これぞスポーツマンシップ!日本女子代表に大敗も、フィリピンの元EL埼玉2人が日本守護神と笑顔の記念撮影
2023.10.03 16:45 Tue
元EL埼玉、2023女子W杯にも出場したフィリピン女子代表ジャクリン・サウィッキ(左)
日本女子代表に大敗を喫したフィリピン女子代表だが、試合後には笑顔で元チームメイトと交流した。9月30日、第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)サッカー女子の準々決勝、日本女子代表vsフィリピン女子代表が行われ、日本が8-1の大勝でベスト4進出を決めた。
グループEを韓国女子代表に次ぐ2位で通過したフィリピンも、退場者を出しながら前半こそ1失点にとどめたものの、大雨や互いに中1日で迎えるタイトな日程の中で、日本のジャブを受けて徐々に疲弊。後半だけで7失点を喫した。
それでも、0-3で迎えた68分にはサリナ・ボールデンが1点を返すなどの気概を見せるなど、最後まで奮闘。敗れはしたが、現地の大観衆からは惜しみない拍手が送られた。
試合後、フィリピン女子代表は公式X(旧:ツイッター)を更新し、ちふれASエルフェン埼玉でプレーしていた3選手のスリーショットを公開。
スポーツマンシップを象徴する一枚を浅野も引用し、「素晴らしいステージで再会できてとても嬉しかったです。ありがとう、また会いましょう!」と、互いの健闘を称えている。
敗れたフィリピンは大会を去ることとなったが、10月下旬にはパリ・オリンピックアジア二次予選が控えている。オーストラリア女子代表、チャイニーズ・タイペイ女子代表、イラン女子代表と、難敵ぞろいのグループAから、五輪初出場を目指すこととなる。
また、勝利した日本女子代表は大会連覇を目指し、3日の準決勝で中国女子代表と対戦。試合はU-NEXTにてライブ配信される。
グループEを韓国女子代表に次ぐ2位で通過したフィリピンも、退場者を出しながら前半こそ1失点にとどめたものの、大雨や互いに中1日で迎えるタイトな日程の中で、日本のジャブを受けて徐々に疲弊。後半だけで7失点を喫した。
試合後、フィリピン女子代表は公式X(旧:ツイッター)を更新し、ちふれASエルフェン埼玉でプレーしていた3選手のスリーショットを公開。
WEリーグ初年度から昨季12月まで所属していたボールデンに加え、なでしこリーグ時代の2017年夏に加わったジャクリン・サウィッキ。そして今大会全試合に出場中の日本女子代表GK浅野菜摘の3人だ。
スポーツマンシップを象徴する一枚を浅野も引用し、「素晴らしいステージで再会できてとても嬉しかったです。ありがとう、また会いましょう!」と、互いの健闘を称えている。
敗れたフィリピンは大会を去ることとなったが、10月下旬にはパリ・オリンピックアジア二次予選が控えている。オーストラリア女子代表、チャイニーズ・タイペイ女子代表、イラン女子代表と、難敵ぞろいのグループAから、五輪初出場を目指すこととなる。
また、勝利した日本女子代表は大会連覇を目指し、3日の準決勝で中国女子代表と対戦。試合はU-NEXTにてライブ配信される。
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3日、第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)サッカー女子の準決勝が行われ、日本女子代表は中国女子代表と対戦。3-4で勝利を収めた日本が決勝進出を決めた。 なでしこジャパンとは別編成で大会連覇を目指す日本は大勝続きでグループDを首位通過し、準々決勝でもフィリピン女子代表相手に8-1で勝利。ベスト4に進出した。フィリピン戦から中2日とハイペースでの試合が続く中、今回はスタメンを1人だけ変更。代わったのは[4-4-2]の左サイドハーフで、今回は土方麻耶ではなく中嶋淑乃が先発。GKは浅野菜摘、最終ラインは右から天野紗枝、後藤若葉、古賀塔子と並び、小山史乃観、脇阪麗奈と谷川萌々子でダブルボランチを形成。右サイドハーフに山本柚月、最前線には千葉玲海菜と塩越柚歩が入り、この2トップは流動的に縦関係を作った。 一方、自国開催の中国もグループAを首位で突破。モンゴル女子代表を16-0、ウズベキスタン女子代表を6-0で下し、準々決勝ではタイに4-0で勝利している。決勝で日本に敗れて準優勝に終わった前回大会のリベンジを果たすべく、今回の一戦に臨んだ。 立ち上がりは中国が左サイドを起点に攻め込む。何本かクロスも上がるがこれは精度を欠き、日本DF陣も落ち着いて対応した。 そんな中、先制点を奪ったのは日本。12分、右サイド深い位置でボールをキープした山本柚月が奪いに来たDF2人をかわし、右サイドをえぐる。右ポケットのタッチライン際までドリブルで切れ込むと、最後はグラウンダーのクロス。これはGKも触ることができず、ゴール前に飛び込んだ中嶋淑乃がきっちりと押し込んだ。 ここからホームの大声援を受ける中国が主導権を握るが、日本はブロックを敷いてしっかりと対応。ボール奪取からの速攻で中国ゴールへと迫っていく。 しかし21分、中国がセットプレーから同点に追いつく。右CKからのクロスを一度はGK浅野菜摘がパンチングで弾いたものの、続いて打たれたシュートがクロスバーに直撃。跳ね返りをワン・リンリンに頭で押し込まれた。 その後は一進一退の攻防が続くが、攻守ともに精度が高いのは日本。32分、左サイドをドリブルで持ち上がった谷川萌々子が左ポケットに侵入すると、少し右側に持ち出してからシュート。相手DFの股を抜いたグラウンダーのシュートがファーに決まり、日本が再び勝ち越しに成功した。 押し込み始めた日本はその3分後にも追加点を奪う。中央から右サイドへ展開すると、ボールを持った山本柚月がボックス内にスルーパス。追いついた千葉玲海菜が滑り込みながらシュートを決め、リードを2点に広げた。 優位に試合を進める日本はセットプレーからもゴールを決める。43分、谷川萌々子の左CKからのクロスを味方がニアでフリックするとファーにいたのは古賀塔子。うまく右足で押し込みスコアは4-1となった。 3点をリードする日本は後半頭から2枚交代カードを切る。千葉玲海菜と塩越柚歩の2トップを下げ、大澤春花と上野真実をピッチに送り出した。 入ったばかりの大澤春花が積極的にミドルシュートを狙う中、次にスコアを動かしたのはまだ諦めていない中国だった。55分、左CKからのヘディングシュートは右ポストが当たると、ゴール前に陣取っていたチャン・リンヤンにそのまま押し込まれ、日本は2点差に詰め寄られた。 勢いに乗る中国は60分にも決定機を作るが、ボックス内でのシュートは日本DFが体を張って阻止。しかし、これで与えた右CKから日本はさらなる追撃を許してしまう。ニアのヤン・リナがクロスをニアでフリックすると、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、日本は三度CKから失点を喫してしまった。 1点差に迫り勢い増す中国がカウンターから度々鋭い攻撃を度々見せるが、耐え凌ぐ日本。狩野倫久監督は80分に山本柚月に代えて島田芽依、中嶋淑乃に代えて土方麻耶を投入し、前からの守備を担う攻撃陣をリフレッシュする。 終盤に入ると中国が左サイドを起点に猛攻を仕掛けるが、日本は水際でゴールは許さず。4分の追加タイムには田畑晴菜を投入して守備を固め、そのまま試合終了。なんとか逃げ切った日本が4-3の勝利を得た。決勝ではウズベキスタン女子代表に8-0で勝利した北朝鮮女子代表と対戦する。 中国女子代表 3-4 日本女子代表 【中国女子】 ワン・リンリン(前21) チャン・リンヤン(後10) ヤン・リナ(後15) 【日本女子】 中嶋淑乃(前12) 谷川萌々子(前32) 千葉玲海菜(前35) 古賀塔子(前43) ◆日本女子代表メンバー GK:浅野菜摘(EL埼玉) DF:天野紗(I神戸)、後藤若葉(早稲田大)、古賀塔子(ac福島)、小山史乃観(C大阪) MF: 中嶋淑乃(S広島R) [→80分 土方麻耶(東京NB)]、谷川萌々子(ac福島) [→90+2分 田畑晴菜(マイ仙台)]、脇阪麗奈(C大阪)、山本柚月(東京NB) [→80分 島田芽依(浦和)] FW:千葉玲海菜(千葉L) [→HT 大澤春花(千葉L)]]、塩越柚歩(浦和) [→HT 上野真実(S広島R)] <span class="paragraph-title">【動画】中国との壮絶な打ち合い制し連覇に王手!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JeQpcnxHyEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.03 23:09 Tue5
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10日、2024-25 SOMPO WEリーグ第8節の3試合が行われた。 首位のINAC神戸レオネッサ(勝ち点19)はアウェイで9位のちふれASエルフェン埼玉(勝ち点6)と対戦した。 試合は点の取り合いに。互いに序盤から攻め立て、ゴールに迫るシーンを作るもスコアを動かせず。それでも31分に右CKからのクロスがボックス内で混戦となると、井手ひなたが押し込みI神戸が先制する。 I神戸がリードして迎えた後半、50分にはボックス内左から植村祥子がクロスを入れると、佐久間未稀がボックス内で強烈なヘッドを決めてEL埼玉が同点に追いつことに成功。さらに85分には、相手のクリアボールを栃谷美羽がヘディングで繋ぐと、抜け出した木許和心がフリーで決めて逆転に成功する。 EL埼玉が大きな勝利を挙げるかと思われたが、首位の意地を見せるI神戸はアディショナルタイム3分、浮き球のパスをGK浅野菜摘がファンブルすると、こぼれ球を最後は髙瀬愛実が豪快に蹴り込み同点ゴール。打ち合いは2-2のドローに終わった。 2位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点18)は5位のジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点10)とアウェイで対戦。勝利すれば首位浮上も見える中、試合はこう着状態で進んでいく。 ゴールレスで折り返すと、後半もなかなかゴールが生まれず。それでも73分、千葉Lはカウンターを仕掛けると、稲山美優のパスをボックス手前右で受けた小林莉々子が右足一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり千葉Lが先制。そのまま逃げ切り、1-0で勝利を収めた。 また、7位のAC長野パルセイロ・レディース(勝ち点7)と最下位のノジマステラ神奈川相模原(勝ち点2)の試合も打ち合いとなった。 まずは32分、右CKからクロスを坂井優紀が頭で合わせてAC長野が先制。しかし、前半終了間際にN相模原は片山由菜が倒されてPKを獲得すると、片山が豪快に蹴り込み1-1で試合を折り返す。 後半に入っても攻勢を続ける両者。71分には右サイドからの安倍乃花のクロスを大内梨央がフリックすると、そのままゴールに吸い込まれAC長野が勝ち越しに成功。しかし、79分に榊原琴乃がドリブルで右サイドを仕掛けると、ボックス内に侵入して左足一閃。これが決まり再びN相模原が同点に追いつく。 さらに終了間際の90分にはロングスローの流れから、大竹麻友が倒され再びPKを獲得。これを大竹がしっかりと決めてN相模原が土壇場で逆転。2-3で勝利を収めた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第8節</h3> ▽11/10(日) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【千葉L】 小林莉々子(後28) ちふれASエルフェン埼玉 2-2 INAC神戸レオネッサ 【EL埼玉】 佐久間未稀(後5) 木許和心(後40) 【I神戸】 井手ひなた(前31) 髙瀬愛実(後48) AC長野パルセイロ・レディース 2-3 ノジマステラ神奈川相模原 【AC長野】 坂井優紀(前32) 大内梨央(後26) 【N相模原】 片山由菜(前45+1) 榊原琴乃(後34) 大竹麻友(後45) ▽11/9(土) マイナビ仙台レディース 1-3 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【マイ仙台】 遠藤ゆめ(後42) 【C大阪】 矢形海優(前4、前35、後41) 三菱重工浦和レッズレディース 2-1 サンフレッチェ広島レジーナ 【浦和】 塩越柚歩(後16) 島田芽依(後28) 【S広島R】 上野真実(後34) 大宮アルディージャVENTUS 0-1 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 園田瑞貴(前7) <span class="paragraph-title">【動画】小林莉々子が右足の強烈ミドルで東京NBを沈める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YoP6Fy7hVcw";var video_start = 112;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 15:10 MonちふれASエルフェン埼玉の人気記事ランキング
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