韓国に3ゴール許し完敗…タイ代表の石井正忠監督がW杯出場に向けた残り2試合へ「何が起こってもおかしくない」

2024.03.27 16:10 Wed
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「全タイ人の心を掴んだ」タイ代表・石井正忠監督が国歌斉唱で見せた姿勢にファンが感銘「ありがとう」「今まで誰もやってこなかった」

タイ代表を指揮する石井正忠監督の姿勢がファンの心を掴んでいる。 鹿島アントラーズや大宮アルディージャで指揮を執った石井監督は、2019年1月に大宮の監督を退任。2019年12月にタイに渡り、サムットプラカーン・シティの監督に就任すると、その後指揮したブリーラム・ユナイテッドでは就任1年目にいきなり3冠を達成。2年目も3冠を達成するなど結果を残した。 その後、2023年8月にタイ代表のテクニカル・ディレクター(TD)に就任し、同年11月から監督としてタイを指揮。グループステージを突破した今年のアジアカップ2023でもチームを指揮していた。 現在、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨んでいるタイは、3月の同予選で韓国代表と連戦。21日にアウェイで行われた試合は1-1で引き分け大きな勝ち点1を得ていたが、26日にホームで行われた一戦は0-3で敗れていた。 試合には敗れたタイと石井監督だが、キックオフ直前のある光景がファンの心を掴むこととなった。 タイの国歌斉唱のタイミングで、ベンチの石井監督は、恐らく歌詞が記されたメモを見ながら一緒に国歌斉唱。その様子がタイ代表の公式SNSで公開されると、「とても素晴らしい」、「今まで誰もやってこなかった」、「全タイ国民の心をつかんだ」、「ありがとう石井先生」と反響が寄せられることとなった。 2次予選のグループCに入っているタイは、4試合を終えて韓国と中国代表に次ぐ3位。韓国との2試合を終えている中、中国との直接対決もあり、2位以上での2次予選突破の可能性も十分に残されている。 <span class="paragraph-title">【動画】国歌斉唱で石井正忠監督が持っていたのは…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C5AVh4EppKJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; 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韓国が3発快勝で新体制初白星! 石井&小倉監督率いるタイ&シンガポールは敗戦…【2026W杯アジア2次予選】

2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループC第4節のタイ代表vs韓国代表が26日に行われ、アウェイの韓国が0-3で勝利下。 ファン・ソンホン新体制で臨んだタイとの連戦初戦を1-1のドローで終えた韓国は、新体制初勝利を目指したリターンマッチで前回対戦から先発3名を変更。[4-3-3]の前線はイ・ガンイン、チョ・ギュソン、ソン・フンミンが並んだ。対して石井正忠監督が率いるタイは前回対戦と全く同じスタメンで臨んだ。 試合は前回対戦同様に韓国がボールを握って押し込む展開が続くと、早い時間帯にスコアが動く。 19分、相手陣内中央右でボールを持ったイ・ガンインが絶妙なグラウンダーのスルーパスを供給すると、ボックス右に抜け出してGKをつり出したチョ・ギュソンが角度のないところから右足シュート。折り返しのような形でゴール前に向かったところをイ・ジェソンがDFと交錯しながら押し込んだ。 先制後はややゲームコントロール優先の試合運びを見せる韓国に対して、タイがよりアグレッシブな姿勢を示す。だが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない上、ティーラトン、ピーラドン・チャムラツァミーと2人の負傷者を出してしまう。それでも、前回対戦同様に1点ビハインドの形で前半を終えた。 後半はタイが勢いを持って入りファーストシュートを記録したが、韓国のエースがワンチャンスを活かして追加点を奪う。54分、ボックス左角でイ・ガンインからパスを受けたソン・フンミンが縦に仕掛けてニア下を狙った左足シュートを放つと、GKに触られたものの、そのままゴールネットに吸い込まれた。 これで厳しくなったタイは攻撃的なカードを切って反撃に出ていくが、より余裕を持った対応を見せる韓国の守備をこじ開けられない。 その後、後半半ば過ぎに3枚替えを敢行した韓国はセットプレーからトドメの3点目を奪う。82分、左CKのショートコーナーから左クロスをボックス内で競り勝ったキム・ミンジェが頭で折り返すと、ゴール前のパク・ジンソプが右足ボレーで蹴り込んだ。 そして、このままクリーンシートで締めくくった韓国が敵地で新体制初勝利を挙げている。 また、グループCのもう1試合、中国代表vsシンガポール代表はホームの中国が4-1で勝利した。 西ヶ谷隆之前監督を解任し、昨季まで東京ヴェルディでヘッドコーチを務めていた小倉勉監督を新指揮官に据えたシンガポール。ホームでの前回対戦は2点ビハインドを追いつく2-2のドローという上々の結果を残した。 今回のアウェイゲームでは新体制初勝利を目指したが、難しい戦いを強いられた。 21分にウー・レイに裏抜けからのループシュートで先制を許すも、失点直後の22分には見事な右サイドでの崩しからファリス・ラムリのヘディングシュートですぐさま同点に追いつく。 結局、守勢ながら1-1のイーブンで試合を折り返したが、後半半ばにフェルナンジーニョにPKを決められて勝ち越しを許す。その後は何とか1点差を維持して終盤に入ると、相手に退場者が出たことで数的優位に。 だが、前がかって同点を目指したところをカウンターで引っくり返されると、ウー・レイに1ゴール1アシストの決定的な仕事を許し、痛恨の連続失点。結局、敵地で1-4の敗戦を喫することになった。 この結果、グループCは韓国(勝ち点10)が首位、中国(勝ち点7)が2位、それにタイ(勝ち点4)とシンガポール(価値点1)が続く形に。 タイ代表 0-3 韓国代表 【韓国】 イ・ジェソン(前19) ソン・フンミン(後9) パク・ジンソプ(後37) 中国代表 4-1 シンガポール代表 【中国】 ウー・レイ(前21) フェルナンジーニョ(後20[PK]) ウー・レイ(後14) ウェイ・シーハオ(後45) 【シンガポール】 ファリス・ラムリ(前22) 2024.03.26 23:35 Tue

韓国撃破が期待されるタイ代表、石井正忠監督は警戒する中、北朝鮮vs日本中止に触れお願い「日本のサッカーファンの皆さんも応援してもらえれば」

タイ代表の石井正忠監督が、韓国代表戦に向けて意気込みを語った。タイ『Siamsport』が伝えた。 21日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で韓国とタイが対戦。韓国で行われた試合は、1-1の引き分けに終わった。 韓国としては格下のタイ相手のドローが話題に。タイとしては大きな勝ち点1を獲得。韓国はグループ1位に立ち、タイが2位につけ、両者の勝ち点差は「3」となっている。 26日にはタイで再び韓国と対戦。アウェイで引き分けたことからホームでは勝利できると期待が高まっている。石井監督は、韓国戦に向けてコメント。期待は感じているとしながらも、勝利に来るだろうと韓国を警戒した。 「前回のホームでの韓国戦の引き分けからは、誰もが期待していることは確かに感じます。しかし、今回はメディアの予想通り、相手は我々のホームに勝ち点3を取りに来ると考えています。それは彼らにとって重要なポイントになるだろう」 「チームとサッカー選手のために支援された資金の注入に対して。ただ、私はそれに焦点を当てるつもりはありません。仕事に集中しなければなりません」 「明日の競技の結果は続きます。韓国代表選手は、もちろん彼らのほとんどは海外でプレーしています。誰もが良い能力を持っています」 「団結しなければなりません。そしてできる限り最善を尽くしたいと思います」 また、スタジアムやテレビで声援を送ってくれるファン・サポーターにも言及。加えて、日本代表は 「明日は、ファンが応援に来るスタジアムで、自宅で見られる場所も含めて、それは原動力になります。我々にとってポジティブなエネルギーを与えてくれる全てのサッカーファンに感謝し、感銘を受けています。もちろん、それは私が期待していたことです」 「そして、日本の北朝鮮との試合は中止となりました。ですので、日本のサッカーファンの皆さんもタイ代表チームを応援してもらえればと思います」 2024.03.26 15:20 Tue

“世界最高の右サイドバック”元鹿島のジョルジーニョ氏、タイの強豪・ブリーラムの新監督に就任!

タイのブリーラム・ユナイテッドは25日、元ブラジル代表DFジョルジーニョ氏(59)が新監督に就任することを発表した。 現役時代にはフラメンゴやバイエルン、鹿島アントラーズなどでプレーしたジョルジーニョ氏は、"世界最高の右サイドバック”という称号を与えられるなど、栄光の選手キャリアを築き上げた。 引退後はブラジル代表コーチを皮切りに指導者キャリアを開始。2012年には古巣鹿島で指揮を執り、ナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)を制したが、J1は11位に終わり、1年でチームを離れた。 以降は母国クラブを中心に指揮官を歴任。2022年11月にヴァスコ・ダ・ガマの指揮官を退任してからは現場から遠ざかっていたが、タイ1部でトップを走る強豪にて指揮を執ることとなった。 ブリーラムでは、鹿島でジョルジーニョ氏とともにプレーしていた石井正忠氏(現:タイ代表監督)も2021年12月から指揮を執っており、2年連続の3冠を達成。今季はアーサー・パパス氏が監督を務めていたが、21日に辞任を発表していた。 <span class="paragraph-title">【写真】ブリーラムの監督に就任したジョルジーニョ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C47wiNXxsC_/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C47wiNXxsC_/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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アウェイ・韓国戦をドローに持ち込んだタイ代表、ホームでの再戦に石井正忠監督が意気込み「間違いなく別のゲームになる」

タイ代表の石井正忠監督が韓国代表とのドローを振り返った。タイ『Siam Sport』が伝えた。 21日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループC第3節の韓国代表戦に臨んだタイ代表。トッテナムのFWソン・フンミンに先制点を許しながらも、途中出場のFWスファナット・ムエアンタのゴールで同点に追いつき、アウェイで勝ち点「1」を持ち帰った。 韓国の3連勝を阻止し、中国代表と並ぶ勝ち点「4」でグループCの2位としている石井監督は、チームのパフォーマンスに満足。元日に国立競技場で行われた日本代表戦や、ラウンド16敗退とは別物とも語った。 「この試合の勝者は誰とは言えません。日本戦やアジアカップでのプレーと比較することもできません。今日の韓国戦のプレーで見せたように、私たちにはパワーがありますし、それを絞り出すことができました」 一方、アジアカップ後にユルゲン・クリンスマン監督を解任し、ファン・ソンホン暫定監督が指揮を執った韓国代表のチーム状況も考慮している。 「アジアカップの後、韓国は監督交代がありました。この変化の影響もあったかもしれません」 26日に行われるグループC第4節は、韓国をバンコクに迎え撃つホームの一戦。すでにタイに戻っている石井監督は、自国のサポーターの前で勝利を掴みたいと意気込んでいる。 「この前の韓国戦ではみんなよく頑張ってくれました。たった1ポイントとはいえ、タイ代表にとっては非常に大きな勝ち点です。何ポイントだろうと、タイ代表にとっては有益だと選手たちには伝えました」 「次の試合はホームで行われます。間違いなく別のゲームになるでしょう。韓国に行った時と同様、彼らの後ろにはサポーターがいると思いますが、今度はタイの選手にもサポーターがいます。今考えているのは、残りの試合でできるだけ多くの勝ち点を獲得することだけです」 2024.03.22 22:31 Fri

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シンガポール代表の小倉勉監督が地元紙インタビューで熱弁「選手に“韓国代表が強すぎる”なんて言わせない」

シンガポール代表の小倉勉監督は選手たちに確信を持つ。 2月にシンガポールへ赴いた小倉監督。 かつて日本代表コーチとして2010年南アフリカW杯を戦い、昨年は東京ヴェルディで城福浩監督の副官を務め、J1復帰へと導いた57歳だ。それでも、これまで監督業は大宮アルディージャでの2013年の約3カ月間に過ぎなかった。 3月の初陣は、北中米W杯アジア2次予選の中国代表との2連戦。まずホームで2-2のドローに持ち込み、アウェイでは微妙な判定も影響する形で1-4と敗戦。自身の初白星およびシンガポール代表の今予選初白星はお預けとなっている。 ◆W杯アジア2次予選C組 1位 韓国 | 勝ち点10 | +11 | 4試合 2位 中国 | 勝ち点7 | +1 | 4試合 3位 タイ | 勝ち点4 | -2 | 4試合 4位 シンガポール | 勝ち点1 | -10 | 4試合 これで最終予選進出が絶望的となるも、国内では2試合を通じ、小倉監督の指導力が非常に高く評価されており、この度『The Straits Times』の独占インタビューに応じた監督自身も充実感を口に。発展途上にあるシンガポールサッカー界での役割は、その「発展」に寄与することだ。 “監督の志向するプレーコンセプトは、どのくらい選手に浸透したと感じていますか?” 「20〜30%かな。もちろん完全体じゃない。もっともっとできるし、まだ始まったばかり。基礎を構築したに過ぎず、一歩ずつ改善していきたいね」 「次に手をつけるべきは『アタッキングサードでのプレー精度の向上』と『中盤と前線のコンビネーションの向上』、そして『冷静なプレー選択』かな」 「(シンガポールの)人々は選手たちについて『ラマダン期間(※1)だし、2試合ともコンディションが良くなかった』と言うけど、僕はそう思わない。影響がゼロだったとは言わないけど、中国相手に力強く戦っただろう」 (※1)シンガポールはフットボーラーに華人(中国系)が少なく、多くがマレー系のムスリム また、小倉監督は「シンガポールの選手はメンタルが弱い」という同国の定説を拭い去りたいとし、2次予選ラスト2試合、韓国代表およびタイ代表との対決に目を向ける。 「ここからは我々コーチ陣の責任も大きくなるかな。コーチから選手たちに多くを要求するが、上手く伝えることができれば、選手たちもより高いレベルに到達したいと思ってくれるはず」 「選手自身の考え方・意欲に全責任を負わせるわけにはいかない。コーチと環境も重要だ。我々から上手くアプローチして、選手たちの良いリアクションを引き出したい」 「それは、選手の誰かに『この相手に勝つのは不可能だ』なんて思わせない、言わせないことでもあるんだ。『韓国が強すぎる』なんて思う選手がいたら、その時点で結果は決まっているしね」 「選手だけじゃない。ヘッドコーチも用具係も、全ての関係者が前向きに試合に臨む必要がある。これが僕のモットーだ」 2024.04.07 20:00 Sun

「全タイ人の心を掴んだ」タイ代表・石井正忠監督が国歌斉唱で見せた姿勢にファンが感銘「ありがとう」「今まで誰もやってこなかった」

タイ代表を指揮する石井正忠監督の姿勢がファンの心を掴んでいる。 鹿島アントラーズや大宮アルディージャで指揮を執った石井監督は、2019年1月に大宮の監督を退任。2019年12月にタイに渡り、サムットプラカーン・シティの監督に就任すると、その後指揮したブリーラム・ユナイテッドでは就任1年目にいきなり3冠を達成。2年目も3冠を達成するなど結果を残した。 その後、2023年8月にタイ代表のテクニカル・ディレクター(TD)に就任し、同年11月から監督としてタイを指揮。グループステージを突破した今年のアジアカップ2023でもチームを指揮していた。 現在、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨んでいるタイは、3月の同予選で韓国代表と連戦。21日にアウェイで行われた試合は1-1で引き分け大きな勝ち点1を得ていたが、26日にホームで行われた一戦は0-3で敗れていた。 試合には敗れたタイと石井監督だが、キックオフ直前のある光景がファンの心を掴むこととなった。 タイの国歌斉唱のタイミングで、ベンチの石井監督は、恐らく歌詞が記されたメモを見ながら一緒に国歌斉唱。その様子がタイ代表の公式SNSで公開されると、「とても素晴らしい」、「今まで誰もやってこなかった」、「全タイ国民の心をつかんだ」、「ありがとう石井先生」と反響が寄せられることとなった。 2次予選のグループCに入っているタイは、4試合を終えて韓国と中国代表に次ぐ3位。韓国との2試合を終えている中、中国との直接対決もあり、2位以上での2次予選突破の可能性も十分に残されている。 <span class="paragraph-title">【動画】国歌斉唱で石井正忠監督が持っていたのは…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C5AVh4EppKJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C5AVh4EppKJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C5AVh4EppKJ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ช้างศึก ฟุตบอลทีมชาติไทย (@changsuek)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.03.27 17:30 Wed

「選手たちの意志がなかったら…」難しい中でタイを粉砕、韓国のファン・ソンホン暫定監督の目線は日本とも対戦する“本業”のパリ五輪最終予選へ「良い結果を出したい」

韓国代表のファン・ソンホン暫定監督が、タイ代表戦を振り返った。韓国『聯合ニュース』が伝えた。 26日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で韓国はアウェイでタイと対戦した。 21日に行われたホームでの試合は、1-1のドロー。アウェイでの勝利を目指した中、チームは19分にイ・ジェソンのゴールで先制すると、後半に入り54分にソン・フンミン、82分にパク・ジンソプのゴールが決まり、0-3で勝利を収めた。 ホームでのドローを払拭する勝利。ファン・ソンホン監督はアウェイに集まったファンに感謝し、選手たちを労った。 「難しい勝負、遠征にもかかわらず多くのファンが競技場を訪ねてくれた。応援してくれたファンのおかげで勝利できた」 「選手たちが一丸となった気持ちで勝利で報いようと最善を尽くした。選手たちに感謝する。お疲れ様という言葉を送りたい」 ユルゲン・クリンスマン監督がアジアカップ2023の後に解任され、本来であればパリ・オリンピック世代のU-23韓国代表を指揮していたファン・ソンホン監督が暫定的に2試合を指揮することとなった。 短い時間での調整に苦労したというファン・ソンホン監督。難しい中でも選手たちのメンタリティのおかげで結果が出たとした。 「1日で準備して初戦を行ったこと。ヨーロッパから来る選手たちと共にすべてを合わせることが難しかった。選手たちが心理的に快適に走れるように最大限努力した。ソウルでも今日の試合に向けてサイクルを合わせた」 「だが、選手たちの意志がなかったら難しかった。必ず勝利するという選手たちの意志が大きかった。選手たちは能力があるため快適にプレイさせるのが急務だった。結果に関係なくバランスを合わせながら快適に試合したかったが、そんな部分が良かったと思う」 これでグループ首位をキープ。2次予選通過に王手をかけている状況だが、ファン・ソンホン監督は4月に控えるパリ・オリンピック最終予選のAFC U23アジアカップに切り替えるとした。 「今日で(A代表のチーム業務を)整理し、苦しんでいるオリンピック代表チームの選手たちの下に戻りたい。よく準備してオリンピック予選(AFC U23アジアカップ)でも良い結果を得らるよう努力する」 2024.03.27 16:50 Wed

「2人ともワールドクラス」「熱すぎる!」内紛騒動の2人の連係からゴール!イ・ガンインとソン・フンミンが歓喜のハグ「わだかまりはなしだ」

完全な和解を印象付けた。 26日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループC第4節のタイ代表vs韓国代表が行われ、アウェイの韓国が0-3で勝利した。 準決勝敗退となったアジアカップ2023後にユルゲン・クリンスマン監督を解任し、ファン・ソンホン新体制で臨んでいる韓国。タイとの連戦となった中、新体制初戦となった試合は1-1の引き分けに終わっていたが、快勝での新体制初白星となった。 中でもファンを喜ばせることとなったのは、54分に生まれた2点目。ボックス左角でイ・ガンインからパスを受けたソン・フンミンが縦に仕掛けてニア下を狙った左足シュートを放つと、GKに触られたものの、そのままゴールネットに吸い込まれていた。 アジアカップ中に衝突した2人。口論からもみ合いとなったところでキャプテンのソン・フンミンが負傷するという事態になっていたが、その後イ・ガンインが謝罪し、2人とも今回の代表メンバーに選ばれていた。 その2人の連係からゴールが生まれると、2人は歓喜のハグ。わだかまりがないことを象徴するようなシーンにファンからは「2人ともワールドクラス」、「熱すぎる!」、「もはや疑問はない」、「わだかまりはなしだ」と多くの反響が寄せられることとなった。 良い形で新体制での2連戦を終えた韓国。2次予選のグループCで首位につけており、得失点差を考えると2次予選突破に大きく近づいている。 <span class="paragraph-title">【動画】イ・ガンインとソン・フンミンの連係からゴール→歓喜のハグ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ko" dir="ltr">[GOAL] 대한민국 2-0 태국 <br>후반 9분 이강인의 패스를 받은 캡틴 손흥민의 스텝오버&amp;마무리<br>추가골에 대한 갈증을 두 선수가 완벽하게 해소해줍니다!<a href="https://twitter.com/hashtag/%EB%8C%80%ED%95%9C%EB%AF%BC%EA%B5%AD?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#대한민국</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%EC%B6%95%EA%B5%AC%EA%B5%AD%EA%B0%80%EB%8C%80%ED%91%9C%ED%8C%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#축구국가대표팀</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%EC%9B%94%EB%93%9C%EC%BB%B5?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#월드컵</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/2%EC%B0%A8%EC%98%88%EC%84%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#2차예선</a> <a href="https://t.co/4d46y4aNt1">pic.twitter.com/4d46y4aNt1</a></p>&mdash; theKFA (@theKFA) <a href="https://twitter.com/theKFA/status/1772623345017602405?ref_src=twsrc%5Etfw">March 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.27 12:35 Wed

韓国が3発快勝で新体制初白星! 石井&小倉監督率いるタイ&シンガポールは敗戦…【2026W杯アジア2次予選】

2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループC第4節のタイ代表vs韓国代表が26日に行われ、アウェイの韓国が0-3で勝利下。 ファン・ソンホン新体制で臨んだタイとの連戦初戦を1-1のドローで終えた韓国は、新体制初勝利を目指したリターンマッチで前回対戦から先発3名を変更。[4-3-3]の前線はイ・ガンイン、チョ・ギュソン、ソン・フンミンが並んだ。対して石井正忠監督が率いるタイは前回対戦と全く同じスタメンで臨んだ。 試合は前回対戦同様に韓国がボールを握って押し込む展開が続くと、早い時間帯にスコアが動く。 19分、相手陣内中央右でボールを持ったイ・ガンインが絶妙なグラウンダーのスルーパスを供給すると、ボックス右に抜け出してGKをつり出したチョ・ギュソンが角度のないところから右足シュート。折り返しのような形でゴール前に向かったところをイ・ジェソンがDFと交錯しながら押し込んだ。 先制後はややゲームコントロール優先の試合運びを見せる韓国に対して、タイがよりアグレッシブな姿勢を示す。だが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない上、ティーラトン、ピーラドン・チャムラツァミーと2人の負傷者を出してしまう。それでも、前回対戦同様に1点ビハインドの形で前半を終えた。 後半はタイが勢いを持って入りファーストシュートを記録したが、韓国のエースがワンチャンスを活かして追加点を奪う。54分、ボックス左角でイ・ガンインからパスを受けたソン・フンミンが縦に仕掛けてニア下を狙った左足シュートを放つと、GKに触られたものの、そのままゴールネットに吸い込まれた。 これで厳しくなったタイは攻撃的なカードを切って反撃に出ていくが、より余裕を持った対応を見せる韓国の守備をこじ開けられない。 その後、後半半ば過ぎに3枚替えを敢行した韓国はセットプレーからトドメの3点目を奪う。82分、左CKのショートコーナーから左クロスをボックス内で競り勝ったキム・ミンジェが頭で折り返すと、ゴール前のパク・ジンソプが右足ボレーで蹴り込んだ。 そして、このままクリーンシートで締めくくった韓国が敵地で新体制初勝利を挙げている。 また、グループCのもう1試合、中国代表vsシンガポール代表はホームの中国が4-1で勝利した。 西ヶ谷隆之前監督を解任し、昨季まで東京ヴェルディでヘッドコーチを務めていた小倉勉監督を新指揮官に据えたシンガポール。ホームでの前回対戦は2点ビハインドを追いつく2-2のドローという上々の結果を残した。 今回のアウェイゲームでは新体制初勝利を目指したが、難しい戦いを強いられた。 21分にウー・レイに裏抜けからのループシュートで先制を許すも、失点直後の22分には見事な右サイドでの崩しからファリス・ラムリのヘディングシュートですぐさま同点に追いつく。 結局、守勢ながら1-1のイーブンで試合を折り返したが、後半半ばにフェルナンジーニョにPKを決められて勝ち越しを許す。その後は何とか1点差を維持して終盤に入ると、相手に退場者が出たことで数的優位に。 だが、前がかって同点を目指したところをカウンターで引っくり返されると、ウー・レイに1ゴール1アシストの決定的な仕事を許し、痛恨の連続失点。結局、敵地で1-4の敗戦を喫することになった。 この結果、グループCは韓国(勝ち点10)が首位、中国(勝ち点7)が2位、それにタイ(勝ち点4)とシンガポール(価値点1)が続く形に。 タイ代表 0-3 韓国代表 【韓国】 イ・ジェソン(前19) ソン・フンミン(後9) パク・ジンソプ(後37) 中国代表 4-1 シンガポール代表 【中国】 ウー・レイ(前21) フェルナンジーニョ(後20[PK]) ウー・レイ(後14) ウェイ・シーハオ(後45) 【シンガポール】 ファリス・ラムリ(前22) 2024.03.26 23:35 Tue

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37歳カバーニがウルグアイ代表を引退、2010年W杯ではベスト4進出

ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri

日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat

オーストラリア代表が6月のW杯予選で若手をテスト? 主将は招集外濃厚、バイエルン移籍の18歳を初招集か

オーストラリア代表は、6月に開催される2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア二次予選のラスト2試合で若手をテストか。 豪代表は日本代表と同じく、W杯アジア二次予選の突破が決定済み。現在I組首位で2位パレスチナ代表とは勝ち点「5」差…そのパレスチナおよびバングラデシュ代表と対戦する6月で勝ち点1でも積めば、ほぼ確実に首位突破だ。 そんなこんなで新戦力、また若手をテストする余地がある模様。豪『news.com.au』によると、キャプテンで正守護神のGKマシュー・ライアン(32)は6月招集外になる見込みという。 また、オランダ1部・エールディビジのAZで日本代表DF菅原由勢とチームメイトのライアンは、6月末の契約満了に伴う退団が濃厚。豪代表としては、不動の正GKに6月を新天地探しに専念してもらう意向だ。 これに伴い、6月6日のバングラデシュ戦、11日のパレスチナ戦は、アジア杯後にプレミアリーグのアストン・ビラへ移籍した通算2キャップのGKジョー・ガウチ(23)がゴールマウスを守ることになるとみられている。 なお、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、U-23豪代表がパリ五輪行きを逃したことを恩恵として捉え、この世代の選手に初めて声をかける可能性も。 今夏バイエルンへ移籍するアデレード・ユナイテッドのFWネストリ・イランクンダ(18)を、ドイツ渡航前にA代表デビューさせることを検討し、ラージリストに含めているとのことだ。 アーノルド監督は、25日に行われるAリーグ・メン(豪1部)のオールスターゲームを視察したうえで、6月の最終メンバー23人を選定する。 2024.05.23 17:20 Thu

韓国代表が元神戸FWキム・ドフン氏を暫定監督に任命…蔚山でACL制覇などの実績、6月の2試合を担当

大韓サッカー協会(KFA)は20日、指揮官不在の韓国代表に関して、キム・ドフン氏(53)暫定的に指揮を執ることを発表した。 韓国代表は、アジアカップ終了後にユルゲン・クリンスマン監督を解任。その後新監督探しの時間がなく、U-23韓国代表を指揮するファン・ソンホン監督が暫定指揮。3月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦っていた。 その後、6月の北中米W杯アジア2次予選に向けて監督探しを再会。しかし、候補として名前が浮上していたジェシー・マーシュ氏はカナダ代表監督に就任するなど、後任が見つからない状況だった。 キム・ドフン氏は、現役時代は韓国代表のストライカーとしても活躍。“コリアン・ボンバー(爆撃機)”の愛称で親しまれ、全北現代ダイノス(現:全北現代モータース)、城南一和(現:城南FC)でプレー。また、1998年から1999年にはヴィッセル神戸dメオプレーし、2シーズンで58試合27ゴールと得点を量産した。 引退後は指導者となり、2015年に仁川ユナイテッドで初となる監督に就任。2017年からは蔚山現代FC(現:蔚山HD FC)で指揮を執り、コロナ禍の2020年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制して退任。2021年からはシンガポールのライオン・シティ・セーラーズで監督を務めていたが、2022年7月に相手コーチと取っ組み合いの喧嘩をし、頭突きなどの暴力行為で解任されていた。 KFAは監督の選任は続いているものの、6月のW杯予選に間に合わない可能性を考慮し、暫定的にキム・ドフン氏が指揮を執ると発表した。 「代表チーム監督選定のための交渉が継続されており、6月のAマッチ前まで監督選任が終わらない可能性がある。この場合を備え、今日(20日)午前、国家代表電力強化委員を開き、この問題を議論し、その結果、6月の2試合を引き受ける臨時監督でキム・ドフン監督を選任することにした」 また、キム・ドフン氏については「キム・ドフン監督は指導者として多様なキャリアを築きながら能力と成果を見せた」と評価。「シンガポールリーグでチームを優勝に導くなど、現地環境をよく知っている点も背景として作用した」と、これまでの指導実績をもとに選んだとした。 2024.05.20 18:20 Mon

監督不在の韓国代表、最有力候補とされる元リーズのマーシュ氏と交渉中も報酬でズレか?

ユルゲン・クリンスマン監督との契約をアジアカップ後に解消してから監督不在の韓国代表。新監督候補はいるものの、マネーゲームをする気がなく、大韓サッカー協会(KFA)は監督選定を慎重に行う方針のようだ。韓国『聯合ニュース』が伝えた。 アジアカップではベスト4の成績を残した韓国。しかし、準決勝を前にチーム内で問題が発生。選手同士が衝突した中、準決勝ではヨルダン代表相手に2-0で敗れていた。 それまでもクリンスマン監督の手腕には疑問符がついており、マネジメントの問題もあったために契約解除となった中、3月の北中米ワールドカップ予選ではU-23韓国代表のシン・テヨン監督が暫定的に指揮を執っていた。 6月の活動に向けて新監督を探しているKFA。新たな監督候補を11人リストアップ。韓国人で4人、外国人で7人をピックアップした中、外国人監督の3、4名に絞ったという。 最終候補に対してランク付けをし、最も優先順位の高い人物から細部を詰めていく交渉をスタートしていくというKFA。最有力候補と見られていたのが、元リーズ・ユナイテッドの監督であった、アメリカ人指揮官のジェシー・マーシュ氏(50)と見られている。 KFAの幹部が4月にマーシュ監督とロンドンで会談していたことが発覚。ザルツブルクでは南野拓実も指導し、2019年から2021年まで指揮。オーストリア・ブンデスリーガで2度の優勝を経験している。その後は、RBライプツィヒでも指揮を執り、リーズで1年間指揮を執っていた。 実力に疑いはないものの、問題は報酬面だという。KFAは代表チームの監督の年俸について150〜200万ドル(約2億3000万〜3億1000万円)を水準としており、税金を含めるとおよそ倍になるという。ただ、マーシュ監督がこれまでもらっていたサラリーはそれ以上となっており、その部分での交渉が今は詰まっていないという。 韓国はアジア2次予選でグループCに入り、勝ち点10で首位。6月の2試合では最下位のシンガポール代表、2位の中国代表と対戦。予選突破はまだ決まっていない状況だけに、監督が決まらないと再び支障が大宇頃になりそうだ。 2024.05.13 17:55 Mon

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