10人の3部相手に逆転負けを喫したレアル・マドリーが5季ぶりの3回戦敗退…《コパ・デル・レイ》
2021.01.21 07:41 Thu
                レアル・マドリーは20日、コパ・デル・レイ3回戦でセグンダB(スペイン3部)に所属するアルコヤーノと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。
14日に行われたスーペル・コパ準決勝のビルバオ戦を1-2で敗れたマドリーは、その試合からカゼミロ以外のスタメン10名を変更。3トップにL・バスケス、マリアーノ、ヴィニシウスを据えた[4-3-3]の布陣を採用した。
試合序盤から押し込む展開が続いたマドリーだったが、アタッキングサードでのアイデアと精度を欠き、なかなか決定機まで持ち込むことができない。14分にはショートコーナーの流れからL・バスケスの右クロスをミリトンが頭で合わせたが、これは相手GKが正面でキャッチした。
膠着状態が続く中、マドリーは前半ラストプレーで先制に成功する。45分、左CKの二次攻撃からイスコのパスをボックス左手前で受けたマルセロがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだミリトンがダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。
後半も立ち上がりから主導権を握るも決定機を決め切れないマドリーは、67分にマリアーノを下げてベンゼマを投入。すると78分、スルーパスで左サイドを抜け出したヴィニシウスが、ボックス外まで飛び出したGKの脇を抜くシュートを狙ったが、これはすべり込んだGKホセ・フアンが足でブロック。
追い付かれたマドリーは、86分にマルセロの左クロスからL・バスケスがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これは相手GKの好セーブに阻まれた。結局、90分では決着がつかず試合は延長戦に突入した。
延長に入りマドリーは、アセンシオやアザール、クロースを投入。さらに延長後半5分には、アルコヤーノのラモン・ロペスが2枚目のイエローカードで退場処分となった。
数的優位となったマドリーだが、再びスコアを動かしたのはアルコヤーノ。延長後半10分、自陣からロングカウンターを仕掛けるとアントンのパスでボックス左深くに抜け出したディアキテのクロスをニアに走り込んだカサノバが右足で流し込んだ。
結局、これが決勝点となりマドリーは1-2で敗戦。10人の3部クラブ相手に屈辱的な逆転負けを喫したマドリーは、5シーズンぶりの3回戦敗退となった。
また。同日に行われたコパ・デル・レイ3回戦のコルドバ(セグンダB)vsソシエダは、0-2でソシエダが勝利している。
◆コパ・デル・レイ3回戦
▽1/20(水)
コルドバFC(3部) 0-2 レアル・ソシエダ
アルコヤーノ(3部) 2-1 レアル・マドリー
▽1/21(木)
UDイビサ(3部) vs アスレティック・ビルバオ
コルネジャ(3部) vs バルセロナ
▽1/16(土)
ペーニャ・デポルティバ(3部) 1-4 バジャドリー
アルメリア(2部) 5-0 アラベス
ジローナ(2部) 2-0 カディス
フエンラブラダ(2部) 1-1(PK:2-4) レバンテ
レガネス(2部) 0-1 セビージャ
ラージョ(2部) 2-0 エルチェ
▽1/17(日)
マラガ(2部) 1-2 グラナダ
エスパニョール(2部) 0-2 オサスナ
ナバルカルメロ(3部) 3-1 エイバル
スポルティング・ヒホン(2部) 0-2 ベティス
ADアルコルコン(3部) 0-2 バレンシア
テネリフェ(2部) 0-1 ビジャレアル
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                        
                                            14日に行われたスーペル・コパ準決勝のビルバオ戦を1-2で敗れたマドリーは、その試合からカゼミロ以外のスタメン10名を変更。3トップにL・バスケス、マリアーノ、ヴィニシウスを据えた[4-3-3]の布陣を採用した。
試合序盤から押し込む展開が続いたマドリーだったが、アタッキングサードでのアイデアと精度を欠き、なかなか決定機まで持ち込むことができない。14分にはショートコーナーの流れからL・バスケスの右クロスをミリトンが頭で合わせたが、これは相手GKが正面でキャッチした。
後半も立ち上がりから主導権を握るも決定機を決め切れないマドリーは、67分にマリアーノを下げてベンゼマを投入。すると78分、スルーパスで左サイドを抜け出したヴィニシウスが、ボックス外まで飛び出したGKの脇を抜くシュートを狙ったが、これはすべり込んだGKホセ・フアンが足でブロック。
追加点の遠いマドリーは、アルコヤーノにワンチャンスを生かされ追いつかれる。80分、ラモン・ロペスの左CKをファーサイドのソルベスに流し込まれた。
追い付かれたマドリーは、86分にマルセロの左クロスからL・バスケスがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これは相手GKの好セーブに阻まれた。結局、90分では決着がつかず試合は延長戦に突入した。
延長に入りマドリーは、アセンシオやアザール、クロースを投入。さらに延長後半5分には、アルコヤーノのラモン・ロペスが2枚目のイエローカードで退場処分となった。
数的優位となったマドリーだが、再びスコアを動かしたのはアルコヤーノ。延長後半10分、自陣からロングカウンターを仕掛けるとアントンのパスでボックス左深くに抜け出したディアキテのクロスをニアに走り込んだカサノバが右足で流し込んだ。
結局、これが決勝点となりマドリーは1-2で敗戦。10人の3部クラブ相手に屈辱的な逆転負けを喫したマドリーは、5シーズンぶりの3回戦敗退となった。
また。同日に行われたコパ・デル・レイ3回戦のコルドバ(セグンダB)vsソシエダは、0-2でソシエダが勝利している。
◆コパ・デル・レイ3回戦
▽1/20(水)
コルドバFC(3部) 0-2 レアル・ソシエダ
アルコヤーノ(3部) 2-1 レアル・マドリー
▽1/21(木)
UDイビサ(3部) vs アスレティック・ビルバオ
コルネジャ(3部) vs バルセロナ
▽1/16(土)
ペーニャ・デポルティバ(3部) 1-4 バジャドリー
アルメリア(2部) 5-0 アラベス
ジローナ(2部) 2-0 カディス
フエンラブラダ(2部) 1-1(PK:2-4) レバンテ
レガネス(2部) 0-1 セビージャ
ラージョ(2部) 2-0 エルチェ
▽1/17(日)
マラガ(2部) 1-2 グラナダ
エスパニョール(2部) 0-2 オサスナ
ナバルカルメロ(3部) 3-1 エイバル
スポルティング・ヒホン(2部) 0-2 ベティス
ADアルコルコン(3部) 0-2 バレンシア
テネリフェ(2部) 0-1 ビジャレアル
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|  | 
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
    バルベルデのシュートが隣のマンション直撃!家主は悲鳴もファンは物件に嫉妬?「試合見放題じゃん」「この部屋住みたい」
レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが驚愕のシュートを放った。 7日にバジェカスで行われたラ・リーガ第13節のラージョ・バジェカーノ戦を2-3で落とし、今シーズンリーグ戦初の黒星を喫したマドリー。バルベルデはフル出場を果たしていた。 ラージョ戦の後半アディショナルタイムにはこんな珍事が。1点を追いかけるマドリーが左CKを獲得すると、マルコ・アセンシオのキックのこぼれ球がバルベルデのもとへと転がる。 バルベルデは難しい体勢からダイレクトでシュートを放ったが、上手く捉えられなかったボールは枠の大きく上を飛んでいくと、そのままゴール裏のないスタジアムを越え、隣接しているマンションの一室へと吸い込まれていった。 バルコニーで観戦していた家主は試合の動画を撮影していたようで、シュートが向かってくる瞬間もリアルタイムで撮影。その動画には、「そこゴールちゃう、家や」、「どこまで飛ばすんだ」といったコメントのほか、「この部屋住みたい」、「試合見放題じゃん」とサッカーファンにとっては好立地の物件を羨む声が上がっている。 なお、このボールはさすがにボールボーイも回収できず、住民がゲットしたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】シュートが一直線に向かってくる!マンションの住民が実際に撮影していた映像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¿Te imaginas que un balón chutado por Fede Valverde entre por tu terraza y acaba en tu salón? <br><br>Ayer ocurrió. Hamza estaba viendo el Rayo - Real Madrid desde su balcón y...<br><br>Entramos en su casa para que nos lo cuente él mismo. <br><br> <a href="https://t.co/awKGahVOco">https://t.co/awKGahVOco</a> <a href="https://t.co/sT8JNuVyPo">pic.twitter.com/sT8JNuVyPo</a></p>— Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1589947999899504640?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.09 12:05 Wed2
    飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed3
    ムバッペ母「交渉は終了、決めるのはキリアン」
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの母親が息子の去就について言及している。中東『Kora Plus』のインタビューで答えている。 新シーズン、レアル・マドリーへの加入が報じられるムバッペだが、母親であるファイザ・ラマリさんは現在の状況について以下のような見解を示している。 「PSGとレアル・マドリーのオファーはほぼ変わらない。交渉は終了したわ。今は息子の判断を待っている状況よ」 スペイン『EL PAÍS』によればレアル・マドリーは肖像権の50%譲渡を契約に入れているとのことで、この点がムバッペ側のネックになっていると見られている。 対するPSGは肖像権の100%譲渡に加え、破格のボーナスも準備している模様。ムバッペの決断が待たれるところだ。 2022.05.21 00:30 Sat4
    モウリーニョ監督、レアル時代に衝突のカシージャス氏引退に「最も偉大なGKの1人」
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が現役引退を表明した元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏との関係性について言及した。スペイン『アス』が伝えた。 昨年5月に所属するポルトでの練習中に心臓発作を起こしたカシージャスは、事実上の引退状態だった中、4日に現役引退を正式に発表。22年間の現役生活に幕を下ろした。 そんなカシージャス氏はマドリーで公式戦通算725試合の出場を誇るも、モウリーニョ監督の下では守護神の座を外されることに。その結果、両者には軋轢が生じていたとされた中、ポルトガル人指揮官はカシージャス氏の引退について言及した。 「彼の知性と完成度はに対し、常に互いをリスペクトしてきた。数年後には良い友人になれたことを意味していた」 「素晴らしいGKであり、素晴らしい男だ。レアル・マドリーの歴史、スペインの歴史、サッカーの歴史の中でも最も偉大なGKの1人だ。彼とともに、我々は全ての記録を破ってリーグ戦を優勝した」 「私が下した判断により、我々の間には難しい時期もあった。他の選手を守護神に指名したのは個人的な決定ではなく、プロとしての決定だった」 また、カシージャスが心臓発作で倒れた際にもメッセージを送っていたというモウリーニョ監督。当時は衝突していたことを認め、その関係は修復していると強調した。 「誰もが知っている。私がチームから彼を外すと決めた時に対立していた。それは自我の衝突ではなく、マドリーのキャプテンとマドリーの監督としての対立だった。この決定をするのは簡単ではなかった」 「彼もまたこれを受け入れるのに簡単ではなかった。しかし、我々の関係はポジティブだ。多くの人が考えているようなものではない」 2020.08.05 16:00 Wed5
    






