マドリーが逆転で開幕5連勝! バルベルデのスーペルゴラッソに若きセレソンコンビが2戦連続の躍動《ラ・リーガ》
2022.09.11 23:04 Sun
ラ・リーガ第5節、レアル・マドリーvsマジョルカが11日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが4-1で逆転勝利した。
開幕5連勝を目指す首位のマドリーは、日曜ランチタイムキックオフのホームゲームでマジョルカと対戦した。
前節、ホーム開幕戦となったベティスとの首位攻防戦をヴィニシウス、ロドリゴの若きセレソンコンビのゴールで2-1と競り勝ったエル・ブランコ。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でも敵地でセルティックを相手にアザールのゴールなどで3-0の勝利を飾った。
週明けにCLのRBライプツィヒ戦、来週末にアトレティコ・マドリーとのダービーを控える中、マジョルカ戦では先発5人を変更。セルティック戦で負傷したベンゼマの代役にアザールを据えたほか、軽傷を抱えてベンチ外のミリトンに代えてリュディガー、中盤はクロースの相棒にバルベルデ、セバージョスを起用した。
開始直後に裏へ抜け出したムリキにいきなり枠内シュートを打たれる入りとなった以降は、ボールを握って相手を押し込んでいくマドリー。
すると、序盤以降はほぼ決定機を作らせなかったアウェイチームに狙っていた攻撃からゴールを奪われる。35分、バルベルデのファウルで与えた自陣左サイドでのFKの場面でキッカーのイ・ガンインに正確なボールをファーへ送り込まれると、ムリキに打点の高いヘディングで合わせられた。
0-0でも不満が残る状況の中で先手を奪われたマドリーはすぐさま反撃を開始。だが、スペースを消す相手に対して急造トリデンテがなかなか効果的な崩しを見せられず、ブロックの手前でボールを動かすにとどまる。
だが、0-1でのハーフタイム突入が濃厚と思われた前半アディショナルタイム3分にバルベルデが圧巻の個人技で同点ゴールをもたらした。GKクルトワからスローを受けたセバージョスから自陣中央右辺りでボールを受けたバルベルデがハーフウェイライン手前からドリブルを開始。相手守備陣の緩さはあったものの、緩急と巧みなコース取りでぐんぐんと相手陣内でボールを運んでいく。そして、ボックス手前右からカットインを仕掛けると、利き足とは逆の左足で見事なミドルシュートをゴール左上隅に突き刺し、4人抜きの独走弾を完結させた。
バルベルデのスーペルゴラッソでスコアをイーブンに戻して後半に臨んだマドリーは、後半も押し込む戦い方を継続。だが、状況に応じて6バック化するマジョルカの守備に苦戦を強いられる。
これを受け、アンチェロッティ監督は59分、アザールとメンディを下げてモドリッチとナチョを同時投入。この交代でロドリゴをセンターフォワード、バルベルデを右ウイング、アラバをセンターバックから左サイドバックに配置転換。異なるアプローチでゴールを目指す。
マジョルカも同じタイミングで交代カードを切ったことで、試合に動きが生まれると、64分にはマドリーにピンチ。マジョルカの途中出場コンビに左サイドを崩されてグルニエからのマイナスの折り返しをアントニオ・サンチェスにフリーでシュートされるが、これは枠の左に外れて事なきを得た。
その後、マドリーはセバージョスに代えてカマヴィンガ、直後の71分には負傷したルーカス・バスケスを下げてカルバハルの投入を余儀なくされ、20分以上を残して交代機会をすべて使い切ることになった。
このアクシデントで少し嫌な空気が漂うが、絶好調の若きエースがまたしても決定的な仕事を果たした。72分、相手陣内中央でドリブル突破を仕掛けたロドリゴからボックス手前でボールを引き取ったヴィニシウスは絶妙なファーストタッチでDFを外してボックス左に持ち込むと、GKのポジションを冷静に見極めて左足のシュートを流し込んだ。
ヴィニシウスの公式戦5試合連続ゴールで逆転に成功したエル・ブランコは、ここからゲームコントロールを意識した戦い方にシフト。ボールを動かしながら、前がかりな相手に対して前線のスピードを生かしたカウンターで追加点を目指す。
すると、試合終盤の89分には相手陣内右サイドで鮮やかなドリブル突破を仕掛けたロドリゴがボックス付近でDF2枚をかわして右足のシュートを流し込み、リーグ戦2試合連続ゴールを記録。さらに、試合終了間際の93分には同胞MFクロースの正確なFKのアシストからリュディガーが見事なボレーシュートで移籍後初ゴールを記録。試合終盤に見せた畳みかける攻めで一気に突き放した。
そして、前半こそベンゼマ不在による攻撃の停滞を感じさせたマドリーだったが、バルベルデのスーペルゴラッソに、若きセレソンコンビの2試合連続の躍動によって終わってみれば、4-1の快勝。開幕5連勝で次節マドリード・ダービーに大きな弾みを付けた。
開幕5連勝を目指す首位のマドリーは、日曜ランチタイムキックオフのホームゲームでマジョルカと対戦した。
前節、ホーム開幕戦となったベティスとの首位攻防戦をヴィニシウス、ロドリゴの若きセレソンコンビのゴールで2-1と競り勝ったエル・ブランコ。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でも敵地でセルティックを相手にアザールのゴールなどで3-0の勝利を飾った。
開始直後に裏へ抜け出したムリキにいきなり枠内シュートを打たれる入りとなった以降は、ボールを握って相手を押し込んでいくマドリー。
[5-4-1]の守備ブロックを敷くマジョルカに対して、ボランチ脇のスペースを使いながらコンビネーションやヴィニシウスらの個人技で局面の打開を図る。14分にはクロースのミドルシュート、以降は押し込んでの波状攻撃でゴールをこじ開けにかかる。だが、前半半ば過ぎにバルベルデとの連携でボックス内に侵入したロドリゴのシュートはGK正面を突きゴールとはならず。
すると、序盤以降はほぼ決定機を作らせなかったアウェイチームに狙っていた攻撃からゴールを奪われる。35分、バルベルデのファウルで与えた自陣左サイドでのFKの場面でキッカーのイ・ガンインに正確なボールをファーへ送り込まれると、ムリキに打点の高いヘディングで合わせられた。
0-0でも不満が残る状況の中で先手を奪われたマドリーはすぐさま反撃を開始。だが、スペースを消す相手に対して急造トリデンテがなかなか効果的な崩しを見せられず、ブロックの手前でボールを動かすにとどまる。
だが、0-1でのハーフタイム突入が濃厚と思われた前半アディショナルタイム3分にバルベルデが圧巻の個人技で同点ゴールをもたらした。GKクルトワからスローを受けたセバージョスから自陣中央右辺りでボールを受けたバルベルデがハーフウェイライン手前からドリブルを開始。相手守備陣の緩さはあったものの、緩急と巧みなコース取りでぐんぐんと相手陣内でボールを運んでいく。そして、ボックス手前右からカットインを仕掛けると、利き足とは逆の左足で見事なミドルシュートをゴール左上隅に突き刺し、4人抜きの独走弾を完結させた。
バルベルデのスーペルゴラッソでスコアをイーブンに戻して後半に臨んだマドリーは、後半も押し込む戦い方を継続。だが、状況に応じて6バック化するマジョルカの守備に苦戦を強いられる。
これを受け、アンチェロッティ監督は59分、アザールとメンディを下げてモドリッチとナチョを同時投入。この交代でロドリゴをセンターフォワード、バルベルデを右ウイング、アラバをセンターバックから左サイドバックに配置転換。異なるアプローチでゴールを目指す。
マジョルカも同じタイミングで交代カードを切ったことで、試合に動きが生まれると、64分にはマドリーにピンチ。マジョルカの途中出場コンビに左サイドを崩されてグルニエからのマイナスの折り返しをアントニオ・サンチェスにフリーでシュートされるが、これは枠の左に外れて事なきを得た。
その後、マドリーはセバージョスに代えてカマヴィンガ、直後の71分には負傷したルーカス・バスケスを下げてカルバハルの投入を余儀なくされ、20分以上を残して交代機会をすべて使い切ることになった。
このアクシデントで少し嫌な空気が漂うが、絶好調の若きエースがまたしても決定的な仕事を果たした。72分、相手陣内中央でドリブル突破を仕掛けたロドリゴからボックス手前でボールを引き取ったヴィニシウスは絶妙なファーストタッチでDFを外してボックス左に持ち込むと、GKのポジションを冷静に見極めて左足のシュートを流し込んだ。
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そして、前半こそベンゼマ不在による攻撃の停滞を感じさせたマドリーだったが、バルベルデのスーペルゴラッソに、若きセレソンコンビの2試合連続の躍動によって終わってみれば、4-1の快勝。開幕5連勝で次節マドリード・ダービーに大きな弾みを付けた。
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