チェルシーがレナト・ヴェイガ獲得…5カ国語操る多才なU-21ポルトガル代表MF
2024.07.13 13:34 Sat
【動画】ブルーズにレナト・ヴェイガが加入!
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失意のシーズンとなりつつあるユベントスでは、スポーツ・ディレクター(SD)であるクリスティアン・ジュントリ氏への批判も強まっているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 昨夏にチアゴ・モッタ監督をボローニャから迎えたユベントスは、チームの刷新に着手。夏と冬の移籍市場でディーン・ハイセン、フェデリコ・キエーザ、ニコロ・ファジョーリ、ダニーロらがチームを去り、代わってトゥン・コープマイネルス、ニコラス・ゴンサレス、レナト・ヴェイガ、ランダル・コロ・ムアニら多くの選手を獲得している。 しかし、モッタ監督のチームは期待されていたような結果を残せず。チャンピオンズリーグ(CL)はPSVにプレーオフで敗れてノックアウトステージ進出を逃しており、セリエAでも黒星こそ少ないものの勝ち切れない試合が多く見られた中で、直近では2試合続けての大敗を喫するなど厳しい状況にあった。 これを受けて、クラブはモッタ監督に早くも見切りをつけ、23日に解任を発表。一部報道では、ジュントリ氏ら上層部によるモッタ監督の態度への疑問や、ロッカールームでの求心力低下が解任理由の一つと報じている。 とはいえ、ファンやメディアは今季の迷走の原因がモッタ監督一人にあるとは考えていない模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「ジュントリ氏による一連の誤った決断が最終的にあらゆる面での失敗につながった。彼は解決策を必死に模索している」と報じ、ジュントリ氏にも大きな責任があるとしている。 その一例として挙げられるのが、移籍市場での振る舞い。昨夏に1500万ユーロ(約24億円)でボーンマスに手放したハイセンは、今やプレミアリーグの強豪やレアル・マドリーが関心を示すまでの存在に成長しており、市場価値もはね上がっている。 一方で、ジュントリ氏が獲得したコープマイネルスやニコラス・ゴンサレスらは真価を発揮できず。コロ・ムアニこそ結果を残しているが、こうした編成の失敗についてはジュントリ氏の責任が大きいとの見方もある。 クラブOBのマッシモ・マウロ氏からも『ガゼッタ・デッロ・スポルト』にて「権力を持ちすぎた」と指摘されるジュントリ氏。チームはモッタ監督の後任として迎えたイゴール・トゥドール監督の下でトップ4フィニッシュを目指すが、仮に目標達成とならなければSDへの批判は免れないだろう。 2025.03.26 12:40 Wed2
ポルトガル代表が発表!ジオゴ・ジョタらが復帰、デンマーク代表と準々決勝に臨む【UNL】
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は14日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ポルトガルはUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグA・グループ1を首位で終え、準々決勝に進出。デンマーク代表と20日にアウェイで、23日にホームで対戦する。 ロベルト・マルティネス監督は、FWゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン)やFWジオゴ・ジョタ(リバプール)、MFルベン・ネヴェス(アル・ヒラル)、DFゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP)を復帰させた。 その他、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やMFジョアン・フェリックス(ミラン)、DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)など主力が順当に選出された。今回のポルトガル代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ポルトガル代表メンバー26名</h3> GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ルイ・シウバ(スポルティングCP) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) DF アントニオ・シウバ(ベンフィカ) ゴンサロ・イナシオ(スポルティングCP) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ヌーノ・タヴァレス(ラツィオ/イタリア) レナト・ヴェイガ(ユベントス/イタリア) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/イングランド) MF ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル/サウジアラビア) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・パリーニャ(バイエルン/ドイツ) ジョアン・フェリックス(ミラン/イタリア) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) FW クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ジオゴ・ジョタ(リバプール/イングランド) ペドロ・ネト(チェルシー/イングランド) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) フランシスコ・コンセイソン(ユベントス/イタリア) ゴンサロ・ラモス(パリ・サンジェルマン/フランス) フランシスコ・トリンコン(スポルティングCP) ジオヴァニ・ケンダ(スポルティングCP) 2025.03.14 22:10 Fri3
2戦3ゴールのコロ・ムアニは「全会一致で賛成」、モッタ監督が新戦力への期待語る「さらに良くなることができるはず」
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が新戦力について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 冬の移籍市場ではフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ、イングランド人DFロイド・ケリー、ポルトガル代表DFレナト・ヴェイガ、ポルトガル人DFアルベルト・コスタを迎え入れたユベントス。最前線のほか、負傷者複数の最終ラインを補強した。 7日に行われるセリエA第24節のコモ戦を前にしたモッタ監督は、「以前からいる選手も、この移籍期間に加入した選手も含め、すべての選手に満足しているし、誇りに思っている」とスカッドに言及。すでに2試合3ゴールのコロ・ムアニにはさらなる向上も望んでいる。 「全会一致でコロ・ムアニをトリノに連れてくることに賛成した。彼のような実力のある選手はチームのレベルを上げることができるし、最初の2試合でそれを示した。だが、さらに良くなることができるはずだ」 また、ケリーとヴェイガのDFコンビについても語り、さまざまなポジションをカバーできると主張した。 「2人とも左利きだが、左利きの選手はもともと技術的に優れているし、ケリーとヴェイガは一緒にプレーできる。さらに言えば、1人(ケリー)はサイドバックとして、もう1人(ヴェイガ)はセンターバックとしてもプレーできる」 「必要とあらば、後者(ヴェイガ)は中盤にも配置できる。彼はキャリアの中でそのポジションでプレーした経験がある。彼らは必要とする時にチームを助けるキャラクターやクオリティを備えた選手だ」 一方、右サイドバックが主戦場のコスタは、メンバー変更の人数制限によりチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストからは漏れる形に。セリエAやコッパ・イタリアでの活躍に期待を寄せた。 「私はアルベルトと話し、UEFAチャンピオンズリーグのメンバーから外れた理由を説明した。理解してくれたし、冷静に受け入れてくれた」 「私やスタッフが彼に満足していないことを意味するものではない。働きにとても満足しているし、大きな野心を持ってやって来たから気に入っている」 「毎日一生懸命取り組んでいる。とても若いが、毎日自分を証明したいという野心を持っている。やってきたチャンスを最大限活かす術を知っていると確信している」 <span class="paragraph-title">【動画】コロ・ムアニがエンポリ戦で2得点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uCoWAoMT_1I";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.07 15:20 Fri4
チェルシーがレナト・ヴェイガ獲得…5カ国語操る多才なU-21ポルトガル代表MF
チェルシーは12日、バーゼルからU-21ポルトガル代表MFレナト・ヴェイガ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2031年6月30日までの7年となるが、さらに1年の延長オプションが付帯している。 なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブルーズは、総額1400万ユーロ(約24億4000万円)程度の移籍金を支払うことになるという。 元カーボベルデ代表DFネルソン・ヴェイガを父親に持ち、ポルトガル屈指の名門スポルティングCPの下部組織で育ったヴェイガは190㎝の左利きの守備的MF。競争が激しいスポルティングではリザーブチームにあたるスポルティングBまで昇格したが、ファーストチームでのプレーは叶わず。 2023年1月にブンデスリーガのアウグスブルクへの半年間の武者修行を経て、昨年夏にバーゼルへ完全移籍した。そのスイスの名門では負傷の影響でシーズン終盤の欠場を余儀なくされたが、初めてトップカテゴリーでフルシーズンを戦い公式戦26試合2ゴール1アシストの数字を残した。 守備的MFを主戦場にセンターバック、左サイドバックでもプレー可能なポリバレントな守備者は恵まれた体躯とリーチの長さを活かしたボール奪取能力が高く、高精度のフィードや足元のテクニックにも優れる。 チェルシーへのステップアップを果たした21歳は、「ここに来られて本当に興奮しているよ。イングランド最大のクラブのひとつであり、僕にとっても最大のクラブだ。スタートを切るのが本当に楽しみだよ」と新天地での第一声を発した。 また、元プロフットボーラーの父親の影響もあり、幼少期から幾つかの国を渡り歩き、英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語の5カ国語を操る多才な若者は、自身のプレースタイルについてもその万能性を最大の特長と捉えている。 「自分のことを賢く攻撃的なプレーヤーだと考えている」 「ボールを扱うのが得意で、多才なことからある意味で完璧なプレーヤーだと言えるかもね。ピッチ上の多くのポジションで活躍できる。対戦相手や戦術的な要素によって好きなポジションがあるわけではないけど、左サイドバック、センターバック、守備的ミッドフィルダーとしてプレーしてきた」 「守備をするのが好きで、身長とフィジカルを活かして楽しんでいるよ。ボールを持っていても持っていなくても、試合をコントロールするのが好きなんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ブルーズにレナト・ヴェイガが加入!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">New Blue on the block. <a href="https://t.co/vrxDrhUqVI">pic.twitter.com/vrxDrhUqVI</a></p>— Chelsea FC (@ChelseaFC) <a href="https://twitter.com/ChelseaFC/status/1811798171271725373?ref_src=twsrc%5Etfw">July 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.13 13:34 Sat5
発展途上のチェルシーがマレスカ体制初勝利…指揮官は課題を口に「ボールを持つ意識は良いが...」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督がセルヴェット戦勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝える。 チェルシーは22日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフ1stレグで、スイス1部・セルヴェットとのホームゲーム。 18日のプレミアリーグ第1節、マンチェスター・シティ戦から先発9人を変更したなか、クリストファー・エンクンクの先制PK弾、そしてノニ・マドゥエケの追加点で2-0と先勝した。 これでECL本戦に近づいたと同時に、なんといってもマレスカ体制公式戦初勝利。指揮官は無失点勝利に至った点を気に入ったようだが、この点について課題も口に。 「レナト・ヴェイガ、アクセル・ディザジ、ペドロ・ネト、マルク・ギヴ、フィリップ・ヨルゲンセン…彼らは出場時間を必要としていた選手たちだった。良いプレーだったと思う」 「アグレッシブに戦い、チャンスを作った。もっと上手く対処できるだろうというシーンもあったわけだが、まあ、それは至って当たり前のことだ」 課題も指摘。 「無失点に抑えることはとても重要だ。しかし、(2-0とリードする)最後の10分間か15分間、やや心配だったと言わざるを得ない。別の方法で試合をコントロールできたはずだ」 「ボールを持つ意識は良いが、自陣だけでそれを実践しようとした。反対側のピッチに向かって前進の意識も持って貰わねば。失点はなかったが、今日から学ぶべき点とする」 「全員がシステムを理解するには、もっと時間がかかるだろう。今夜は何人かが万全のコンディションではないと承知の上だったことも、ご理解いただきたい」 また、試合中に足を痛めた様子のコール・パーマーについては「すでに検査が終わった。大丈夫そうだ。日曜の試合も出られると思う」と問題なしを報告。マドゥエケには「一貫性を保てれば確実に出場機会を増やす」と喝を入れた。 <span class="paragraph-title">【動画】マドゥエケの豪快追加点! 指揮官「一貫性を保てれば確実に出場機会を増やす」</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/NoniMadueke_?ref_src=twsrc%5Etfw">@NoniMadueke_</a> giving us that two-goal cushion. <a href="https://twitter.com/hashtag/CFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CFC</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/UECL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UECL</a> <a href="https://t.co/dfqG1oJaUi">pic.twitter.com/dfqG1oJaUi</a></p>— Chelsea FC (@ChelseaFC) <a href="https://twitter.com/ChelseaFC/status/1826747667743211694?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 10:15 Friチェルシーの人気記事ランキング
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エンソ決勝弾守り抜いたチェルシーがスパーズに2季連続シーズンダブル! 熾烈CL出場権争いで4位キープ【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第30節、チェルシーvsトッテナム・ホットスパーが3日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが1-0で勝利した。 現在、4位のチェルシーはインターナショナルマッチウィーク前に行われた前節、アーセナルとのダービーで0-1の敗戦。公式戦連勝が「4」でストップした。ライバルクラブの取りこぼしによって4位死守となったが、依然として厳しいチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに身を置く。そんななか、勝ち点3必須となった2戦連続のダービーマッチでは先発4人を変更。負傷のフォファナの代役にチャロバーを起用したほか、リース・ジェームズ、バディアシル、エンクンクに代えてグスト、ジャクソン、パーマーを起用した。 一方、前節はフルアムに0-2で敗れてリーグ3戦未勝利となった14位のスパーズ。残りシーズンの目標はヨーロッパリーグ(EL)制覇一本に定められているが、リーグ戦でのこれ以上の低迷は許されない。リーグ4戦ぶりの白星を目指した鬼門でのダービーでは先発5人を変更。ベン・デイビス、ビスマ、グレイ、テル、ブレナン・ジョンソンに代えてファン・デ・フェン、ベリヴァル、マディソン、ソン・フンミン、オドベールを起用した。 ミッドウィーク開催のロンドン・ダービーは立ち上がりからオープンな展開に。開始1分にはチャロバーのロングフィードで一気に背後を取ったジャクソンにいきなりのビッグチャンス。ボックス内に抜け出してGKヴィカーリオ、DFファン・デ・フェンと続けて一対一も、ここはファインセーブと右ポストに阻まれた。 以降はトランジションが強調される展開のなか、パーマーを起点に効果的にアンカー脇やサイドバックの背後を使って攻撃をスピードアップしたチェルシーが攻勢を仕掛ける。7分にはグストのミドルシュート、14分にはセットプレーの二次攻撃からジャクソンの反転シュートとフィニッシュへ繋げていく。 以降は展開が落ち着いてホームチームがボールを握って押し込む形に。遅攻では決定機には至らずも、カイセドやジャクソンを起点に一対一のデュエルで優位に立つと、29分にはDF2枚を振り切ったジャクソンの右足シュートで際どい場面も作り出す。 前半半ばから終盤にかけてはスパーズもカウンターから左サイドのソン・フンミン、ウドジェを起点にクロスから際どい場面を作るなど、イーブンの展開に戻していく。その後、前半終了間際の44分にはペドロ・ネトの正確な右クロスからボックス左でフリーとなったサンチョにビッグチャンスが舞い込むが、枠の右を狙ったシュートはGKヴィカーリオの驚異的なワンハンドセーブにはじき出されて先制点とはならず。 ロメロとコルウィルの小競り合いをきっかけにダービーらしい両軍ヒートアップの場面もあったが、ホームチームペースの試合はゴールレスで後半に突入。 後半もパーマーの鋭い左足シュートでGKヴィカーリオに好守を強いる良い入りを見せると、立ち上がりにゴールをこじ開けた。50分、押し込んだ流れから左に流れてボールを持ったパーマーが左足インスウィングの正確なクロスを上げると、タイミング良くゴール前に飛び込んだエンソ・フェルナンデスがドンピシャのヘディングシュートをゴール左へ突き刺した。 幸先よくリードを手にして勢いづくブルーズは、さらに56分にもゴールネットを揺らす。相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのペドロ・ネトがゴール前に正確なボールを入れると、コルウィルが相手DFと競ったこぼれに反応したカイセドがペナルティアーク付近から強烈な右足ボレーシュートをゴール右隅に突き刺す。だが、VARの介入によってコルウィルのオフサイドと判定され、ゴールは取り消しに。 VARに救われて連続失点を回避したスパーズは64分、ベリヴァル、オドベールを下げてサール、ブレナン・ジョンソンを同時投入。これに対してチェルシーはサンチョを下げてマドゥエケを投入した。 一連の交代でゲームに変化が出始めると、69分にはスパーズが高い位置でのボール奪取からサールがボックス手前右からGKの前でバウンドさせる鋭いミドルシュートでゴールネットを揺らす。だが、ボール奪取の際のサールとカイセドの接触プレーに関してオンフィールド・レビューが行われると、サールのファウルを取られてこちらもゴール取り消しに。 後半終盤にかけて一進一退の攻防が続くなか、チェルシーは前線のジャクソンやパーマーを下げてリース・ジェームズ、アダラビオヨを投入し、[5-4-1]の守備的な陣形で完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、スパーズはテルやペドロ・ポロの投入でスペンスをセンターバックに配置換えする攻撃的な布陣でゴールを目指す。 89分にはソランケのスルーパスで右のスペースに飛び出したジョンソンの折り返しからファーに飛び込んだソン・フンミンにビッグチャンスが舞い込むが、懸命に左足を伸ばして当てて枠に飛ばしたシュートはGKサンチェスのビッグセーブに阻まれた。 2度の長いVARによって12分が加えられた後半アディショナルタイムは守るチェルシー、攻めるスパーズという構図となったが、最後まで緩みを見せずに守り切ったホームチームが1-0でゲームをクローズした。 この結果、現状の順位と圧倒的なホームでのダービー戦績通りに勝ち切ったチェルシーが2シーズン連続のシーズンダブルで4位キープに成功。敗れたスパーズはリーグ連敗で4戦未勝利に。 チェルシー 1-0 トッテナム 【チェルシー】 エンソ・フェルナンデス(後5) <span class="paragraph-title">【動画】パーマー演出のエンソの決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">パーマーのピンポイントクロスに<br>合わせたのはエンソ・フェルナンデス<br>注目のロンドンダービーは、ホームのチェルシーが先制<br><br>プレミアリーグ 第30節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム・ホットスパー</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/HFkg1mHXZW">pic.twitter.com/HFkg1mHXZW</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1907890204888731952?ref_src=twsrc%5Etfw">April 3, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.04 06:12 Fri2
【プレミアリーグ第31節プレビュー】鎌田vs三笘に、マンチェスターダービー開催
ミッドウィーク開催となった第30節では首位のリバプールを始めアーセナル、ノッティンガム・フォレスト、チェルシー、マンチェスター・シティと上位陣が揃って勝利を収めている。 週明けにUEFAコンペティションの準々決勝1stレグを控えるなか、今節はマンチェスター・ダービー、クリスタル・パレスとブライトン・ホーヴ・アルビオンの日本人対決。アストン・ビラvsノッティンガム・フォレストのトップハーフ対決と好カード満載。 最注目カードはMFケビン・デ・ブライネの今季限りでの退団発表によって俄然重要性を増した13位のマンチェスター・ユナイテッドと、5位のマンチェスター・シティのダービーマッチとなる。 ユナイテッドは前節、ノッティンガム・フォレストとの一戦に0-1の敗戦。古巣対戦のFWエランガに恩返しゴールを許すと、後半最終盤の猛攻も実らず、上位相手に力負けとなった。週明けにはヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦を控えており、現状でのプライオリティは間違いなくそちら側にあるが、ホーム開催のダービーで不甲斐ない戦いは許されない。より守備的に堅守速攻型のスタイルで臨む可能性が高いが、その人選に注目したい。 対するシティは前節、下位に沈むレスター・シティ相手に2-0の勝利を収めてリーグ3戦ぶりの白星を奪取。熾烈なチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて5位をキープした。スコアは2-0も、80%近いボール支配率に相手シュートを1本に抑え込むなど余力を残した上での完勝だった。エースFWハーランドら一部主力を欠くも、FWマーモウシュやMFオライリーら代役がしっかりと活躍しており、敵地でのダービーへ自信を持って臨めるはずだ。さらに、4日には司令塔デ・ブライネが今季限りでの退団を発表。大きな衝撃が走った一方、ダービー2日前のタイミングでの発表によって間違いなくチームの士気はより高まるはずだ。 MF鎌田大地が所属する12位のクリスタル・パレスは、1-1のドローに終わった最下位のサウサンプトン戦に続き2試合連続の日本人対決に挑む。MFウォートンの復帰によって鎌田はベンチが定位置も14試合連続で出場を続けており、公式戦連勝は「5」でストップしたものの好調を維持するチームにおいて欠かせない存在に。今回のブライトン戦でも途中出場から攻守両面で持ち味を発揮したい。 一方、MF三笘薫を擁する8位のブライトンは前節、アストン・ビラにホームで0-3の完敗。公式戦9試合ぶりの黒星となった。三笘自身は左ウイングでボールのオン・オフに関わらず、前半は輝きを放ったが、チームは後半に相手の十八番のカウンター3発に沈んだ。この敗戦によって上位争いから一歩後退しており、好調パレスとのアウェイゲームでは是が非でも白星を取り戻したい。フル出場で疲労が溜まる三笘だが、チームの現状を鑑みれば引き続きスタメンでの活躍が求められる。 公式戦6連勝で7位浮上のアストン・ビラは週明けにCLのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控えるなか、公式戦5連勝で3位をキープするフォレストとの好調対決に挑む。PSGとの古巣対決に全力を注ぎたいエメリ監督だが、逆転でのCL出場権獲得へリーグ戦でも取りこぼしが許されない状況が続いており、前線を中心に得意とするターンオーバー、勝負所での交代策が難敵撃破のカギを握る。そんななか、公式戦連発と好調のFWラッシュフォード、決定力光るFWアセンシオの新戦力コンビの活躍に期待だ。 首位のリバプールは前節、エバートンとのマージーサイド・ダービーをFWジョタのゴールによって1-0の勝利。MF遠藤航もクローザー役として相変わらずの安定した仕事をみせ、公式戦連敗と不振に陥っていたチームのバウンスバックに貢献した。この勝利でまた一歩リーグ制覇に近づいたスロットのチームは、9位のフルアムとのアウェイゲームで連勝を目指す。 リーグ連勝で2位のアーセナルは、週明けにCLレアル・マドリー戦を控えるなか、15位のエバートンとのアウェイゲームに臨む。フルアムとの前節はMFメリーノ、長期離脱明けのFWサカのゴールによって2-1の勝利を収めた。しかし、DFガブリエウが今季絶望の重傷を負うという最悪なアクシデントが発生。同じく状態が危ぶまれたDFティンバーと体調不良でメンバー外だったDFホワイトに関しては復帰の可能性もあるが、ディフェンスラインを中心に苦しい台所事情を強いられる。堅守速攻を貫くトフィーズ相手の一戦では終始押し込む展開が予想され、サカやMFウーデゴールを起点に引いた相手を攻略しつつ、ガブリエウの代役としてマドリー戦を戦うことになるサリバの相棒のパフォーマンスにも注目したい。 前節、お得意様であるトッテナムとのロンドン・ダービーを1-0で制した4位のチェルシーは、11位のブレントフォード相手に連勝を狙う。MFパーマー、FWジャクソンらの戦列復帰で前線に多彩なオプションを有しており、質実剛健でアグレッシブな相手に対して、うまく相手の守備の矢印を折りながらゴールをこじ開けたい。 DF菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンは、今節の結果次第でプレミアリーグ史上最速での2部降格となる可能性を有している。現在、残留圏内の17位ウォルバーハンプトンとの勝ち点差は残り8試合で19ポイント。今節で勝利を逃がしてウルブスが勝利した場合、1年でのチャンピオンシップ降格が決まる。 ただ、その対戦相手は4試合未勝利で勝ち点3を欲する14位のスパーズ。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のフランクフルト戦を控えるため、ターンオーバーの可能性もあるが、前回対戦で0-5の惨敗を喫するなど、伝統的に天敵とする相手だけに敵地で悲劇的な結末も十分に考えられる。 その他では今季2度目の7連敗で同じく降格危機に陥る19位のレスターと、リーグ連勝で6位に位置するニューカッスルの一戦もリーグテーブルにおいて重要な試合となる。 《プレミアリーグ第31節》 ▽4/5(土) 《20:30》 エバートン vs アーセナル 《23:00》 クリスタル・パレス vs ブライトン イプスウィッチ vs ウォルバーハンプトン ウェストハム vs ボーンマス 《25:30》 アストン・ビラ vs ノッティンガム・フォレスト ▽4/6(日) 《22:00》 ブレントフォード vs チェルシー フルアム vs リバプール トッテナム vs サウサンプトン 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ ▽4/7(月) 《28:00》 レスター・シティ vs ニューカッスル 2025.04.05 12:00 Sat3
チェルシーの2選手が欠場へ、マレスカ監督が負傷に悩む3名について「主な目標は、彼らを健康に保つこと」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、フランス代表DFヴェスレイ・フォファナ、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの状態を明かした。 6日にプレミアリーグ第31節でブレントフォードと対戦するチェルシー。3日に行われた第30節のトッテナム戦は1-0で勝利を収め、4位をキープしている。 トッテナム戦も欠場していた2選手だが、マレスカ監督はブレントフォード戦も欠場すると明かした。 「ヴェス(ヴェスレイ・フォファナ)は数日前から筋肉に問題を抱えており、さらなる検査を待っている」 「日曜日の試合では、ロメオは欠場する。今シーズンのロメオの試合数を昨シーズンの試合数と比べると、すでに進歩している。ただ、ロメオの目標は、できるだけ彼の体調を維持し、来シーズンは今シーズンよりも多くの試合に出場することだ」 また、トッテナム戦で途中出場となったイングランド代表DFリース・ジェームズについても言及。無理をさせることはしたくないと語り、前述の2人と共に健康体を維持することが大事だとした。 「我々はリース(・ジェームズ)にも同じことをしようとしている。同じではないが、似たような状況だ。リースは(スパーズ戦で)ベンチだった。彼は我々の最高の選手の1人だが、彼をケアしようとベンチにいた」 「現時点では彼が3日ごとにプレーすることはできないことは分かっている。できればすぐにそうなることを願っている。ただ、彼とロメオ、ヴェスにとっての主な目標は、彼らを健康に保つことだ。彼らが我々にとってどれほど重要であるかを知っているからだ」 2025.04.04 22:50 Fri4
チェルシーがFFP違反の問題でUEFAと交渉へ…売却したホテルと女子チームは認められず、和解を目指す
チェルシーがファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の違反に直面したことで、欧州サッカー連盟(UEFA)との交渉を行っているようだ。 UEFAは、ヨーロッパの大会に出場するクラブに対し3年間で総額2億ユーロ(約322億4000万円)の損失を許容している。 2023-24シーズンに関しては、UEFAは過去2シーズンを評価し、チェルシーに最大6790万ポンド(約129億円)の損失を許容。ただ、チェルシーは2年間で2億3700万ポンド(約450億3000万円)の損失となり、制限を遥かに上回ってしまっている状況だ。 そんな中、チェルシーは2022-23シーズンに姉妹会社でもあるブルーこ22プロパティーズに対して7650万ポンド(約145億4000万円)で売却したコプソーンとミレニアムの2つのホテルに加え、2023-24シーズンに男子チームとは別事業として再編された女子チームの2億ポンド(約380億円)の評価も加えて、UEFAに認めてもらおうとしている。 UEFAは、女子チームの売却で得た利益はFFPの数字には含めることを許可しておらず、プレミアリーグでは認めれているホテルの売却に関しても認めていない。 正式な発表は今後なされると見られているが、UEFAとの間に発生しそうなことは罰金の支払いと見られている。 健全経営がどこでも求められている中で、抜け道を使おうとした結果、規定に引っかかりそうなチェルシー。どんな結末を迎えるのか、5月にも発表があるとされている。 2025.04.05 23:40 Sat5