鎌田がPK弾で日本人史上初のCL3戦連発! 守田欠場のスポルティング撃破でクラブ史上初の決勝T進出!《CL》
2022.11.02 07:35 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)グループD最終節、スポルティングCPvsフランクフルトが1日にエスタディオ・ジョゼ・アルバラーデで行われ、アウェイのフランクフルトが1-2で逆転勝利した。
決勝トーナメント進出が懸かる大一番ということもあり、試合は立ち上がりから緊迫感のある攻防となる。互いに攻撃面でリスクを冒し切れない中、10分過ぎにはフランクフルトの左CKからストーンに入ったパウリーニョのクリアミスがゴールへ向かうが、ここは味方のゴールカバーで事なきを得る。
以降は中盤での潰し合いが目立ち、互いになかなかフィニッシュの数が増えていかないクローズな展開が続く。その中で鎌田は強度の高い守備に加え、セントラルMFのポジションで繋ぎ役を担うが、なかなかフィニッシュに絡むことはできず。
勝利が必要な中でビハインドを背負って試合を折り返したフランクフルトは、リンドストロームを下げてローデをハーフタイム明けに投入。この交代で鎌田がシャドーの位置にポジションを上げた。
後半は立ち上がりからリスクを冒したフランクフルトが優勢に試合を進めると、鎌田が決定的な仕事を果たす。59分、ボックス内で鎌田が空中戦を競り合った際にDFコアテスの広げた腕にボールが当たってアウェイチームがPKを獲得。そして、キッカーを務めた鎌田はきっちり相手GKの逆を突くシュートを突き刺し、日本人史上初のCL3試合連続ゴールを達成した。
これで逆転突破まであと1点となったフランクフルトは69分にディナ・エビンベを下げて負傷明けのクナウフを投入すると、結果的にこの交代策が逆転ゴールをもたらすことに。
72分、右サイドでクナウフがダイレクトで叩いた浮き球のパスに反応したコロ・ムアニがDFに寄せられながらもパワーとスピードを生かしてボックス右に抜け出すと、角度のないところから見事な右足のシュートをファーポストに突き刺した。
この失点によって初めて追う展開となったスポルティングは、DFを削ってカブラルを投入し、ここから前がかる。対して逃げ切りを図るフランクフルトは殊勲のコロ・ムアニやヤキッチを下げてボレやスモルチッチとフレッシュな選手の投入する。
試合終盤にかけてはホームチームの猛攻が続いたものの、要所を締めるフランクフルトはセットプレー以外に相手に決定機を許すことなく試合をうまくクローズした。
試合を終えた時点では首位に立っていたフランクフルトだが、その後トッテナムが劇的な逆転勝利を収めたことで2位での決勝トーナメント進出が決定。一方、ホームで痛恨の逆転負けとなったスポルティングは3位でヨーロッパリーグの戦いに回ることになった。
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スポルティング(勝ち点7)は前節、トッテナムとのアウェイゲームを1-1のドローで終えて2位をキープ。自力での決勝トーナメント進出の可能性を残してホームでの最終節を迎えた。引き分け以上で突破を決められるこの一戦ではサスペンション明けのゴンサウヴェスが復帰した一方、ふくらはぎを痛めている守田英正が無念の負傷欠場となった。一方、前節マルセイユを2-1で破ってグループリーグ敗退を回避した3位のフランクフルト(勝ち点7)は、敵地での勝利で逆転での決勝トーナメント進出が可能に。この大一番では公式戦2試合連続ゴール中の鎌田大地が引き続きスタメン起用。長谷部誠は負傷の影響でベンチ外となった。以降は中盤での潰し合いが目立ち、互いになかなかフィニッシュの数が増えていかないクローズな展開が続く。その中で鎌田は強度の高い守備に加え、セントラルMFのポジションで繋ぎ役を担うが、なかなかフィニッシュに絡むことはできず。
ゴールレスでのハーフタイム突入が濃厚かに思われたが、一瞬の隙を突いたホームチームがスコアを動かす。39分、ボックス右でキープしたエドワーズからマイナスの落としを受けたウガルテの右クロスが手前のDFに当たってファーに流れると、これに反応したアルトゥール・ゴミスが右足のボレーシュートを流し込んだ。
勝利が必要な中でビハインドを背負って試合を折り返したフランクフルトは、リンドストロームを下げてローデをハーフタイム明けに投入。この交代で鎌田がシャドーの位置にポジションを上げた。
後半は立ち上がりからリスクを冒したフランクフルトが優勢に試合を進めると、鎌田が決定的な仕事を果たす。59分、ボックス内で鎌田が空中戦を競り合った際にDFコアテスの広げた腕にボールが当たってアウェイチームがPKを獲得。そして、キッカーを務めた鎌田はきっちり相手GKの逆を突くシュートを突き刺し、日本人史上初のCL3試合連続ゴールを達成した。
これで逆転突破まであと1点となったフランクフルトは69分にディナ・エビンベを下げて負傷明けのクナウフを投入すると、結果的にこの交代策が逆転ゴールをもたらすことに。
72分、右サイドでクナウフがダイレクトで叩いた浮き球のパスに反応したコロ・ムアニがDFに寄せられながらもパワーとスピードを生かしてボックス右に抜け出すと、角度のないところから見事な右足のシュートをファーポストに突き刺した。
この失点によって初めて追う展開となったスポルティングは、DFを削ってカブラルを投入し、ここから前がかる。対して逃げ切りを図るフランクフルトは殊勲のコロ・ムアニやヤキッチを下げてボレやスモルチッチとフレッシュな選手の投入する。
試合終盤にかけてはホームチームの猛攻が続いたものの、要所を締めるフランクフルトはセットプレー以外に相手に決定機を許すことなく試合をうまくクローズした。
試合を終えた時点では首位に立っていたフランクフルトだが、その後トッテナムが劇的な逆転勝利を収めたことで2位での決勝トーナメント進出が決定。一方、ホームで痛恨の逆転負けとなったスポルティングは3位でヨーロッパリーグの戦いに回ることになった。
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とんでもないハートの強さ! レーザーポインターの妨害も鎌田大地の前では無力化…PKを蹴る前にニヤりと笑う姿が大きな話題
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地のPKシーンの行動が話題を呼んでいる。 1日、CLグループD第6節でスポルティングCPとアウェイで対戦したフランクフルト。スポルティングの日本代表MF守田英正、フランクフルトのMF長谷部誠はケガのために欠場した。 勝った方がベスト16に入るこのカード。ホームのスポルティングが先制するが、62分にPKを獲得すると、鎌田がキッカーとなり冷静に決めて同点に。さらに72分にはランダル・コロ・ムアニが追加点。フランクフルトは逆転勝利を収め、クラブ史上初のCLベスト16に進出した。 チームの貴重な同点PKを冷静に沈めた鎌田だったが、そのPKシーンではスポルティングサポーターからの妨害が行われていた。 PKを蹴る前、ペナルティスポットに立つ鎌田に対し、スポルティングのゴール裏から顔面にレーザーポインターで照射。気を逸らそうとした。 鎌田は冷静さを保ち、ニヤリと笑顔に。そしてしっかりとゴールを決めていた。結果として、相手サポーターのこの行動は無駄に終わっていた。 ドイツ『Frankfurter Rundschau』は「11mの位置から氷のように冷たくPKを決めた」と高い評価を与えたが、まさに何事にも動じないハートを見せ、冷徹にPKを決めていた。 <span class="paragraph-title">【写真】レーザーポインターを受ける鎌田大地はニヤリと笑う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Ckb2cAkMPq7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Ckb2cAkMPq7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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PSGが優先事項の若手CB確保へ…エクアドル代表DFパチョ獲得が濃厚に
パリ・サンジェルマン(PSG)が、フランクフルトのエクアドル代表DFウィリアン・パチョ(22)を獲得することになるようだ。 今夏の移籍市場で若手センターバックの獲得を目指していたPSGだったが、トップターゲットとみられたU-23フランス代表DFレニー・ヨロはマンチェスター・ユナイテッドに移籍。また、U-21スペイン代表DFディーン・ハイセンは個人間合意も伝えられたが、最終的にボーンマスへ完全移籍していた。 そんななか、前述の2選手を含め幾つかのターゲットと並行して交渉を進めていたなか、比較的早い段階で個人間での交渉が進んでいたエクアドル代表DFの獲得にこぎ着けたようだ。 ドイツの移籍市場に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、PSGとフランクフルトは4500万ユーロ(約70億円)の条件でクラブ間合意に至ったという。 PSGのルイス・カンポス氏、フランクフルトのマルクス・クロシェ氏の両責任者の間で交渉の細部を詰める必要はあるものの、パチョは今週後半にメディカルチェックを受ける予定だという。 近年、多くの逸材を輩出する母国のインデペンディエンテ・デル・バジェでプロキャリアをスタートしたパチョは、2022年1月にロイヤル・アントワープへ完全移籍で加入。2022-23シーズンはリーグ戦29試合に出場するなど、元ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトと共にセンターバックのレギュラーを担い、リーグ最少失点の堅守を牽引した。 昨年夏に完全移籍で加入したフランクフルトでは加入1年目から公式戦44試合に出場。スピードやパワーといったアスリート能力の高さが最大の特長である187cmの左利きのセンターバックは、ブンデスリーガの舞台でもその能力を遺憾なく発揮。さらに、未だ粗削りではあるものの、左足のフィードや積極的なドライブなど攻撃面でも成長を示していた。 2024.08.05 19:32 Mon5