チェルシー、ツィエクの他にも移籍寸前で白紙となった選手が…
2023.02.02 18:15 Thu
モロッコ代表MFハキム・ツィエクのパリ・サンジェルマン行きが書類不備で成立しなかった件で非難にさらされているチェルシーだが、移籍市場締め切り寸前で移籍が破断になっていた選手がもう一人いたようだ。
今冬の移籍市場でミハイロ・ムドリクとエンソ・フェルナンデスの獲得で1億ユーロ超えの移籍を2件も実現させてしまったチェルシー。エンソ・フェルナンデス獲得に支払った1億2100万ユーロは、ジャック・グリーリッシュを凌ぐ英国史上最高額の移籍金となった。
その一方で余剰戦力の整理は上手く進められなかった。ツィエクはPSG移籍に向けてメディカルチェックまで済ませている状況だったが、チェルシーによる再三の書類不備が原因で締め切りに間に合わず、移籍は認められなかった。
これにはPSGから怒りの声が上がっているが、チェルシーでは19歳のオマリ・ハッチンソンも移籍寸前でキャンセルという失意を味わっている。昨年7月にアーセナルの下部組織から加入したハッチンソンは将来有望のセントラルMF。チェルシーのファーストチームでは2試合に出場しているものの、さらなる出場機会のため、今冬に修行先を探していた。
その中で、チャンピオンシップのウェスト・ブロム行きが迫っていたが、同クラブは突如、レスターのマーク・オルブライトンに舵を切り、ハッチンソンのレンタル移籍は白紙に。これはチェルシーに非があるわけではないが、出場機会を求めていた19歳もまた、ツィエクと同じようにメンタル面に負担がかかってしまう結果となった。
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