J2降格の大分、J3からJ1に導いた片野坂知宏監督が今季退任 「大変辛く悔しくて残念」
2021.11.26 15:57 Fri
大分トリニータは26日、片野坂知宏監督(50)の今季退任を発表した。
片野坂監督は2004年に大分の強化部を務めた後、同クラブのU-15やガンバ大阪、サンフレッチェ広島でコーチを歴任。2014年からG大阪でヘッドコーチを務めてから、2016年に大分監督に就任した。
当時の大分は明治安田生命J3リーグにまで落ち込む状況だったが、初年度からいきなりの優勝を成し遂げ、J2復帰に先導。2018年にはJ2リーグ2位フィニッシュを果たして、6年ぶりのJ1復帰に導いた。
GKを含めた丁寧なビルドアップで相手のプレスを引き込みながら繰り出す“擬似カウンター”とも呼ばれる戦術はJ1リーグの舞台でも機能。2019年に9位、2020年に11位とチームを中位に押し上げた。
だが、今季はオフシーズンに主力の流失も相次ぎ、低迷。ここまでJ1リーグ最少の26得点という攻撃面も足かせとなり、36試合終了時点で7勝8分け21敗の18位に沈み、2試合を残して降格が決定した。
「いつも大分トリニータへのご支援ご声援ありがとうございます。私事ではありますが今シーズンをもって大分トリニータを退任する事になりました。このような形でトリニータを離れるのは大変辛く悔しくて残念でしかありません」
「しかしJ2降格という結果は大変重く感じており、この決断に至りました。これまで本当にたくさんの応援やサポートが大変大きな力となりました。ありがとうございました。またこれまで私と共に闘ってくれた選手やスタッフにも感謝致します。重ねて本当にありがとうございました。トリニータでの6年間は本当に楽しく幸せでした」
「1番の思い出はJ3優勝です。それがあったからこそ、ここまで来られたと思っています。あの時の感動と喜びは生涯忘れません。トリニータで監督をスタートした事、クラブと共に成長できた事、皆様と一緒に各カテゴリーで闘えた事、全ての事が私の誇りです」
「大好きな大分、大好きなトリニータ、大好きなサポーターを決して忘れません。これからの大分県の発展そして大分トリニータの進化を陰ながら応援し活躍を楽しみにしております。本当に6年間ありがとうございました」
「それと残りのリーグ戦並びに天皇杯を選手と共に最大値を出して皆様と喜び合えるように最後まで全力で頑張ります! 最後まで応援、サポートよろしくお願い致します。またこれからも大分トリニータへのご支援ご声援どうかよろしくお願い致します」
片野坂監督は2004年に大分の強化部を務めた後、同クラブのU-15やガンバ大阪、サンフレッチェ広島でコーチを歴任。2014年からG大阪でヘッドコーチを務めてから、2016年に大分監督に就任した。
当時の大分は明治安田生命J3リーグにまで落ち込む状況だったが、初年度からいきなりの優勝を成し遂げ、J2復帰に先導。2018年にはJ2リーグ2位フィニッシュを果たして、6年ぶりのJ1復帰に導いた。
だが、今季はオフシーズンに主力の流失も相次ぎ、低迷。ここまでJ1リーグ最少の26得点という攻撃面も足かせとなり、36試合終了時点で7勝8分け21敗の18位に沈み、2試合を残して降格が決定した。
準決勝まで勝ち残る天皇杯終了までチームの指揮を執る片野坂監督は退任決定を受け、クラブを通じて長文のコメントを掲載。悔しさを露わにしつつ、思い出やファンに対する感謝、そして最後まで全力を誓った。
「いつも大分トリニータへのご支援ご声援ありがとうございます。私事ではありますが今シーズンをもって大分トリニータを退任する事になりました。このような形でトリニータを離れるのは大変辛く悔しくて残念でしかありません」
「しかしJ2降格という結果は大変重く感じており、この決断に至りました。これまで本当にたくさんの応援やサポートが大変大きな力となりました。ありがとうございました。またこれまで私と共に闘ってくれた選手やスタッフにも感謝致します。重ねて本当にありがとうございました。トリニータでの6年間は本当に楽しく幸せでした」
「1番の思い出はJ3優勝です。それがあったからこそ、ここまで来られたと思っています。あの時の感動と喜びは生涯忘れません。トリニータで監督をスタートした事、クラブと共に成長できた事、皆様と一緒に各カテゴリーで闘えた事、全ての事が私の誇りです」
「大好きな大分、大好きなトリニータ、大好きなサポーターを決して忘れません。これからの大分県の発展そして大分トリニータの進化を陰ながら応援し活躍を楽しみにしております。本当に6年間ありがとうございました」
「それと残りのリーグ戦並びに天皇杯を選手と共に最大値を出して皆様と喜び合えるように最後まで全力で頑張ります! 最後まで応援、サポートよろしくお願い致します。またこれからも大分トリニータへのご支援ご声援どうかよろしくお願い致します」
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28日、明治安田J2リーグ第33節の4試合が各地で行われた。
◇甲府 1-2 山形
モンテディオ山形がヴァンフォーレ甲府を下して4連勝。1-1で迎えた76分、最古参の34歳DF山田拓巳が右足シュートを決めて勝ち越し、アウェイで1-2と競り勝った。山形は暫定ながらもJ1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上だ。
2024.09.28 21:07 Sat
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