ベトナム代表のトルシエ監督が解任…W杯予選が厳しい状況も、パリ五輪最終予選を戦うU-23ベトナム代表が不在になる大問題に発展

2024.03.27 20:30 Wed
契約解除が発表されたトルシエ監督
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契約解除が発表されたトルシエ監督
ベトナムサッカー連盟(VFF)は27日、ベトナム代表を指揮するフィリップ・トルシエ監督(69)の解任を発表した。

かつては日本代表も指揮したトルシエ監督。退任後はカタール代表やモロッコ代表などの代表チームのほか、マルセイユなどでも指揮。2023年2月にベトナム代表監督に就任した。

2019年からはU-19ベトナム代表を指揮しており、長年ベトナムサッカーに携わってきており、パリ・オリンピック出場を目指すU-23ベトナム代表も兼任していた。
2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選でベトナムを率いたが、グループステージ4試合を消化し、1勝3敗の勝ち点3。2位のインドネシア代表とは勝ち点差「4」となっており、2位以内に入ることが非常に難しい状況となっていた中、契約解除が発表された。

なお、後任人事に動く必要があり、A代表と共にU-23代表の監督探しも必要な状況。AFC U23アジアカップは目前に迫っており、まずはU-23ベトナム代表監督を探すことに注力するという。
また、6月のW杯予選に向けてA代表は監督を探すことになるが、間に合わない場合は暫定指揮も考えるとのことだ。

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「良いフィーリングがあった」日本を救う2ゴールの南野拓実、技ありの同点ゴールは「相手の股しかなかった」と振り返る

日本代表のMF南野拓実(モナコ)が、アジアカップ2023のベトナム代表戦を振り返った。 14日、アジアカップ2023のグループD初戦で日本はベトナムと対戦した。2011年以来の3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本。対戦相手は、2000年に日本代表を率いてアジアカップを制したこともあるフィリップ・トルシエ監督が指揮するベトナムだった。 力の差がある中で11分に南野のゴールで日本が先制。波に乗っていくのかと思われたが、16分にCKから失点すると、33分にはFKから失点。予想だにしなかった前半のうちに逆転されてしまう。 しかし、前半終盤に南野が2点目を決めて追いつくと、アディショナルタイムには中村敬斗が6試合連続ゴールとなるスーパーゴールで前半を逆転して折り返す。 後半はペースを取り戻した日本がしっかりとゲームコントロール。ベトナムにほとんど攻撃をさせずに主導権を握ると、85分に途中出場の堂安律、久保建英と繋いで最後は同じく途中出場の上田綺世がゴール。終わってみれば4-2で日本が白星スタートとなった。 2ゴール1アシスト。チームを救う活躍を見せた南野は、自身のゴールについて試合後に振り返った。 「1点目は良い時間帯に先制することができて、逆転されるという予想外の展開で、前半はなんとか2-2にしたいという気持ちがありました。あの瞬間、(遠藤)航くんがパスをくれてシュートというイメージがあったので、しっかり流しこめて良かったです」 「アシストは(中村)敬斗のスーパーゴール。僕はただパスを出しただけで、良かったです」 「その(ゴール)前に(細谷)真大が動き出してくれて、間を相手が締めたというのもありました。敬斗のゴールのために真大など色々な選手の動きがあったからこそ、僕もあそこで受けられましたし、良いところは出せたと思います」 1点目はこぼれ球をしっかり押し込み、2点目は相手の股を抜いての技アリシュート。持ち味でもあるシュートの上手さが存分に出たゴールとなった。 「今回合宿に入ってからシュートは良い感触が自分にあって、メンタル的に自分としては変わっていないですけど、良いフィーリングがあったので、初戦でチームに貢献することができて良かったです」 特に股間を抜いた2点目については「航くんが良いボールをくれて、シュートというのがあった中でターンした時に、相手の股しかなかったんですよね。コースが」と振り返り、「その先のゴールはちゃんと見えていないんですけど、あそこのゴールシーンは股を抜くとGKは難しいと思うので、あのタイミングでシュートを打てれば繋がるかなと。スムーズに体が動けているというのは、良いコンディションで来れているからかなと思います」と、自身のコンディションとフィーリングの良さがつながったゴールだとした。 しかし、試合はセットプレー2つで逆転される展開に。「前半は特に相手のビルドアップが予想外に良くてハマりきっていないなというのがありました」と予想外の展開を振り返り、「中の選手がポジションを修正しながら、逆転された時は自分としては上手く崩してとかじゃなく、個の質とかラッキーなことも含めて、前半のうちに2-2にしとかないといけないと思っていました」と、逆転に向けて意識したことを明かした。 その意識もあってか、前線からの守備もハードにこなし、積極的にボールを中で受ける場面が増えた南野。「特に失点したから変えたという部分はなかったです」と語り、「引き続き高い強度で攻撃も守備もチームのためにというのがありました」と、やるべきことを継続していくことだけを考えたとした。 また「チームとして点を取りに行かないといけないので、ボランチの位置が少し重いなと感じて、何か言ったわけではないんですけど、高い位置でボールを受けることができるようになりました。点を取りに行かないといけないからこそ、チームとしてポジションが高くなっていたのかなとも思います」と語り、チーム全体として前に矢印が向いた時に、上手く高い位置で受けられるようになったと振り返った。 この試合ではなかなか細谷真大のプレスがハマらないという結果に。そしてGK鈴木彩艶はセットプレーながら2つの失点を喫してしまうなど、初のアジアカップという舞台で苦いスタートとなった。 南野は「こういう短期決戦はすぐに次の試合がやってくるので、あまり考えすぎずに、自分が本当に良いものを持っているからこそここにいると思うので、それはチーム全員がわかっていることですし、自信を持って1つ1つの試合や練習にぶつけていってほしいです」とアドバイス。「彼らが若い選手がチームの力になるというのは、みんなが信じていることですね」と、若い力が優勝には必要だとコメントした。 <span class="paragraph-title">【動画】これぞ技アリ!南野拓実が相手DFの股間を狙い打った貴重な同点ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vMOotwzByNw";var video_start = 250;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.15 10:10 Mon
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三菱電機カップの退場・PKシーンで佐藤隆治氏の判定が物議「マレーシア各紙が一斉に攻撃」

佐藤隆治氏の下した判定が物議を醸しているようだ。 佐藤氏は27日に行われたAFFチャンピオンシップ(三菱電機カップ)のグループステージ、グループB第3節のベトナム代表vsマレーシア代表の主審を担当した。 試合は両チームが1人ずつ退場者を出す展開の中で、3-0とベトナムが勝利を収めた。物議を醸しているのはマレーシアにレッドカードが提示され、ベトナムにPKが与えられたシーンだ。 ベトナムが前半に先制するも、退場者を出した中で迎えた59分。数的不利の中で相手陣地深い位置までボールを追ったドアン・バン・ハウが、マレーシアDFアザム・アズミとコンタクト。両者はそのままもつれるようにピッチの外へと転がった。 佐藤主審はしばらく様子をうかがったのちにプレーを止め、副審との協議を経てアザム・アズミにレッドカードを提示。ベトナムにPKを与えた。 納得がいかないのはマレーシア側で、『Berita Harian』は「マレーシアが陥落、物議を醸すペナルティが試合の結果を傷つけた」と紹介。ベトナム『tuoitre』も「マレーシアの各紙が一斉に佐藤隆治審判を攻撃」と報じている。 マレーシアサポーターと思われるファンからも「佐藤隆治のライセンスを破棄し、禁止する必要があります」、「不公平なゲーム」、「八百長」、「ベトナムのマフィアは、レッドカードとペナルティのためにあなたにいくらを贈りますか」などの声が上がっているが、実際は妥当な判定だった。 もつれた2人だが、起き上がり間際にマレーシアの選手がベトナムの選手の顔をスパイクの裏でヒット。乱暴な行為に該当する。 また、ラインの外による反則については、競技規則の第12条 ファウルと不正行為の4. ファウルや不正行為の後のプレーの再開に明記されており、抜粋して要約すると以下の通り。 "ボールがインプレー中、競技者が相手チームの競技者に対して競技のフィールド外で反則を行った場合、プレーは、反則または妨害が起きたところから最も近い境界線上から行うフリーキックで再開され、反則を行った競技者のペナルティーエリア内の直接フリーキックの場合、ペナルティーキックが与えられる" 強いてあげれば、直前のコンタクトがベトナムのファウルで、マレーシアのFKで再開されるべきだったかどうかという点だろうが、これをフットボールコンタクトの範疇とみなすのであれば、アザム・アズミへのレッドカードとベトナムのPKはむしろ的確なジャッジだったと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】佐藤主審が担当し物議を醸した、ベトナムvsマレーシアのレッドカードとPK判定シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">AFF Mitsubishi Electric Cup | Kumpulan B<br><br>Vietnam 1-0 Malaysia<br><br>Kad Merah <br><br>Azam Azmi 62&#39;<br><br>Saksikan semua perlawanan AFF Mitsubishi Electric Cup secara langsung hanya di Astro!<a href="https://twitter.com/hashtag/HariHariMauMenang?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#HariHariMauMenang</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jomtunjukbelang?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jomtunjukbelang</a> <a href="https://t.co/LufQORTIgR">pic.twitter.com/LufQORTIgR</a></p>&mdash; ASTRO ARENA (@ASTROARENA) <a href="https://twitter.com/ASTROARENA/status/1607737454529843200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】物議を醸したPK判定シーン、ピッチサイドからの映像</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Close-up of the situation leading to the card and penalty of the Malaysian team <a href="https://twitter.com/hashtag/vietnam?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#vietnam</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/malaysia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#malaysia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ryujisato?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ryujisato</a> <a href="https://t.co/fPPQka7ReR">pic.twitter.com/fPPQka7ReR</a></p>&mdash; ngh (@YuH_aig16) <a href="https://twitter.com/YuH_aig16/status/1607753216275681280?ref_src=twsrc%5Etfw">December 27, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.28 21:10 Wed
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W杯3連覇目指すアメリカ、初出場ポルトガルとドローでE組2位通過…R16で優勝候補スウェーデンと激突か【2023女子W杯】

1日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループE最終節の2試合が同時刻キックオフで行われ、オランダ女子代表とアメリカ女子代表の決勝トーナメント進出が決まった。 グループEは最終節前の段階で首位に勝ち点「4」アメリカ、2位「4」オランダ、3位「3」ポルトガル女子代表、4位「0」ベトナム女子代表という順位。ベトナムの敗退だけが決まり、決勝トーナメント進出の2チームは決まっていないという状況で、ポルトガルvsアメリカ、ベトナムvsオランダが行われた。 初出場ポルトガルが優勝候補の筆頭アメリカに挑む構図となった一戦。ポルトガルの決勝トーナメント進出条件は勝利すれば文句なし、引き分けなら他会場次第、敗戦は許されないという状況。アメリカは引き分け以上でOK、敗戦だとオランダの勝利によってグループステージ敗退となる状況だ。 オランダがベトナムから23分までに4点ものリードを奪ったなか、このままだと敗退するポルトガルはアメリカ相手にも臆することなく先制点を奪いに行く。16分にはFWジェシカ・シウバがGKとの一対一を迎えるも、シュートを枠へ飛ばせず。 押し込む時間が長いのは自力で勝るアメリカだが、初出場のW杯で歴史的な一戦を迎えたポルトガルは決死のディフェンスで応戦。出足の鋭さで引けを取らず、ボールホルダーへの素早い囲い込みにはアメリカを上回る気概を感じさせる。 一方で、W杯3連覇を目指すアメリカ。引き分けなら決勝トーナメント進出が決まるとは言え、ここまで決定機を一度も作れておらず、39分にはMFローズ・ラベルが今大会2枚目のイエローカードでラウンド16の出場停止が決定。嫌な流れが続く。 0-0でハーフタイムを迎えると、他会場ではオランダがベトナム相手に5-0と大量リード。オランダの勝利がもはや確実となり、ポルトガルは勝利が決勝トーナメント進出の絶対条件と化す。アメリカとしても首位突破のためには勝利が必要だ。 そんな状況がコーチ陣から選手へ共有されたのか、アメリカは後半に入ってテンポを上げる。しかし、集中力の落ちないポルトガルに手こずると61分、今大会限りでの現役引退を表明している“女子サッカー界のアイコン”38歳MFミーガン・ラピノーを投入する。 だが、アメリカは重鎮ラピノーの存在感をピッチに解き放ってなおも決定機を作るに至らず、時計の針だけが進んで行く。ポルトガルも1点をもぎ取れなければ、ここで姿を消すこととなる。 ポルトガルは後半アディショナルタイム1分、途中出場FWアナ・カペタの右足シュートが右ポストを直撃。この試合最大の決定機をモノにできず。負ければ敗退確実のアメリカは肝を冷やす。 終盤に来て攻勢をかけたのはポルトガルだったが、結局、どちらも最後までネットを揺らせず、0-0のゴールレスドローで決着。ポルトガルは女子サッカー界の絶対女王を相手に善戦も、惜しくもグループステージ敗退となった。 この結果、ベトナムに7-0と圧勝したオランダがグループEの1位突破を掴み、アメリカは2位突破ということに。オランダはラウンド16でグループGの2位、アメリカはグループGの1位と対戦することとなる。 アメリカにとって「グループGの1位と対戦」は大きな懸念と言える。 グループGは現段階で首位に勝ち点「6」スウェーデン女子代表、2位に「3」イタリア女子代表、3位に「1」南アフリカ女子代表、4位に「1」アルゼンチン女子代表という順位。スウェーデンの2位以上が確定しており、その他3チームにも決勝トーナメント進出の可能性がある状況だ。 それでも、スウェーデンは得失点が「+6」。イタリアの「-4」と大きく開いており、スウェーデンは首位突破が限りなく濃厚。アメリカはラウンド16で優勝候補の一角スウェーデンと激突することになりそうだ。 また、ラウンド16[アメリカvsグループGの1位]の勝者は、準々決勝で[なでしこジャパン(日本女子代表)vsノルウェー女子代表]の勝者と対戦する。 ポルトガル女子代表 0-0 アメリカ女子代表 ベトナム女子代表 0-7 オランダ女子代表 【オランダ】 リーケ・マルテンス(前8) カチャ・スナイス(前11) エスミー・ブルグツ(前18、後12) ジル・ロールト(前23、後38) ダニエレ・ファン・デ・ドンク(前45) ◆グループE最終順位 (勝ち点、得失点差) 1.オランダ 7pt +8 2.アメリカ 5pt +3 ーー決勝トーナメント進出ーー 3.ポルトガル 4pt +1 4.ベトナム 0pt -12 2023.08.01 18:15 Tue

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