マディソン&バーンズ弾のレスターがビラ撃破で2連勝! 暫定2位に浮上《プレミアリーグ》
2021.02.22 01:03 Mon
プレミアリーグ第25節、アストン・ビラvsレスター・シティが21日にビラ・パークで行われ、アウェイのレスターが1-2で勝利した。
2試合未消化ながら8位に付けるアストン・ビラ(勝ち点36)と、3位のレスター(勝ち点46)による上位対決。前節、リバプールに鮮やかな逆転勝利を挙げたレスターだが、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)ではスラビア・プラハとのアウェイゲームを0-0のドローで終えることになった。
主力を起用したそのスラビア・プラハ戦からはアマルテイ、オルブライトンに代えてカスターニュ、リカルド・ペレイラと負傷明けの2選手をいずれも右サイドで縦に並べた。
グリーリッシュを負傷で欠くホームチームに対して、立ち上がりからエンジン全開のレスターは、積極的に足を振っていきGKマルティネスを脅かす。すると19分、ヴァーディへのロングボールのこぼれ球を拾ったバーンズがペナルティアーク付近のマディソンの足元に繋ぐと、マディソンがすかさず狙いすました右足のミドルシュートをゴール左下隅の完璧なコースに突き刺した。
敵地で幸先よく先制に成功したレスターは続く23分には右サイドのスローインからティーレマンス、バーンズとボックス付近で繋いでヴァーディが左足の鋭いシュートを放つ。これはGKマルティネスの好守に遭うが、バーンズが冷静にこぼれ球を蹴り込んだ。
それでも、ハーフタイムに修正を図ったビラは立ち上がりの48分、左サイド深くに侵攻したターゲットからのクロスをゴール前に飛び込んだマッギンがワンタッチシュート。これはDFのブロックに遭うも、ゴール前でこぼれ球に反応したトラオレが冷静に左足で蹴り込んでこの試合最初の枠内シュートをゴールに結びつけた。
緩い入りからいきなり点差を縮められたレスターだが、これをキッカケに気を引き締め直すと、前半同様にここから攻勢を強めていく。59分にはボックス手前の好位置で得たFKをマディソンが直接狙うが、壁を越えて枠の右隅に向かったシュートはGKマルティネスのビッグセーブに阻まれる。さらに、64分には前半から積極的にサイドに流れてサイドバックの背後を狙っていたヴァーディがボックス左からシュートを放つが、これは枠の右に外れる。
失点以降は危なげなく試合を運んでいたレスターだったが、アクシデントが発生。後半序盤にシュートを放った際に左足の違和感を訴えていたマディソンがプレー続行不可能となり、メンディを投入することになった。
攻撃の全権を握る司令塔の不在を受けて、後半半ばから終盤にかけてより堅守速攻の色合いを強めるアウェイチームは、リカルド・ペレイラ、ティーレマンスに代えてアマルテイ、チョードリーと守備的な選手を終盤にピッチへ送り込んで逃げ切り態勢に入る。
一方、今冬加入のサンソンやトレゼゲをピッチに送り込んだビラは左サイドのターゲットのクロスを起点にトラオレが2点目に迫るなど、幾度か良い攻めを見せるが、グリーリッシュ不在を感じさせる最後のところでの工夫が足りない。試合終了間際の94分にはセットプレーの流れからの波状攻撃でエル・モハマディのクロスをゴール前のミングスが頭で合わすが、これは枠の左に外れて万事休す。
そして、難敵ビラを敵地で退けたレスターがリーグ連勝で暫定2位に浮上した。
2試合未消化ながら8位に付けるアストン・ビラ(勝ち点36)と、3位のレスター(勝ち点46)による上位対決。前節、リバプールに鮮やかな逆転勝利を挙げたレスターだが、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)ではスラビア・プラハとのアウェイゲームを0-0のドローで終えることになった。
主力を起用したそのスラビア・プラハ戦からはアマルテイ、オルブライトンに代えてカスターニュ、リカルド・ペレイラと負傷明けの2選手をいずれも右サイドで縦に並べた。
敵地で幸先よく先制に成功したレスターは続く23分には右サイドのスローインからティーレマンス、バーンズとボックス付近で繋いでヴァーディが左足の鋭いシュートを放つ。これはGKマルティネスの好守に遭うが、バーンズが冷静にこぼれ球を蹴り込んだ。
この連続ゴールで完全に流れを掴んだアウェイチームは、ホームチームの反撃を枠内シュート0に抑え込むなど、ほぼ完ぺきな内容でハーフタイムを迎えた。
それでも、ハーフタイムに修正を図ったビラは立ち上がりの48分、左サイド深くに侵攻したターゲットからのクロスをゴール前に飛び込んだマッギンがワンタッチシュート。これはDFのブロックに遭うも、ゴール前でこぼれ球に反応したトラオレが冷静に左足で蹴り込んでこの試合最初の枠内シュートをゴールに結びつけた。
緩い入りからいきなり点差を縮められたレスターだが、これをキッカケに気を引き締め直すと、前半同様にここから攻勢を強めていく。59分にはボックス手前の好位置で得たFKをマディソンが直接狙うが、壁を越えて枠の右隅に向かったシュートはGKマルティネスのビッグセーブに阻まれる。さらに、64分には前半から積極的にサイドに流れてサイドバックの背後を狙っていたヴァーディがボックス左からシュートを放つが、これは枠の右に外れる。
失点以降は危なげなく試合を運んでいたレスターだったが、アクシデントが発生。後半序盤にシュートを放った際に左足の違和感を訴えていたマディソンがプレー続行不可能となり、メンディを投入することになった。
攻撃の全権を握る司令塔の不在を受けて、後半半ばから終盤にかけてより堅守速攻の色合いを強めるアウェイチームは、リカルド・ペレイラ、ティーレマンスに代えてアマルテイ、チョードリーと守備的な選手を終盤にピッチへ送り込んで逃げ切り態勢に入る。
一方、今冬加入のサンソンやトレゼゲをピッチに送り込んだビラは左サイドのターゲットのクロスを起点にトラオレが2点目に迫るなど、幾度か良い攻めを見せるが、グリーリッシュ不在を感じさせる最後のところでの工夫が足りない。試合終了間際の94分にはセットプレーの流れからの波状攻撃でエル・モハマディのクロスをゴール前のミングスが頭で合わすが、これは枠の左に外れて万事休す。
そして、難敵ビラを敵地で退けたレスターがリーグ連勝で暫定2位に浮上した。
アストン・ビラの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
アストン・ビラの人気記事ランキング
1
シティでの最後を迎えるフェルナンジーニョにペップ「いつか再会すると確信」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が元ブラジル代表MFフェルナンジーニョに言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 2013年にシャフタール・ドネツクから加入してから、9年間をシティで過ごす。決して派手なプレーヤーではないが、黒子的な役割でグアルディオラ体制でも重宝され、370試合以上の公式戦出場数を誇る。 昨季からはキャプテンとしての役割も託され、チーム内でも全幅の信頼を勝ち取る37歳だが、ここ数年にわたって出番も減少傾向のなかで、今年4月中旬に今季限りの契約をもっての退団を表明している。 22日に本拠地で行われるプレミアリーグ最終節のアストン・ビラ戦で勝てば自力での連覇が決まるグアルディオラ監督は先立った会見で、シティでの最後になるフェルナンジーニョについても感慨深げに語った。 「我々は他の何選手かと同じようにずっと一緒にやってきた。彼は今やキャプテンで、それにふさわしい。良いときも、悪いときも、一緒に色々な経験をしてもきた」 寛大な男だし、まず考えているのは自分よりもクラブやチーム。彼との仕事は私の人生においても、ありがたい時間だったのを彼自身もわかってくれているはずだ」 「ブラジルでのラスト数年における彼の幸運を祈っているよ。将来は監督をやれるかもしれない。私は彼とまた会えると確信している」 2022.05.21 09:45 Sat2
「犯罪者」のレッテルが貼られた怒りを買うスタグル、衝撃のクオリティが話題「なんだこれ」「降格すべきだ」
サッカー観戦時の楽しみの1つでもあるのがスタジアムグルメ。しかし、とんでもないものがあったと話題を呼んでいる。 Jリーグのスタジアムグルメはかなり充実度が高く、各クラブが力を入れている部分でもある。 一方で、海外のスタジアムでは日本ほどではないものの、それでも名物のメニューがあったりするものだ。 しかし、今回見つかったのはとんでもないメニュー。チキンバーガーなのだが、そのクオリティが最悪だと怒りを買っている。 そのチキンバーガーが売られているのがアストン・ビラの本拠地であるビラ・パーク。由緒あるスタジアムだが、グルメはそうはいかなかったようだ。 各国のスタジアムグルメをSNSで投稿している『Footy Scran』が投稿。バンズに薄っぺらいチキンが挟まっており、価格はなんと5ポンド(約820円)だという。 チキンの厚みもなければ、サイズもバンズより一回りほど小さいもの。味もなく、「犯罪者」というレッテルを貼られている。 これを見た他クラブのファンは「これは降格すべきだろう」、「一体これは何なんだ」、「これは食べられるんだろうか」とコメントが集まることに。高すぎるというメニューも他のスタジアムではあるが、あまりにも質素で衝撃的なチキンバーガーには擁護する声はほとんど見られなかった。 <span class="paragraph-title">【写真】これで820円!? 怒りを買うチキンバーガー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Chicken burger at Aston Villa (<a href="https://twitter.com/AVFCOfficial?ref_src=twsrc%5Etfw">@AVFCOfficial</a>) <br><br> £5 <a href="https://t.co/ihFsgAUi4u">pic.twitter.com/ihFsgAUi4u</a></p>— Footy Scran (@FootyScran) <a href="https://twitter.com/FootyScran/status/1631006554915852300?ref_src=twsrc%5Etfw">March 1, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.02 23:15 Thu3
プレミアリーグ上位対決での疑惑の判定…PGMOLチーフのウェブ氏が見解「アーセナルのゴール取り消しは正しい判断」
プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)でチーフを務めるハワード・ウェブ氏が、アストン・ビラvsアーセナルでの判定について問題なしとの見方を示した。プレミアリーグ公式サイトが伝えている。 今季は定期的に審判の判定が議論になっているプレミアリーグ。特にアーセナルは第11節のニューカッスル戦でいくつかの際どい判定がことごとく不利に働いたことから、試合後にはミケル・アルテタ監督は「恥ずべき判定だ」と主審に激怒。クラブも指揮官の肩を持つ声明を出したことで、賛否両論を巻き起こした。 そんなアーセナルは、プレミアリーグ第16節のビラ戦でも議論の的になる判定が発生。1点を追う状況で迎えた90分、FWカイ・ハヴァーツが同点弾を挙げたかに見えたが、これはハヴァーツのハンドで取り消しに。ただし、その直前には相手DFマティ・キャッシュの手にも当たっているように見えたため、試合後にはさまざまな意見が飛び交った。 これについて、ウェブ氏は判定に問題はなかったと断言。現行ルールについて解説し、ジャレッド・ジレット主審の冷静なジャッジを称えている。 「ルールとして、たとえ偶発的なものであっても攻撃側の選手の手や腕にボールが接触し、それが即ゴールにつながったらファールになる。その点、ジャレッド・ジレット主審のフィールドでの判断は実に正しかった。カイ・ハヴァーツの腕に接触があったなら、ルールとしてファールだ」 「故意ではなくても、ファールはとらなければならない。そして、ハヴァーツの腕に当たりゴールが無効になる状況でありながら、その数秒前にはマティ・キャッシュの腕にも同じように偶然ボールが当たっていた。しかし、彼はファールではなかった」 「ルールとして、彼にファールを与えることはできない。彼は守備側であり、ファールとするには不自然に体を大きく広げたり意図的にハンドがあったりする必要があるからだ。彼はそのどれにも該当せず、ファールとしなかったのは正しい。そしてその後にハヴァーツの手に当たった以上、ゴールは認められない」 「このルールは5年ほど前から施行されている。ルールは常に見直されており、もしかしたら変更されるかもしれない。だが、今回のケースにおいてレフェリーは絶対に正しいことをした」 「これにVARが介入するなら、ボールが手に当たっていないという明確な証拠があるかチェックする必要がある。それが決定的でないなら、彼らはフィールド上の判定のままにするだろう。そして実際にVARを見ると、ハヴァーツの腕に接触していると示す角度があった」 「VARは試合を審判するためにあるのではなく、明らかなミスに対するセーフティネットとして存在する。ジャレッドはその立場からこの状況を明確に見てファールとした。そうするのは正しく、彼の功績になるだろう」 2023.12.13 18:35 Wed4
プレミア最優秀選手の最終候補8名が発表! 優勝争う2クラブから2名ずつがノミネート
プレミアリーグは9日、2023-24シーズンの最優秀選手賞であるプレーヤー・オブ・ザ・シーズンのノミネート選手8名を発表した。 シーズンも残すところあとわずか。2022-23シーズンに続いてアーセナルとマンチェスター・シティが優勝を争っている状況だ。 4連覇を目指すシティと20年ぶりの優勝を目指すアーセナル。8名の最終候補には、それぞれ2名ずつがノミネートしている。 現在首位のアーセナルからはキャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールと、今シーズン加入したイングランド代表MFデクラン・ライスの2名、4連覇を目指すシティからは、得点ランキングトップを走り昨シーズンはこの賞を受賞したノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、イングランド代表MFフィル・フォーデンがノミネートしている。 その他、3位で追いかけるリバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク、今季シティからチェルシーに移籍し、プレミアリーグで21ゴールの活躍を見せているイングランド代表MFコール・パーマー、4位につけるアストン・ビラで19ゴールを記録するイングランド代表FWオリー・ワトキンス、そして20ゴールで得点ランキング3位につけるニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクがノミネートされた。 ファン投票は5月13日まで、EA SPORTSの公式サイトから投票が可能。サッカー専門家委員会の投票と合わせて勝者が決定され、5月18日に受賞者が発表される。 ◆最優秀選手候補8名 MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) 今季成績:32試合16ゴール8アシスト FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 今季成績:28試合25ゴール5アシスト FWアレクサンダー・イサク(ニューカッスル) 今季成績:27試合20ゴール1アシスト MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル) 今季成績:33試合8ゴール8アシスト MFコール・パーマー(チェルシー) 今季成績:31試合21ゴール9アシスト MFデクラン・ライス(アーセナル) 今季成績:36試合ゴール8アシスト DFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール) 今季成績:34試合2ゴール2アシスト FWオリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 今季成績:35試合19ゴール12アシスト 2024.05.09 23:30 Thu5
