上位の鹿児島と藤枝が揃って白星【明治安田J3第27節】
2022.10.01 21:20 Sat
1日、明治安田生命J3リーグ第27節の2試合が行われた。
J2昇格、ひいては逆転優勝を目指す3位の藤枝は、ホームに最下位のYS横浜を迎えた。YS横浜は前節に藤枝のライバルである松本を下している油断できない相手だが、今回は藤枝が力の差を見せつける一戦となった。
まずは16分、相手の最終ライン間の横パスを渡邊がカットし、そのままあっさり先制ゴールを決める。その後も押し気味に試合を進めたが、36分に落とし穴。神田にボックス手前からミドルシュートを決められ、同点とされる。
それでも後半は一方的な展開に。立ち上がりに渡邊がGKに倒されて得たPkを横山が決めて再び勝ち越すと、その後も渡邊や杉田がゴールに迫る。そして66分には、久保のアシストから横山がこの日2点目。
これで2点差とした藤枝は、その6分後に柄本がボックス左角から見事なコントロールショットを右上に突き刺し勝負あり。暫定で首位いわきとの差を2ポイントに縮めている。
序盤から攻勢に出ながらも相手GKの好プレーもあり、なかなかネットを揺らせない鹿児島。それでも迎えた44分、右サイドの木出の正確なクロスを米澤がダイビングヘッドで合わせて先制して試合を折り返した。
後半も鹿児島のペースでスタートしたが、長野が相手の猛攻をしのいでカウンターに出ると、味方のロングボールをボックス右で収めた藤森がカットインからゴールを射止めて同点に。ここからはアウェイチームがポゼッションで盛り返していく。
互いに選手交代を図る中、勝ち越し点を決めたのは鹿児島だった。75分のFKのシーン、木村が左サイドからインスイングのクロスを送ると、ファーに流れたボールを小野寺が押し込んだ。さらにその8分後、同じく左サイドのFKで木村が今度はニアへのクロスを選択。これを米澤が頭で合わせてリードを2点に広げた。
後半アディショナルタイムには薩川がダメ押しのゴールを決めた鹿児島が4-1で勝利。しっかりと2位をキープしている。
◆明治安田生命J3リーグ第27節
▽10/1(土)
藤枝4-1YS横浜
鹿児島4-1長野
▽10/2(日)
八戸vs愛媛
いわきvs讃岐
沼津vs松本
今治vs鳥取
富山vs相模原
岐阜vs福島
北九州vs宮崎
J2昇格、ひいては逆転優勝を目指す3位の藤枝は、ホームに最下位のYS横浜を迎えた。YS横浜は前節に藤枝のライバルである松本を下している油断できない相手だが、今回は藤枝が力の差を見せつける一戦となった。
まずは16分、相手の最終ライン間の横パスを渡邊がカットし、そのままあっさり先制ゴールを決める。その後も押し気味に試合を進めたが、36分に落とし穴。神田にボックス手前からミドルシュートを決められ、同点とされる。
これで2点差とした藤枝は、その6分後に柄本がボックス左角から見事なコントロールショットを右上に突き刺し勝負あり。暫定で首位いわきとの差を2ポイントに縮めている。
一方、藤枝と同じ目標を持つ2位の鹿児島は、7位の長野をホームで迎え撃った。前節は鳥取相手にクラブワーストタイ記録となる6失点大敗を喫したが、今節は見事に快勝を収めることに。
序盤から攻勢に出ながらも相手GKの好プレーもあり、なかなかネットを揺らせない鹿児島。それでも迎えた44分、右サイドの木出の正確なクロスを米澤がダイビングヘッドで合わせて先制して試合を折り返した。
後半も鹿児島のペースでスタートしたが、長野が相手の猛攻をしのいでカウンターに出ると、味方のロングボールをボックス右で収めた藤森がカットインからゴールを射止めて同点に。ここからはアウェイチームがポゼッションで盛り返していく。
互いに選手交代を図る中、勝ち越し点を決めたのは鹿児島だった。75分のFKのシーン、木村が左サイドからインスイングのクロスを送ると、ファーに流れたボールを小野寺が押し込んだ。さらにその8分後、同じく左サイドのFKで木村が今度はニアへのクロスを選択。これを米澤が頭で合わせてリードを2点に広げた。
後半アディショナルタイムには薩川がダメ押しのゴールを決めた鹿児島が4-1で勝利。しっかりと2位をキープしている。
◆明治安田生命J3リーグ第27節
▽10/1(土)
藤枝4-1YS横浜
鹿児島4-1長野
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