「決断は間違っていなかった」ベルギー移籍半年で東京五輪切符を掴んだDF橋岡大樹が意気込む「金メダルを獲れるチーム」
2021.06.24 22:03 Thu
東京オリンピックに臨むU-24日本代表に選出されたシント=トロイデンのDF橋岡大樹が、オンラインの取材に応じ、意気込みやベルギーで得たものについて語った。
橋岡は浦和レッズの下部組織出身で、2018年2月にトップチームに昇格。右サイドバックやウイングバックでプレーするなどJリーグでも出場機会を得ると、2021年1月にシント=トロイデンへとレンタル移籍を果たした。
シーズン途中の加入となった橋岡だが、シーズンのラスト6試合に続けて出場。5試合連続フル出場を果たすなどポジションを掴み、3アシストを記録した。
6月のU-24日本代表の活動にも参加した橋岡は、センターバックとしてプレー。22日に発表されたU-24日本代表メンバーに招集され、東京オリンピックの出場が決定した。
橋岡は今回の選出について「U-24日本代表に選出されたことを本当に嬉しく思っています。そして、何よりも金メダルを獲るという目標に対して、しっかり向き合って絶対に獲って来たいと思います」とコメント。「シント=トロイデンを代表して行ってきますので、僕自身活躍して良い結果を残したいと思います」と意気込みを語った。
メンタル面で成長した部分については「自分がミスをしてしまった時に、そのミスを次のプレーまで、その試合ずっと引きずるということがちょくちょくあったんですが、ベルギーに行ってからミスを引きずることもなくなり、ミスをしても次やればいいと切り替えられるようになったので、そこは成長したなと実感しています」とコメント。ミスを試合中に悔やまなくなったと語った。
今回選出されたことで、多くの祝福のコメントも届いたという橋岡。「ベルギーに行って良かったね、シント=トロイデンに行って良かったねと言われることが多かったので、決断は間違っていなかったと思っています」と自身の移籍決断があっていたとコメント。「おめでというという形でも多くの声をいただきました」たくさんの人に祝われたとした。
ただ「選ばれることは1つの目標でしたが、そこがゴールではないです。選ばれてからが重要だと思うので、本大会で絶対に活躍するというところまでが1つの目標なので、そこまでやり遂げたいと思っています」とし、東京オリンピックで活躍したいと語った。
1年延期したことで選ばれる可能性が高まったともみられるが「プラスになったかなってないのかは、正直どっちとも言えないというのがありますが、まずは1年延期になったことで、自分が1年成長した姿を見せられることは、プラスだなと感じています」と語り、成長した部分がプラスだとコメント。選ばれた理由については「今回に関しては18人という枠で中2日で試合が来るということで、ユーティリティ性、複数のポジションができるというところが選出の決め手になったかなと思います」と自己分析を。また「対ヨーロッパ、南米、アフリカとフィジカル面が重要になると思うので、僕が持っているフィジカルの強さは通用すると思っているので、そういったところも決め手の1つだったかなと思います」とし、ユーティリティ性とフィジカルの強さを挙げた。
6月にはオーバーエイジの選手も含めて活動したが「この前の活動に関して物凄く良い雰囲気で臨めましたし、結果もついてきていたので、そういった部分では金メダルを獲れるチームだと思っています」と本大会に向けても自信を見せた橋岡。「だからこそ、みんなが本当に1つになって金メダル獲りに行くという気持ちで、もっともっと切磋琢磨していかなければいけないなと思っています」とし、まだまだチームとして成長する必要があると語った。
本大会では、南アフリカ、メキシコ、フランスとグループステージで同居している日本。対戦相手については「今回の大会に関しては周りから言われるのは、死のグループだねと言われるぐらい相手がものすごい強いということはわかっています。僕たちも僕たちなりに凄く自信があるので、相手どうこうではなく、僕たちがやれれば結果がついてくると思います」と語り、自分たちがしっかりとパフォーマンスを出すことが大事だと語った。
それぞれの特徴については「相手の印象としては南アフリカは足が伸びたり、際で頑張ってきたり、メキシコは戦う魂や球際の強さを尊敬しています。そういったところでも僕たちは負ける気もしないですし、尊敬しすぎることはよくないと思っています」と語った。
また「フランスに関しては身長が高い、高さのあるパワーのあるチームだと思っているので、僕たちも恐れることなく、戦っていきたいと思います」とコメント。「死のグループと言われましたけど、僕たち自身はどの相手になってもやることは一緒なので、まずは僕たちができる最高の準備をして戦いたいと思います」と矢印を自分たちに向けたいと語った。
難敵揃いの本大会となるが、橋岡はベルギーでの経験が生きるという。「ベルギーリーグにも物凄く個のある選手たちが多くて、フランスやメキシコ、アフリカ系の選手が凄くいるリーグなので、僕も3カ月ぐらいですがやってきたことは、このリーグでもできる自信もあります」とコメント。「自分の特徴や球際の強さ、対人の強さ、競り合いの強さはどこの国にも通用すると思っています。そういったところをチームに還元できればと思います」と高いパフォーマンスを出せると意欲を見せた。
橋岡は浦和レッズの下部組織出身で、2018年2月にトップチームに昇格。右サイドバックやウイングバックでプレーするなどJリーグでも出場機会を得ると、2021年1月にシント=トロイデンへとレンタル移籍を果たした。
シーズン途中の加入となった橋岡だが、シーズンのラスト6試合に続けて出場。5試合連続フル出場を果たすなどポジションを掴み、3アシストを記録した。
橋岡は今回の選出について「U-24日本代表に選出されたことを本当に嬉しく思っています。そして、何よりも金メダルを獲るという目標に対して、しっかり向き合って絶対に獲って来たいと思います」とコメント。「シント=トロイデンを代表して行ってきますので、僕自身活躍して良い結果を残したいと思います」と意気込みを語った。
東京オリンピックの半年前に海外挑戦するということはリスクもあるとみられた中、しっかりと移籍し結果を残した橋岡。「まずベルギーに行く前にオリンピックが終わってからでもいいんじゃないとたくさん周りの人から言われました。ただ、自分の意志が固くベルギーに行って絶対に試合に出てやるという気持ちでいきました」と強い意志を持って冬に移籍を決断したとコメント。「その結果、試合に出られて、成長できた部分が物凄くあると思っています。メンタル面が特に成長したと感じています。日本ではメンタル面で悩まされていましたが、シントトロイデンでその点が物凄く成長できたなと実感しています」と語り、移籍した上でしっかりと成長を実感できていると語った。
メンタル面で成長した部分については「自分がミスをしてしまった時に、そのミスを次のプレーまで、その試合ずっと引きずるということがちょくちょくあったんですが、ベルギーに行ってからミスを引きずることもなくなり、ミスをしても次やればいいと切り替えられるようになったので、そこは成長したなと実感しています」とコメント。ミスを試合中に悔やまなくなったと語った。
今回選出されたことで、多くの祝福のコメントも届いたという橋岡。「ベルギーに行って良かったね、シント=トロイデンに行って良かったねと言われることが多かったので、決断は間違っていなかったと思っています」と自身の移籍決断があっていたとコメント。「おめでというという形でも多くの声をいただきました」たくさんの人に祝われたとした。
ただ「選ばれることは1つの目標でしたが、そこがゴールではないです。選ばれてからが重要だと思うので、本大会で絶対に活躍するというところまでが1つの目標なので、そこまでやり遂げたいと思っています」とし、東京オリンピックで活躍したいと語った。
1年延期したことで選ばれる可能性が高まったともみられるが「プラスになったかなってないのかは、正直どっちとも言えないというのがありますが、まずは1年延期になったことで、自分が1年成長した姿を見せられることは、プラスだなと感じています」と語り、成長した部分がプラスだとコメント。選ばれた理由については「今回に関しては18人という枠で中2日で試合が来るということで、ユーティリティ性、複数のポジションができるというところが選出の決め手になったかなと思います」と自己分析を。また「対ヨーロッパ、南米、アフリカとフィジカル面が重要になると思うので、僕が持っているフィジカルの強さは通用すると思っているので、そういったところも決め手の1つだったかなと思います」とし、ユーティリティ性とフィジカルの強さを挙げた。
6月にはオーバーエイジの選手も含めて活動したが「この前の活動に関して物凄く良い雰囲気で臨めましたし、結果もついてきていたので、そういった部分では金メダルを獲れるチームだと思っています」と本大会に向けても自信を見せた橋岡。「だからこそ、みんなが本当に1つになって金メダル獲りに行くという気持ちで、もっともっと切磋琢磨していかなければいけないなと思っています」とし、まだまだチームとして成長する必要があると語った。
本大会では、南アフリカ、メキシコ、フランスとグループステージで同居している日本。対戦相手については「今回の大会に関しては周りから言われるのは、死のグループだねと言われるぐらい相手がものすごい強いということはわかっています。僕たちも僕たちなりに凄く自信があるので、相手どうこうではなく、僕たちがやれれば結果がついてくると思います」と語り、自分たちがしっかりとパフォーマンスを出すことが大事だと語った。
それぞれの特徴については「相手の印象としては南アフリカは足が伸びたり、際で頑張ってきたり、メキシコは戦う魂や球際の強さを尊敬しています。そういったところでも僕たちは負ける気もしないですし、尊敬しすぎることはよくないと思っています」と語った。
また「フランスに関しては身長が高い、高さのあるパワーのあるチームだと思っているので、僕たちも恐れることなく、戦っていきたいと思います」とコメント。「死のグループと言われましたけど、僕たち自身はどの相手になってもやることは一緒なので、まずは僕たちができる最高の準備をして戦いたいと思います」と矢印を自分たちに向けたいと語った。
難敵揃いの本大会となるが、橋岡はベルギーでの経験が生きるという。「ベルギーリーグにも物凄く個のある選手たちが多くて、フランスやメキシコ、アフリカ系の選手が凄くいるリーグなので、僕も3カ月ぐらいですがやってきたことは、このリーグでもできる自信もあります」とコメント。「自分の特徴や球際の強さ、対人の強さ、競り合いの強さはどこの国にも通用すると思っています。そういったところをチームに還元できればと思います」と高いパフォーマンスを出せると意欲を見せた。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cx2F6Z2L8Oy/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">槙野智章 Tomoaki Makino(@makino.5_official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.10.02 12:40 Mon2
再建目指す浦和レッズ、主力ボランチの穴を埋めるユース出身の大卒ルーキーMF伊藤敦樹が持つ武器
リカルド・ロドリゲス監督を新たに迎え、新たに生まれ変わろうとしている浦和レッズ。戦い方も変わり、選手の顔ぶれも変わった中で、改革のカギを握るであろう男がいる。それは、新加入のMF伊藤敦樹だ。 浦和のユースで育った伊藤は、今冬にシント=トロイデンへとレンタル移籍したDF橋岡大樹やDF荻原拓也(京都サンガF.C.へ期限付き移籍)の1つ先輩にあたる。 ジュニアユースから浦和に入った伊藤は、昨シーズンまで指揮を執った大槻毅監督によってユースへ引き上げられたが、思うような結果を残せずにトップ昇格を果たせず。流通経済大学へ進学。4年越しに浦和のユニフォームに袖を通すこととなった。 <span class="paragraph-title">|成長して帰還した浦和育ちのボランチ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/cws20210215ito_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWS Brains, LTD.<hr></div> 大学時代はセンターバックやサイドバック、そしてボランチと守備的なポジションをこなすユーティリティさを兼ね備えていたが、入団会見時には「ボランチで勝負したい」と力強く語っていた。 ここ数年結果が振るわない浦和は、今オフに中盤の主力選手たちがチームを去った。2014年に大宮アルディージャから加入したMF青木拓矢はFC東京へ、MF長澤和輝は名古屋グランパスへと移籍。さらにMFエヴェルトンはレンタル期間が終了し、ポルトへと戻った後ポルティモネンセへと移籍していた。 毎年20試合以上コンスタントに出場し、ボランチのポジションでチームを支えた青木、ボランチや右サイド、シャドーでもプレーした長澤、そしてボランチで2シーズンプレーしたエヴェルトンとここ数年の主力選手が一気に退団。そのボランチには、湘南ベルマーレからMF金子大毅、FC琉球からMF小泉佳穂を獲得した中、伊藤がポジション争いに名乗りを挙げた。 <span class="paragraph-title">|進化した守備強度、ベテランとのコンビ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/cws20210215ito_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWS Brains, LTD.<hr></div> ユース時代もボランチでプレーしていた伊藤は、前述の通り大学ではセンターバックなど他のポジションでもプレー。プレーの幅を広げたことに加え、守備の強度などが高まっていった。 その大きな理由は、大学4年時にコーチとしてやってきた浦和OBの曺貴裁氏の存在が大きい。入団会見でも「昨年1年間、曺さんがコーチとして来てくれて、日ごろの練習からプロと同じ目線で指導してくれました。守備の強度や切り替えは曺さんが来てくれたことで大学4年生にして成長することができたと思います」とコメントしていた。 センターバックでプレーしたことにより、守備力が上がり、最後の1年で大きく伸びた伊藤。さらに、高い戦術理解度が、リカルド・ロドリゲス監督の目を惹くこととなった。 リカルド・ロドリゲス監督は[4-4-2]をベースとしたシステムを構築。伊藤は、沖縄キャンプ中のトレーニングマッチでは、キャプテンに就任したベテランMF阿部勇樹とともにダブルボランチの一角で出場していた。 そして13日に行われたSC相模原とのトレーニングマッチでも、阿部とボランチでコンビを組むと、一定の距離感を保ってプレー。また、両サイドバックが高い位置を取り[2-4-4]のような状態になると、サイドバックの裏のケアや、2CBのDF岩波拓也、DF槙野智章のサポートに入るなど、しっかりとしたプレーを見せた。 一定のパフォーマンスを見せていたように見えたが、伊藤本人は「前半に関しては相手はなかなか前から来なくて、自分のところでテンポを変えるパスとか、スイッチを入れることがもう少しできたらと思います」と攻撃面での課題を口にした。それでも、阿部とのコンビについては「2CBと阿部さんと僕のところで、どっちかが降りたら真ん中を、ボランチのどちらかが2トップの真ん中を取るのは練習からやっている形でした」と語り、「練習してきた形で相手の1列目を突破できている部分はあったので、良かったかなと思います」と一定の手応えを掴んだようだ。 <span class="paragraph-title">|高い戦術理解度はリカルド体制の武器に</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/cws20210215ito_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWS Brains, LTD.<hr></div> その伊藤は、押し込む展開の中で初ゴールを記録。埼玉スタジアム2002でのシーズン初ゴールを見事に決めて見せた。 右CKから阿部がフリックしたボールを武藤雄樹がファーで折り返すと、最後に押し込んだ伊藤。「率直にうれしいですね」とゴールを振り返ったが、トレーニングマッチとはいえ憧れの浦和レッズのユニフォームを着て、シーズン最初のホームでのゴールを決めたことは期待せざるを得ない結果と言えるだろう。 その伊藤の最大の武器となるのが、高い戦術理解度。そして、リカルド・ロドリゲス監督の下で生まれ変わろうとする浦和にとって、最も重要なポイントを備えている。 ここ数年で定着しつつある“ポジショナル・プレー”を標榜するリカルド監督。徳島ヴォルティスでも4年にわたって積み上げた結果、チームをJ2優勝へと導き、J1の舞台に引き上げることとなった。 浦和も5つのレーンに分けたサッカーを展開。大外にサイドハーフの選手が立ち、1つ内側をサイドバックが使う形を相模原戦でも積極に見せていた。 右サイドバックに入った宇賀神友弥は大外を使いたがった一方で、左サイドバックの山中亮輔は1つ内側を使うなど、選手が流動的にポジションを変えている様子が見られ、そこに対応する点で伊藤は遅れを見せていなかった。 自身でも「練習から5レーンを意識してやっていて、攻めているときも後ろの2CB、サイドバック、ボランチを含めてリスクマネジメントをやっている」とコメント。「日頃の練習の成果は多少出たのかなと思います」とトレーニングで積み上げたことを出せたとした。 また、戦術理解度についても「自分で言うのもなんですが、サッカーを知っている方だと思う」と語り、「戦術理解のところや頭を使うところは自分の特徴でもある」とコメント。「キャンプから通して、リカルド監督が言っていることを理解できて、試合や練習でその表現ができていると思います」と、監督が意図していることをしっかりと理解できていると自信を見せた。 ボランチを務めていた主力が抜け、弱体化も叫ばれた浦和だが、伊藤の存在は生まれ変わろうとしている浦和にとっては重要なピースになるだろう。 その伊藤は「始動してから開幕スタメンを目指してきたので、コンディションを落とさず、開幕スタメンを取れるように頑張っていきたいです」と強く語った。4年ぶりに戻ってきた男が、チームの軸になれるのか。浦和が生まれ変わった姿を見せるカギとなりそうだ。 <div id="cws_ad">《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》</div> 2021.02.15 20:50 Mon3
2025年の代表デビューが確実視される20歳のDF。2026年北中米W杯滑り込みは叶うのか?/チェイス・アンリ(シュツットガルト)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.56】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選6試合で勝ち点16を稼ぎ、C組独走態勢に入っている日本代表。3月20日のバーレーン戦(埼玉)に勝てば、3試合残して本大会切符獲得が決まる見通しだ。 そうなれば、新戦力をテストする余裕も生まれる。森保一監督もここまでは出場権を得るために手堅い陣容で戦ってきたが、さらなる選手層拡大が必要不可欠だということはよく分かっているはず。特に久保建英(レアル・ソシエダ)より若い2002年生まれ以降の選手を増やしていくことが、先々の代表を考えても非常に重要なテーマなのだ。 そこで注目されるのが、2004年3月生まれのチェイス・アンリ(シュツットガルト)だろう。2022年に尚志高校を卒業し、Jリーグを経由せずにドイツに渡った187センチのDFは2023年末までは主にセカンドチームでプレー。2024年になってトップチームで練習する機会が増えたが、23-24シーズンのドイツ・ブンデスリーガ1部デビューは叶わなかった。 しかしながら、2024年8月24日のフライブルク戦で途中出場し、リーグ戦初出場を果たすと、今季はコンスタントにピッチ立つようになった。前半戦だけで12試合に出場。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもレアル・マドリー戦やユベントス戦に出場。世界最高峰レベルを体感し、驚異的な成長を遂げているのだ。 「アンリが最初にトップチームに来たのは、1年前のアジアカップの時。『この子、止める蹴るもうまくできないし、プレッシャーが来たらミスしちゃうし、ホントにどうなるんだろう』と心配になったくらいだったんだよね(笑)」 「でも、毎日壁に向かってボールを蹴ったり、自分とか洋輝(伊藤=バイエルン・ミュンヘン)に『一緒にやってください』と自分から言ってきて、アドバイスをもらったりもしてて、シーズン終わる頃にはトップチームの練習も遜色なくこなせるようになっていた。あの成長スピードにはホントに驚かされました」 「今季、CLに出ている姿を見ていると、伸び率の凄さに感心させられる。彼の良いところはドイツ人のチームメートやコーチに『どうしたら良いか』とどんどん聞きに行くし、うまくなりたいという気持ちを前面に押し出せるところ。あのメンタルは普通の日本人の若手とは全然違うと思いますね」と原口元気(浦和)も貪欲さと向上心の強さに太鼓判を押していた。 そういうガツガツ感やギラギラ感は、今の森保ジャパンに少し欠けているものかもなのかもしれない。1年前のアジアカップで8強敗退を強いられた後、チーム状態がV字回復したこともあり、選手たちはみな黙々とやるべきことをこなしている印象が強い。そこにチェイス・アンリのような鼻息の荒い若武者が参入してきたら、年長者たちは危機感を抱くはず。そう仕向けてほしいのだ。 早ければ、6月のオーストラリア(パース)・インドネシア(吹田)2連戦での代表デビューが有力視されるが、チェイス・アンリが2026年W杯に生き残れるかどうかというのはまだまだ未知数。というのも、日本のDF陣は優れたタレントの集団だからだ。 現時点では板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(サン=ジロワーズ)らが最終ラインの軸を担っているが、ケガで離脱中の谷口彰悟(シント=トロイデン)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝らが控えている。右サイドバック(SB)とウイングバック(WB)を兼務できる橋岡大樹(ルートン・タウン)や菅原由勢(サウサンプトン)、パリ五輪代表の関根大輝(柏)らもいて、その間に割って入るのは至難の業なのだ。 過酷な環境下でチェイス・アンリが確固たる地位を築くためにも、シュツットガルトでの今季後半戦でのパフォーマンスを大事にしなければいけない。 今季のシュツットガルトはブンデスで10位と昨季ほどの勢いを示せていないが、3位のフランクフルト、4位のライプツィヒとはまだ勝ち点4差しかなく、今後の戦い次第ではCL圏内に浮上することも十分可能。彼自身がその原動力になっていくことが重要だ。 CLの方も決勝トーナメントプレーオフに回る9〜24位のところにあと一歩という状況。残り2試合でチャンスをモノにできれば、より高い領域にたどり着けるかもしれない。先輩・原口でさえ手が届かなかったCLに20歳の若さで参戦できている貴重な経験値を生かし、高みを追い求め続けるしかないのだ。 10代からドイツでしのぎを削ってきた男がこの1年でどう化けるのか。それは多くの人々が興味を抱いている点だろう。これからはJリーグを経由せずにいきなり欧州で勝負する人材も増えていく。チェイス・アンリが次世代のモデルになってくれれば理想的。 2025年は彼にとって自身のキャリアを左右する重要な1年になりそうだ。 文・元川悦子 2025.01.10 11:00 Fri4
U-19日本代表メンバー発表! 久保建英、中村敬斗、齊藤未月ら《ブラジル遠征》
▽日本サッカー協会(JFA)は7日、ブラジル遠征を行うU-19日本代表メンバーを発表した。 ▽今回は、FW久保建英(横浜F・マリノス)やFW中村敬斗(ガンバ大阪)、MF齊藤未月(湘南ベルマーレ)、DF橋岡大樹(浦和レッズ)らJリーグでも出場機会を得る有望株が招集を受けた。 ▽ブラジル遠征は13〜23日まで実施。第1戦や第2戦の相手は現時点で未定だが、第3戦はU-19ブラジル代表との対戦が決まっている。 ◆U-19日本代表メンバー GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(ガンバ大阪) DF 橋岡大樹(浦和レッズ) 宮本駿晃(柏レイソル) 角田涼太朗(筑波大学) 川井歩(サンフレッチェ広島) 瀬古歩夢(セレッソ大阪U-18) 菅原由勢(名古屋グランパスU-18) 小林友希(ヴィッセル神戸U-18) MF 齊藤未月(湘南ベルマーレ) 中島元彦(セレッソ大阪) 郷家友太(ヴィッセル神戸) 山田康太(横浜F・マリノス) 平川怜(FC東京) 斉藤光毅(横浜FCユース) 西川潤(桐光学園高校) FW 田川亨介(サガン鳥栖) 宮代大聖(川崎フロンターレU-18) 中村敬斗(ガンバ大阪) 久保建英(横浜F・マリノス) 2018.12.07 15:55 Fri5
創設100周年のシント=トロイデン、元神戸指揮のトルステン・フィンク氏が監督就任「ワクワクしています」
日本人選手が5名所属しているジュピラー・プロ・リーグのシント=トロイデンは16日、トルステン・フィンク氏(55)を新監督に招へいしたことを発表した。 ベルント・ホラーバッハ監督が率いていた中、今シーズンはジュピラー・プロ・リーグを12位で終了。プレーオフに進めず、早々にシーズンの終わりを迎えた。 今シーズンの日本人選手は日本代表のGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、元日本代表FW岡崎慎司、そしてFW林大地、FW原大智の5名が所属している状況。ただ、シュミット・ダニエル、岡崎には退団の噂も出ている。 また、ホラーバッハ監督は昨年12月に今シーズン限りでの退任を明言。そのため、新たな監督に誰を迎えるかが話題となっていた。 フィンク氏は、ドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めると、2019年6月から2020年9月までは神戸を指揮していた。 天皇杯優勝などタイトルを獲得した一方で、リーグ戦では苦戦。家庭に事情で急遽退任したが、その後ラトビア1部のリガFCで指揮を執っていた。 2022年5月に他国リーグからのオファーがあるとして退任すると、UAEのアル・ナスル(クリスティアーノ・ロナウドが所属しているクラブとは別)で指揮を執っていたが、2022年11月に解任されていた。 フィンク氏はクラブを通じてコメントしている。 「豊かな歴史を持ち、熱狂的なファンがいるSTVVの監督に就任することができて、ワクワクしています。クラブ創設から100周年を迎えるシーズンを特別なものにするため、コーチ・選手と共に良いシーズンを過ごせるよう全力を尽くします」 また、最高経営責任者(CEO)の立石敬之氏もコメントしている。 「STVV創設100周年を迎える記念すべきシーズンに『勝者のメンタリティー』を持つフィンク監督を招聘することができ、とても光栄に思います。若手の育成に長け、昨シーズンまで積み上げてきた組織的な守備に攻撃力を上積みしたサッカーを見せられることができるように新監督と共にチームを準備し、戦っていきたいです」 2023.05.16 19:12 TueU-23日本代表の人気記事ランキング
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松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み
今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon2
【パリ行きの命運を託された23選手】”驚き”の招集も190cmの長身と冷静な判断力でGKチームに刺激をもたらす、山田大樹
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、山田大樹にフォーカスする。 ■山田大樹(GK/鹿島アントラーズ) 鹿島アントラーズにはジュニア時代から所属する山田。ジュニアユース、ユースと昇格すると、2018年、2019年は2種登録。2020年に正式にトップチームに昇格した。 190cmという恵まれた体格を持ち、プロ1年目には当時の1つ上の先輩であるGK沖悠哉(清水エスパルス)が離脱したことでいきなりプロデビュー。さらにJ1でもデビューを果たすなどした。 ただ、1つ違いの沖が2020年途中から正守護神となり、出番が得られず。2022年はクォン・スンテ、早川友基、沖に続く4番手の扱いとなりルーキーイヤー以来出番はなし。2023年はファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍すると、開幕から出番をもらうもポジション争いに敗れてリーグと天皇杯合わせて8試合の出場に終わった。 今シーズンから鹿島に戻るもまだ出番はなし。それでも、世代を代表するGKの1人ということもあり、パリ・オリンピック出場を懸けた最終予選に急遽招集を受けることとなった。 山田はU-15日本代表から招集を受けると、U-16日本代表ではAFC U-16選手権で守護神として優勝を経験。しかし、パリ五輪世代の選手が出場した2019年のU-17ワールドカップはケガの影響でメンバー外。その後も世代別の代表を経験し、多くの国際大会に招集され、2023年にはアジア競技大会にも参加していたが、チーム事情で早期離脱。出番はなかった。 クラブでも代表でもあまり出番がない中での招集。持ち味はやはり身長を生かしたハイボールの処理と、ショットストップ、そして状況の判断力を持ち合わせたポジショニングも武器としている。 GK1人しか出場できないポジションだけに、出番が巡ってくるかはわからないが、日本代表はどの世代もGKチームは一丸となって取り組む部分があり、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京)とのトリオで高め合っていきたいところだ。 2024.04.13 21:00 Sat3
レーティング:U-23ギニア 1-2 U-23日本《トゥーロン国際大会》
▽U-23日本代表は25日、トゥーロン国際大会グループB第3節でU-23ギニア代表と対戦し、2-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 ▽U-23日本採点 GK 1 櫛引政敏 5.5 失点に絡むも後半は安定したプレーでチームを支えた DF 2 ファン・ウェルメスケルケン・際 4.5 ポジショニングや判断の悪さが目立つ低調な出来 (→井手口陽介 5.5) ハードワークは見せたが、攻守にもの足りない 3 三浦弦太 5.5 相手のスピードに苦戦も大崩れせず 5 植田直通 5.5 急造の最終ラインを何とか統率 13 三丸拡 6.0 前半に一度不用意なボールロストがあったものの、高精度のクロスから先制点をアシスト MF 14 前田直輝 5.5 前後半に見せ場があったものの、後半の絶好機を決め切れず。アピールに失敗 15 喜田拓也 5.5 ボランチと慣れない右サイドバックで奮闘。ミスはあったが、気迫は見せた 19 鎌田大地 6.0 フィニッシュの精度こそ欠いたものの、1アシストなど要所で起点に (→大島僚太 5.0) チーム全体のパフォーマンスもあり、目立ったプレーはなかった 7 原川力 5.5 攻守に最低限の仕事はこなしたが、ゲームキャプテンとしては少しもの足りない 18 南野拓実 6.0 さすがの決定力で決勝点を記録 (→浅野拓磨 5.5) 終盤に見せ場を作ったが、味方とうまく絡めず、攻撃を停滞させてしまった FW 20 富樫敬真 6.0 貴重な先制点を記録。ポジションを移した後半はやや停滞も前半は上々の出来 (→野津田岳人 5.0) ほとんど攻撃に絡めなかった 監督 手倉森誠 6.0 負傷者と疲労を抱えながら何とか選手をやり繰りし、嬉しい大会初勝利 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 富樫敬真(U-23日本) ▽この試合で傑出したパフォーマンスを披露した選手はいなかったが、先発起用に応える先制点を記録するなど、リオ五輪メンバー入りに向けてアピールした横浜F・マリノスの若手ストライカーをMOMに選出。 U-23ギニア 1-2 U-23日本 【U-23ギニア】 バンガリー・スマー(前10) 【U-23日本】 富樫敬真(前3) 南野拓実(前39) 2016.05.26 02:10 Thu4
U-23日本代表がリオ五輪直前に開催国のU-23ブラジル代表と対戦!!
▽日本サッカー協会(JFA)は31日、7月20日にU-23ブラジル代表と国際親善試合を行うことを発表した。 ▽U-23日本代表はリオ五輪に向けて7月21日よりブラジルで直前合宿を予定している。本大会前に、開催国であり優勝候補でもあるU-23ブラジル代表との対戦に、U-23日本代表を率いる手倉森誠監督は次のように語った。 <div id="ad"></div> ◆手倉森誠監督(U-23日本代表) 「勝って勝って勝ち進まなければ対戦できない相手と本大会前にテストマッチをできることは大きいです。オリンピック本大会の初戦の重要性や難しさを考えれば、このタイミングでブラジルと対戦することはとても大事なことです」 「チームとしてゲームテンション、インテンシティを高めるチャンスでもあります。選手個々にとっても貴重な強化の場で、良い経験を積めると思います」 ▽なお、今回の国際親善試合はテレビ放送も決定しており、日本時間の7月31日(日)の午前4時30分にキックオフを迎える。 2016.05.31 14:00 Tue5
