ミランのサポーター4人が公安当局に起訴される…インテル選手への脅迫容疑
2023.06.09 17:37 Fri
ミランの熱狂的サポーター4人が起訴された。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
先月16日、ミランはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでインテルと対戦。1stレグを0-2で落としていたなか、リターンマッチでも0-1の敗戦を喫し、2戦合計0-3で敗退に。ホームタウンとスタジアムを共有する宿敵相手に悔しすぎる結果となった。
これに追い打ちをかけたのが、インテルのイタリア代表MFフェデリコ・ディマルコが試合後にとった行動だ。ミラン撃破に興奮しすぎたディマルコは、自軍サポーターが陣取るゴール裏に向かってマイクを握り、ミランを過度に揶揄する歌を熱唱。激怒したミランのウルトラスは声明でこれを批判した。
ディマルコ本人が誠意を持ってきちんと謝罪し、ウルトラスもこれを受け入れたことで一件落着かと思われた。しかし、一部のミランサポーターは試合2日後の深夜、ディマルコの自宅前に脅迫めいた横断幕を掲げる愚行に及んでおり、近隣住民に通報された結果、当局による捜査がスタート。そして、自宅前にいたサポーター4人が特定され、起訴につながった。
取材に応じたミランのサポーター関係者は「ディマルコの自宅前に横断幕を掲げたのは、単にサポーター界隈で自らの名前を上げたかった者ではないだろうか」という見解を示している。
今回の一件も地元の公安当局「DIGOS」が捜査しており、今後、ディマルコへの脅迫容疑で最終的に6~7人が起訴されると推測されている。
先月16日、ミランはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでインテルと対戦。1stレグを0-2で落としていたなか、リターンマッチでも0-1の敗戦を喫し、2戦合計0-3で敗退に。ホームタウンとスタジアムを共有する宿敵相手に悔しすぎる結果となった。
これに追い打ちをかけたのが、インテルのイタリア代表MFフェデリコ・ディマルコが試合後にとった行動だ。ミラン撃破に興奮しすぎたディマルコは、自軍サポーターが陣取るゴール裏に向かってマイクを握り、ミランを過度に揶揄する歌を熱唱。激怒したミランのウルトラスは声明でこれを批判した。
取材に応じたミランのサポーター関係者は「ディマルコの自宅前に横断幕を掲げたのは、単にサポーター界隈で自らの名前を上げたかった者ではないだろうか」という見解を示している。
イタリアは2007年にセリエAの試合で暴動が発生し、対応にあたった警察官1人が殉職。これをきっかけにフーリガン対策法が成立するなどサッカーファンの過激な行動が散見されている国だ。
今回の一件も地元の公安当局「DIGOS」が捜査しており、今後、ディマルコへの脅迫容疑で最終的に6~7人が起訴されると推測されている。
フェデリコ・ディマルコの関連記事
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
|
フェデリコ・ディマルコの人気記事ランキング
1
イタリア代表がドイツ代表との準々決勝に臨む25名を発表!FWポリターノが1年半ぶりの復帰、DFルッジェーリら2名を初招集【UNL】
イタリアサッカー連盟(FIGC)は14日、3月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に向けたイタリア代表メンバー25名を発表した。 グループステージを4勝1分け1敗で終え、リーグA・グループ2を2位で突破したイタリア。UNLファイナルズ進出を懸けて戦う3月の準々決勝では、リーグA・グループ3を首位で突破したドイツ代表との2試合に臨む。 GKジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG)やニコロ・バレッラ(インテル)、FWマテオ・レテギ(アタランタ)らが順当に選出されたなか、MFチェーザレ・カサデイ(トリノ)とDFマッテオ・ルッジェーリ(ラツィオ)が初招集。負傷のDFフェデリコ・ディマルコ(インテル)がメンバーから外れた。 また、FWマッテオ・ポリターノ(ナポリ)が2023年11月以来の代表復帰となった。 イタリアは20日にホームのミラノ、23日にアウェイのドルトムントでドイツと対戦する。今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆イタリア代表メンバー25名</h3> GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF マッテオ・ルッジェーリ(ラツィオ) ピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(ナポリ) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) デスティニー・ウドジェ(トッテナム/イングランド) リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル/イングランド) MF チェーザレ・カサデイ(トリノ) サムエレ・リッチ(トリノ) ニコロ・ロベッラ(ラツィオ) ダビデ・フラッテージ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) サンドロ・トナーリ(ニューカッスル/イングランド) FW ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マッテオ・ポリターノ(ナポリ) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) モイゼ・ケアン(フィオレンティーナ) ロレンツォ・ルッカ(ウディネーゼ) マテオ・レテギ(アタランタ) ダニエル・マルディーニ(モンツァ) 2025.03.15 08:10 Sat2
【CL準決勝プレビュー】3冠へ機運高まるバルセロナと3冠から無冠の危機迫るインテルが激突《バルセロナvsインテル》
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、バルセロナvsインテルが日本時間30日28:00にキックオフされる。3冠へ機運高まるバルセロナと、3冠の可能性から一転して無冠の危機に迫るインテルによる決勝進出を懸けた大一番だ。 準々決勝で昨季ファイナリストのドルトムントを2戦合計スコア5-3で下し、6季ぶりにベスト4進出を果たしたバルセロナは、4日前のコパ・デル・レイ決勝では宿敵レアル・マドリーを延長戦の末に撃破して今季1冠目を獲得。ラ・リーガでも2位マドリーとの4ポイント差を維持して残り5試合と、3冠の可能性が高まっている。主砲レヴァンドフスキ、左SBのバルデとケガ人を抱えているものの、代役のFWフェラン・トーレス、DFマルティンが十分な働きを見せてチーム力を維持している中、堅守インテル相手にまずは先勝を狙う。 一方、準々決勝でバイエルンを2戦合計スコア4-3で競り勝ち、2季ぶりのベスト4進出としたインテルは、バルセロナ同様に3冠の可能性を残していたが、先週コッパ・イタリア準決勝でミランの前に敗退を強いられると、3日前のローマ戦を落としてセリエA首位陥落となった。公式戦3連敗で一転、無冠の危機に陥っている中、逆境で迎えるバルセロナとの初戦を乗り越えてホームでの2ndレグに持ち込めるか。 両チームはこれまで12度対戦。バルセロナが6勝4分け2敗と勝ち越している。直近では2022-23シーズンのCLグループステージで2度対戦。インテルが1勝1分けとしていた。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン GK:シュチェスニー DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、マルティン MF:F・デ・ヨング、ペドリ MF:ヤマル、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:フェラン・トーレス 負傷者:DFバルデ、MFカサド、FWレヴァンドフスキ 出場停止者:なし 復帰の可能性があったバルデはメンバー入りせず。左サイドバックはコパ・デル・レイ決勝同様、マルティンが務めるか。不在のレヴァンドフスキに代わって最前線は引き続きフェラン・トーレスが務めることになる。 ◆インテル◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン GK:ゾマー DF:ビセック、アチェルビ、バストーニ MF:ダンフリース、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ FW:ラウタロ・マルティネス、テュラム 負傷者:DFパヴァール 出場停止者:なし 負傷者はパヴァールのみ。直近のローマ戦を欠場したテュラムは遠征メンバー入りしており、スタメンが予想される。 ★注目選手 ◆MFペドリ(バルセロナ) バルセロナの注目選手には異次元のプレーを続けるペドリを挙げたい。コパ・デル・レイ決勝でも先制ゴールを挙げる活躍を見せたペドリは今季、これまで泣かされていたケガに苦しめられることなくフル稼働。ここまで公式戦52試合6ゴール7アシストとケガとは無縁の充実したシーズンを送っている。堅守インテルを崩すには相手の想像を上回るようなパスが必要となるが、いとも簡単に決定的なパスを配球できるペドリがインテル守備陣をも手玉に取ってしまうのかが注目される。 ◆MFフェデリコ・ディマルコ(インテル) 一方、インテルの注目選手には世界屈指の左足を持つディマルコを挙げたい。対面はFWヤマル、コパ・デル・レイ決勝で決勝ゴールを挙げたDFクンデとハードだが、その中で攻守両面において存在感を発揮できるか。DFバストーニとの熟練された連係で凌ぎつつ、機を見ての攻撃でバルセロナを牽制できるかが敵地での1stレグで勝ち点を持ち帰れるかの分岐点となりそうだ。 2025.04.30 18:00 Wed3
「審判に謝罪した」 薄氷の逃げ切り勝利で試合終盤に退席処分のS・インザーギ監督「最後にミスを犯した」
インテルのシモーネ・インザーギ監督が30日にホームで行われ、2-1で勝利したセリエA第30節ウディネーゼ戦を振り返った。 代表ウィーク前の前節アタランタ戦を制して首位を堅守したインテルは、FWラウタロ・マルティネスを負傷で欠いた中、12分に負傷明けのMFフェデリコ・ディマルコの左クロスからラウタロの代役FWマルコ・アルナウトビッチが先制弾を奪取。 さらに29分、またもディマルコの左クロスからMFダビデ・フラッテージが加点してリードを広げた。 後半、71分に1点を返されたインテルは終盤に守勢を強いられるも守護神ヤン・ゾマーが凌いで2-1の逃げ切り勝利。首位を堅守した。 S・インザーギ監督は試合終了間際に退席処分となったことをまず謝罪した。 「コレアへのファウルは明らかだったが取ってもらえず、その流れで与えたCKから失点しそうになった。アドレナリンは時々悪い影響を及ぼす。残念ながら次節はベンチに入れないだろう。最後にミスを犯した。審判に謝罪した」 試合については「前半は選手たちが素晴らしいプレーを見せ、2点のリード以上に値した。後半は失点するまでピンチはなかったが、ウディネーゼという常に興味深いプレーを見せてきた相手に対して終盤冷静さを欠いた」と、首位堅守も苦戦を認めていた。 2025.03.31 11:15 Mon4
22年以上の時を経て“マルディーニ”がアズーリに! イタリア代表が23名発表、ユベントス守護神やミランDFなど4名が初招集
イタリアサッカー連盟(FIGC)は4日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むイタリア代表メンバー23名を発表した。 ルチアーノ・スパレッティ監督はGKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)やMFロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)、DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)らを順当に選出。一方、GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(ユベントス)、DFマッテオ・ガッビア(ミラン)、MFニッコロ・ピジッリ(ローマ)、FWダニエル・マルディーニ(モンツァ)の4名は初招集となった。 ダニエル・マルディーニは祖父チェーザレ・マルディーニ氏、父親のパオロ・マルディーニ氏に続くイタリア代表入り。父・パオロ氏の代表ラストゲーム(2002年6月18日)から22年以上を経て、再びマルディーニの名がアズーリに連なっている。 イタリアはリーグA・グループ2に入り、フランス代表、ベルギー代表、イスラエル代表と同居。10日にベルギー代表、14日にイスラエル代表とどちらもホームで対戦する。 今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 <span class="paragraph-subtitle">◆イタリア代表メンバー23名</span> GK ミケーレ・ディ・グレゴリオ(ユベントス) ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF アレッサンドロ・バストーニ(インテル) ラウル・ベッラノーバ(アタランタ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(ナポリ) リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル/イングランド) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) フェデリコ・ディマルコ(インテル) マッテオ・ガッビア(ミラン) カレブ・オコリ(レスター・シティ/イングランド) デスティニー・ウドジェ(トッテナム/イングランド) MF ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) ダビデ・フラッテージ(インテル) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ニッコロ・ピジッリ(ローマ) サムエレ・リッチ(トリノ) サンドロ・トナーリ(ニューカッスル/イングランド) FW モイゼ・ケアン(フィオレンティーナ) ダニエル・マルディーニ(モンツァ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マテオ・レテギ(アタランタ) 2024.10.05 21:04 Sat5
インテルが自国選手を積極補強へ? マロッタCEOが言及「イタリアのブランドを追求すべき」
インテルの最高経営責任者(CEO)、ジュゼッペ・マロッタ氏が補強戦略について言及した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 浮き沈みが激しいシーズンを送りながらもチャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦へと駒を進めたインテル。13年ぶりのビッグイヤーを懸けた最後の一戦は欧州最強との呼び声も高いプレミアリーグ王者、マンチェスター・シティとの戦いになるが、是非ともカルチョの意地を見せてほしいところだ。 一方、現在のクラブ内部は今夏の補強に向けて慌ただしくしている時期。そんななかでイタリア『Radio Rai』のインタビューに応じたマロッタCEOは、獲得が噂される2選手への関心を認めている。 「スカルヴィーニとフラッテージ? 彼ら2人はとても興味深い若い選手だが、選手は他にもたくさんいる。カルチョというのは純粋に己の才能を表現できる舞台であり、多くのクラブが2人を追いかけているね。インテルがその1つであることを否定するつもりはないよ」 アタランタのDFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)、サッスオーロのMFダビデ・フラッテージ(23)というイタリア代表選手2人に関心を寄せていると明言したマロッタCEO。続けてイタリアサッカー界の発展にも言及した。 「イタリアのブランドを強化する道を追求すべきだ。現時点でもイタリア人選手は素晴らしい価値を表現しているが、イタリアサッカー連盟(FIGC)と各クラブの連携は強化する必要がある。なぜなら、イタリアは才能の宝庫であり、この国の若い選手たちは欧州全土の同年代とも対等に渡り合えるのだからね」 「我々は自分たちが掲げるこのビジョンに沿って選手の獲得交渉に臨むべきだが、今は行き詰まっているというのも正直なところだ」 現スカッドには下部組織出身のMFフェデリコ・ディマルコを始め、MFニコロ・バレッラやDFアレッサンドロ・バストーニといった現役のイタリア代表選手が複数おり、在籍30人中11人が自国の選手で構成されるインテル。今夏は積極的に自国の選手を獲得したい思惑があるようだ。 2023.05.22 21:32 Monミランの人気記事ランキング
1
後半の連続ゴールでジェノアに逆転勝利でミランが公式戦3連勝!【セリエA】
ミランは5日、セリエA第35節でジェノアとアウェイで対戦し2-1で勝利した。 公式戦2連勝中の9位ミラン(勝ち点54)は、完勝した前節のヴェネツィア戦のスタメンからエイブラハムとレオンをヨビッチとロフタス=チークに変更した以外は同じ先発メンバーを採用。最前線にヨビッチ、2シャドーにプリシックとロフタス=チークを並べた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。 リーグ戦連敗中の13位ジェノア(勝ち点39)に対し、ミランは8分にピンチ。右サイドでボールを受けたノートン=カフィーがDF2枚の間を抜く強引な突破でボックス内に侵入すると、左足のシュートを放ったが、これはGKメニャンが好セーブではじき出す。 さらにミランは23分にもセットプレーからピンチを迎えたが、アーロンの右CKをファーサイドに走り込んで合わせたメシアスのシュートは、再びGKメニャンがファインセーブ。 ピンチを凌いだミランだが、直後の24分に相手選手と交錯したフォファナが左足を負傷するアクシデント。フォファナは治療を受けて一度はピッチに戻ったが、28分にラファエル・レオンが緊急投入された。 不運な形で交代枠を使ったミランは38分、中盤でルーズボールを奪ったロフタス=チークのパスを受けたテオ・エルナンデスがボックス手前まで持ち上がりミドルシュート。 さらに41分には、アレックス・ヒメネスのパスをボックス手前のレオンがワンタッチではたくと、ゴール前に抜け出したプリシックが決定機を迎えたが、シュートはGKレアーリに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、ハーフタイムサベッリを下げてザノーリを投入したジェノアが61分にスコアを動かす。右サイドから中央に切り込んだザノーリがトールスビーとのパス交換から左サイドに展開。これを受けたメシアスの落としからアーロンがクロスを供給すると、直前に投入されたヴィティーニャが右足ボレーでゴールネットを揺らした。 先制を許したミランは、70分にヨビッチとA・ヒメネスを下げてサンティアゴ・ヒメネスとフェリックスを投入。すると76分、フェリックスのロングパスでDFの裏に抜け出したS・ヒメネスがボックス右からダイレクトクロスを供給すると、これを中央で収めたレオンのシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。 追いついたミランは、直後の77分にもラインデルスのパスから左サイドを駆け上がったレオンがボックス左から折り返しを供給すると、守備に戻ったフレンドルップに当たったボールをがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで逆転に成功した。 結局、これが決勝点となり、逆転勝利のミランが公式戦3連勝を飾った。 ジェノア 1-2 ミラン 【ジェノア】 ヴィティーニャ(後16) 【ミラン】 ラファエル・レオン(後31) OG(後32) 2025.05.06 06:35 Tue2
直近5戦4勝のミラン、コンセイソン監督は選手の活躍を称賛「選手たちが成功し、勝利することが私たちの喜び」
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が5日にアウェイで行われ、2-1で勝利セリエA第35節ジェノア戦を振り返った。 試合が動いたのはゴールレスで迎えた後半。ミランは61分に右サイドから中に切り込んだザノーリに左サイドへボールを展開されると、アーロンのクロスをヴィティーニャに流し込まれた。 先制を許したミランは、70分にヨビッチとA・ヒメネスを下げてサンティアゴ・ヒメネスとフェリックスを投入。すると76分、ボックス右に抜け出したS・ヒメネスのダイレクトクロスを中央で収めたレオンがシュート。これが相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。 さらにその1分後には、ラインデルスのパスから左サイドを駆け上がったレオンの折り返しが守備に戻ったフレンドルップのオウンゴールを誘い、2-1で逆転勝利した。 [4-2-3-1]から[3-4-2-1]へ布陣を変更し、直近5試合で4勝と好調を維持するミランだが、セルジオ・コンセイソン監督は好調の要因がフォーメーション以外にも多くの取り組みがあると語った。 「我々はシステムだけでなく、個人やグループ、チームレベルで協力して取り組んでいる。時には失点したゴールのようなミスもある。だからこそ、我々はここで集中力を切らさずに仕事に取り組んでいるんだ。選手たちが成功し、勝利することが私たちの喜びだよ」 「今日は、私たちが強く、団結したグループであることを証明するものだったと思う。ポジションを変え、ジョアン(・フェリックス)とサンティアゴ・ヒメネスを前線に置いた。これは監督の手腕ではなく、選手たちの実力を示すものだ」 また、前半途中に負傷交代したユスフ・フォファナの状態についてもコメントした。 「彼は少し足に問題を抱えていた。週中にトレーニングに参加できるよう努力した。しかし、また症状がぶり返した。大したケガではないと思うが何とかしなければならない。私たちにはすべての選手が必要なんだ」 2025.05.06 08:50 Tue3
ヴェローナの“武闘派”守備的MFをインテル&ミランが注視か レダ・ベラヤヌ20歳
ミラノの二大巨頭が、エラス・ヴェローナのモロッコ代表MFレダ・ベラヤヌ(20)を注視か。 ベラヤヌはフランス出身で先月モロッコ代表デビュー。169cm53kgと小柄ながら、激しいデュエルを苦にしない武闘派の守備的MFだ。 昨季途中に加入したヴェローナで今季から定位置を掴んだなか、23日の代表ウィーク明け初戦はホームでインテルと対戦。 イタリア『カルチョメルカート』によると、インテルはピエロ・アウシリオSD、ダリオ・バッシンGMが来場し、このベラヤヌのプレーに目を光らせる予定なのだという。 どうやら、インテル以外にも複数のセリエAクラブがベラヤヌを注視しているようで、そのひとつはミラン。 インテルとミラン、どちらも現段階でベラヤヌは「リストアップの端っこ」だそうだが、若くしてフィジカル面がしっかりした選手とあって、注目に値する存在とみなしているようだ。 インテルがベラヤヌの獲得へ本腰を入れるとしたら、それはアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニ(22)の売却とセットだという。 2024.11.21 15:45 Thu4
「ここにメッシはいない」発言のイングランド代表DF、フェリックスとの会話を説明
ミランのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが自身の発言について説明した。 マンチェスター・シティから今冬ミランへとレンタル移籍したウォーカー。ミランではここまで公式戦10試合に出場している。 そのウォーカーは、3月30日に行われたセリエA第30節のナポリ戦での発言が話題に。ハーフタイムにピッチを後にする際、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに話しかけ、「ボールをパスしろ、ここにはメッシはいない」と言ったとされていた。 試合は後半に1点を返すも、2-1で敗れたミラン。ウォーカーはイギリス『BBC』の「The Kyle Walker Podcast」でこの発言について説明した。 「ジョアンに『君はメッシじゃないんだから、パスを出せ』と言ったわけではない。『プロセスを確立しよう』と言っただけだ」 「彼も僕の意見に同意し、もっとパスを回して、もう少しコントロールする必要があると言った」 「ジョアンにだけ言ったわけではない。そこにカメラがあることも知らなかった。それでも、僕は言ったことは何も変えなかっただろう」 もう少しパスを繋いで崩そうという話をするためにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いに出したというウォーカー。メッシを含め、限られた数人だけだと強調した。 「僕が言ったのは、メッシのような人は誰もいないということだ」 「世界中のどのチームにも、その気になれば試合の流れをひっくり返すことができる特定の選手がいる。彼らを称賛する。キリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、モハメド・サラー、そして年初から絶好調のウスマーヌ・デンベレだ」 「それ以外は、チームゲームだと言ったんだ」 個人技でどうにかできることは考えず、多くのチームは連携連動で崩していくことが重要だというウォーカー。ミランで同僚でもあるポルトガル代表FWラファエル・レオンはその可能性はあるが、自身がマンチェスター・シティで学んできたことは、いかにプロセスを大事にするかだったとし、ナポリ攻略にはそれが重要だという話をしただけだと語った。 「ジョアンに言ったのは、(ラファエル・)レオンは素晴らしいということだ。ボールを渡せば、3人、4人、5人を抜き去り、ゴール前にボールを入れることができる選手の1人だ」 「ここ数年、(マンチェスター・)シティでの喜びのほとんどは、あるプロセスから生まれたものだった。全ては、ピッチ上の自分の位置を把握するプロセスだった。それはパスを通すということだった」 「メッシのような選手がいれば、4人の選手を相手にゴールを決めることができる。試合はずっと楽になる」 「ただ、ナポリのような強豪相手には、パスを回して相手を疲弊させるプロセスが必要だと感じている。そうすれば隙が生まれる。それがジョアンと話し合ったことだ」 2025.04.24 18:15 Thu5