「日本の基準をブラジル戦に合わせるべき」中山雄太が主張「陣地挽回やビルドアップはよくできていた」
2022.06.07 17:20 Tue
日本代表のDF中山雄太(ズヴォレ)が、ブラジル代表戦を振り返った。
日本代表は6日、国際親善試合でブラジルと対戦した。サムライブルーの新国立競技場での初陣に不足の無い相手に対し、日本は序盤からアグレッシブにプレー。しかし、個人で打開できるメンバーを揃えた本気のセレソンに、やはり局面での劣勢を強いられる試合となった。
それでも何とか無失点を保っていた中、77分にMF遠藤航がFWリシャルリソンを倒してブラジルにPK。これをFWネイマールに決められ、0-1の敗戦に終わった。
この試合で中山は左サイドバックでフル出場。悔しい結果だったものの、自身の課題が明確になった貴重な90分だったと振り返った。
「結果が問われる試合で結果が出せなかったのはすごく悔しいです」
「試合前から立ち上がりの失点は絶対無くそうというのは話してたので、数字で見れば無失点で前半を終えられたことは良かったですけど、突き詰めていくと、開始1分で危ない場面を作られているので、紙一重だったなと。やはりそういうのも無くせるようにしないと、ワールドカップで戦う場合は、もっと歓声が上がってブラジルに雰囲気を持っていかれる可能性があるので、その点は課題かなと思います」
90分を通じて日本は守勢を強いられる展開となったが、攻守の切り替えの面ではアジア勢との試合と同じような手応えを感じたと中山は語る。一方で、オーバーラップのタイミングには気を遣っていたようだ。
「陣地挽回や瞬間のビルドアップに関しては、今までのどの相手とも同じようにできた感覚があって。そこから先のクオリティやアイデアの差はすごくあったと思います。そこでゴールに迫る回数やゴールに近づく人数であったりがブラジルとのシュートの差になったのかなと」
「僕が上がることで対峙してたハフィーニャなんかは上がる時も下がる時もあって状況次第だったと思うんですけど、比較的僕が上がる位置が低くからスタートするので、彼が戻らないシーンも多かったです。ただ、もちろん僕の中でももう少し上がりたいなという気持ちはあって、だけどそれがどれぐらいのリスクになるのか明確にわかっているので、そこは周りとのコミュニケーションで解決していくかないかなと。攻撃に厚みを持たせたいというのは正直思っていたところです」
そして、10日に控えるキリンカップ準決勝のガーナ代表戦に向けては、ブラジル戦のような戦い方や考え方をスタンダードにすることが大切だと中山。ガーナ戦は目標であるワールドカップでのベスト8入りへの通過点という見方を示した。
「相手が違うので(ブラジル戦の)課題が生きるかはわからないですけど、ブラジルのような相手に対しての課題や考え方をスタンダードにしていかなければいけないなと思ってます。ガーナにはブラジルとは違った良さがあるのでアプローチの仕方が変わってくると思いますけど、どこに基準を合わせるかというとブラジルのレベルにすることが大事なのかなと」
日本代表は6日、国際親善試合でブラジルと対戦した。サムライブルーの新国立競技場での初陣に不足の無い相手に対し、日本は序盤からアグレッシブにプレー。しかし、個人で打開できるメンバーを揃えた本気のセレソンに、やはり局面での劣勢を強いられる試合となった。
それでも何とか無失点を保っていた中、77分にMF遠藤航がFWリシャルリソンを倒してブラジルにPK。これをFWネイマールに決められ、0-1の敗戦に終わった。
「結果が問われる試合で結果が出せなかったのはすごく悔しいです」
「自分では何ができて何ができなかったのかははっきりしてますし、それが強豪国という世界レベルで判断できたというのは大きかったかなと思ってます」
「試合前から立ち上がりの失点は絶対無くそうというのは話してたので、数字で見れば無失点で前半を終えられたことは良かったですけど、突き詰めていくと、開始1分で危ない場面を作られているので、紙一重だったなと。やはりそういうのも無くせるようにしないと、ワールドカップで戦う場合は、もっと歓声が上がってブラジルに雰囲気を持っていかれる可能性があるので、その点は課題かなと思います」
90分を通じて日本は守勢を強いられる展開となったが、攻守の切り替えの面ではアジア勢との試合と同じような手応えを感じたと中山は語る。一方で、オーバーラップのタイミングには気を遣っていたようだ。
「陣地挽回や瞬間のビルドアップに関しては、今までのどの相手とも同じようにできた感覚があって。そこから先のクオリティやアイデアの差はすごくあったと思います。そこでゴールに迫る回数やゴールに近づく人数であったりがブラジルとのシュートの差になったのかなと」
「僕が上がることで対峙してたハフィーニャなんかは上がる時も下がる時もあって状況次第だったと思うんですけど、比較的僕が上がる位置が低くからスタートするので、彼が戻らないシーンも多かったです。ただ、もちろん僕の中でももう少し上がりたいなという気持ちはあって、だけどそれがどれぐらいのリスクになるのか明確にわかっているので、そこは周りとのコミュニケーションで解決していくかないかなと。攻撃に厚みを持たせたいというのは正直思っていたところです」
そして、10日に控えるキリンカップ準決勝のガーナ代表戦に向けては、ブラジル戦のような戦い方や考え方をスタンダードにすることが大切だと中山。ガーナ戦は目標であるワールドカップでのベスト8入りへの通過点という見方を示した。
「相手が違うので(ブラジル戦の)課題が生きるかはわからないですけど、ブラジルのような相手に対しての課題や考え方をスタンダードにしていかなければいけないなと思ってます。ガーナにはブラジルとは違った良さがあるのでアプローチの仕方が変わってくると思いますけど、どこに基準を合わせるかというとブラジルのレベルにすることが大事なのかなと」
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まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon4
「まだ泣くの早いって」と本田圭佑にツッコまれた日本代表サポーター、元Jリーガーの親友だった「親友が世界的にバズってて最高」
世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>— シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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