ダービーでスーパーゴールのソン・フンミンがお願い「今回のゴールの映像が永遠に使われるようになったらいいね!」

6日に行われたプレミアリーグ第11節でアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”に挑んだトッテナム。13分に韓国代表FWソン・フンミンが個人技から圧巻のゴールを記録すると、前半アディショナルタイムにイングランド代表FWハリー・ケインがカウンターの流れから追加点を決めて、2-0の完勝を収めた。早くもシーズン10ゴール目となったソン・フンミンが試合後のインタビューに応対。ゴールよりもチームの勝利が嬉しいと語った。


「そうだね、あのゴールは…、いや、今日は謙虚な事は言えないよ!僕があれはラッキーなゴールだったと言っても(信じてくれないだろう)。ラッキーだったとは思うけど、ビューティフルなゴールだったとも思う。僕たちにとって、あんなゴールを決める初めてのチャンスだったし、(スーパーゴールを決められて)とても良かった」
「もちろん、あのゴールを決められたことよりも、勝ち点3を取れたことの方が嬉しい。試合に勝っていきたいし、今日のチームのパフォーマンスは素晴らしかった」

また、抜群の連携をみせるケインについては、称賛の言葉を送っている。「ハリーについてはもう言うことがないよ。彼は信じられないくらいすごいし、いい奴で、ハードワーカーだ。これ以上彼について言える言葉がないよ」

「彼はもっと大きな称賛を受けるべきだ。クラブや僕らのために本当によくやってくれている。彼と一緒にプレーできて本当に嬉しいし、彼とのプレーをとても楽しんでいる。彼がより活躍できるよう願っているし、僕も彼をサポートするつもりだよ」

そして、インタビューの最後には、今回のスーパーゴールについて、ソン・フンミンからあるお願いをしている。

「悲しかったというほどでもないけど、試合前にSNSを見ていても、僕が以前決めたゴールは取り上げられていなかったんだ。だから今回のゴールの映像が永遠に使われるようになったらいいね!」

「それから、そうだね、今夜は本当に幸せな夜で、アメージングな夜だ。ただ今夜のことを楽しみたいし、この感覚をずっと感じていたいと思う」

2018年11月のチェルシー戦で決めたソロゴールや、2019年12月のバーンリー戦で見せた70m独走ゴールなど、記憶に残るスーパーゴールを多く決めてきたソン・フンミンだが、今回のアーセナル戦でのゴールもその歴史の1ページにしっかりと刻まれるはずだ。