【J1注目プレビュー|第10節:徳島vs鹿島】待望の初陣と“よもや”の初陣、初白星を手にする指揮官は
2021.04.17 11:18 Sat
【明治安田生命J1リーグ第10節】
2021年4月17日(土)
14:00キックオフ
徳島ヴォルティス(14pt/9位) vs 鹿島アントラーズ(8pt/15位)
[鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム]クラブのJ1勝利数をすでに超えた徳島はついに監督の初陣。対する鹿島は、電撃的な監督交代で、こちらも新指揮官の初陣に・
◆ポヤトス体制で加速するか【徳島ヴォルティス】
3連勝を収めた後、かつての指揮官が率いる浦和レッズには敗れたものの、ミッドウィークに行われた前節はセレッソ大阪に1-2で勝利した徳島。すでにクラブが記録した年間のJ1勝利数を超えることとなった。
キャンプからJ1の10試合を指揮した甲本偉嗣ヘッドコーチは、想定以上の結果を残してダニエル・ポヤトス監督へとバトンを渡すことに。しっかりとやりきったと言って良い成績だろう。
当然ベースは変わらず、これまで通りの戦いを見せることになるが、そこにどんなエッセンスが加わるのか。気になるのは契約の影響でFW垣田裕暉が起用できないこと。ポヤトス監督がどんなチョイスをするのかにも注目だ。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:上福元直人
DF:岸本武流、安部崇士、福岡将太、ジエゴ
MF:藤田譲瑠チマ、岩尾憲
MF:浜下瑛、渡井理己、藤原志龍
FW:宮代大聖
監督:ダニエル・ポヤトス
契約上出場不可:垣田裕暉
◆再建へ向けた第一歩【鹿島アントラーズ】
それは突然のことだった。13日、選手2名とスタッフ1名が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。そして翌14日、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が成績不振により解任された。
昨シーズンは出だしでつまづいたものの、中盤からV字回復し5位フィニッシュ。しかし、今シーズンも開幕からつまづき、8試合を終えて15位と低迷していた。
開幕戦の負け方がチームを狂わせた一因とも言われたが、最後までチーム内で確固たるものが築き上げられなかったことも事実。チームを改革していく上で、ある程度の痛手は負うもの。それを我慢をするのか、見切るのかの判断は難しいところだが、鹿島の選択は見切りだった。
後任に就いたのはコーチを務めていたクラブOBの相馬直樹監督。「強いアントラーズを取り戻す」と口にしたが、チームに再建を突然託される形となった。火中の栗を拾うとは言ったもの。手を入れても簡単に拾えなさそうだが、まずは脆弱な守備から着手することを語った。
とはいえ、準備する時間は少ない中で何から手をつけたのか。徳島戦からはYBCルヴァンカップを含めて13連戦。すぐに結果は出ずとも、一筋の光が見える戦いを見せられるかがポイントだろう。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK沖悠哉
DF:常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也
MF:三竿健斗、レオ・シルバ
MF:ファン・アラーノ、荒木遼太郎、土居聖真
FW:上田綺世
監督:相馬直樹
2021年4月17日(土)
14:00キックオフ
徳島ヴォルティス(14pt/9位) vs 鹿島アントラーズ(8pt/15位)
[鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム]クラブのJ1勝利数をすでに超えた徳島はついに監督の初陣。対する鹿島は、電撃的な監督交代で、こちらも新指揮官の初陣に・
◆ポヤトス体制で加速するか【徳島ヴォルティス】
キャンプからJ1の10試合を指揮した甲本偉嗣ヘッドコーチは、想定以上の結果を残してダニエル・ポヤトス監督へとバトンを渡すことに。しっかりとやりきったと言って良い成績だろう。
その徳島は、15日についにポヤトス監督が選手たちの前に登場。準備期間は短いが、監督の下でどのようなプレーを見せるかは楽しみだ。
当然ベースは変わらず、これまで通りの戦いを見せることになるが、そこにどんなエッセンスが加わるのか。気になるのは契約の影響でFW垣田裕暉が起用できないこと。ポヤトス監督がどんなチョイスをするのかにも注目だ。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:上福元直人
DF:岸本武流、安部崇士、福岡将太、ジエゴ
MF:藤田譲瑠チマ、岩尾憲
MF:浜下瑛、渡井理己、藤原志龍
FW:宮代大聖
監督:ダニエル・ポヤトス
契約上出場不可:垣田裕暉
◆再建へ向けた第一歩【鹿島アントラーズ】
それは突然のことだった。13日、選手2名とスタッフ1名が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。そして翌14日、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が成績不振により解任された。
昨シーズンは出だしでつまづいたものの、中盤からV字回復し5位フィニッシュ。しかし、今シーズンも開幕からつまづき、8試合を終えて15位と低迷していた。
開幕戦の負け方がチームを狂わせた一因とも言われたが、最後までチーム内で確固たるものが築き上げられなかったことも事実。チームを改革していく上で、ある程度の痛手は負うもの。それを我慢をするのか、見切るのかの判断は難しいところだが、鹿島の選択は見切りだった。
後任に就いたのはコーチを務めていたクラブOBの相馬直樹監督。「強いアントラーズを取り戻す」と口にしたが、チームに再建を突然託される形となった。火中の栗を拾うとは言ったもの。手を入れても簡単に拾えなさそうだが、まずは脆弱な守備から着手することを語った。
とはいえ、準備する時間は少ない中で何から手をつけたのか。徳島戦からはYBCルヴァンカップを含めて13連戦。すぐに結果は出ずとも、一筋の光が見える戦いを見せられるかがポイントだろう。
★予想スタメン[4-2-3-1]
GK沖悠哉
DF:常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也
MF:三竿健斗、レオ・シルバ
MF:ファン・アラーノ、荒木遼太郎、土居聖真
FW:上田綺世
監督:相馬直樹
1
2
徳島ヴォルティスの関連記事
29日、明治安田J2リーグ第12節の10試合が各地で行われた。
【熊本vs千葉】敵地で1点が奪えず首位千葉の連勝がストップ…
4連勝で首位を快走するジェフユナイテッド千葉(勝ち点30)は、前節の藤枝MYFC戦で4試合ぶりの白星を飾った11位ロアッソ熊本(勝ち点15)と対戦し、0-0の引き分けに終わった。
2025.04.29 18:50 Tue
J1の関連記事
|
|
徳島ヴォルティスの人気記事ランキング
1
「奥様めちゃキレイ」「どこで知り合うんだろう」徳島FW一美和成の200試合達成セレモニーが大反響! 奥様に視線が集中「お綺麗ですね」
徳島ヴォルティスのFW一美和成のJリーグ通算200試合達成セレモニーの動画が話題を呼んでいる。 大津高校から2016年にガンバ大阪へと入団した一美は、U-23チームでプレーし、高卒ルーキーながら明治安田生命J3リーグ開幕戦で先発デビューを果たした。 プロ入り2年間はトップチームでの出番はなかったが、3年目の2018年にJ1デビュー。2019年は京都サンガF.C.へと育成型期限付き移籍するとレギュラーとして活躍し、J2で36試合17得点を記録する。 2020年は横浜FCへと期限付き移籍。J1の舞台で31試合4得点を記録すると、2021年にG大阪へと復帰。しかし、シーズン途中の8月に徳島へと完全移籍していた。 G大阪U-23でJ3時代に多くの試合に出場したこともあり、J1、J2、J3合計で200試合出場を達成した。 Jリーグ公式ツイッターが一美のセレモニー動画を投稿。ファンが注目したのは、花束を私に来た奥様だった。 これには「奥様キレイだわ!!」、「奥さんお綺麗ですね」、「美人な奥さま」、「奥様めちゃキレイ」、「こんな美人の奥さんとどこで知り合うんだろう」、「奥さんかっわえ」、「奥さんが良い」、「眉毛の強さ似すぎじゃない??」と、珍しくお目にかかる奥様に注目が集まった。 一美は横浜FC時代の2020年に奥様との入籍を発表していた。 <span class="paragraph-title">【写真】お互いに照れてる感じも良い!? 視線を集めた一美の奥様がセレモニーに登場</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/1110Kazunari?ref_src=twsrc%5Etfw">@1110Kazunari</a><a href="https://twitter.com/vortis_pr?ref_src=twsrc%5Etfw">@vortis_pr</a> <a href="https://t.co/YrqFWQvGH2">pic.twitter.com/YrqFWQvGH2</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1574337991887052800?ref_src=twsrc%5Etfw">September 26, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> ※動画再生はツイッターに遷移します 2022.09.29 22:17 Thu2
金沢に途中加入のMF西谷和希が契約更新、4月に徳島と契約解除「なんとしても優勝して監督を胴上げしたい」
ツエーゲン金沢は24日、MF西谷和希(31)の契約更新を発表した。 西谷は栃木県出身で、流通経済大学から2016年に栃木SCに加入。2020年に徳島ヴォルティスへ完全移籍した。 徳島で5年目となった2024シーズンだが、明治安田J2リーグの第3節以降はメンバー外が続き、4月に双方合意で契約解除。7月には双子の兄のMF西谷優希もいる金沢への加入が決まった。 金沢入り後は主力を担い、J3で18試合2得点を記録。2シーズン目を迎えることになった西谷は、クラブを通じてコメントしている。 「2025シーズンもツエーゲン金沢でプレーさせていただくことになりました。今シーズン凄く苦しんでいた僕に手を差し伸べてくれた伊藤彰監督、そしてそんな僕を暖かく迎え入れてくださったファンサポーターの皆様に凄く感謝しています」 「僕は伊藤彰監督とサッカーがしたくて金沢に来ました。なんとしても優勝して監督を胴上げしたいと思います。 そのために自分の持っている力を出し尽くして、持っていない力を努力で補い優勝するために全てをかけて闘いたいと思います」 「結果を残すことがクラブ、ファン・サポーターの方々への恩返しになると思っています。美しく熱く闘います。来シーズンも素晴らしい応援をよろしくお願いします」 2024.12.24 14:57 Tue3
徳島が2週連続のサポーターの問題行為を謝罪、オリベイラを偲ぶ湘南のセレモニー中に「湘南ありがとう」連発
徳島ヴォルティスは29日、湘南ベルマーレ戦でのサポーターの行動に関して謝罪した。 問題が起きたのは27日に行われた明治安田生命J1リーグ第37節の湘南ベルマーレvs徳島ヴォルティスの一戦。この試合では、23日に急逝した湘南のMFオリベイラ(23)を追悼するセレモニーがピッチで行われた。 突然の訃報に湘南の選手やスタッフら関係者が悲しみ、その他のサッカーファンも悲しみがある中、試合前には黙祷。その後の試合では、残留を争うライバル同士の対戦は0-1で徳島が勝利。残留争いは最終節までもつれることとなった。 試合後、湘南のホーム最終ゲームということもあり試合後にセレモニーが実施。キャプテンのDF岡本拓也がオリベイラの死を悼むスピーチとともに、ファン・サポーターへの挨拶がおこなわれていた。 その後、山口智監督が挨拶。静まり返ったスタジアムで、言葉に耳が傾けられる中、徳島サポーターから「湘南ありがとう。湘南バイバーイ」という声が聞こえる、あり得ない事態が起きていた。 このシーンはDAZNでも中継され、SNSでも問題行動が大きな話題に。そんな中、徳島は29日に岸田一宏 代表取締役社長名義で謝罪文を掲載した。 「このたび、11月27日(土)明治安田生命J1リーグ 第37節 湘南ベルマーレ戦(レモンガススタジアム平塚)において、湘南ベルマーレ様の厳粛なセレモニー中に、徳島ヴォルティスサポーターによる「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に抵触するとともに、あまりにも敬意を欠いた不適切な発言がありました」 「この事象により、スタジアムでセレモニーに参加されていた湘南ベルマーレのファン・サポーターの皆さま、株式会社湘南ベルマーレ様、関係者の皆さまをはじめ、湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに不快な思いをさせ、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます」 「本事象は、クラブとして見過ごすことの出来ない行為であり、現在、行為者の特定をおこなっております。特定された行為者に対しては、厳正な対応をおこないます。今後の状況については、対応を決定しだいご報告いたします」 「改めまして、今回の事象により多くの皆さまに、多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」 なお、徳島サポーターは1週間前に行われたアウェイでのFC東京戦で“ブーイング"を行うガイドライン違反を犯しており、2週続けての問題行動に。今回はガイドラインを破るだけでなく、モラルも欠いた行動だけに、クラブとしての対応の甘さも問題視されている。 <span class="paragraph-title">【動画】試合後のセレモニーで岡本拓也がオリベイラを追悼</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SwYesnVEtco";var video_start = 383;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.11.29 20:22 Mon4
徳島、問題行為のサポーターに無期限入場禁止処分…湘南戦での追悼セレモニー中に心ない発言
徳島ヴォルティスは1日、サポーターの行為に対する処分を発表した。 問題が起きたのは11月27日に行われた明治安田生命J1リーグ第37節の湘南ベルマーレvs徳島ヴォルティスの一戦。この試合では、11月23日に急逝した湘南のMFオリベイラ(23)を追悼するセレモニーがピッチで行われたが、その際に不適切な発言が確認された。 この行動に対し徳島は11月29日に岸田一宏 代表取締役社長名義で謝罪文を掲載「特定された行為者に対しては、厳正な対応をおこないます」としていたが、その処分が発表された。 徳島は、当該行為を行ったサポーターに対して、事実確認と処分内容を通告。対象者は1名であり、無期限の入場禁止処分を下すとともに、Jリーグや日本サッカー協会、その他Jクラブが主管する全ての試合への入場が禁止されることとなった。なお、応援団体登録を受理しているサポーター団体の登録者ではなかったとのことだ。 徳島は、岸田社長名義で改めて謝罪するとともに、サポーターへのマナー遵守徹底を管理していくとした。 「本日、11月27日の明治安田生命J1リーグ第37節湘南ベルマーレ戦にて「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に抵触するとともに、あまりにも敬意を欠いた不適切な発言をおこなった行為者への処分をご報告いたしました」 「この事象によりご不快な思いや多大なるご迷惑をおかけした湘南ベルマーレのファン・サポーターの皆さま、株式会社湘南ベルマーレ様、関係者の皆さまをはじめ、湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに対してあらためて心より深くお詫び申し上げます。そして、Jリーグを応援いただいております全ての皆さま、全ての関係者の皆さまに心より謝罪を申し上げます」 「ファン・サポーターをはじめとする多くの皆さまは、コロナ禍で生じた様々な制限や我慢の中でも「新しい観戦様式」に基づいてルールやマナーを守った上で観戦をしていただいております。そのような中で発生した今回の行為は誠に遺憾でなりません。クラブとして、一部の心無きサポーターが引き起こした本事象は決して許すことのできない行為であると重く受け止め、無期限の入場禁止という厳正な対応をさせていただきました」 「徳島ヴォルティスではこの度の事象を厳粛に受け止め、観戦マナーや観戦ルール(ヤジ・暴言含む)、 Jリーグ禁止事項(ホーム・アウェイに関わらず)などを遵守いただけない方には厳格な対応で臨み、今後の再発防止に向けて管理・監視の徹底を図ってまいります。何卒、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」 今回の件は、試合後、湘南のホーム最終ゲームということもあり試合後にセレモニーが実施。キャプテンのDF岡本拓也がオリベイラの死を悼むスピーチとともに、ファン・サポーターへの挨拶。その後、山口智監督が挨拶。静まり返ったスタジアムで言葉に詰まりながらもオリベイラに向けた言葉に耳が傾けられる中、徳島サポーターから「湘南ありがとう。湘南バイバーイ」という声が聞こえる、あり得ない事態が起きていた。 また、徳島サポーターは11月20日に行われたFC東京戦ではブーイングの行為を行い、2週続けてサポーターの問題行動が確認されていた。 <span class="paragraph-title">【動画】試合後のセレモニーで岡本拓也がオリベイラを追悼</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SwYesnVEtco";var video_start = 383;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.12.01 09:48 Wed5

