・スコットランド代表戦(4◯0)で先発し、いきなりゴールも叩き込んだ。 サウジで愚直にプレーすることが代表復帰につながったのは明白だが、ゴール直後には形容し難い独特のポーズでセレブレーション。ユーロ2024を控えて“家”に帰れた嬉しさが33歳にはある。 それでも自己評価は厳しめ。代表復帰に大喜びしたことは認めつつ、課題を口にする。 「試合が始まってすぐ、自分が笑顔なのに気づいた(笑) リバプールを去ってからの2年間は本当に難しいシーズンだった…パリでは大変、ローマでもすぐにケガを負ってしまったからね」 「今日? ああ、あのゴールは僕らしさが詰まっていたと思う。けど、全体的にはあまりゲームに絡めなかった感がある。チームとして何度もボールロストしたし、90分間通じて安定しなかった。スコア以上に大変なゲームだったよ」 一方で、「サウジにいながらオランダ代表?」という疑問符は正当ではないとした。ワイナルドゥムは、欧州外でプレーしながらピッチに立った、オランダ代表史上5人目の選手だ。 「その見解は正しくないな。ピッチで最善を尽くす以上に重要なことなんかないよ。改善はこれを全うするしかないんだ」 2024.03.23 20:25 Sat
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「まだ26歳だろう…」オランダ代表指揮官がサウジ移籍のベルフワインに苦言、構想外明言「ワイナルドゥムとはワケが違う」

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ファン・ダイクからのお願いを明かすワイナルドゥム「『問題ない』って答えたよ!」

リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが、チームメイトのDFヴィルヒル・ファン・ダイクとの会話を明かしている。クラブ公式サイトが伝えた。 ワイナルドゥムは6日に行われたプレミアリーグ第11節のウォルバーハンプトン戦にスタメン出場。いつも通り豊富な運動量とプレッシングを発揮したことに加え、見事なコントロールショットを決め、チームに2点目をもたらすなど、4-0での勝利に多大な貢献を果たしている。 この2点目を決めた際、注目されたのが顎に手を当てて喜ぶゴールセレブレーション。オランダ代表でも同じ行為をしていたワイナルドゥムだが、これは現在、右ヒザ前十字じん帯の負傷で長期離脱中のファン・ダイクがよく行うゴールセレブレーションだ。 10月に右ヒザの手術を受けたファン・ダイクは、今季中の復帰を目指してクラブでのリハビリをスタートさせており、ウォルバーハンプトン戦もアンフィールドで観戦していた。 クラブ公式サイトのインタビューに応じたワイナルドゥムは、「今年のゴールは全て彼に捧げると言っていたんだ」と語り、あのゴールセレブレーションがファン・ダイクに向けたものだと明かした。 「ヴィルヒル(・ファン・ダイク)が(スタジアムに)戻ってきてくれて嬉しかったよ。彼はドレッシングルームで『今日は何かが見たい。ゴールが欲しいな』と言ってきたので、僕は『問題ない!』って答えたんだ」 また、ワイナルドゥムはウォルバーハンプトン戦から上限2000人という条件付きではあるものの、ファンのスタジアム入場が許可されたことにも触れており、久しぶりにKOPの姿が見られたことを喜んでいる。 「ファンの皆がスタジアムに戻ってきてくれて本当に良かった。長い間楽しみにしていた瞬間だったんだ。ファンのスタジアム入場が許可されたと聞いた瞬間から、また一緒にプレーできることを興奮していた。彼らが戻ってきてくれて良かったし、4-0の勝利と良いパフォーマンスを見せられたのも良かった」 「アンフィールドのファンはチームにとって本当に重要な存在で、チームをさらに後押しできる存在だって誰もが知っている。今日もそうだったね。2000人のファンしかいなかったと思うけど、その騒がしさは信じられないほどだった。だから、とても良い1日だったよ」 2020.12.08 13:13 Tue

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ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド

ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu
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「ほとんどの人間にがっかりした」、ザニオーロが古巣ローマと元同僚への不満ぶちまける

ガラタサライのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが古巣ローマと、元チームメイトに対する不満をぶちまけた。 ローマとの再三に渡る延長交渉が難航した末、ここ数カ月クラブ退団希望を公言したザニオーロ。今冬の退団が既定路線となっていた中、意中の移籍先だったミランやトッテナム行きは実現せず。 その後、ボーンマス行きでクラブ間合意に至ったものの、ザニオーロの不誠実な対応がイングランドクラブの怒りを買って破談となると、同じく怒り狂うローマは飼い殺しを決断した。しかし、最終的には欧州主要リーグのマーケットが閉幕した直後に届いたガラタサライからのオファーをクラブ、選手双方が受け入れて永遠の都からの脱出を果たすことになった。 その新天地では早速主力として活躍するなど充実した日々を送る23歳は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で移籍の経緯について言及。約束を反故にされたとローマへの不満をぶちまけた。 「破られた約束について何時間でも話すことができる。彼らは僕がスターだと言っていたが、自分は常に単なるキャピタルゲインと見なされていた」 「2年間、新しい契約の準備ができていると言われた。昨年1月には、自分が稼いでいたよりも少し多めのサラリーで契約していただろうね。なぜなら、ローマで悪くない状況だったし、クラブがファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えていることを知っていたからさ」 「ただ、たくさん話しをしたあと、僕はうんざりしていた。僕が別れを振り返る必要があるならば、他の人も同じようにそうしなければならない」 「実際には、ボーンマスとガラタサライだけでなく、イングランド行きを受け入れなかったために僕は追い出され、ファンは僕を非難した」 「車で追いかけてきた人間もいれば、自宅に侵入しようとした人間もいた。家族も僕も心細く恐怖を感じていた。当時、脅迫的なメッセージを受け取っていたし、携帯電話の電源も切っていた」 また、普段からの素行不良や不真面目な練習態度もあって、移籍希望を公言した後はクラブに忠誠を誓うイタリア人選手を中心に関係悪化が伝えられたザニオーロ。とりわけ、移籍直後には別れのメッセージを送ったのが、DFクリス・スモーリング、FWタミー・エイブラハム、DFレオナルド・スピナッツォーラの3人のみだったとも報道されていた。 そして、元同僚との関係について問われた同選手は、「チームメイト? ほとんどの人間にがっかりしたよ。具体的な名前は挙げないけど、彼らは僕らが兄弟のようだと言っていたにもかかわらず、サヨナラを言うことさえしなかった」と、クラブ同様に不満を口にした。 2023.03.27 07:00 Mon
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モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」

ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue
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中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
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「なんて可愛いワンちゃん」「完璧な休日」絶好調のディバラは大きな秋田犬2匹と海辺でチャージ!

ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが愛犬に癒されている。 ディバラは5日に行われたセリエA第23節のカリアリ戦で先発すると2ゴールの活躍。2戦連続のゴールでチームの3連勝に大きく貢献している。 ダニエレ・デ・ロッシ新監督のもとでさらなる活躍に期待がかかるディバラだが、8日にインスタグラムを更新。「友達と充電しに行った」と海辺でのオフショットを披露した。 ディバラは、愛犬である秋田犬のカイアちゃんとボーウェンちゃんと戯れる様子を投稿。2匹の愛犬は以前と比べてかなり大きく成長している。 イケメン、海辺、ワンちゃんとと映える要素がいくつも詰まった1枚には、ファンから「なんて可愛いワンちゃん」、「完璧な休日」、「全員かわいい」、「なんて美しんんだ」と様々な声が集まった。 10日にはセリエA第24節で首位インテルを迎えるローマ。充電したディバラの力が発揮されるか。 <span class="paragraph-title">【写真】ディバラの愛する秋田犬がかなりの大型犬に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C3DjIXxKeds/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C3DjIXxKeds/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C3DjIXxKeds/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Paulo Dybala(@paulodybala)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.02.09 18:20 Fri

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