【ブンデス第14節プレビュー】3位シュツットガルトvs首位レバークーゼンの上位対決
2023.12.08 18:01 Fri
前節は首位レバークーゼンがドルトムントに引き分け、降雪により試合が延期された2位バイエルンとの勝ち点差を3に広げるに留まった。迎える第14節、3位シュツットガルト(勝ち点30)と首位レバークーゼン(勝ち点35)による上位対決が行われる。
シュツットガルトは前節、DF伊藤を負傷で欠いたもののFWウンダブ&FWギラシー弾でブレーメンに勝利、3連勝とした。ギラシー復帰後、連勝を再び伸ばしているシュツットガルトは火曜に行われたDFBポカールではドルトムント相手にやはりギラシー弾で2-0と快勝。ゴールマシーンと化しているギラシーが止まらない中、首位チーム相手にもゴールとなるか。
一方、ドルトムントを一方的に押し込みながらも引き分け止まりとなったレバークーゼンは、水曜に行われたDFBポカールではパーダーボルン相手にFWボニフェイス弾などで3-1と快勝。MFヴィルツが負傷交代となったが、シュツットガルト戦出場は問題ない模様。ほっと一安心の中、シュツットガルトとのシックスポインターを制すことはできるか。
そのレバークーゼンに何とか引き分けた5位ドルトムント(勝ち点25)は4位ライプツィヒ(勝ち点26)との上位対決に臨む。レバークーゼン戦では開始5分に先制点を奪ったもののその後は終始劣勢に。カウンターに持っていけないほどの守勢を強いられたが、敵地でのドローは悪くない結果。優勝争いに絡んでいくためには何とかライプツィヒとの上位対決をモノにしたいところだ。
降雪によってウニオン・ベルリン戦が延期となった2位バイエルン(勝ち点32)は7位フランクフルト(勝ち点18)と対戦。DFBポカールを敗退していたことも相まって思いがけない1週間半のブレイクとなったバイエルン。翌火曜のチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・ユナイテッド戦もバイエルンにとっては消化試合なだけにフランクフルト戦に全勢力を傾けられる状況。ここは必勝としてレバークーゼンにプレッシャーをかけたい。
前節ヴォルフスブルク戦、FW浅野が先発した中、今季2勝目を挙げた12位ボーフム(勝ち点13)は6位ホッフェンハイム(勝ち点20)と金曜に対戦する。5試合負けなしとし、下位からの脱出が図れつつあるボーフム。上位に位置するホッフェンハイム戦は厳しい戦いが予想されるが、浅野の活躍で勝ち点を持ち帰れるか。
◆ブンデスリーガ第14節
▽12/8(金)
《28:30》
ホッフェンハイムvsボーフム
▽12/9(土)
《23:30》
フランクフルトvsバイエルン
ハイデンハイムvsダルムシュタット
ブレーメンvsアウグスブルク
ウニオン・ベルリンvsボルシアMG
ヴォルフスブルクvsフライブルク
《26:30》
ドルトムントvsライプツィヒ
▽12/10(日)
《23:30》
シュツットガルトvsレバークーゼン
《25:30》
ケルンvsマインツ
シュツットガルトは前節、DF伊藤を負傷で欠いたもののFWウンダブ&FWギラシー弾でブレーメンに勝利、3連勝とした。ギラシー復帰後、連勝を再び伸ばしているシュツットガルトは火曜に行われたDFBポカールではドルトムント相手にやはりギラシー弾で2-0と快勝。ゴールマシーンと化しているギラシーが止まらない中、首位チーム相手にもゴールとなるか。
一方、ドルトムントを一方的に押し込みながらも引き分け止まりとなったレバークーゼンは、水曜に行われたDFBポカールではパーダーボルン相手にFWボニフェイス弾などで3-1と快勝。MFヴィルツが負傷交代となったが、シュツットガルト戦出場は問題ない模様。ほっと一安心の中、シュツットガルトとのシックスポインターを制すことはできるか。
降雪によってウニオン・ベルリン戦が延期となった2位バイエルン(勝ち点32)は7位フランクフルト(勝ち点18)と対戦。DFBポカールを敗退していたことも相まって思いがけない1週間半のブレイクとなったバイエルン。翌火曜のチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・ユナイテッド戦もバイエルンにとっては消化試合なだけにフランクフルト戦に全勢力を傾けられる状況。ここは必勝としてレバークーゼンにプレッシャーをかけたい。
主砲FWグレゴリッチュのゴールでマインツを退け、リーグ戦5試合ぶりの勝利とした8位フライブルク(勝ち点18)は11位ヴォルフスブルク(勝ち点16)と対戦。ブンデスリーガではスッキリしない戦いが続いていただけに待望の勝利となったマインツ戦を機に勢いに乗りたいところ。MF堂安はベンチスタート予想だが、ヴォルフスブルクを下し、首位通過の懸かった木曜に行われるヨーロッパリーグ(EL)ウェストハム戦に臨みたい。
前節ヴォルフスブルク戦、FW浅野が先発した中、今季2勝目を挙げた12位ボーフム(勝ち点13)は6位ホッフェンハイム(勝ち点20)と金曜に対戦する。5試合負けなしとし、下位からの脱出が図れつつあるボーフム。上位に位置するホッフェンハイム戦は厳しい戦いが予想されるが、浅野の活躍で勝ち点を持ち帰れるか。
◆ブンデスリーガ第14節
▽12/8(金)
《28:30》
ホッフェンハイムvsボーフム
▽12/9(土)
《23:30》
フランクフルトvsバイエルン
ハイデンハイムvsダルムシュタット
ブレーメンvsアウグスブルク
ウニオン・ベルリンvsボルシアMG
ヴォルフスブルクvsフライブルク
《26:30》
ドルトムントvsライプツィヒ
▽12/10(日)
《23:30》
シュツットガルトvsレバークーゼン
《25:30》
ケルンvsマインツ
シュツットガルトの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
シュツットガルトの人気記事ランキング
1
指揮官引き抜き噂絶えないシュツットガルト、ユース出身の青年指揮官に関心か
シュツットガルトの後任候補としてアル・アハリのマティアス・ヤイスレ氏の名前が挙がっているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 昨シーズンのブンデスリーガ2位躍進に導いたセバスティアン・ヘーネス監督は、指揮官として評価を高めており、シャビ・アロンソ監督の流出が濃厚なレバークーゼンを中心に、国内外の強豪クラブへのステップアップの可能性が取り沙汰される。 そのため、シュツットガルトもヘーネス監督の後任人事に着手しており、現状ではドイツ代表でアシスタントコーチを務めるサンドロ・ワグナー氏が筆頭に挙がっている。 しかし、『スカイ』の最新報道によれば、新たな候補として前レッドブル・ザルツブルク指揮官で、現役時代にシュツットガルトのユースチームでプレー経験がある36歳の青年指揮官が浮上しているという。 現役時代に母国のホッフェンハイムでプレーしたヤイスレ氏だが、度重なるケガの影響で25歳の若さで現役を引退。その後、師事していたラルフ・ラングニック氏のツテを使ってRBライプツィヒで指導者キャリアをスタート。 デンマークのブレンビー、ライプツィヒでのコーチを経て、2021年1月にザルツブルクのリザーブチームにあたるFCリーフェリングで監督キャリアをスタートし、翌シーズンにはジェシー・マーシュ監督の引き抜きを受け、ザルツブルクの指揮官にステップアップ。 オーストリア・ブンデスリーガ2連覇に加え、就任1年目にはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)でのベスト16進出に導く卓越した手腕を発揮。その後、2023年7月にサウジアラビアからの高額なオファーを受け、アル・アハリの新指揮官に就任。就任1年目は3位フィニッシュに導くも、今シーズンはここまで8位と苦戦している。 2024.11.17 06:00 Sun2
シュッツトガルトのスイス代表DFステルギウが手術で今季終了
シュツットガルトは5日、スイス代表DFレオニダス・ステルギウの手術を発表した。 クラブの発表によると、ステルギウは先週のトレーニング中に負傷。検査の結果、じん帯結合症と診断。近日中に手術を行うことが決定し、今シーズンが終了するとのことだ。 ステルギウはザンクト・ガレンから今シーズン完全移籍で加入。ブンデスリーガで12試合に出場し1ゴール2アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)で4試合、DFBポカールで2試合に出場していた。 2025.05.05 21:50 Mon3
チェイス・アンリや新戦力デミロビッチらが招集! シュツットガルトの来日メンバー28名が発表
シュツットガルトは24日、ジャパンツアーに参加する28名のメンバーを発表した。 今回の来日メンバーにはユーロ2024の決勝トーナメントに出場したMFクリス・ヒューリッヒ、MFファビアン・リーダー、DFレオニダス・ステルギウら一部選手を除く主力が参加。守護神アレクサンダー・ニューベル、アンジェロ・スティラー、アタカン・カラソルや新加入のエルメディン・デミロビッチらの来日も決まった。 また、DF伊藤洋輝、MF原口元気がクラブを離れた中、トップチーム登録となるチェイス・アンリが唯一の凱旋となる。 なお、今回の遠征でシュツットガルトは28日に京都サンガF.C.戦、8月1日にサンフレッチェ広島と対戦する。今回発表された28名の来日メンバーは以下の通り。 ◆遠征メンバー GK ファビアン・ブレドロウ シュテファン・ドルリャーカ アレクサンダー・ニューベル DF ラモン・ヘンドリクス ヨシュア・ヴァグノマン フランツ・クラツィヒ パスカル・シュテンツェル ダン=アクセル・ザガドゥ ジェフ・シャボー アントニー・ルオー マキシミリアン・ヘアヴァート チェイス・アンリ ムサ・シセ MF ヤニク・カイテル アンジェロ・スティラー アタカン・カラソル エメル・ファルク・ベヤズ クリストファー・オリヴィエ エフェ・コルクト ルカ・ライムント サムエレ・ディ・ベネデット FW エルメディン・デミロビッチ チョン・ウヨン ニック・ウォルトメイド サイラス・カトンパ・ムヴァンパ ユスティン・ディール ジェイミー・ルウェリング トーマス・カスタナラス 2024.07.25 07:18 Thu4
ブレーメンが198㎝大型FWウォルトメイドの今季限りでの退団を発表
ブレーメンは2日、U-21ドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(22)が今季限りで退団することを発表した。 8歳でブレーメンの下部組織に入団したウォルトメイドは、2020年2月1日に行われたブンデスリーガ第20節のアウグスブルク戦で当時クラブ最年少記録となる17歳11カ月16日でブンデスリーガデビューを飾った。 しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、2022-23シーズンはドイツ3部のSVエルフェアスベルクへレンタル移籍。ブレーメンに復帰した今季は準主力としてここまでブンデスリーガ23試合に出場していた。 ウォルトメイドの退団について、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏は以下のようにコメントしている。 「ニックがブレーメンから離れることを決めたのはとても残念だ。我々は彼に非常に良いオファーを出し、ブレーメンの今後の展望も伝えた。それが彼の決断の重要な要因となった。彼がヴェルダーを去るのはとても残念だが、もちろんニックの決断を受け入れるしかない」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、今夏にフリーとなる198㎝大型FWウォルトメイドには、シュツットガルトやホッフェンハイム、ボルシアMGが獲得に動いているとのことだ。 2024.04.03 07:00 Wed5