今季も12発のFWミリクは今夏ナポリ退団か…契約延長交渉が破談
2020.03.17 20:30 Tue
ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(26)が今夏ナポリを退団する可能性が高まっているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。ミリクとナポリの現行契約は2021年6月までとなっているが、両者間で行われた契約延長交渉は破談に終わったようだ。そのため、ナポリが移籍金を得るためには、できるだけ今夏の移籍市場で売却する必要がある。
ナポリは今冬の移籍市場で、SPALからイタリア代表FWアンドレア・ペターニャ(24)を獲得。引き続きSPALでプレーしているものの、来シーズンからチームに合流する予定。ミリクの代役は確保されている状況と言える。
2016年にアヤックスからナポリに加入したミリクは、昨シーズンの公式戦47試合で20ゴールを挙げるなど、ピッチに立てばその存在感は絶大。今シーズンも公式戦22試合に出場し12ゴールを挙げている。
一方、2度の前十字じん帯損傷という大ケガに見舞われるなど、その負傷の多さが選手としての評価に影響を与えているが、実力を考えれば引く手数多とも言えるだろう。
ナポリは今冬の移籍市場で、SPALからイタリア代表FWアンドレア・ペターニャ(24)を獲得。引き続きSPALでプレーしているものの、来シーズンからチームに合流する予定。ミリクの代役は確保されている状況と言える。
2016年にアヤックスからナポリに加入したミリクは、昨シーズンの公式戦47試合で20ゴールを挙げるなど、ピッチに立てばその存在感は絶大。今シーズンも公式戦22試合に出場し12ゴールを挙げている。
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パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアに期待した。 アントニオ・コンテ新監督のもと、セリエA首位で折り返しに成功のナポリでも中心選手だったクワラツヘリア。この冬のタイミングで以前から紐づいたPSG行きを決断した。PSGが支払った移籍金は報道ベースで7000万ユーロ+ボーナス。日本円換算にして基本の移籍金額だけで約113億5000万円となる。 22日にホームで行われるマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)を目前にして、『スカイ・スポーツ』のインタビューを受けたルイス・エンリケ監督はチームがクワラツヘリアの獲得を決断した理由をこう話す。 「彼は我々のニーズを満たすし、クオリティがあって、若い。この先の何年もこのクラブで活躍できると信じている」 また、能力もさることながら、PSGが若い才能でチーム作りを進める観点からも合った人材とし、チームとして長らく注目した選手だったと明かした。 「若い選手だが、ナポリで見たように、すでに経験豊富で、素晴らしいクオリティがある。この4、5年をかけて彼のことを追ってきたんだ」 「この補強は若い選手を獲得し、時間をかけてチームとともに成長させていくという我々のニーズに合致する」 「明日はいないだろうが、これから何年も我々とともにやっていけるはずだ」 なお、シティ戦に向けては「(シティ監督のジョゼップ・)グアルディオラが憶測で物事を言わないのはわかっているし、私もそう。難しい試合になるだろうが、見ごたえのある試合になるはず」と述べている。 2025.01.22 14:40 Wed4
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu5