永里優季が入団会見!世界も注目した男子チームへの移籍に「ずっと昔からプレーしたいという想いがあった」
2020.09.10 16:50 Thu
ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のシカゴ・レッドスターズから神奈川県2部リーグのはやぶさイレブンに加入した元なでしこジャパンのFW永里優季(33)が入団会見に臨んだ。
「人生に一度あるかないかというこの素晴らしい機会を提供してくださってありがとうございます」
「たくさんの方々の多大なる尽力とご協力のもと、このような移籍が実現しました。チャレンジをしたいという想いを受け入れてくださったクラブには感謝の気持ちでいっぱいです」
「ピッチ外の部分でも私を育てていただいた厚木市に貢献していけるように、クラブと市の皆さんと協力しながら、そういった活動をしていければと考えています」
「チームの勝利に貢献できるように、今よりも自分自身を成長させるように努め、街のコミュニティの一員として、この街をより良い街にしていくという意識を持って、様々な活動をしていき、サッカーを通して街づくり、人づくりに貢献していきたいと思います」
「今回、朝からたくさんの応援メッセージをいただき、正直こんなに大きなことになるとは思っていなかったので、ビックリしていますが、そういった方達の応援メッセージを胸に、責任と覚悟を持ってこのチャレンジをやり抜いていきたいと思います」
また、移籍が決定したことで多くの注目を集めたことについては「こんなに注目されるというのは考えていなかったですし、FIFAのアカウントだったり、UEFAのアカウントだったりがこのチャレンジを大々的に伝えてくれたので、海外の人たちにとっては物凄く社会的にも意義のある移籍だったのかなと感じています」と、世界的にも、社会的にも影響を与える挑戦になったと感じていると明かした。
男子チームでプレーすることについては「試合だったりしっかりと練習をしてみないとわからない部分はあると思いますけど、ずっと昔から男子のチーム、リーグでプレーしたいという想いがあって、いかにそのレベルに近づけるかというところを目標にしてやってきた部分があったので、このレベルで自分がどれだけできるかというチャレンジという意味では、全くできないというイメージはないです」と自信を見せる一幕も。一方で、「やってみて分かること、やってみてできることは近くにイメージできる状態に今あるかなと思います。今の自分のパフォーマンスやコンディションが年を重ねるにれて上がってきているところではあるので、そのタイミングでこのチャレンジができるのを楽しみしています」と新たなチャレンジに意気込みを語った。
男子チームでプレーすることを考えた時期については「アメリカに渡ってからです。去年、一昨年ぐらいから、自分自身の心境だったり身体に変化を感じるようになって、去年からワールドカップで(ミーガン・)ラピノーが言っていた、男女格差であったり、そういった社会的なメッセージを受けてすごく刺激をもらいました」とコメント。「自分もそういった社会的なメッセージを発信できないかなとずっと考えていて、今回少し形は違うかもしれないんですけど、男性のチームに入って、女性も活躍できる、挑戦できるんだというメッセージを、今女の子で男の子に混ざってサッカーをやっている子もいると思いますけど、1つの選択肢を作ってあげられるかなという想いが非常に強くなって、今回このような形になりました。クラブ関係者の協力もあって、受け入れ体制もあって実現することになりました」と、子供達に向けても将来的な選択肢を広げる意義があると語った。
今回加入したはやぶさイレブンは、永里の地元でもある神奈川県厚木市を本拠地としているクラブ。兄の源気も今年2月から所属している地元のクラブだが、還元をしていきたいと地元への想いを語った。
「ずっと世界を渡り歩いてきて思ったのは、所属するチームごとに地元出身の選手がいて、地元のためにプレーする選手をみて羨ましい気持ちがありました」
「地元にそういったプレーをする場があるというのは、子供達にとっても夢の舞台になるでしょうし、目指しやすい場所になる。ここで20年間育ってきて、私は厚木市に育てられたと思います。30を過ぎて地元に還元したいという思いが強くなったので、今回タイミングよく皆さんの協力のおかげで、厚木のためにプレーできる機会をいただけたことは大きいです」
「選手として得てきた経験は、いつかのタイミングで還元したいと思っていたので、この厚木市に対しての思いは兄と同じぐらいあると思います」
なお、背番号はなでしこジャパンでも着用していた「17」に決定。ピッチでどのようなプレーを見せるのか、永里の挑戦に注目が集まる。
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日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)でキャリアスタートさせた永里は、ドイツのポツダムやイングランドのチェルシー、ヴォルフスブルク、1.FFCフランクフルト、そしてシカゴ・レッドスターズでプレー。また、なでしこジャパンとしてもワールドカップに出場するなど、日本のエースとしてプレーしてきた。世界でも異例の男子チームに加入することとなった今回の移籍については、世界中でも大きな注目を集め国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)などもSNSなどで伝えた中、永里が加入の経緯などを語った。「たくさんの方々の多大なる尽力とご協力のもと、このような移籍が実現しました。チャレンジをしたいという想いを受け入れてくださったクラブには感謝の気持ちでいっぱいです」
「選手として、男性の中で自分がどれだけできるかというのは正直未知数なところが大きいと感じていますが、これまでの海外での経験や積み重ねてきたトレーニングに関して、チームのプラスになれるようにベストを尽くしていきたいと思います」
「ピッチ外の部分でも私を育てていただいた厚木市に貢献していけるように、クラブと市の皆さんと協力しながら、そういった活動をしていければと考えています」
「チームの勝利に貢献できるように、今よりも自分自身を成長させるように努め、街のコミュニティの一員として、この街をより良い街にしていくという意識を持って、様々な活動をしていき、サッカーを通して街づくり、人づくりに貢献していきたいと思います」
「今回、朝からたくさんの応援メッセージをいただき、正直こんなに大きなことになるとは思っていなかったので、ビックリしていますが、そういった方達の応援メッセージを胸に、責任と覚悟を持ってこのチャレンジをやり抜いていきたいと思います」
また、移籍が決定したことで多くの注目を集めたことについては「こんなに注目されるというのは考えていなかったですし、FIFAのアカウントだったり、UEFAのアカウントだったりがこのチャレンジを大々的に伝えてくれたので、海外の人たちにとっては物凄く社会的にも意義のある移籍だったのかなと感じています」と、世界的にも、社会的にも影響を与える挑戦になったと感じていると明かした。
男子チームでプレーすることについては「試合だったりしっかりと練習をしてみないとわからない部分はあると思いますけど、ずっと昔から男子のチーム、リーグでプレーしたいという想いがあって、いかにそのレベルに近づけるかというところを目標にしてやってきた部分があったので、このレベルで自分がどれだけできるかというチャレンジという意味では、全くできないというイメージはないです」と自信を見せる一幕も。一方で、「やってみて分かること、やってみてできることは近くにイメージできる状態に今あるかなと思います。今の自分のパフォーマンスやコンディションが年を重ねるにれて上がってきているところではあるので、そのタイミングでこのチャレンジができるのを楽しみしています」と新たなチャレンジに意気込みを語った。
男子チームでプレーすることを考えた時期については「アメリカに渡ってからです。去年、一昨年ぐらいから、自分自身の心境だったり身体に変化を感じるようになって、去年からワールドカップで(ミーガン・)ラピノーが言っていた、男女格差であったり、そういった社会的なメッセージを受けてすごく刺激をもらいました」とコメント。「自分もそういった社会的なメッセージを発信できないかなとずっと考えていて、今回少し形は違うかもしれないんですけど、男性のチームに入って、女性も活躍できる、挑戦できるんだというメッセージを、今女の子で男の子に混ざってサッカーをやっている子もいると思いますけど、1つの選択肢を作ってあげられるかなという想いが非常に強くなって、今回このような形になりました。クラブ関係者の協力もあって、受け入れ体制もあって実現することになりました」と、子供達に向けても将来的な選択肢を広げる意義があると語った。
今回加入したはやぶさイレブンは、永里の地元でもある神奈川県厚木市を本拠地としているクラブ。兄の源気も今年2月から所属している地元のクラブだが、還元をしていきたいと地元への想いを語った。
「ずっと世界を渡り歩いてきて思ったのは、所属するチームごとに地元出身の選手がいて、地元のためにプレーする選手をみて羨ましい気持ちがありました」
「地元にそういったプレーをする場があるというのは、子供達にとっても夢の舞台になるでしょうし、目指しやすい場所になる。ここで20年間育ってきて、私は厚木市に育てられたと思います。30を過ぎて地元に還元したいという思いが強くなったので、今回タイミングよく皆さんの協力のおかげで、厚木のためにプレーできる機会をいただけたことは大きいです」
「選手として得てきた経験は、いつかのタイミングで還元したいと思っていたので、この厚木市に対しての思いは兄と同じぐらいあると思います」
なお、背番号はなでしこジャパンでも着用していた「17」に決定。ピッチでどのようなプレーを見せるのか、永里の挑戦に注目が集まる。
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中村憲剛の引退試合は「今までにないものに」、「前夜祭」や「けんござんまい」などイベント盛り沢山、ユニフォームは『キングダム』の原泰久先生書き下ろしイラスト
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