WOWOWがCLリーグフェーズ組み合わせ抽選会をYouTubeでライブ配信! MCは薮宏太、ゲストに戸田和幸、林陵平、ベン・メイブリーが登場

2024.08.26 15:00 Mon
【ライブ配信】8/29 24:30〜 CLリーグフェーズ組み合わせ抽選会


PR
【編集部のオススメ】


PR
1 2

戸田和幸の関連記事

いよいよノックアウトステージが始まるユーロ2024。全51試合を無料生中継する「ABEMA(アベマ)」が、新たな解説者を発表した。 29日から再開するユーロ2024。ベスト16のチームが決定し、サプライズを起こしたジョージア代表やスロベニア代表などが注目される一方で、ドイツ代表やスペイン代表、フランス代表、イング 2024.06.29 15:05 Sat
SC相模原は26日、シュタルフ悠紀氏(39)が新監督に就任することを発表した。 相模原は今シーズンの明治安田J3リーグで18試合を終えて5位。昇格プレーオフ圏内にいる中、19日に戸田和幸監督を電撃的に解任。大きな話題を呼んでいた。 そんな中、新監督にシュタルフ悠紀氏を招へい。これまでY.S.C.C.横浜、A 2024.06.26 12:01 Wed
22日、明治安田J3リーグ第18節の6試合が全国各地で行われた。 首位に立つ大宮アルディージャ(勝ち点40)は、4位につけるFC琉球(勝ち点27)をホームに迎えた。 前節は引き分けた大宮。ホームに戻って再び連勝街道をスタートさせたいところ。試合は大宮ペースで進んだ中、22分に左CKを獲得すると中野克哉のクロ 2024.06.22 22:02 Sat
SC相模原は19日、戸田和幸監督(46)の解任を発表した。 後任を探すまでの間、チームのヘッドコーチを務める高橋健二氏(54)が暫定的に指揮を執ることもあわせて発表されている。 日韓ワールドカップの日本代表メンバーでもあった戸田監督は、2013年に現役引退を発表するとその後は解説者として活躍する傍ら、指導者 2024.06.19 11:35 Wed
2023シーズンは元日本代表MFの戸田和幸監督を迎えて臨んだシーズン。大きな改革があった中、チームはシーズン序盤から苦しみ続けてしまう。JFLへの降格の可能性もあったなか、チームは18位でなんとか残留を掴むことに成功していた。 2024シーズンに向けては多くの選手が入れ替わり巻き返しを図る年に。新戦力にはいわてグ 2024.01.11 19:10 Thu

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

ディナモ・ザグレブの指揮官と選手が試合後に謝罪した。クロアチア『Slobodna Dalmacija』が伝える。 ディナモ・ザグレブは17日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節でバイエルンの本拠地に乗り込み、2-9と惨敗。 0-3で迎えた後半頭にFWブルーノ・ペトコビッチ、DF荻原拓也のゴー 2024.09.18 13:20 Wed
ミランのスペイン代表FWアルバロ・モラタがリバプール戦を振り返った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランは17日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節でリバプールを本拠地に迎え、1-3と逆転負け。直近のセリエAでようやく今季公式戦初白星を掴んでいたなか、サン・シーロから大きなブーイン 2024.09.18 12:35 Wed
レアル・マドリーのキリアン・ムバッペが、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利に満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 ムバッペは17日に行われたCLリーグフェーズ第1節のシュツットガルト戦で先発。試合は相手の圧力を受ける形となり苦しい前半となったが、後半早々にムバッペがロドリゴ・ゴエスからのボールを確実に 2024.09.18 12:20 Wed
アストン・ビラのウナイ・エメリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での初勝利をレジェンドに捧げた。クラブ公式サイトが伝えた。 17日、2024-25シーズンのCLが開幕。新フォーマットに変更となった今大会に、アストン・ビラはプレミアリーグ4位となったことで出場を果たした。 チャンピオンズカップ時代には優勝経 2024.09.18 10:30 Wed
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利にも満足しない姿勢を示した。『UEFA.com』が伝えている。 バイエルンは17日に行われたCLリーグフェーズ第1節で、荻原拓也の所属するディナモ・ザグレブと対戦。立ち上がりから攻勢を仕掛けるとハリー・ケインやラファエル・ゲレイロ、マイケ 2024.09.18 10:20 Wed

記事をさがす

戸田和幸の人気記事ランキング

1

大宮が物議醸すPKで後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴール! 戸田和幸監督電撃解任の相模原は2点差跳ね返し後半ATに逆転勝利【明治安田J3第18節】

22日、明治安田J3リーグ第18節の6試合が全国各地で行われた。 首位に立つ大宮アルディージャ(勝ち点40)は、4位につけるFC琉球(勝ち点27)をホームに迎えた。 前節は引き分けた大宮。ホームに戻って再び連勝街道をスタートさせたいところ。試合は大宮ペースで進んだ中、22分に左CKを獲得すると中野克哉のクロスを滑り込んだ市原吏音が難しい体勢からダイレクトボレーを決めて、大宮が先制する。 先制した大宮は27分、中野のパスを受けた下口稚葉がボックス手前からクロスを入れると、アルトゥール・シルバがヘディングで合わせるが枠をとらえられない。 さらに45分には、大宮は自陣からカウンター。アルトゥール・シルバのロングボールに杉本健勇が抜け出すと、GKと一対一になるところを大宮和組織育ちの森侑里が抑えて得点を許さない。 すると琉球は後半から4バックに変更。ペースが琉球に傾くと、61分に富所悠がボックス手前からミドルシュートを突き刺して同点とする。 追いつかれた大宮だったが、63分にすぐに反撃。泉柊椰が左サイドを仕掛けると、ボックス内にカットインしてパス。これを走り込んだアルトゥール・シルバがつま先で蹴り込み5試合連続ゴールを記録した。 その後、大宮が攻め立てるもGK東ジョンが好セーブを連発。すると90分、ボックス内での横パスを富所悠が触るもトラップミス。しかし、その前に倒れた下口に突っ込んで倒れるとまさかのPKの判定。これを野田隆之介が決め、琉球が後半アディショナルタイムに同点に追いつく。 まさかの展開で終わるかと思われが、ドラマは最後に待っていた。96分、大宮はカウンターを仕掛けると、杉本のパスを受けた大澤朋也がマイナスのパス。ボックス中央で杉本がダイレクトシュートもGKがセーブ。しかし、跳ね返りを冷静に押し込み、大宮が勝ち越しに成功。3-2で琉球を下した。 上位陣では、戸田和幸監督を電撃解任した9位のSC相模原(勝ち点25)が6位の松本山雅FC(勝ち点26)と対戦。ショックも残る中での相模原は、37分に樋口大輝に先制を許すと、前半アディショナルタイムにも樋口が追加点。前半で2点ビハインドとなる。 ショック療法が裏目に出たかに思われたが、相模原は51分に伊藤恵亮が1点を返すと、56分に牧山晃政がゴールを決めて同点に。引き分けかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に伊藤が2点目を決め、3-2で2点差を逆転して勝利を収め、4位に浮上した。 その他、8位のFC今治(勝ち点25)はアウェイで最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点12)と対戦しゴールレスドロー。また、カターレ富山、FC岐阜が勝利を収めた。 ◆明治安田J3リーグ第18節 ▽6/22(土) いわてグルージャ盛岡 0-0 FC今治 SC相模原 3-2 松本山雅FC AC長野パルセイロ 2-3 カターレ富山 大宮アルディージャ 3-2 FC琉球 ガイナーレ鳥取 2-4 FC岐阜 テゲバジャーロ宮崎 3-3 カマタマーレ讃岐 ▽6/23(日) 《14:00》 ヴァンラーレ八戸 vs Y.S.C.C.横浜 ツエーゲン金沢 vs ギラヴァンツ北九州 福島ユナイテッドFC vs FC大阪 《18:00》 アスルクラロ沼津 vs 奈良クラブ <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴールでお返し!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a> <a href="https://t.co/Wq8yyARbsZ">pic.twitter.com/Wq8yyARbsZ</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1804484150210277510?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 22:02 Sat
2

原口元気の移籍先候補に挙がるブライトンに注目する戸田氏、プレミアの日本人選手への期待を語る《戸田和幸インタビュー⑥》

▽元日本代表で現在はサッカー解説者を務める戸田和幸氏に超ワールドサッカーがインタビューを実施。戸田氏は、2017-18シーズンのプレミアリーグに向けて、昇格組のブライトンに注目していると明かした。 ▽ブライトンは2016-17シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で2位となり、プレミアリーグ初昇格。ヘルタ・ベルリンの日本代表MF原口元気の獲得に迫っているとドイツメディアやイングランドメディアが伝えており、注目が集まっている。 ▽戸田氏にとっては、原口の移籍先候補であるとともに、自身がトッテナムに在籍していた選手時代にコーチを務めていた元アイルランド代表DFクリス・ヒュートン氏がブライトンの監督であることから、同クラブに注目したいとコメント。「何とか侵入できれば(笑)」と現地取材にも意欲をのぞかせた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/toda20170617_16_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> 「ブライトンは、クリス・ヒュートンという僕がスパーズいた頃のコーチが監督をやっているんですよ。原口元気が移籍する噂も出ていますが、監督・選手・昇格組という複数の理由で注目しています」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/toda20170617_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「それから岡崎慎司と吉田麻也。そこに原口が行く事になるといよいよ日本人選手が3人となるので彼らの活躍にも注目したい。吉田は昨シーズン試合に出続けた中で大きな自信を掴めたと思います。岡崎の場合は正念場というか、やや難しいシーズンだったと思いますが監督が替わって以降再び出番を増やしましたが新シーズンは本人も常々口にしていますが「ゴール数」というところでどこまで伸ばすことが出来るのかの勝負になると思います」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/toda20170617_7_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr>吉田がユナイテッド攻撃陣を完封!<br /><a href="https://goo.gl/CNVrtc" target="_blank">第28節 サウサンプトンvsマンチェスター・ユナイテッド</a><hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr>岡崎がシティ相手に華麗な一発!<br /><a href="https://goo.gl/ntBTkH" target="_blank">第37節 マンチェスター・シティvsレスター・シティ</a><hr></div>「原口については移籍したと仮定して話をさせてもらいますがブンデスで鍛えられたものがイングランドでどれぐらい通用するのか。実際イングランドにはドイツ以上に速くて強い選手はたくさんいますからどれくらいの違いを見せられるのか非常に興味深いところです」 「ブライトンのサッカーは見たことないので、逆に言うと特徴的で戦術的だったら良いなと期待しています。逆に、オーソドックスなイングランドスタイルだとすると戦力の違いがもろに出てしまう事になるので難しいシーズンになると思います。一対一の場面ばかりになって、チームとしては昇格組なのでおそらくは劣勢になり押し込まれる。ゴールまでの距離が遠い中で原口はとにかく走るという事が予想されます」 「(原口は)アジア最終予選の相手だと明確な違いを出してくれますけど、ブンデスの中となるとどうか。そしてイングランドへとなるとさらにもう1つ上がったところに飛び込む形になりますから最初は少し苦労するかもしれません。ただ、そんな事は百も承知で挑戦するわけですし選手である以上チャンスがあれば上へ飛び込んでいくべきだと僕は思うので、非常に期待しています。監督が元コーチなので、何とかブライトンに侵入できるように頑張ります(笑)。練習を見に行けたらいいなと」 <span style="font-weight:700;">――ちなみに、在籍していたスパーズは特に注視されていますか</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/toda20170617_7_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「特別にということはないですよ。もちろん応援はしていますけどね。僕は自分がいたクラブって思えるほど何もしていない。『OBです』だなんて絶対に言えない。心の中では、自分の人生の中の大事な1シーズンで、学んだものは本当に多かったのでその一年で感じたものを出来るだけ膨らませていけるよう生きていますけどね」 「担当した中継がスパーズの試合だったらテンションが上がるかと言われればそれは別ですね。仕事として試合を見ている時はそういった感情が沸き起こる事はありません。単純に『良い試合が見たい』とか、そういう気持ちの方が遥かに強いですよ」 2017.06.27 18:00 Tue
3

戸田和幸体制で2年目迎える相模原、今季の新加入は4名! 選手背番号が決定

2023シーズンは元日本代表MFの戸田和幸監督を迎えて臨んだシーズン。大きな改革があった中、チームはシーズン序盤から苦しみ続けてしまう。JFLへの降格の可能性もあったなか、チームは18位でなんとか残留を掴むことに成功していた。 2024シーズンに向けては多くの選手が入れ替わり巻き返しを図る年に。新戦力にはいわてグルージャ盛岡のベテランDF田代真一や徳島ヴォルティスのMF長谷川雄志、ザスパクサツ群馬のFW髙木彰人、ツエーゲン金沢から復帰となるGK三浦基瑛らを迎えることとなった。 田代は「55」、長谷川は「40」、髙木は「14」、三浦は「1」を着用。また、GK川島康暉が「16」から「23」、DF栗原イブラヒムジュニアが「26」から「66」、MF福井和樹が「41」から「22」に変更となっている。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.三浦基瑛←ツエーゲン金沢/完全 21.竹重安希彦 23.川島康暉※背番号変更「16」 31.古賀貴大 DF 2.加藤大育 3.水口湧斗 4.山下諒時 5.綿引康 8.橋本陸 19.國廣周平 55.田代真一←いわてグルージャ盛岡/完全 66.栗原イブラヒムジュニア※背番号変更「26」 MF 7.金城ジャスティン俊樹 13.吉武莉央 17.伊藤恵亮←栃木シティ/期限付き満了 20.若林龍 22.福井和樹※背番号変更「41」 24.牧山晃政 25.田中陸 27.西山拓実 40.長谷川雄志←徳島ヴォルティス/期限付き 47.岩上祐三←ザスパクサツ群馬/期限付き→完全 FW 9.藤沼拓夢 14.髙木彰人←ザスパクサツ群馬/完全 15.前田泰良 39.瀬沼優司←栃木SC/期限付き延長 2024.01.11 19:10 Thu
4

WOWOWがCLリーグフェーズ組み合わせ抽選会をYouTubeでライブ配信! MCは薮宏太、ゲストに戸田和幸、林陵平、ベン・メイブリーが登場

WOWOWはは26日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2024-25のリーグフェーズ組み合わせ抽選会をライブ配信することを発表した。WOWOWサッカー official YouTubeにて配信される。 WOWOWは今シーズンもUCLの他、UEFAヨーロッパリーグ(EL)、UEFAカンファレンス・リーグ(ECL)を配信する。 2024-25シーズンからは大会方式が大きく変更。これまでは32チームが出場し、4チームずつ8つのグループに分かれて戦い、その後にノックアウトステージに入っていった。 しかし、今大会から出場チームが36チームに増加。さらにグループステージが廃止となり、36チームが1つのリーグを戦うことに。ホームで4試合、アウェイで4試合を異なる8つのチームと戦い、順位を決定。上位8チームがラウンド16進出、9位から24位までの16チームがプレーオフを行い、勝利した8チームがラウンド16に進む形となる。 そのリーグフェーズの組み合わせ抽選会が29日(木)の24時30分から開催。WOWOWではその模様をライブ配信する。 番組のMCは「チャンピオンズリーグダイジェスト!」でもMCを務めるHey! Say! JUMPの薮宏太さんが務め、ゲストには解説者として活躍する戸田和幸さん、林陵平さん、ベン・メイブリーさんを迎える。抽選の模様とともに、見どころも語っていく予定だ。なお、WOWOWオンデマンドでも配信される。 <span class="paragraph-title">【ライブ配信】8/29 24:30〜 CLリーグフェーズ組み合わせ抽選会</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZOKXyM0huYo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.26 15:00 Mon
5

【戸田和幸のプレミア・アナリシス】戸田氏がノースロンドン・ダービーを展望「スパーズ有利だと思う」

▽現役時代に日本代表として2002年の日韓ワールドカップに出場し、現在はサッカー解説者を務める戸田和幸氏。超ワールドサッカーでは11月より定期的に、戸田氏にプレミアリーグについて存分に語ってもらう。 ▽第2回の今回は、18日に行われるプレミアリーグ第12節、アーセナルvsトッテナムのノースロンドン・ダービーを展望してもらった。リーグ戦における直近3シーズンのリーグ戦ではトッテナムが2勝4分け負けなしと結果を残している状況。両者の力関係は、アーセナルが常に優位を保っていたが、昨シーズンはトッテナムが22年ぶりにライバルよりも上の順位でフィニッシュした。 ▽アーセナルにとってはエミレーツ・スタジアムで是が非でも勝利が欲しい一戦だが、現役時代の2003年にトッテナムに在籍していた戸田氏は、今回の一戦について、「スパーズが有利だと思う」との見解を示した。(※データはインタビュー実施時の10月31日現在のもの) <span style="font-weight:700;">──ファンやクラブにとってノースロンドン・ダービーと他の試合との違いは何でしょうか?</span> 「選手としてピッチに立つ事は叶わなかったですがノースロンドン・ダービーは特別な感じはあります。昨シーズンはスポナビライブさんのお仕事で最後のノースロンドン・ダービーを現地で観させてもらいましたが、ひときわテンションが高くこの試合だけは絶対に負けたくないという感じが特にスパーズ側にありましたね」 「両チームの歴史を振り返ってみると常にアーセナルが1歩2歩リードしてきたと思いますが、昨シーズンようやくスパーズが追いつきひっくり返す事に成功しました。力関係でいうと既にスパーズの方が若干上回りつつありますが長くライバル関係を続けてきた中ここにきてスパーズが遂に前に出る格好になりました。そういった両クラブの力関係が変わりつつある分岐点を迎えているという意味でも見ている方にとっては非常に興味深い試合ですよね」 「技術面だけでなくアスリートとしての能力が高い選手を多く揃え戦術的にも進歩を続けているのがスパーズ。対してアーセナルは1流の選手達がそれぞれの技術とアイデアを駆使した魅力的なサッカーを見せてきていますが、昨シーズンホワイトハートレーンで行われた上最後のノースロンドンダービーではその上手さを完全に消され完敗を喫しました」 <span style="font-weight:700;">──3バックと4バックを併用しているスパーズですが、今回のアーセナル戦ではどのようなフォーメーションで臨むでしょうか?</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171106_57_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「アーセナルの前線が3枚(おそらくはラカゼット・サンチェス・エジル)なので、スパーズは3バックで行くのではないでしょうか。1トップ2シャドーに加え両ウィングバックも攻撃に加わるアーセナルに対しマークをはっきりさせる為に3バックを採用するのではないかと思います。そのスパーズの守備に対しアーセナルは何ができるのか、という構図になっていくと思います」 「中盤のセンターに関して、アーセナルはライバルチームに比べると若干弱いという考えです。特にジャカのところは配球役としての働きを求められていると思いますがまだ物足りないと思います。前所属クラブやスイス代表ではもっと主導権を握ってプレーしてきた選手ですし特に視野の広さを生かしたミドルからロングの展開、シュートが一番の特徴ですがアーセナルに加入して以降の彼を見ているとまだ自分の能力を発揮しきれていない感じがあります。またパートナーのラムジーが積極的に前に出ていくのでその動きが前線の流動性に繋がると守る方は非常に難しくなってきますが、身体的にも非常に優れ尚且つ組織としても進化を続けている今のスパーズに対してどれだけ効果的な攻撃を見せる事が出来るかとても興味深い1戦になると思います」 <span style="font-weight:700;">──スパーズは基本的な闘い方として採用していた組織的なハイプレスに加え今シーズンはカウンターを軸にする新たな闘い方も披露していますが、この試合ではどちらを採用すると思いますか?</span> 「新しい闘い方を手にする事が出来たスパーズはリヴァプールや昨シーズンの欧州王者であるレアルマドリードを粉砕し新たなステージに入った感があります。今のスパーズは相手との力関係や試合状況に於いて柔軟な闘い方が出来るようになりましたが対アーセナルというところで考えると若干構える可能性はありますよね。しっかりと背後のスペースを消したところで構えて強いプレスで奪ったところからの一気のカウンターで仕留める。もちろんハイプレスもポゼッションも出来るチームなのでその全てを駆使して試合を有利に運ぼうとするのは間違いありませんがよりゴールに近いスペースを消された方がアーセナルは困るのではないかと思います」 「ただアーセナルにはジルーが出場しない限り高さがありませんし基本的に一発で背後を狙ってくるチームではないので、積極的に敵陣にてハイプレスを行っても面白いとは思います。やはりレベルが高くなればなるほど、ほんのわずかなディテールの部分で勝負は決しますしたった1回のミスが失点に繋がってしまうので相手のミスを誘発するような駆け引きも重要になってくると思います」 「スパーズはそういう意味では守備からも試合に入る事が出来るのでボールを持たなくても主導権を握る事が可能ですから技術的なミスからピンチを招くというような事が起こりにくいチームにもなっています。マンチェスター・ユナイテッド戦では守備面でのミスがあり敗れてしまいましたが、あのようなロングボールから高さを使った最終ライン裏への抜け出しといった攻撃はアーセナルはしてこないと思いますしスパーズも再び同じようなミスはしないと思います」 「怪我をしていたケインも戻ってきて前線は万全の状態に戻り、ここにローズが入ってくると更に対人の強さとスピードとパワーが加わる。右サイドのオーリエも素晴らしい強さと速さがありますね。両サイドの攻防、ベジェリン対ローズもしくはデイビス、オーリエ対コラシナツのぶつかり合いも面白そうです」 「アーセナルの3バックではコシエルニー、ムスタフィ、モンレアルが揃うと非常に安定すると思いますが、1枚欠けると途端に(脆くなる)というところはあります。選手層という視点で見てみると若干スパーズの方が上回っているというところもありますね」 <span style="font-weight:700;">──注目選手はいますか?</span> 「注目選手は僕の場合、基本的には常に全員です。常にフラットな視点で試合を眺め戦術・戦略面を把握しながら個々の役割とパフォーマンスを見ていきます。(ケインがノースロンドン・ダービー5戦連発中ですが)放っておいても当然ケインは注目の選手ですからね。そんな事は言うまでもないことです(笑)。アーセナルにもサンチェスもエジルもラカゼットといったインターナショナルレベルの素晴らしい選手が揃っていますがそれもまたわざわざ言わずともみんな注目しますからね」 「サッカーを見るうえで一つのポイントを挙げるとすると皆さんが注目している彼らが、『どのような局面で活躍できるか』という事が重要になります。ですので我々伝える側からするとただ注目する選手の名前を出すだけじゃなくて、彼らがプレイする為のベースとなるチーム戦術・戦略面というところをしっかりと見て伝えていくようにしてかなければいけないと思います」 「要は重要な選手達が如何にして『ゴールの近くで仕事ができるのか』という話ですから。そういう意味では入ってこられそうなスペースを埋めてしまうとか中央のエリアは使わせず狭いサイドに追い出して意図的にボールを奪うといった戦術的な集団行動はスパーズの方が得意としていると思うので、そうなるとアーセナルはその強固なスパーズの守備に対し如何にして『中に入っていけるのか』という闘いになると思います」 <span style="font-weight:700;">──面白そうなマッチアップはありますか?</span> 「オーリエとコラシナツのところと、ローズとベジェリンの両サイドのところですかね。ここは面白いんじゃないですか。あとはアーセナルの前線の3枚とスパーズの3バックですかね」 「中盤ではアーセナルがセントラルMFの2枚をどのように使うか。他のエリアがほぼマッチアップすることになるので中盤中央のところがある意味(勝負の)分け目にもなりそうな気がしますがスパーズは3枚いてアーセナルは2枚。そのあたりを監督がどのように考えるかというところですね」 「アーセナルはセカンドトップの2人が中盤に降りてきてゲームメークも助けると思いますが、とはいってもそのポジションの仕事は基本的にはそのポジションで起用されている選手が行う事になるのでアーセナルは中盤の底のジャカとラムジーの2人がどこまで頑張れるかが非常に重要になります。基本的に闘争心を剥き出しにしてファイトするようなチームではないはずですが、スパーズに対しては十分にファイトしつつ正確な技術とコンビネーションを発揮していかないと難しい試合になると思います」 <span style="font-weight:700;">──スパーズではイングランド代表にも招集されているMFハリー・ウィンクスが評価を高めていますね。</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171106_59_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「そうですね。ケガ人などが(台頭する)キッカケにはなったんでしょうが、ワニャマがいてデンベレがいて、エリック・ダイアーといったフィジカルモンスターが揃った中でのここ最近の起用ですから監督の期待の高さが良く分かります。では上に挙げた選手達とウィンクスの何が違うのかというと、彼の方がシンプルにボールを動かせますし中盤でテンポを出せますよね」 「おそらくは身体が小さい事が一つのきっかけなんだとは思いますが、ワニャマとかデンベレぐらい大きな選手だと相手が来ても気にせずボールをもつ事が出来ます。特にデンベレは独特の持ち方でボールを運ぶ事が出来る稀有な選手です。中盤で相手を剥がしてドリブルで運ぶということは実はとても重要な要素ではあるんですがそれが時に流れを遅くしてしまう事もあります。ウィンクスは体の小ささをしっかりと補えるだけの知性を兼ね備えているのでボールをシンプルに速く動かすことができます。それが最近のスパーズの中盤がスムースにテンポを出せているところに繋がっていると思います」 「代表デビューも果たしましたがその試合での評価も高くそういう意味では今1番伸びる時期だと思います。そして彼を継続して使っているのを見るとポチェッティーノ監督もウィンクスのような選手が好きなんでしょうしまた「知性」という新たな要素がチームに加わり闘い方の幅が広がったのは間違いありません」 「ソン・フンミンも加入当初からよく働いていましたが昨シーズンは明確にゴールやアシストといった結果を残せるようになりました。最近は主に2トップ気味にしていますがリヴァプール戦のようにある程度引いて構えたところからカウンターを狙っていくのであればソン・フンミンみたいな選手がいた方がいい。それは試合によって分けていくんじゃないですかね」 <span style="font-weight:700;">──今回のノースロンドン・ダービーの試合展開を予想することは可能でしょうか?</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171106_58_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「ダービーというものはライバル意識がむき出しになるのでそれまでのシーズンでの戦いぶりが必ずしも反映されないワンマッチ的な部分があります。ただそうは言っても今のスパーズは守ろうと思えば守れるし、エリクセンやデレ・アリがいる分柔軟性もある。中盤で色んなこともできるし、カウンターもできる。どんな局面にも適したサッカーができるようになっているのがスパーズです」 「一方アーセナルの方はやはり二人のビッグプレイヤー、エジルとサンチェスの調子次第というところでしょうか。昨シーズンの闘いに於いてもこの二人が消されてしまいアーセナルは完敗しましたから当然スパーズは今回も彼らを消すという事を考えてくると思います」 「今季加入をしたラカゼットはトータルバランスに優れたレベルの高いストライカーですが1人で全て解決できるようなスーパーな選手ではなく連係の中で人を使い自分も生かされるという事に優れているストライカーです。ですからロングボールを収めて自分でターンして強引に決めるといったタイプではないので如何にエジルとサンチェスとのコンビネーションを見せる事が出来るかがアーセナルにとっては重要になりますし機を見たラムジーの攻撃参加もスパーズ守備陣に「穴」を作る為に欠かせないと思います」 <div id="cws_ad" style="text-align:center;"><hr><a href="https://goo.gl/ioEwDk" target="_blank">注目のノースロンドンダービーを戸田さんが解説!<br />スポナビライブはこちら</a> <hr> </div> 2017.11.18 21:00 Sat