「ここが私の新しい家」昇格初戦で勝ち点1、ホームの力を感じたレスター指揮官はトッテナム相手の後半に自信「本当に良い瞬間がいくつかあった」
2024.08.20 10:50 Tue
昇格初戦で勝利したクーパー監督
レスター・シティのスティーブ・クーパー監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
今シーズンから指揮を執るクーパー監督は前半の戦い方を悔やみながらも、後半のパフォーマンスを称えた。
「ハーフタイムよりもフルタイムの方が間違いなくポジティブな気持ちでピッチを後にできた。前半はゲームプランの一部が上手くいかなかったが、それは間違いない。我々が望んでいることでもなく、我々の本質でもない」
「我々は正しい判断を下し、試合を進めた。同点ゴールも良かったし、もう1点決めることもできた。私の仕事は前半を振り返り、それを正しくすることだ。それを無視するつもりはない」
また、昇格組ということもあり、プレミアリーグデビューの選手や公式戦で初めてレスターでプレーする選手などが多くいた状況。その中でも、今シーズンはチームがプレミアリーグで戦っていける感触を掴んだとのこと。また、キング・パワー・スタジアムの力を感じることができたと喜んだ。
「プレミアリーグやクラブでのデビューした選手が多く、選手たちはこれまでよりも長い時間プレーした。チームの裏側では多くのことが起こっており、それが助けになるだろう。そういったこと全てが起きている中で、とうにレンヌ戦で良いプレーができなかった後では、緊張や不安が出てくるのは当然だ」
「後半は、選手たちはこのレベルで成功できる、良いプレーができる、良いインパクトを与えられる、良いチームを相手に圧倒できるとわかった。選手のレベルを考えれば、このチームがトップで戦うことになることは間違いない」
「後半、彼らに対して本当に良い瞬間がいくつかあった。我々は本当に難しい相手になり、プレミアリーグのどのチームにとっても、ここでプレーするのは本当に難しいことになるはずだ。私はそう感じた。私や新加入の選手にとって、スタジアムが以前のような状態だったことを経験できたのは素晴らしいことだ」
「これは、長年ここにいる選手たちに、このスタジアムがどんなところだったかを思い出させるものだ。私は本当に感謝しているし、選手たちもそう思うだろう。後半は、ここがふさわしい場所だと思ったし、この観客を背に我々がプレーした様子を見れば、どのチームもここで我々と対戦したいとは思わないだろう」
「ここにいられることが嬉しい。ここが私の新しい家だ。本当に楽しかったし、ファンがプレミアリーグへの復帰を少し受け入れて、チームを応援してくれたのが良かった。そして、我々が反応すると、ファンがさらに反応してくれて、それが繰り返された」
「かなりポジティブなスタートだったが、我々は試合に勝ちたい。我々はここ何年かで多くの試合に勝ってきたし、レスターのファンはそれに慣れているだろうが、我々はそれを再現する必要がある。ここはプレミアリーグのサッカークラブだが、我々は再びプレミアリーグのチームにならなければならない。それが目標だ」
PR
かつては岡崎慎司らを擁し、プレミアリーグで“奇跡の優勝”を成し遂げたレスター。2023-24シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で優勝を果たして昇格。再びプレミアリーグの舞台に立った。19日に行われた開幕節では、トッテナムをホームに迎えての一戦。29分に先制を許し、前半はトッテナムに押し込まれ続けてしまったが、ハーフタイムで修正すると、57分にはエースのジェイミー・ヴァーディーがゴール。1-1のドローに終わった。「ハーフタイムよりもフルタイムの方が間違いなくポジティブな気持ちでピッチを後にできた。前半はゲームプランの一部が上手くいかなかったが、それは間違いない。我々が望んでいることでもなく、我々の本質でもない」
「ボールを保持していない時のプレーが上手くいかず、ボールを保持している時も上手くいかなかったのは明らかだった。選手たちに幾つかの映像を見せ、全員が責任を負うこととなった。そして、後半は良いパフォーマンスが見られた」
「我々は正しい判断を下し、試合を進めた。同点ゴールも良かったし、もう1点決めることもできた。私の仕事は前半を振り返り、それを正しくすることだ。それを無視するつもりはない」
また、昇格組ということもあり、プレミアリーグデビューの選手や公式戦で初めてレスターでプレーする選手などが多くいた状況。その中でも、今シーズンはチームがプレミアリーグで戦っていける感触を掴んだとのこと。また、キング・パワー・スタジアムの力を感じることができたと喜んだ。
「プレミアリーグやクラブでのデビューした選手が多く、選手たちはこれまでよりも長い時間プレーした。チームの裏側では多くのことが起こっており、それが助けになるだろう。そういったこと全てが起きている中で、とうにレンヌ戦で良いプレーができなかった後では、緊張や不安が出てくるのは当然だ」
「後半は、選手たちはこのレベルで成功できる、良いプレーができる、良いインパクトを与えられる、良いチームを相手に圧倒できるとわかった。選手のレベルを考えれば、このチームがトップで戦うことになることは間違いない」
「後半、彼らに対して本当に良い瞬間がいくつかあった。我々は本当に難しい相手になり、プレミアリーグのどのチームにとっても、ここでプレーするのは本当に難しいことになるはずだ。私はそう感じた。私や新加入の選手にとって、スタジアムが以前のような状態だったことを経験できたのは素晴らしいことだ」
「これは、長年ここにいる選手たちに、このスタジアムがどんなところだったかを思い出させるものだ。私は本当に感謝しているし、選手たちもそう思うだろう。後半は、ここがふさわしい場所だと思ったし、この観客を背に我々がプレーした様子を見れば、どのチームもここで我々と対戦したいとは思わないだろう」
「ここにいられることが嬉しい。ここが私の新しい家だ。本当に楽しかったし、ファンがプレミアリーグへの復帰を少し受け入れて、チームを応援してくれたのが良かった。そして、我々が反応すると、ファンがさらに反応してくれて、それが繰り返された」
「かなりポジティブなスタートだったが、我々は試合に勝ちたい。我々はここ何年かで多くの試合に勝ってきたし、レスターのファンはそれに慣れているだろうが、我々はそれを再現する必要がある。ここはプレミアリーグのサッカークラブだが、我々は再びプレミアリーグのチームにならなければならない。それが目標だ」
PR
1
2
スティーブ・クーパーの関連記事
レスター・シティの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
スティーブ・クーパーの人気記事ランキング
1
苦境レスターのファン・ニステルローイ監督にプレミア初の不名誉記録…英1部でも66年ぶり
レスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督が、プレミアリーグ初の不名誉記録を樹立することになった。 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどで活躍した元オランダ代表ストライカー。指導者に転身後、古巣PSVの監督やユナイテッドのコーチを経て、2024年11月末にスティーブ・クーパー監督の後任としてレスターの新指揮官に就任した。 初陣のウェストハム戦ではいきなり勝利をもたらす最高のスタートを切ったが、第16節ニューカッスル戦での初黒星から第22節フルアム戦で悪夢の7連敗。その後、第23節のトッテナム戦で勝利を挙げたが、直後のエバートン戦から再び連敗がスタート。 そして、2日に行われた第30節のマンチェスター・シティ戦では0-2の敗戦となり、今季2度目の7連敗となった。 イギリス『OptaJoe』によれば、イングランドのトップリーグにおいて同一シーズン、同一指揮官における2度の7連敗は1958-59シーズンにポーツマスを率いたフレディ・コックス監督以来、66年ぶりの不名誉記録に。さらに、プレミアリーグ発足後は初の記録となった。 なお、16位でチームを引き継いだものの、レスターは残留圏内の17位ウォルバーハンプトンと12ポイント差の19位と1シーズンでの降格が濃厚となっている。 2025.04.04 06:30 Fri2
不名誉な2度の7連敗、ファン・ニステルローイ監督は来季についての話し合いを希望「クラブと足並みを揃えることが非常に重要」
プレミアリーグで不名誉な記録に名を残すこととなってしまったレスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督だが、クラブと来シーズンの編成について協議を求めているようだ。 レスターは2日、プレミアリーグ第30節でマンチェスター・シティと対戦し2-0で敗戦。シーズン2度目の7連敗となり、降格圏の19位に位置している。 2024年11月末にスティーブ・クーパー監督の後任としてレスターの新指揮官に就任したファン・ニステルローイ監督だが、初陣となったウェストハム戦で勝利し、2戦目のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で引き分けるなど、チームが好転すると思われたが、ニューカッスル戦で敗れるとそこから7連敗。今年1月のトッテナム戦で久々の勝利をあげるも、続くエバートン戦で敗れると、再び7連敗を喫し、プレミアリーグ史上初、イングランドのトップリーグでは66年ぶりに1人でシーズン2度の7連敗となってしまった。 不名誉な記録が作られた上、チームも残留ラインの17位ウォルバーハンプトンとの勝ち点差が「12」となり、残留に向けて非常に厳しい状況となっている中、ファン・ニステルローイ監督は、降格した場合でもチームに残りたい意思を示した。 「その点についてクラブと足並みを揃えることが非常に重要だと思う」 「今後数週間で結果が分かるはずだ。もちろん、12月に入って冬の移籍市場がどうなったか。新シーズンに向けて、そして我々が直面する課題を考えると、私にとっては一致団結し、そこにどんな可能性があるのかを知ることが非常に重要だ」 「その調整は行われなければならない」 レスターとしては降格となれば3シーズンで2度目。エレベータークラブになりつつあり、選手たちも2度の降格を経験した選手が多くなることから、夏の立ち振る舞いは非常に重要となる。 また、不名誉な結果を残し、期待に応えられていないファン・ニステルローイ監督の去就についても不透明。クラブがそのまま再建を託すのかどうかは不明だが、チームを立て直すために監督を誰にするかは早い段階で決めておきたいところ。混乱を避けるためにも、このままファン・ニステルローイ監督に任せることを決断し、準備を進めた方が得策と言えそうだ。 2025.04.04 14:45 Fri3
7連敗のレスターに険悪ムード…ファン・ニステルローイ監督と選手が口論、矛先はプレータイム減らすブオナノッテに集中か
レスター・シティに不穏な空気が漂っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 今シーズンはプレミアリーグに返り咲くも下位に低迷し、2024年11月に指揮官交代を決断したレスター。スティーブ・クーパー監督と別れ、マンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチや暫定監督を務めたルート・ファン・ニステルローイ監督に後を託した。 初陣こそ白星を飾ったが、それ以降はリーグ戦8試合勝ちなしの7連敗。指揮官交代の甲斐なく降格圏の19位に沈んでいる。 そんななか、事件が起きたのは7連敗を喫した18日のプレミアリーグ第22節フルアム戦後。ホームで0-2で敗れると、ファン・ニステルローイ監督と選手たちが激しい口論を繰り広げたという。 『デイリー・メール』によると、指揮官が特に苛立ちを感じていたのがブライトン&ホーヴ・アルビオンからレンタル加入しているアルゼンチン代表MFファクンド・ブオナノッテ。このアタッカーに攻撃が集中したことに驚いた選手もいるようだ。 クーパー監督下ではキーマンとして活躍していたものの、ファン・ニステルローイ監督下では先発の機会が減少。ブオナノッテはプレータイムが少ないことに不満を示しており、保有元ブライトンがレンタル契約を破棄するかどうか検討しているとも考えられている。 また、6連敗を喫したクリスタル・パレス戦後も、一部のベテランが率先して選手間で意見交換を行い、士気を高めていたとのこと。泥沼に陥っているレスターだが、降格を回避することはできるのだろうか。 2025.01.24 15:03 Fri4
直近6戦5敗と低迷するノッティンガム・フォレストがクーパー監督の解任を発表…
ノッティンガム・フォレストは19日、スティーブ・クーパー監督(44)を解任したことを発表した。 クーパー監督はチャンピオンシップ(イングランド2部)時代の2021-22シーズン、開幕直後の9月に途中就任。就任時点で最下位だったフォレストをすぐさま立て直し、昇格プレーオフを経て、四半世紀近い下部リーグ生活から脱却に成功。 昇格初年度となった昨季は、開幕前に24年ぶりのプレミアで堂々たる戦いを披露するという名目で30人近い新戦力を獲得したチームは、計画性に乏しいその補強がさほど効果を発揮せず、シーズンの大半で残留争いを強いられた。 クーパー監督解任の噂もその過程で幾度となく繰り返されたわけだが、最終的には留任し、ノルマである残留を達成。しかし、今季も第17節を終えて、降格圏の18位ルートン・タウン(1試合未消化)と勝ち点差5の17位(3勝5分け9敗)と低迷。直近6試合では1分け5敗と完全に停滞していた。 なお、クラブは後任について詳細な発表をしていないが、 イギリス『BBC』は11月にサウジアラビアのアル・イテハドを解任されたヌーノ・エスピリト・サント氏(49)が最有力候補と伝えている。 2023.12.20 06:30 Wed5
24年ぶりのプレミアリーグ昇格なるか! ノッティンガム・フォレストの指揮官が意気込み「全ての歴史と遺産を胸に」
ノッティンガム・フォレストのスティーブ・クーパー監督が、29日にウェンブリー・スタジアムで行われるプレミアリーグ昇格をかけたプレーオフ決勝のハダースフィールド戦に向けて意気込みを語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 今シーズンのチャンピオンシップで4位となったノッティンガム・フォレストは、昇格プレーオフ準決勝で5位のシェフィールド・ユナイテッドを下し、プレミアリーグ昇格まであと一歩のところまで駒を進めた。 近年はチャンピオンシップでも中位以下に甘んじていた同クラブだが、今シーズンから就任したクーパー監督の下、11年ぶりに昇格プレーオフに進出。24年ぶりのプレミアリーグ昇格のチャンスを前に、クーパー監督はかつてクラブを18年に渡って指揮し、トップリーグ昇格および優勝や2度のチャンピオンズリーグ制覇など多くのタイトルをもたらしたブライアン・クラフ氏の名前を挙げながら、クラブの歴史を背負って戦うと意気込みを語った。 「彼の遺産と記憶と歴史は日曜日だけでなく毎日常にここにある。練習場に来たら、まずブライアン・クラフを見ることになる。そうだろう。いつもそうでなければならない」 「そのすべてをウェンブリーに持ち込んで、可能な限り団結して、我々の歴史とともに、本当に重要なフットボールの試合に勝つための最高のチャンスをつかみたい」 「あのような時代があったからこそ、今のクラブがある。昔の人たちが作り上げたんだ。そして、私はそれを感じて、理解し、モチベーションに繋げたい」 「そのためには、目に見えるパフォーマンスをしなければならない。これまでの歴史は我々が受け入れたいものであり、恐れていることではないのだ」 2022.05.29 14:54 Sunレスター・シティの人気記事ランキング
1
プレミアリーグで1人だけ無地のユニフォーム、レスターでデビューしたMFの驚くべき理由
プレミアリーグで1人だけ胸スポンサーなしのユニフォームを着てプレーする選手が現れた。 7日に行われたプレミアリーグ第31節のレスター・シティvsニューカッスル・ユナイテッドの一戦。試合は0-3でニューカッスルが勝利し、レスターは8連敗となった。 そんな中、74分から途中出場したジェレミー・モンガに異変があった。 登場するモンガは無地のユニフォームで登場。他の選手とは異なり、胸スポンサーの「BC.GAME」のロゴがないユニフォームでピッチに立つこととなった。 その理由はモンガの年齢。モンガは15歳271日でのプレミアリーグデビューに。これは2022年9月にアーセナルのMFイーサン・ヌワネリが15歳181日でデビューしたのに続いて、プレミアリーグ2番目の若さでのデビューとなった。 「BC.GAME」は、オンラインの暗号通貨ゲームプラットフォームであり、プレミアリーグでは賭博法の見直しにより、2020年以降は18歳未満の選手がベッティング関係のスポンサーが入ったユニフォームの着用を禁じている。 15歳のモンガが着用することは当然不可能。そのため、他の選手とは異なる無地のユニフォームでの登場となった。 レスターのルート・ファン・ニステルローイ監督は「彼の素晴らしい資質の片鱗が見られた。彼は素晴らしいウインガーで、スピードもある」と評価。「素晴らしい才能の持ち主で、素晴らしい少年だ。彼はこの出場時間に値するし、願わくば、今後も出場時間が増えるはずだ」と、今後も起用する可能性を示唆した。 2025.04.08 21:30 Tue2
苦境レスターのファン・ニステルローイ監督にプレミア初の不名誉記録…英1部でも66年ぶり
レスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督が、プレミアリーグ初の不名誉記録を樹立することになった。 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどで活躍した元オランダ代表ストライカー。指導者に転身後、古巣PSVの監督やユナイテッドのコーチを経て、2024年11月末にスティーブ・クーパー監督の後任としてレスターの新指揮官に就任した。 初陣のウェストハム戦ではいきなり勝利をもたらす最高のスタートを切ったが、第16節ニューカッスル戦での初黒星から第22節フルアム戦で悪夢の7連敗。その後、第23節のトッテナム戦で勝利を挙げたが、直後のエバートン戦から再び連敗がスタート。 そして、2日に行われた第30節のマンチェスター・シティ戦では0-2の敗戦となり、今季2度目の7連敗となった。 イギリス『OptaJoe』によれば、イングランドのトップリーグにおいて同一シーズン、同一指揮官における2度の7連敗は1958-59シーズンにポーツマスを率いたフレディ・コックス監督以来、66年ぶりの不名誉記録に。さらに、プレミアリーグ発足後は初の記録となった。 なお、16位でチームを引き継いだものの、レスターは残留圏内の17位ウォルバーハンプトンと12ポイント差の19位と1シーズンでの降格が濃厚となっている。 2025.04.04 06:30 Fri3
不名誉な2度の7連敗、ファン・ニステルローイ監督は来季についての話し合いを希望「クラブと足並みを揃えることが非常に重要」
プレミアリーグで不名誉な記録に名を残すこととなってしまったレスター・シティのルート・ファン・ニステルローイ監督だが、クラブと来シーズンの編成について協議を求めているようだ。 レスターは2日、プレミアリーグ第30節でマンチェスター・シティと対戦し2-0で敗戦。シーズン2度目の7連敗となり、降格圏の19位に位置している。 2024年11月末にスティーブ・クーパー監督の後任としてレスターの新指揮官に就任したファン・ニステルローイ監督だが、初陣となったウェストハム戦で勝利し、2戦目のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で引き分けるなど、チームが好転すると思われたが、ニューカッスル戦で敗れるとそこから7連敗。今年1月のトッテナム戦で久々の勝利をあげるも、続くエバートン戦で敗れると、再び7連敗を喫し、プレミアリーグ史上初、イングランドのトップリーグでは66年ぶりに1人でシーズン2度の7連敗となってしまった。 不名誉な記録が作られた上、チームも残留ラインの17位ウォルバーハンプトンとの勝ち点差が「12」となり、残留に向けて非常に厳しい状況となっている中、ファン・ニステルローイ監督は、降格した場合でもチームに残りたい意思を示した。 「その点についてクラブと足並みを揃えることが非常に重要だと思う」 「今後数週間で結果が分かるはずだ。もちろん、12月に入って冬の移籍市場がどうなったか。新シーズンに向けて、そして我々が直面する課題を考えると、私にとっては一致団結し、そこにどんな可能性があるのかを知ることが非常に重要だ」 「その調整は行われなければならない」 レスターとしては降格となれば3シーズンで2度目。エレベータークラブになりつつあり、選手たちも2度の降格を経験した選手が多くなることから、夏の立ち振る舞いは非常に重要となる。 また、不名誉な結果を残し、期待に応えられていないファン・ニステルローイ監督の去就についても不透明。クラブがそのまま再建を託すのかどうかは不明だが、チームを立て直すために監督を誰にするかは早い段階で決めておきたいところ。混乱を避けるためにも、このままファン・ニステルローイ監督に任せることを決断し、準備を進めた方が得策と言えそうだ。 2025.04.04 14:45 Fri4
7連敗のレスターに険悪ムード…ファン・ニステルローイ監督と選手が口論、矛先はプレータイム減らすブオナノッテに集中か
レスター・シティに不穏な空気が漂っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 今シーズンはプレミアリーグに返り咲くも下位に低迷し、2024年11月に指揮官交代を決断したレスター。スティーブ・クーパー監督と別れ、マンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチや暫定監督を務めたルート・ファン・ニステルローイ監督に後を託した。 初陣こそ白星を飾ったが、それ以降はリーグ戦8試合勝ちなしの7連敗。指揮官交代の甲斐なく降格圏の19位に沈んでいる。 そんななか、事件が起きたのは7連敗を喫した18日のプレミアリーグ第22節フルアム戦後。ホームで0-2で敗れると、ファン・ニステルローイ監督と選手たちが激しい口論を繰り広げたという。 『デイリー・メール』によると、指揮官が特に苛立ちを感じていたのがブライトン&ホーヴ・アルビオンからレンタル加入しているアルゼンチン代表MFファクンド・ブオナノッテ。このアタッカーに攻撃が集中したことに驚いた選手もいるようだ。 クーパー監督下ではキーマンとして活躍していたものの、ファン・ニステルローイ監督下では先発の機会が減少。ブオナノッテはプレータイムが少ないことに不満を示しており、保有元ブライトンがレンタル契約を破棄するかどうか検討しているとも考えられている。 また、6連敗を喫したクリスタル・パレス戦後も、一部のベテランが率先して選手間で意見交換を行い、士気を高めていたとのこと。泥沼に陥っているレスターだが、降格を回避することはできるのだろうか。 2025.01.24 15:03 Fri5