9カ月ぶり復帰迫るスピナッツォーラが意気込む 「ユーロ優勝よりも素晴らしいことに挑戦したい」

2022.04.12 23:00 Tue
Getty Images
ローマイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラが、9カ月ぶりの実戦復帰に向けて意気込みを語った。イタリア『tuttomercatoweb』が伝えている。

昨年7月に開催されたユーロ2020でアッズーリの優勝に貢献したスピナッツォーラだが、準々決勝のベルギー代表戦で左足アキレス腱を断裂する重傷を負っていた。

負傷後すぐに手術を受けた同選手は、1カ月後にはリハビリをスタートさせた。しかし、当初12月中の復帰も期待されたが、リハビリ中に幾度か問題が生じ、実戦復帰は予定通りに進まず。それでも、今月に入ってチーム練習に参加できるまでに状態が上がってきた同選手は、10日にホームで行われたセリエA第32節のサレルニターナ戦で今季初めてベンチメンバー入りしていた。
そして、近日中の実戦復帰が迫る中、自身が契約を結ぶエージェンシーの公開イベントの場で意気込みを語っている。

「気分はいいよ。この数カ月は本当に大変だったけど、家族を頼ればいいと思っていたんだ。いつものように、すべてが過ぎ去っていくんだってね」
「振り返ってみると、たくさんの努力と、たくさんの素晴らしいものが自分を成長させてくれた」

「将来を見据えるなら、フットボールでもっとたくさんのことをしたいね。ユーロで優勝するよりも、もっと素晴らしいこと、難しいことにチャレンジしていきたい」

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34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」

元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri

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