リーグ優勝決定も…ヤヤ・トゥーレ、VARで開始10秒退場処分

2019.11.03 11:11 Sun
Getty Images
中国甲級リーグ(2部)の青島黄海に所属する元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが、まさかの結末を迎えた。青島黄海は2日、中国甲級リーグの最終節を迎え、南通支雲をホームに迎えた。

元ヴィッセル神戸指揮官のファンマ・リージョ監督に率いられたチームは、中国スーパーリーグへの昇格をすでに決めている状況で迎えた。
この日も先発出場したヤヤ・トゥーレだが、開始10秒で相手選手にファウル。味方のシュートの横で、相手DFをシュートしてしまったようだ。これがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定により、一発退場となってしまった。

なお、1人少ない青島黄海は1-2で敗戦。しかし、2位だった貴州智誠が敗れたために2部優勝も決めることとなった。
ヤヤ・トゥーレは、今シーズン限りで中国を離れるという噂も浮上しており、ラストマッチの可能性がある試合はまさかの終わり方となってしまった。

なお、クラブレベルでのヤヤ・トゥーレのリーグタイトルはこれで7つ目。マンチェスター・シティでプレミアリーグを3度、バルセロナでラ・リーガを2度、オリンピアコスでギリシャ・スーパーリーグを1度制している。

また、今シーズンは途中加入も中国甲級リーグで13試合に出場し2ゴール3アシストを記録していた。

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