【CLグループ最終節プレビュー①】決勝T進出を懸けて守田vs鎌田
2022.11.01 18:30 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節が1日と2日に開催される。ここでは最終節1日目となるグループA~Dの戦いを展望していく。
◆首位通過を懸けてリバプールとナポリが激突~グループA~

グループAでは前節、ナポリに続きリバプールの突破が決定。最終節では首位通過を懸けてナポリとリバプールが激突する。
前節アヤックスを退けて決勝トーナメント進出を決めた2位リバプール(勝ち点12)は、ナポリとの1stマッチを1-4で敗れているため、3-0の勝利か、4点差以上での勝利が逆転での首位通過の条件となる。ケガ人を多く抱え、プレミアリーグで格下に2連敗を喫するなどチーム状態が上がりきらない中、非常に厳しい条件だが逆転首位通過となるか。
対する首位ナポリ(勝ち点15)は前節、主力を温存した中でレンジャーズに3-0と快勝。首位に立つセリエAでも好調を持続し、公式戦13連勝中だ。直近のサッスオーロ戦では留まることを知らない活躍を見せるMFクワラツヘリア、負傷明け後即爆発しているFWオシムヘンの活躍で4-0と快勝して見せた。チーム状態の差を考慮すれば、ここはしっかりと首位通過を決めたいところだ。
【グループA】
▽11/1(火)
《29:00》
リバプール vs ナポリ
レンジャーズ vs アヤックス
グループBでは前節、ポルトが突破の決まっていたクラブ・ブルージュに快勝。アトレティコ・マドリーとレバークーゼンが痛み分けに終わったことでポルトの突破が決まり、本命と見られたアトレティコの敗退が決定した。最終節ではブルージュとポルトが首位通過を懸けて、アトレティコとレバークーゼンがヨーロッパリーグ出場を懸けて対戦する。
首位ブルージュ(勝ち点10)は最下位レバークーゼン(勝ち点4)とのアウェイ戦。勝利すれば自力での首位通過となる。ポルト戦では受け身に回った末に4失点と良いところなく完敗してしまった。良い形でノックアウトラウンドに向かうためにも勝ち切って首位通過を決めたい。
対する2位ポルト(勝ち点9)は3位アトレティコ(勝ち点5)とのホーム戦。2連敗スタートから3連勝で一気にグループステージ突破を決めたチームは勢いそのままアトレティコを撃破して逆転首位通過となるか。
【グループB】
▽11/1(火)
《26:45》
ポルト vs アトレティコ・マドリー
レバークーゼン vs クラブ・ブルージュ
◆死の組まさかの最終節見どころなし~グループC~
死のグループでは前節、インテルがビクトリア・プルゼニを下して2位での通過が決定。バイエルンが敗退の決まったバルセロナに順当勝ちして首位通過が決定した。ELに回る3位もバルセロナで決まり、最終節はまさかの見どころなしとなった。
【グループC】
▽11/1(火)
《29:00》
バイエルン vs インテル
ビクトリア・プルゼニ vs バルセロナ
◆大混戦決着へ~グループD~

グループDでは前節、首位トッテナムが2位スポルティングにドロー。フランクフルトがMF鎌田の2戦連発弾でマルセイユを下して3位に浮上した。最終節、全チームに突破と敗退の可能性がある大混戦のグループが決着を迎える。
まずは首位トッテナム(勝ち点8)。最下位マルセイユ(勝ち点6)とのアウェイ戦を引き分け以上で終えられれば突破となる。直近のプレミアリーグでは格下ボーンマスに大苦戦しながらも劇的逆転勝利を飾っており勢いは十分。敵地ヴェロドロームでの完全アウェイの中、ミッション達成となるか。
続いて勝ち点7で並ぶ2位スポルティングと3位フランクフルトによる日本人対決。トッテナム戦で負傷交代したMF守田の状態は気がかりだが、大一番に出場となるか。スポルティングは引き分け以上で突破となる。
一方、勝利で逆転突破となるフランクフルトでは鎌田が躍動中。CL2戦連発に続き、直近のドルトムント戦でもゴールと乗りに乗っている。ここ最近はボランチでのプレーが主となっているが、守田との中盤対決が実現すれば大いに注目したい。決勝トーナメント進出を懸けた痺れる激戦になること必至だ。
【グループD】
▽11/1(火)
《29:00》
スポルティング vs フランクフルト
マルセイユ vs トッテナム
◆首位通過を懸けてリバプールとナポリが激突~グループA~

Getty Images
グループAでは前節、ナポリに続きリバプールの突破が決定。最終節では首位通過を懸けてナポリとリバプールが激突する。
前節アヤックスを退けて決勝トーナメント進出を決めた2位リバプール(勝ち点12)は、ナポリとの1stマッチを1-4で敗れているため、3-0の勝利か、4点差以上での勝利が逆転での首位通過の条件となる。ケガ人を多く抱え、プレミアリーグで格下に2連敗を喫するなどチーム状態が上がりきらない中、非常に厳しい条件だが逆転首位通過となるか。
【グループA】
▽11/1(火)
《29:00》
リバプール vs ナポリ
レンジャーズ vs アヤックス
◆アトレティコがまさかの敗退~グループB~
グループBでは前節、ポルトが突破の決まっていたクラブ・ブルージュに快勝。アトレティコ・マドリーとレバークーゼンが痛み分けに終わったことでポルトの突破が決まり、本命と見られたアトレティコの敗退が決定した。最終節ではブルージュとポルトが首位通過を懸けて、アトレティコとレバークーゼンがヨーロッパリーグ出場を懸けて対戦する。
首位ブルージュ(勝ち点10)は最下位レバークーゼン(勝ち点4)とのアウェイ戦。勝利すれば自力での首位通過となる。ポルト戦では受け身に回った末に4失点と良いところなく完敗してしまった。良い形でノックアウトラウンドに向かうためにも勝ち切って首位通過を決めたい。
対する2位ポルト(勝ち点9)は3位アトレティコ(勝ち点5)とのホーム戦。2連敗スタートから3連勝で一気にグループステージ突破を決めたチームは勢いそのままアトレティコを撃破して逆転首位通過となるか。
【グループB】
▽11/1(火)
《26:45》
ポルト vs アトレティコ・マドリー
レバークーゼン vs クラブ・ブルージュ
◆死の組まさかの最終節見どころなし~グループC~
死のグループでは前節、インテルがビクトリア・プルゼニを下して2位での通過が決定。バイエルンが敗退の決まったバルセロナに順当勝ちして首位通過が決定した。ELに回る3位もバルセロナで決まり、最終節はまさかの見どころなしとなった。
【グループC】
▽11/1(火)
《29:00》
バイエルン vs インテル
ビクトリア・プルゼニ vs バルセロナ
◆大混戦決着へ~グループD~

Getty Images
グループDでは前節、首位トッテナムが2位スポルティングにドロー。フランクフルトがMF鎌田の2戦連発弾でマルセイユを下して3位に浮上した。最終節、全チームに突破と敗退の可能性がある大混戦のグループが決着を迎える。
まずは首位トッテナム(勝ち点8)。最下位マルセイユ(勝ち点6)とのアウェイ戦を引き分け以上で終えられれば突破となる。直近のプレミアリーグでは格下ボーンマスに大苦戦しながらも劇的逆転勝利を飾っており勢いは十分。敵地ヴェロドロームでの完全アウェイの中、ミッション達成となるか。
続いて勝ち点7で並ぶ2位スポルティングと3位フランクフルトによる日本人対決。トッテナム戦で負傷交代したMF守田の状態は気がかりだが、大一番に出場となるか。スポルティングは引き分け以上で突破となる。
一方、勝利で逆転突破となるフランクフルトでは鎌田が躍動中。CL2戦連発に続き、直近のドルトムント戦でもゴールと乗りに乗っている。ここ最近はボランチでのプレーが主となっているが、守田との中盤対決が実現すれば大いに注目したい。決勝トーナメント進出を懸けた痺れる激戦になること必至だ。
【グループD】
▽11/1(火)
《29:00》
スポルティング vs フランクフルト
マルセイユ vs トッテナム
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なでしこジャパンのMF谷川萌々子が大仕事をやってのけた。 12日、DFBポカール準々決勝が行われ、バイエルン・フラウエンがフランクフルトと対戦した。 谷川はベンチスタートとなった中、試合は前半をゴールレスで終えると、79分にフランクフルトが先制。バイエルンはゴールが奪えずに敗戦かと思われた。 しかし、終了直前の90分に左サイドを崩すと、ニアで合わせたヨバナ・ダムンヤノビッチが値千金の同点ゴールを記録。試合は延長戦に突入した。 すると、93分に途中出場の谷川が魅せる。左CKからのクロスがクリアされると、ボックス左でボールを拾った谷川がドリブルを仕掛けると、3人をかわしてボックス内左をえぐりクロス。これをグロディス・ペルラ・ヴィゴスドッティルが合わせて逆転ゴールを生み出した。 谷川の圧倒的な仕掛けから逆転に成功したバイエルン。衝撃のゴールが生まれた中、104分にも谷川が圧巻のプレー。バイタルエリアで横パスを受けると、ボックス手前中央から相手をかわして左足ミドル。クロスバーを叩いたシュートがネットを揺らし、バイエルンがリードを2点とした。 バイエルンはその後も1点を加えて3-1で勝利。谷川の1ゴール1アシストの活躍もあり準決勝へと駒を進めた。 谷川は試合後「交代で出場したときは、試合に完全に集中することができ、チームを助けたいと思っただけです」とコメント。「準備はできていましたし、貢献できたことをとても嬉しく思っています。このまま続けて行きたいです」と、冷静に振り返った。 また「自分自身とチームを信頼しているので、自信が持てますし、このチームとともにカップ戦でプレーし続けることを楽しみにしています」と、このままタイトル獲得へ向かう意気込みを語った。 アシストシーンにファンは「センセーショナルだ」、「これは上手すぎる」、「ニャブリとコマンを足したより良い」、「信じられない」、「サネより良い選手だ」、「将来バロンドール獲るぞ」と絶賛のコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【動画】谷川萌々子が圧巻のドリブル突破!3人をかわし決勝ゴールをアシスト!さらにミドルでゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7XYvI-MnBx0";var video_start = 8804;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.13 12:22 Thu4
【欧州4大リーグ日本人選手前半戦総括&評価】長谷部が最高評価! 最低は香川…
欧州4大リーグの2018-19シーズンの前半戦が終了しました。そこで本稿では4大リーグに所属する日本人12選手のパフォーマンスを5段階で独自に評価してみました。総括とともにご覧ください。 ※<span style="color:#ff3300">★★★★★</span>が最高、☆が最低 ★長谷部誠[フランクフルト]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:11(先発:11)ゴール数:0 ヨーロッパリーグ出場試合数:6(先発:6)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★★★</span>☆ ◆新監督の下でもリベロ定着 フランクフルトでの5シーズン目を迎えた今季も、ここ2シーズン定位置となった3バックのセンターで抜群の存在感を示した。開幕当初はヒュッター新監督の信頼を得られていなかったが、前任のニコ・コバチ監督同様にリベロで起用されると、チームは安定感を増し、2度の公式戦5連勝に貢献した。ヨーロッパリーグ(EL)を平行して戦っていたチームはラツィオやマルセイユが同居したグループを圧巻の全勝で首位通過を果たし、ブンデスリーガでも6位と好成績を収めて前半戦を終えた。縁の下の力持ち的な存在となっている長谷部に対しクラブは12月、今季で切れる契約を1年延長する当然の決断を下している。 ★大迫勇也[ブレーメン]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:14(先発:11)ゴール数:3 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★★★</span>☆☆ ◆移籍成功 降格したケルンからブレーメンに新天地を求めた大迫。ロシア・ワールドカップでゴールを決めるなど存在感を示した大迫はその勢いのまま、新チームでも一定の活躍を見せた。伝統的に攻撃色の強いチームカラーであるブレーメンに大迫はうまくフィットし、第9節終了時には4位とチーム共々、好スタートを切った。ただ、その後失速したチームは10位で前半戦を終えており、大迫としては3ゴールに終わった得点数を後半戦に伸ばしたいところだ。 ★原口元気[ハノーファー]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:14(先発:8)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆守備に奔走 昨季後半、昇格に貢献したデュッセルドルフではなく、ハノーファーが新天地となった原口。背番号10を背負い、意気揚々と臨んだはずのシーズンだったが、元々ハードワークが売りの無骨なチームであるハノーファーでは、ヘルタ・ベルリン時代同様に守備に奔走することになった。大半のチームがハノーファーより格上であることから3バックの右ウイングバックを務めた原口は守備をせざるを得ず、苦しいプレーが続いた。当然ゴールも奪えずチームも17位に沈み、後半戦に向けて不安が募る前半戦となった。 ★浅野拓磨[ハノーファー]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:7(先発:6)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:2(先発:2)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ケガ続きでアピールできず 昨季のシュツットガルトに続き、同じブンデスリーガのハノーファーへのレンタル移籍となった浅野。カウンター主体のチームで彼の走力が生きそうな予感もしたが、如何せん負傷が多く、肝心なところでチャンスをフイにしてしまった。結局、リーグ戦でゴールは奪えず、チームの力になることはできずじまいだった。 ★宇佐美貴史[デュッセルドルフ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:12(先発:8)ゴール数:1 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆徐々にチームの力に 昇格に貢献したデュッセルドルフに残留した宇佐美。W杯の影響で合流が遅れたために開幕当初はなかなか出場のチャンスが巡ってこなかったが、宇佐美の能力を勝手知ったるフンケル監督によって前半戦終盤に出場のチャンスが回り、期待に応えて見せた。課題の守備をこなしつつ、ゴールに絡むプレーを見せた宇佐美の活躍もあって、チームは最下位を脱出し、3連勝で前半戦を終えることに成功した。 ★久保裕也[ニュルンベルク]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:11(先発:9)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ブンデス挑戦もノーゴール ヘントで結果を残し、ブンデスリーガの舞台に足を踏み入れた久保。ただ、これまでゴールを量産してきたスイスやベルギーとはリーグのレベルが違ったようだ。もちろん、ドイツでも久保のテクニックは十分通用するレベルにあるように思うが、相手に怖さを与えるプレーが少なく、脅威となっていなかった。最下位に沈むチームにあってそもそもゴール前でのプレー回数が限られているが、後半戦ではゴールにこだわったプレーを見せてほしい。 ★香川真司[ドルトムント]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:2(先発:1)ゴール数:0 チャンピオンズリーグ出場試合数:1(先発:0)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価:☆☆☆☆☆ ◆戦力外 いよいよドルトムントでの時間は終わりに近づいているのかもしれない。開幕前からファブレ監督の構想外と見られていた中、その序列を覆すことができなかった。とりわけ、若手の台頭が凄まじく、香川にそもそもチャンスが巡ってこなかった。希望のスペイン移籍は実現するか。 ★吉田麻也[サウサンプトン]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:9(先発9)ゴール数:0 FAカップ出場試合数:0(先発: 0)ゴール数: 0 EFLカップ出場試合数: 3(先発:3)ゴール数: 0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆新監督の信頼を掴み苦境脱出へ サウサンプトンでの7シーズン目はW杯での合流遅れが響き、厳しいスタートとなった。ただ、チームが結果を出せず12月にヒューズ監督が解任され、ハッセンヒュッテル監督が就任したことが吉田にとっては事態を好転させるキッカケとなった。新監督の就任によってスタメンの機会を得た吉田は、アーセナル戦で勝利に貢献すると、新年初戦のチェルシー戦ではマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍で無失点に抑え、レギュラー定着をアピールしている。 ★武藤嘉紀[ニューカッスル]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:12(先発5)ゴール数:1 FAカップ出場試合数:0(先発:0)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆プレミアの壁 マインツで3シーズンを過ごした後、プレミアに活躍の場を移した武藤だったが、その壁は厚かった。守備的な戦術を敷くベニテス監督の下、個の能力で屈強な相手DFを突破しなければならず、前線で孤立する場面が目立った。結局、ユナイテッド戦で1ゴールを決めたのが前半戦での唯一のハイライトとなってしまった。 ★岡崎慎司[レスター・シティ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:13(先発1)ゴール数:0 FAカップ出場試合数:1(先発: 1)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆屈辱のノーゴール レスターでの4シーズン目を迎えた岡崎だったが、前半戦は屈辱のノーゴールに終わってしまった。そもそもリーグ戦では先発の機会が1試合のみと、ピュエル監督の信頼を掴めず出場のチャンス自体もらえていなかった。試合終盤の数分に途中出場するだけではコンディションが上がってこないのも無理はない。 ★乾貴士[ベティス]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:8(先発:5)ゴール数:0 ヨーロッパリーグ出場試合数:4 (先発:2)ゴール数:0 コパ・デル・レイ出場試合数:2 (先発: 2)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆新天地で居場所見つけられず 他の日本代表選手たち同様、W杯での輝きをクラブチームに持ち込むことはできなかった。エイバルで過ごした3シーズンで攻守に働けるサイドプレーヤーに成長した乾だが、より攻撃色の強いベティスでは攻撃面で違いを生み出すことを求められた中、その期待に応えられていない。結局、ゴールはもちろん、アシストも記録できず前半戦を終えている。 ★柴崎岳[ヘタフェ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 コパ・デル・レイ出場試合数:2(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆失敗だった残留の選択 W杯での活躍により市場価値が高騰した柴崎だったが、芳しいオファーがなくヘタフェに残留する決断を下してしまった。この判断が結果的に間違いだった。中盤を経由しないロングボールを多用するボルダラス監督と柴崎のプレースタイルは相入れず、リーガではわずか3試合の出場機会を得るに留まった。W杯で自信を掴んだ柴崎にとっては実にもったいない半年となってしまった。 2019.01.15 18:00 Tue5
