「真剣に考える時期」ロシアがアジア移籍で日本のライバルに? 元会長は「死を意味する」と反対意見
2022.05.05 12:52 Thu
欧州サッカー連盟(UEFA)から締め出しを食らっているロシアが、アジアサッカー連盟(AFC)に移籍することを検討するようだ。
2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。今なお攻撃は続いており、予断を許さない状況となっている。
各国からは制裁が下されている中、ロシア代表はUEFAや国際サッカー連盟(FIFA)からの制裁を受けている状況に。カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフからも締め出されるなど、処分を受けている。
そのロシアだが、UEFA執行委員会は男女のサッカー代表チームおよびフットサル代表チーム、ユースチーム、同国所属クラブに対する大会締め出しの処分を継続することを決定した。
具体的には、男子のUEFAネーションズリーグ2022-23、女子のユーロ2022、FIFA女子ワールドカップ(W杯)2023への欧州予選への参加が不可能となる。
この制裁は今後いつまで続くかは不透明だが、当面は認められないことが多くなることは容易に想像できる。
そんな中、ロシアのスポーツ委員会の副委員長であるドミトリー・ピログ氏が、ロシアの国営テレビ『Match TV』にてコメントしたと様々なメディアが報道。AFCへの移籍を検討するときが来たと語った。
「アジアサッカー連盟(AFC)への移籍の可能性を真剣に考える時期に来ていると思う」
近年はヨーロッパでも実績のある指揮官がアジアの各国で指揮することも増え、レベルが上がってきていると考えており、制裁が続くようならば移籍を考えるとしている。
一方で、ロシアサッカー連盟の元会長であるヴャチェスラフ・コロスコフ氏は、アジアへの移籍は死を意味すると語った。
「我々がアジアに行くのであれば、ヨーロッパに戻ることは決してないだろう」
「それは、ロシアのサッカーの死を意味する」
ロシアのスポーツ界を考えるピログ氏、サッカー界を知るコロスコフ氏と立場が違えば意見も変わるが、ロシアはどのような決断を下すのか。そしてAFCが受け入れるのかどうかは注目が集まる。
過去には、1990年代前半にイスラエルは安全保障の理由からAFCからUEFAへと移籍。2006年にオーストラリアはオセアニアサッカー連盟(OFC)からAFCへと移籍していた。
2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻。今なお攻撃は続いており、予断を許さない状況となっている。
各国からは制裁が下されている中、ロシア代表はUEFAや国際サッカー連盟(FIFA)からの制裁を受けている状況に。カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフからも締め出されるなど、処分を受けている。
具体的には、男子のUEFAネーションズリーグ2022-23、女子のユーロ2022、FIFA女子ワールドカップ(W杯)2023への欧州予選への参加が不可能となる。
さらに、クラブチームでは2022-23シーズンに行われるチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場資格が与えられないこととなる。
この制裁は今後いつまで続くかは不透明だが、当面は認められないことが多くなることは容易に想像できる。
そんな中、ロシアのスポーツ委員会の副委員長であるドミトリー・ピログ氏が、ロシアの国営テレビ『Match TV』にてコメントしたと様々なメディアが報道。AFCへの移籍を検討するときが来たと語った。
「アジアサッカー連盟(AFC)への移籍の可能性を真剣に考える時期に来ていると思う」
近年はヨーロッパでも実績のある指揮官がアジアの各国で指揮することも増え、レベルが上がってきていると考えており、制裁が続くようならば移籍を考えるとしている。
一方で、ロシアサッカー連盟の元会長であるヴャチェスラフ・コロスコフ氏は、アジアへの移籍は死を意味すると語った。
「我々がアジアに行くのであれば、ヨーロッパに戻ることは決してないだろう」
「それは、ロシアのサッカーの死を意味する」
ロシアのスポーツ界を考えるピログ氏、サッカー界を知るコロスコフ氏と立場が違えば意見も変わるが、ロシアはどのような決断を下すのか。そしてAFCが受け入れるのかどうかは注目が集まる。
過去には、1990年代前半にイスラエルは安全保障の理由からAFCからUEFAへと移籍。2006年にオーストラリアはオセアニアサッカー連盟(OFC)からAFCへと移籍していた。
ロシアの関連記事
|
ロシアの人気記事ランキング
1
エスコートキッズならぬエスコートドッグ、ゼニトの選手が保護犬を抱えてピッチ入場
3日に行われたロシア・プレミアリーグ、ゼニトvsFCロストフの一戦ではゼニトの選手たちが犬を抱いてピッチへと入場した。 エスコートキッズならぬエスコートドッグ。これは飼い主のいない保護犬たちの里親を見つけるためのプロジェクトとして行われた。犬種は様々だが、どの子も行儀よく選手の腕の中にとどまっている。 それぞれの子には名前も付けられており、スタジアムやTVなどで見たファンが引き取りやすいような仕組みとなっている。ゼニトの公式ツイッターは選手紹介に併せて“パートナー”の紹介も行うという、粋な演出を見せた。 この試みは以前ルーマニアで行われており、9月12日に行われたリーガ1第8節のFCSBvsディナモ・ブカレストの一戦では、ディナモ・ブカレストの選手たちが犬を抱いて入場する姿がSNS上で大きな話題を呼んでいた。 今回も多くの反響が寄せられており、活動に賛同する声が多数寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】選手が犬を抱いての入場&選手と各犬のスタメン紹介動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJEZWdmaGtyZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ru" dir="ltr">Сине-бело-голубые выйдут на матч <a href="https://twitter.com/hashtag/%D0%97%D0%B5%D0%BD%D0%B8%D1%82%D0%A0%D0%BE%D1%81%D1%82%D0%BE%D0%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ЗенитРостов</a> с щенками из приютов <br><br>Социальная акция «Собакам лучше дома!» призвана обратить внимание на проблемы ответственности и ухода за домашними животными.<br><br>Ключевым партнером акции выступает Российская кинологическая федерация. <a href="https://t.co/jy5bDRbEjj">pic.twitter.com/jy5bDRbEjj</a></p>— ФК «Зенит» (@zenit_spb) <a href="https://twitter.com/zenit_spb/status/1466786744502792200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.12.07 21:05 Tue2
ブラジルW杯に出場していたロシア代表23名にドーピング疑惑
▽国際サッカー連盟(FIFA)は、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)に出場したロシア代表23選手に対し、ドービング疑惑の調査を行っていることを認めた。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 ▽ロシアでは、過去10年間にわたる国家ぐるみのドーピング疑惑が持ちかけられており、オリンピックに出場していた選手らが告発を行っていることでも知られている。 ▽『デイリー・メール』によると、世界反ドーピング期間(WADA)がオリンピックやパラリンピックの競技に関わる1000人以上のスポーツ選手が、組織的なドーピング隠微に関わっていたと認定。その対象に、ブラジルW杯に出場した23名に加え11名のサッカー選手が含まれているとのことで、FIFAもその事実を認めたようだ。 ▽現在はロシアでコンフェデレーションズカップが行われており、来年にはW杯の開催が控えている。FIFAとしてはW杯開催の前に明らかにしたい意向があるようだ。 ▽なお、対象選手には、長年ロシア代表の守護神を務めているGKイゴール・アキンフェエフやDFセルゲイ・イクナシェビッチ、MFユーリ・ジルコフ、FWアレクサンドル・ココリンなどが含まれている。 ▽なお、ロシアはブラジルW杯でグループHに属し、ベルギー代表、アルジェリア代表、韓国代表と対戦。2分け1敗の結果で3位となり、グループステージで敗退していた。 2017.06.26 12:23 Mon3
スペイン代表、W杯敗退も2つの新記録を樹立
▽7月1日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のロシア代表戦で敗れたスペイン代表だが、その試合で2つの大会新記録を樹立した模様だ。 ▽試合は12分に相手のオウンゴールで先制したものの、41分にPKで追いつかれ、そのまま延長戦でも決着がつかずPK戦へ突入。PK戦では相手GKのファインセーブに苦しめられ、2-4で敗戦。無敵艦隊はベスト16での敗退となった。 ▽スペイン『マルカ』によれば、スペインはロシア戦において1114本のパスを供給。そのうち90.31%の1006本のパスを成功させている。さらに、ポゼッションは78.97%を記録。いかにスペインが試合を支配していたのかが窺える数字となっている。 ▽これらの数字はW杯における新記録となったようだが、『マルカ』は「しかし、何の意味も持たなかった」と悲観している。 ▽『マルカ』は加えて、ロシアのスタッツも紹介。ロシアは1006本のパスを通したスペインに対して、全体のパス本数は290本、その内成功したのは191本と大きく下回る数字となった。それでも『マルカ』はロシアに敬意を込めてこう述べている。 「だが、彼らはペナルティキックを1本も外すことはなかった」 2018.07.02 15:29 Mon4
レーティング: ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア《ロシアW杯》
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)準々決勝、ロシア代表vsクロアチア代表が7日にフィシュト・スタジアムで行われ、1-1で90分を終了した。延長戦では互いに1ゴールずつを決めて迎えたPK戦を4-3で制したクロアチアが準決勝へ進出した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽ロシア採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180708_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 アキンフェエフ 6.0 120分を通してはセービングできそうなシュートはなかった。しかしPK戦では1本止め、さすがの存在感を放つ DF 2 マリオ・フェルナンデス 6.5 安定した守備から攻撃参加を図った。そして劇的同点弾を決めたが、PK戦で失敗 3 クテポフ 6.0 失点場面では自身のスペースを突かれたが、終始安定していた 4 イグナシェビッチ 6.0 ポジショニング良くクロスボールを撥ね返す 13 クドリャショフ 5.5 攻め上がらず守備に重点 MF 19 サメドフ 5.5 豊富な運動量で右サイドを奔走 (→エロヒン 5.0) さほど攻撃面で仕事できず 7 クジャイェフ 6.0 ハードワークを欠かさなかった 11 ゾブニン 6.0 球際での強さを発揮 6 チェリシェフ 6.5 先発復帰し、絶好調を維持。GKが一歩も動けないミドルシュートを決めた (→スモロフ 5.0) ジューバに代わるFWとしてプレーも起点になれず。PKも失敗 FW 17 ゴロビン 6.0 守備もこなしつつ、攻撃にも関与 (→ジャゴエフ 6.0) 負傷明け。同点弾をアシスト 22 ジューバ 6.0 ロングボールによく競って相手守備陣をけん制 (→ガジンスキー 5.5) 中盤でよく動いてプレッシャーをかけた 監督 チェルチェソフ 6.0 スペインに続いてクロアチアも大いに苦しめた ▽クロアチア採点<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180708_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 23 スバシッチ 6.0 後半終盤に足を痛めたが、PK戦で1本シュートを止める DF 2 ヴルサリコ 5.5 後半はウイングのような位置取りを見せたが、クロスがことごとく合わなかった (→チョルルカ 5.5) センターバックでプレー。そつなくこなす 6 ロブレン 6.0 終盤にミスからピンチを生んだが、好インターセプトを見せていた 21 ヴィダ 6.5 ジューバにフィジカルで応戦。一時勝ち越しとなるゴールを決め、PKも成功 3 ストリニッチ 5.5 まずまず攻撃に絡んでいったが、後半半ばに交代 (→ピバリッチ 5.5) 安定していたが、失点につながるFKを献上 MF 18 レビッチ 6.0 力強いドリブルでアクセントに 10 モドリッチ 6.5 失点場面ではチェリシェフに対応できなかったが、よくボールに絡んでゲームを組み立て一時勝ち越しとなるゴールをアシスト 9 クラマリッチ 6.0 先発の期待に応える同点弾。センターFWでもプレー (→コバチッチ 6.0) 推進力あるドリブルで流れを好転させる 7 ラキティッチ 5.5 攻守に凡庸もPK戦で5番手キッカーを務め成功 4 ペリシッチ 5.0 ポスト直撃のシュートはあったが、逆サイドのレビッチに比べると存在感が乏しかった (→ブロゾビッチ 5.5) シンプルなパス出しでリズムを生む FW 17 マンジュキッチ 5.5 同点弾をアシスト。後半はサイドでプレーし、泥臭く戦った 監督 ダリッチ 6.0 勝つには勝ったが、デンマーク戦に続きPK戦までもつれ込んだ。満身創痍の状態でイングランド戦へ ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ヴィダ(クロアチア) ▽守備面ではフィジカルに優れるジューバによく付いて対応し、一時勝ち越しとなるゴールを決めた。PK戦も冷静だった。 ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア 【ロシア】 チェリシェフ(前31) マリオ・フェルナンデス(延後10) 【クロアチア】 クラマリッチ(前39) ヴィダ(延前11) ロシア (PK3-4) クロアチア 1.スモロフ × 〇 ブロゾビッチ 2.ジャゴエフ 〇 × コバチッチ 3.マリオ・フェルナンデス × 〇 モドリッチ 4.イグナシェビッチ 〇 〇 ヴィダ 5.クジャイェフ 〇 〇 ラキティッチ 2018.07.08 06:07 Sun5