「ついに来たか」「これはおめでとう」長期離脱から復活の伊藤洋輝、出場3試合目で初ゴール「ホームデビューで決めるの凄い」
2025.02.24 11:15 Mon
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【CL準々決勝プレビュー】ブンデスリーガとセリエAで首位を走る両雄が激突《バイエルンvsインテル》
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、バイエルンvsインテルが日本時間8日28:00にキックオフされる。ブンデスリーガで首位を快走するバイエルンと、セリエAで首位に立つインテルが激突する一戦だ。 ラウンド16でレバークーゼンとの同国対決を2戦合計5-0と圧倒したバイエルンは、ブンデスリーガでも宿敵レバークーゼンに6ポイント差を付けての首位を快走中。マイスターシャーレ奪還が迫る中、CLでも昨季同様ベスト4に進出したいところ。ただ、直近のアウグスブルク戦でMFムシアラを負傷で失う痛恨の事態に。代表ウィークでDFアルフォンソ・デイビスとDFウパメカノの主軸DF2枚を、代表ウィーク明けにDF伊藤洋輝を失った中、代えの利かないムシアラまでも欠いてインテル戦に臨むことになった。 一方、ラウンド16でフェイエノールトに連勝として力のあるところを示したインテルは、セリエAでも2位ナポリに3ポイント差を付けての首位に立っている。こちらもフェイエノールト戦前後で左サイドを中心にケガ人を多く抱えつつもS・インザーギ監督の巧みなマネジメント力で重傷者は出さずに乗り切ってきた。準決勝を戦っているコッパ・イタリア制覇も見据える中、2009-10シーズンに達成した3冠の再現を目指すべく、2季ぶりのベスト4進出を懸けてバイエルンに挑む。 両チームの直近の対戦は2季前のCLグループステージ。いずれもバイエルンが2-0で勝利していた。ただ、2009-10シーズンのCL決勝ではインテルが勝利し、クラブ史に残る3冠を達成していた。 ◆バイエルン◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン GK:ウルビヒ DF:ライマー、ダイアー、キム・ミンジェ、スタニシッチ MF:キミッヒ、ゴレツカ MF:オリーズ、ミュラー、サネ FW:ケイン 負傷者:GKノイアー、DF伊藤洋輝、アルフォンソ・デイビス、ウパメカノ、MFムシアラ、パブロビッチ、FWコマン 出場停止者:なし ムシアラが新たに負傷者リスト入りし、代役はアウグスブルク戦でムシアラに代わって投入されたミュラーが濃厚。ふくらはぎの負傷が長引くノイアーは間に合わなかった。 ◆インテル◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン GK:ゾマー DF:パヴァール、アチェルビ、バストーニ MF:ダルミアン、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリアン、ディマルコ FW:ラウタロ・マルティネス、テュラム 負傷者:DFダンフリース、MFジエリンスキ、FWタレミ 出場停止者:MFアスラニ 直近のパルマ戦で左ヒザを痛めてハーフタイムで交代となっていたバストーニは大事には至らず先発予想。ラウタロ・マルティネスもパルマ戦で試運転を終えており、テュラムと共に2トップを組むことになりそうだ。 ★注目選手 ◆MFトーマス・ミュラー(バイエルン) バイエルンの注目選手には先日、今季限りでの退団を発表したミュラーを挙げたい。今季は先発の機会が限られ、公式戦36試合5ゴール5アシストに留まっているが、在籍25年で12度のブンデスリーガ優勝、2度のチャンピオンズリーグ制覇に貢献した生けるレジェンドが、ムシアラの負傷という大ピンチをカバーできるかに注目だ。 ◆FWマルクス・テュラム(インテル) 対するインテルの注目選手にはテュラムを挙げたい。ボルシアMG時代は粗削りなFWという印象だったが、わずか2年足らずでここまでの急成長を遂げるとは予想できなかった。ゴールだけでなくチャンスメークの面でも長け、相棒のラウタロと好相性を発揮している。また、ウパメカノの負傷によってバイエルンの守備陣はスピードに難のあるDFダイアーが先発することが濃厚。テュラムのストロングポイントが生きやすい状況になりそうなのも追い風だ。 2025.04.08 18:20 Tue2
白熱デア・クラシカーはドロー! ニャブリ投入でバイエルンが一時逆転も守護神コベル奮闘ドルトムントが追いつく【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第29節、バイエルンvsドルトムントが12日にアリアンツ・アレーナで行われ、2-2のドローに終わった。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場となった。 ともに直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグで敗戦を喫した両雄による、今季2度目のデア・クラシカー。 2位レバークーゼンと6ポイント差でリーグ首位に立つバイエルンだが、ホーム開催となったインテルとの1stレグでは1-2の敗戦。CLベスト4進出へ厳しい状況にある。2季ぶりのリーグ優勝へ落とせない重要な一戦ではCLから先発1人を変更。ラファエル・ゲレイロに代えてミュラーをトップ下で起用した。 一方、リーグ戦では2連勝で8位浮上も、CLではバルセロナとのアウェイ開催の初戦で0-4の惨敗を喫したドルトムント。ベスト8敗退濃厚という状況のなか、まずはリーグ戦の大一番に全力を注いだ。バルセロナ戦からは先発5人を変更。[3-5-2]に布陣を変更し、サスペンション明けのグロスやジューレ、バイアーらを起用した。 ブラントがサイドネットを叩く際どいシュートを放つなどデア・クラシカーらしい拮抗した立ち上がりとなったが、時間の経過とともに地力で勝るホームチームが完全に主導権を握った。 ドルトムントを完全に押し込むと、19分にはオリーズとのパス交換で中央を破ったサネがゴール右隅へ左足シュートを飛ばすが、これはGKコベルのセーブに遭う。 前半半ばを過ぎて攻勢を強めたバイエルンは35分、右CKの流れからキミッヒの完璧なクロスにゴール前でフリーとなったスタニシッチが頭で合わせるが、これは抑えが利かずに枠の上に外してしまう。さらに、39分にはキム・ミンジェ、ケインと続けざまにスライディングで球際を制してカウンターを発動。右サイドのスペースで仕掛けたオリーズがそのままボックス内に持ち込んで左足を振ったが、これもドルトムント守護神に阻まれる。 前半終了間際にはキャリア最後のデア・クラシカーで気合十分のミュラーのお膳立てからケインがボックス中央で決定的なシュートを放ったが、高い集中力を見せたGKコベルにファインセーブで阻まれ、圧倒した前半でゴールをこじ開けることはできなかった。 後半もバイエルン圧倒の展開が予想されたものの、立ち上がりにゴールを奪ったのはドルトムント。48分、ロングカウンターから中央を持ち上がったブラントが右のリエルソンに展開。リエルソンがファーを狙って入れたクロスに反応したバイアーがDFキム・ミンジェの背後から前に飛び出して叩きつけるヘディングシュートをゴールネットに突き刺した。 まさかの失点に動揺するバイエルンはすぐさま前に出るが、不用意なロストからドルトムントのカウンターを浴びるなど前半のようにゲームをコントロールできない。54分にはキム・ミンジェを下げてゲレイロ、63分にはゴレツカとサネを下げてパブロビッチ、ニャブリを同時投入すると、この交代策がものの見事に試合を動かした。 まずは65分、ボックス左で縦に仕掛けたニャブリからの折り返しをボックス中央のミュラーが丁寧に落とすと、これに反応したゲレイロが右足のコントロールシュートをゴール右下隅に流し込む。さらに、直後の69分には左のハーフスペースをドリブルで持ち上がったニャブリがボックス内での鋭いカットインでDFを外してシュートコースを作り、同じく右足のコントロールシュートをゴール右隅へ突き刺した。 ゲームチェンジャーとなったニャブリの見事な活躍で逆転に成功したバイエルンが再び主導権を握ったが、失点後にエズジャン、ブラントを下げて2枚替えを敢行したドルトムントも意地を見せた。 75分、セットプレーの流れからボックス中央でゴールを背にした収めたギラシーがアクロバティックなボレーシュートでゴールに迫ると、これはGKウルビヒのセーブに阻まれたが、こぼれ球をアントンがゴールネットに突き刺した。 これで2-2のイーブンに戻ったデア・クラシカー。ホームでより勝ち点3がほしいバイエルンが攻勢を仕掛けるが、ゲレイロやケインの決定機はGKコベルの好守に阻まれた。 その後、完全に消耗戦となった大一番は互いに勝ち越し点を奪うチャンスもあったが、裏抜けしたグロスのループシュートやボックス内でクロスのこぼれに反応したオリーズの左足シュートはいずれも枠を捉え切れず。 この結果、前回対戦に続き2度目のデア・クラシカーはドロー決着となり、ともに週明けのCLで弾みを付けることはできなかった。 バイエルン 2-2 ドルトムント 【バイエルン】 ラファエル・ゲレイロ(後20) セルジュ・ニャブリ(後24) 【ドルトムント】 バイアー(後3) アントン(後30) 2025.04.13 03:36 Sun3
日本代表スタメン発表! 前田大然や高井幸大が先発、W杯出場決定のバーレーン戦から6名変更【2026W杯アジア最終予選】
25日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節のサウジアラビア代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 5日前のバーレーン代表戦で史上最速のW杯出場を決めた日本。上田綺世や守田英正が離脱したなか、別メニュー調整や前日トレーニング回避の長友佑都と三笘薫がメンバー外となった。 ゴールマウスには引き続きGK鈴木彩艶。3バックは板倉滉、伊藤洋輝、高井幸大となった。 ボランチは遠藤航と田中碧。右ウイングバックは菅原由勢、左に中村敬斗が入り、シャドーは久保建英と鎌田大地。1トップは前田大然となった。 サウジアラビア戦はこの後19時35分キックオフ。テレビ朝日系列で地上波生中継、『DAZN』でもライブ配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 高井幸大(川崎フロンターレ) 板倉滉(ボルシアMG) 伊藤洋輝(バイエルン) MF 遠藤航(リバプール) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 菅原由勢(サウサンプトン) 中村敬斗(スタッド・ランス) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 前田大然(セルティック) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 関根大輝(スタッド・ランス) 中山雄太(FC町田ゼルビア) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF/FW 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 伊東純也(スタッド・ランス) 旗手怜央(セルティック) 古橋亨梧(スタッド・レンヌ) 町野修斗(ホルシュタイン・キール) <h3>◆メンバー外</h3> 三笘薫(ブライトン&ホーブ・アルビオン) 長友佑都(FC東京) 2025.03.25 18:38 Tue4
ケガ人続出のバイエルンに新たな負傷者、ハムストリングを痛めたムシアラがCLインテル戦欠場へ
バイエルンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラが8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのインテル戦を欠場するようだ。スポーツ・ディレクターのマックス・エバール氏が明かしている。 ムシアラは4日に行われたブンデスリーガ第28節アウグスブルク戦に先発。42分に同点弾を挙げていたが、後半開始7分に左ハムストリングを痛めてピッチに座り込み、そのまま交代となっていた。 エバール氏はムシアラについて「火曜日(インテル戦)には間に合わないだろう」とコメント。ヴァンサン・コンパニ監督も「ジャマルが戻って来るまでに我々が試合に勝っていることを願う」と話し、インテル戦欠場を示唆した。 バイエルンでは代表ウィーク中にDFアルフォンソ・デイビスとDFダヨ・ウパメカノを負傷で失い、前節ザンクト・パウリ戦でDF伊藤洋輝が再離脱となっていた。 2025.04.05 10:00 Sat5
日本代表への参加も難しいか…谷口彰悟にアキレス腱断裂で今季絶望説
シント=トロイデンの日本代表DF谷口彰悟に重傷の可能性が浮上した。 今月の日本代表にも呼ばれる33歳センターバックは8日のジュピラー・プロ・リーグ第14節のメヘレン戦にも先発したが、11分のロングボール対応で左足首を痛めて倒れ込み、14分に2人のスタッフに助けられながらピッチを後に。交代時は左足を引きずりながらとあって、状態が気がかりだ。 ベルギー『HBvL』によると、フェリス・マズー監督はメヘレンに2-1で勝利した後、谷口の状態に言及。「この勝利は特に重傷を負った不運のショウゴ・タニグチに捧ぐ」とし、「初期診断はアキレス腱断裂のようだ」と話したという。 今季からシント=トロイデン入りし、欧州挑戦の谷口はここまで公式戦16試合で1ゴール。代表でも主力に定着し、アーセナルDF冨安健洋やバイエルンDF伊藤洋輝の負傷不参加が続くなか、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のここまで全4試合に先発中だが、軽傷ではない模様だ。 確定診断が待たれるところだが、『HBvL』ではアキレス腱断裂なら「シーズン終了も」と綴られ、アウェイ連戦の日本にとっても打撃となりそうだ。 2024.11.09 09:49 Satバイエルンの人気記事ランキング
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ラウタロ&フラッテージ弾のインテルが敵地で大きな先勝、バイエルンは途中出場ミュラーが一時同点弾も惜敗【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、バイエルンvsインテルが8日に行われ、1-2でインテルが先勝した。 ラウンド16でレバークーゼンとの同国対決を2戦合計5-0と圧倒したバイエルンは、ブンデスリーガでも2位レバークーゼンに6ポイント差を付けて首位を快走。そのバイエルンは3-1で勝利した4日前のアウグスブルク戦のスタメンから2選手を変更。負傷したムシアラの代役にはラファエル・ゲレイロを起用した。 一方、ラウンド16でフェイエノールトに連勝として2季ぶりのベスト8進出としたインテルは、セリエAでは2位ナポリに3ポイント差を付けて首位に立っている。そのインテルは2-2で引き分けた3日前のパルマ戦のスタメンから3選手を変更。コンディション不良のディマルコがベンチスタートとなり、カルロス・アウグストが左サイドに入った。 チャルハノールにラアフェル・ゲレイロを監視させる役割を与えたバイエルンは立ち上がりの主導権争いを経て7分、ボックス右からオリーズが際どいコントロールシュートを放って牽制。対するインテルもボールを持ちつつ12分、スローインの流れからチャルハノールがボレーで応戦した。 互角の攻防で推移する中、14分にバイエルンはオリーズの右クロスからケインのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの守備範囲。徐々に圧力を強めると20分、オリーズのスルーパスに抜け出したラファエル・ゲレイロがボックス右へ侵入して右足でフィニッシュ。ここも枠を捉えていたが、GKゾマーにセーブされた。 そして26分には決定機。GKウルビヒのロングフィードを起点に、オリーズのラストパスをボックス左で受けたケインがダイレクトでシュート。しかし、狙いすましたフィニッシュは右ポストに阻まれた。 助かったインテルは31分、バストーニが持ち上がった流れからボックス左に侵入したカルロス・アウグストが際どいシュートを放って牽制すると38分に先制する。 カルロス・アウグストの左クロスをテュラムが巧みにヒールで後方へ落とし、受けたラウタロが右足アウトでのトリッキーなシュートでネットを揺らした。 1点ビハインドで迎えた後半、バイエルンがボールを持つ流れで推移する中、56分にインテルに好機。テュラムのパスをボックス右で受けたラウタロがGK強襲のシュートを浴びせた。 攻めあぐねるバイエルンは64分、ラファエル・ゲレイロがルーズボールを拾ってボックス手前から強烈なボレー。しかしわずかに枠を捉えきれなかった。 久々にゴールに迫った中、敵陣でのプレーを続けると、74分に3枚替え。ミュラー、ニャブリ、ブイを投入した。すると80分にケインが際どいボレーを放つと、82分にはミュラーに好機。しかしシュートはバストーニのブロックに阻まれた。 それでも85分に追いつく。決めたのはミュラー。サイド攻撃の流れからボックス左ポケットのライマーの丁寧なクロスをファーサイドでフリーのミュラーが押し込んだ。 さらに87分にはケインがCKの流れから逆転に迫った押せ押せのバイエルンだったが、劣勢のインテルが88分に勝ち越し。バレッラのスルーパスで左サイドを抜け出したカルロス・アウグストの折り返しをフラッテージが合わせた。 このまま2-1で競り勝ったインテルが来週ホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。 バイエルン 1-2 インテル 【バイエルン】 トーマス・ミュラー(後40) 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(前38) ダビデ・フラッテージ(後43) 2025.04.09 05:57 Wed2
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「それほど賢明ではなかった」25年過ごしたバイエルン退団のミュラー、SDが自身の発言を弁明「私は感情的になっていた」
バイエルンのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エバール氏が、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)への発言の誤りを認めた。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 下部組織時代からバイエルンで過ごし、ファーストチームでも主軸としてプレーを続けたミュラー。25年間過ごしたバイエルンを今シーズン限りで退団することが決定。6月から7月にアメリカで行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)を最後にチームを去ることとなった。 今シーズンが契約の最終年だったミュラー。今年1月にはエバール氏が「彼とはあまり交渉する必要はない。彼が継続したいと言うなら、我々はお互いの目を見て、チームを見て、そして前進するだろう」とコメントしており、契約に関してはミュラーに委ねるとしていた。 しかし、その結果ミュラーは退団を決意。ブンデスリーガで11連覇を含む12回の優勝を経験するなど数多くの栄光を手にしたレジェンドはチームを去ることを決断した。 エバール氏は自身の1月の発言についてミスだったと反省した。 「私は1月にその声明を出し、全てがその声明を中心に展開している。私は、その発言をするのはそれほど賢明ではなかったかもしれないと言わざるを得ない。しかし、私は感情的になっていたので、それほど賢明ではなかった。というのも、ブンデスリーガとバイエルンを想像することができなかったからだ」 「残念ながらスポーツ界ではよくあることだ。トーマスのプレー時間はシーズン前半は長かったが、その後急激に減少した。そして我々スポーツマネジメントは、クリストフ・フロイント、ヴァンサン・コンパニとともに、チームを将来的にどうするか、選手をどう扱うか、誰の契約を延長するかについて考えた。ある時点で、スポーツマネジメントは契約を延長しないという決断を下した」 選手に委ねるとしていながら、チーム内での立ち位置が大きく変化し、この先のチームには不要と判断されてしまったミュラー。新天地がどこになるのか注目される。 2025.04.07 16:00 Mon4
先勝許したコンパニ監督は「インテルはとても強かったが、結果だけ悪かった」と2ndレグでの逆転に自信
バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督が8日にホームで行われ、1-2で競り負けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのインテル戦を振り返った。 セリエAで首位に立つインテルとのベスト4進出を懸けた初戦。バイエルンはほぼ互角で迎えた38分にFWラウタロ・マルティネスのゴールを許し先制される。 後半は攻めあぐねていた中、途中出場のMFトーマス・ミュラーが終盤の85分に同点弾を挙げたが、3分後にMFダビデ・フラッテージに勝ち越しゴールを許して惜敗した。 コンパニ監督はインテルの強さを認めつつ、2ndレグでの逆転に自信を見せた。 「試合の入りは良かった。最初の30分で2ゴール以上を決めていてもおかしくなかった。そして後半は我々が優勢となりチャンスも作った。トーマスが重要な役割を果たすことはわかっていた。インテルはとても強かった。ムシアラが不在でゲレイロを代役に据えたが、今日はゲレイロがミュラー同様に良い仕事をしてくれたと思う。目標を達成するには全選手が必要だ。今日は多くの選手が良いプレーをしたが、結果だけ悪かった。ポゼッションではもっと良いプレーができたかもしれないが、相手は強かった。我々は1-2で負けた。この結果を変えることはできないが、この結果を受けて我々が勝てないと考えるのは正しくない。今夜はそうならなかったということだ。来週わかるだろう」 2025.04.09 11:15 Wed5