ミランDFケアー、母国の年間最優秀選手賞を受賞「本当に名誉なこと」
2022.01.22 18:35 Sat
ミランDFシモン・ケアーが、2021年度のデンマーク男子最優秀選手に選ばれた。同国メディア『Hessel HiRE』が伝えている。
2021年のケアーは、セリエAで2位となったミランの躍進を支えただけでなく、ユーロ2020ではデンマーク代表のキャプテンとしてベスト4入りに貢献した。
また、この大会では、初戦のフィンランド代表戦でMFクリスティアン・エリクセンが心肺停止で卒倒する悲しい事故が起きたが、その際に率先してサポートに回り、動揺する妻サブリナさんを最大限ケアする、サッカーの枠を超えた見事な姿は見ているものの心を打った。
デンマークの男子サッカー選手賞は、これまではサッカー協会(DBU)と選手協会が別個で選出していたが、2021年からは共同に。その中で選手票の53%を獲得したケアーが、2009年以来2度目の受賞を果たすことになった。同賞を2度受賞した選手はケアーで11人目だ。
「改めて、この賞を受賞するのは本当に名誉なことだ。いつまでも僕の心に残り続け、これを達成できたことを誇りに思うのだろう」
「この機会に恵まれたり、それを可能にできたりするのはかなりの特権だ。僕の名前がいつまでの残り続けるということだ」
「いつか歳をとって隠居した時に、息子たちにこの賞を見せながら『これはパパが2021年に年間最優秀選手に選ばれた証なんだ』と自慢したいね」
なおケアーは、イギリス『ガーディアン』の年間最優秀選手にも選ばれている。
2021年のケアーは、セリエAで2位となったミランの躍進を支えただけでなく、ユーロ2020ではデンマーク代表のキャプテンとしてベスト4入りに貢献した。
また、この大会では、初戦のフィンランド代表戦でMFクリスティアン・エリクセンが心肺停止で卒倒する悲しい事故が起きたが、その際に率先してサポートに回り、動揺する妻サブリナさんを最大限ケアする、サッカーの枠を超えた見事な姿は見ているものの心を打った。
「改めて、この賞を受賞するのは本当に名誉なことだ。いつまでも僕の心に残り続け、これを達成できたことを誇りに思うのだろう」
「最高で信じられない気分だよ。僕に投票してくれた同僚たちみんなに感謝したい。すごく意味のあることなんだ」
「この機会に恵まれたり、それを可能にできたりするのはかなりの特権だ。僕の名前がいつまでの残り続けるということだ」
「いつか歳をとって隠居した時に、息子たちにこの賞を見せながら『これはパパが2021年に年間最優秀選手に選ばれた証なんだ』と自慢したいね」
なおケアーは、イギリス『ガーディアン』の年間最優秀選手にも選ばれている。
シモン・ケアーの関連記事
デンマークの関連記事
|
|
シモン・ケアーの人気記事ランキング
1
再建期支えた重鎮シモン・ケアーが去るミラン…センターバック補強に力を入れる
ミランがセンターバックの補強に力を入れる。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 21日、ミラン公式チャンネルに出演したデンマーク代表DFシモン・ケアー(35)が今季限りでの退団を公表。再建期にあったミランを支え、ロッカールームでも影響力を持ったベテランセンターバックがクラブを去る。 ケアーが「引退したら家族とミラノで暮らす」とも話した一方、クラブに新たなセンターバックを獲得する必要があるのは確か。ここ数カ月よく名前が挙がるのが、トリノのイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(24)だ。 自国の実力派を確保できれば、それに越したことはないが、イタリア以外からも熱い眼差しを向けられるボンジョルノはどうやら非常に高価。カルチョの共通認識として、トリノのウルバーノ・カイロ会長は厄介な交渉相手である。 そこでヴォルフスブルクのフランス人DFマクサンス・ラクロワ(24)。こちらもミランの有力な獲得候補とされ、DFマリック・チャウと代理人が同じということもあり、ミラン本社で協議している事実も明らかになっている。 ラクロワとヴォルフスブルクの契約は残り1年。若くしてリーダーシップを備え、肉体的に頑丈かつ空中戦にも強いラクロワが、ミランが来季迎える新たなセンターバックとして、今のところ有力とのことだ。 また、センターバックの補強は1枚にとどまらない可能性も。チーフスカウトのジェフリー・モンカダ氏、そしてズラタン・イブラヒモビッチ氏は、ケアーの系譜を継ぐベテランディフェンダーを1枚確保する意向とされる。 2024.05.22 15:15 Wed2
ミラン退団のジルー&ケアーが最終戦後に感謝の言葉「僕らはチームであり、家族」
今シーズン限りでミランを退団するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーとデンマーク代表DFシモン・ケアーが別れを告げた。『フットボール・イタリア』が伝えた。 今夏ミランとの契約が満了するジルーとケアー。両者ともに今シーズン限りでの退団が発表されており、ジルーはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFC(LAFC)入りが決まっている。 25日にはラストマッチとなったセリエA最終節のサレルニターナ戦に出場。結果は3-3の引き分けに終わったが、先発したジルーはボレーシュートでチーム2点目を記録し、ケアーも88分からピッチに立った。 試合後には、元同僚でクラブのシニア・アドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏がチームメイト全員のサインが入ったユニフォームを2人に贈呈。同じく今シーズン限りでチームを去るステファノ・ピオリ監督のスピーチもあったなか、ミランで4年半を過ごしたケアーが思いの丈を述べた。 「全員に感謝したい。サッカーの世界では考えられないような喜びを教えてくれたクラブ、監督、スタッフ、そしてファンの皆さんに感謝したい」 「このクラブに対する想いは、15年間プレーしている代表チームへの想いと同じだ。ここでは4年間過ごしたけど、家族になるには十分な時間だった」 「この新たなチームのおかげで、毎日トレーニング場に来るのが楽しくなった。これは僕の人生における最も大きな喜びの1つだし、皆さんとそれを分かち合えてとても幸せだ。ありがとう」 また、ミランで3年プレーしたジルーもスピーチ。チームメイトやスタッフ、ファンとの思い出を語っている。 「僕を信頼してくれたクラブに感謝したい。ここのディレクター陣はこの一家の兄弟のように僕を迎え入れてくれた。イブラにも感謝だ」 「また、困難な時期を共に過ごす間も、信頼やサポートを寄せてくれた監督にも感謝したい。そのような時こそ団結を維持することが非常に大切だ」 「(スクデット獲得など)1年目から素晴らしい時を過ごした。僕のキャリアの中でも最高の思い出だ。何よりもチームメイト全員に感謝したいと思う。彼らがいなければここまでやってこられなかった。僕らはチームであり、家族だ。ありがとう、みんな」 「皆が歌ってくれるこのチャントは、いつまでも僕の心の中に残り続ける。シモンと同じように、僕らは幼い頃からこのミランを夢見ていた。僕らの旅は、僕とチームメイトにとって誇るべきものだ。とても感謝しているし、ミランで過ごしたこの数シーズンは決して忘れない。フォルツァミラン!」 2024.05.26 19:22 Sun3
偉大なる主将ケアーがデンマーク代表引退…歴代2位の132試合出場
DFシモン・ケアー(35)がデンマーク代表からの引退を発表した。 昨シーズン限りでミランを退団し、現在はフリーの状況が続くデンマーク代表の重鎮DFは、デンマークサッカー協会(DBU)を通じてこのタイミングでの代表引退を発表した。 「代表チームでのプレーをやめる時期が来た。もちろん、同時に悲しい気持ちもあるよ。フットボールで国を代表することほど素晴らしいことはないからね。チームメイトやファンとともにフィールドに立って『Der er et yndigt land』を歌った132回の試合は、毎回楽しかったよ。6回の本大会に出場できたことを誇りに思う。そして、8年間キャプテンを務められたこともとても光栄に思うよ」 「一番大きかったのは、チーム内、代表チーム関係者、スタッフ、コーチたちとの連帯感だ。そして、最も重要なのは、ファンとの連帯感だ。いつも一緒に勝ったり負けたりしてきたと感じているし、ここ数年は対戦相手に関係なく、毎回赤と白のパルケンが揃うのを見るのが大きな喜びだったんだ。フットボールではファンの存在がすべてであり、いつも素晴らしいサポートをしてくれてありがとうと伝えたいよ」 2009年に行われたワールドカップ(W杯)予選のスウェーデン戦でデンマーク代表デビューを飾ったケアーは、ここまで通算132試合に出場。長年の相棒であるMFクリスティアン・エリクセンに抜かれたものの、歴代2位の出場数を誇る。 また、2016年からはDFダニエル・アッガーに代わって8年間に渡ってキャプテンを務めてきた。 前述のコメント通り、2010年南アフリカW杯からW杯、ユーロと6大会連続で本大会に出場していた。 なお、デンマーク代表の暫定指揮官を務めるモーテン・ヴィークホルスト監督は、近日中にケアーに代わる新たなキャプテンを任命する予定だという。 2024.08.23 18:30 Fri4
元デンマーク代表DFケアーが35歳で現役引退…ミランなど欧州各国で活躍の生粋リーダー
元デンマーク代表DFシモン・ケアー(35)が現役引退を発表した。 昨シーズン限りでミランを退団して以降、フリーの状況が続いていたベテランDFは13日、『TV2Sport』でスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。 「今こそ、この章を閉じるのにふさわしい時だ。これは夏が終わってから決めたのではなく、ユーロ2024の前に考えていた決断だ。昨年の秋、ミラノでの時間が終わりに近づいているかもしれないと気づいたんだ。ただ、自分以外の誰にも何も発表する必要はまったくなかった」 「そこから、多くの要素が将来に影響を与えたんだ。子供たち、家族、代表チーム、そして僕の夢のクラブであるミラン。ユーロ後にこのように終わることになった多くのことがあった。何かが起こるのを待っていたが、まず家族のために、そしてスポーツの面で決断しなければならなかった。ただ、僕は何も後悔していないよ」 母国の名門ミッティランでプロキャリアをスタートしたケアーは、当時セリエAのパレルモで台頭し、ヴォルフスブルク、ローマ、リール、フェネルバフチェ、セビージャ、アタランタ、ミランとヨーロッパ各国の名門クラブを渡り歩いた。 公式戦500試合以上でプレーしてきたなか、獲得タイトルは2021-22シーズンのセリエAのみとタイトルには恵まれなかったが、屈強なフィジカルとプレーリード、正確なフィード能力を武器に各クラブで活躍。とりわけ、ディフェンスラインの統率やチーム全体に波及するリーダーシップは傑出したものだった。 2009年に行われたワールドカップ(W杯)予選のスウェーデン戦でデビューを飾ったデンマーク代表では、通算132試合に出場。長年の相棒であるMFクリスティアン・エリクセンに抜かれたものの、歴代2位の出場数を誇る。 2016年からはDFダニエル・アッガーに代わって8年間に渡ってキャプテンを務め、2010年南アフリカW杯からW杯、ユーロと6大会連続で本大会に出場していた。 2025.01.13 20:08 Monデンマークの人気記事ランキング
1
元デンマーク代表のヨルゲンセン、現在は古巣のチームバスを運転中
▽元デンマーク代表のマルティン・ヨルゲンセン氏(40)は現在、チームバスの運転手を務めているようだ。イタリア『Calciomercato.com』が伝えている。 ▽現役時代にウディネーゼやフィオレンティーナで活躍したヨルゲンセン氏は、2014年にユース時代やプロキャリアの最初にも所属していた母国のオーフスで現役を引退。『Calciomercato.com』によれば、同氏は現在そのオーフスのチームバスの運転手を務めているとのことだ。 ▽なお、ヨルゲンセンは現役時代から運転手を務めていた模様。オーフスに在籍していた2013-14シーズン、ヨーロッパリーグでフィオレンティーナがデンマークのエスビャールとアウェイ戦を行った際、空港でフィオレンティーナ一行を出迎えて目的地まで連れて行ったという。 ▽また、1999年にナポリのサン・パオロで行われたイタリア代表vsデンマーク代表の際にも、デンマークのチームバスが駐車に苦労していたのを見かね、バスから降りて誘導を手伝ったとのことだ。現役時代にデンマーク産の名ウインガーとして活躍したヨルゲンセン氏だが、現在は車道を颯爽と走行しているようだ。 2015.12.22 00:25 Tue2
レスター守護神シュマイケルがデンマーク年間最優秀選手賞を初受賞! 同国史上初の親子での受賞
▽レスター・シティに所属するデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(29)が、2016年のデンマーク年間最優秀選手賞を初受賞した。 ▽デンマークサッカー協会(DBU)の主催するデンマーク年間最優秀選手賞は、同協会に所属する選手と監督、関係者の投票によって選出される。 ▽今シーズン、プレミアリーグで首位を走るレスターの絶対的な守護神として活躍するシュマイケルは、2013年から3年連続で年間最優秀選手賞を受賞していたトッテナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを抑え、初の受賞となった。 ▽また、マンチェスター・ユナイテッドやデンマーク代表で活躍したシュマイケルの父親であるピーター氏は、年間最優秀選手賞を通算3度受賞しており、親子での受賞は同国史上初の快挙となった。なお、1980~90年代に活躍したラウドルップ兄弟(兄ミカエル、弟ブライアン)が、兄弟での受賞を果たしていた。 2016.03.22 16:37 Tue3
デンマーク代表23名を発表! MFエリクセン、GKシュマイケルらが順当に選出《ロシアW杯欧州予選》
▽デンマークサッカー協会は24日、国際親善試合とロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨む同国代表メンバー23名を発表した。 ▽アゲ・ハレイデ監督は、トッテナムのMFクリスティアン・エリクセンやレスター・シティのGKカスパー・シュマイケルら主力を選出。また、前回は負傷により招集外となっていたライプツィヒのFWユスフ・ポウルセンやアヤックスの新星FWカスパー・ドルベアらが復帰を果たしてる。 ▽デンマークは、6月6日に国際親善試合でドイツ代表と対戦。10日にはロシアW杯欧州予選のカザフスタン代表戦が控えている。今回発表された代表候補メンバーは以下のとおり。 <span style="font-weight:700;">◆デンマーク代表メンバー23名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">カスパー・シュマイケル</span>(レスター・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">フレデリック・ラノウ</span>(ブロンビー) <span style="font-weight:700;">イェスパー・ハンセン</span>(リンビー) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">マティアス・ヨルゲンセン</span>(コペンハーゲン) <span style="font-weight:700;">シモン・ケアー</span>(フェネルバフチェ/トルコ) <span style="font-weight:700;">ヘンリク・ダルスゴーア</span>(ズルテ・ワレヘム/ベルギー) <span style="font-weight:700;">アンドレアス・ビランド</span>(ブレントフォード/イングランド) <span style="font-weight:700;">フレデリック・ソーレンセン</span>(ケルン/ドイツ) <span style="font-weight:700;">アンドレアス・クリステンセン</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ヤニク・ヴェステルゴーア</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">リザ・ドゥルミジ</span>(ベティス/スペイン) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ウィリアム・クヴィスト</span>(コペンハーゲン) <span style="font-weight:700;">ルーカス・レラガー</span>(ズルテ・ワレヘム/ベルギー) <span style="font-weight:700;">イェンス・ストリガー・ラーセン</span>(オーストリア・ウィーン/オーストリア) <span style="font-weight:700;">ラッセ・シェーネ</span>(アヤックス/オランダ) <span style="font-weight:700;">ピオネ・シスト</span>(セルタ/スペイン) <span style="font-weight:700;">トーマス・デラネイ</span>(ブレーメン/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ラッセ・ヴィベ</span>(ブレントフォード) <span style="font-weight:700;">クリスティアン・エリクセン</span>(トッテナム/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ユスフ・ポウルセン</span>(ライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">マルティン・ブラースヴァイト</span>(トゥールーズ/フランス) <span style="font-weight:700;">ニコライ・ヨルゲンセン</span>(フェイエノールト/オランダ) <span style="font-weight:700;">カスパー・ドルベア</span>(アヤックス/オランダ) 2017.05.24 14:37 Wed4
ウディネーゼ、デンマーク代表DFラーセンと2022年まで契約延長
▽ウディネーゼは18日、デンマーク代表DFイェンス・ストリガー・ラーセン(27)との契約を2022年6月30日まで延長したことを発表した。 ▽デンマークのブレンビー出身のストリガー・ラーセンは右サイドバックを本職とするDF。両サイドバックや両サイドハーフでもプレー可能な同選手は、母国のブレンビーやノアシェラン、オーストリア・ウィーンを経て、2017年の夏にウディネーゼに加入。 ▽加入初年度の昨季は、右サイドバックを主戦場にセリエAで30試合に出場。今季もここまでセリエA全試合フル出場している。また、昨年8月にデビューを飾ったデンマーク代表では、これまで19キャップを数えている。 2018.10.19 03:15 Fri5
