「心が洗われる」「優しい世界」試合中に頭部が激突…磐田FWジャーメイン良と東京VDF林尚輝のSNSでのやり取りが称賛「本当に尊敬できる」

2024.05.10 12:25 Fri
メッセージのやり取りが話題のジャーメイン良(左)と林尚輝
©超ワールドサッカー
メッセージのやり取りが話題のジャーメイン良(左)と林尚輝
互いを思うJリーガー同士のSNS上でのやりとりが話題となっている。
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そのやりとりを見せたのは、ジュビロ磐田のFWジャーメイン良東京ヴェルディのDF林尚輝。6日に行われた明治安田J1リーグ第12節で対戦した両者だったが、2人はプレー中に接触していた。試合では2-1で東京Vがリードして迎えた66分に、ボックス右からのブルーノ・ジョゼのクロスをジャーメイン良がヘッド。シュートは見事にネットを揺らし同点に追いついたが、クリアに入った林の頭部とジャーメイン良の顔面が激突。両者はそのまま倒れ込み、林は交代することとなっていた。
この衝突後もジャーメイン良はプレーを続けていたが、9日に左前額骨陥没骨折と診断されたことが発表。手術を受け、トレーニング合流まで1カ月程度は離脱することが発表された。

今シーズンはここまで12得点を記録し、得点ランキングトップを走っていたジャーメイン良。この報告に自身のX(旧ツイッター/@rukei13)を通じて、「悔しいですがもしあのシーンでこの怪我をするとわかっててもFWとしてあの1点を取りに飛び込んでたと思います!また復活してチームに貢献できるようにがんばります!土曜日の鳥栖戦絶対勝ちましょう!試合で衝突した東京ヴェルディの林選手、今のところ大事は無いということで早期の復帰を祈ってます」とコメント。自身の悔しさを滲ませながらも、衝突で交代した林の状態を気遣っていた。
すると、この投稿を引用する形で林が自身のX(@hayashi_naoki23)で反応。「ジャーメイン選手お心遣いありがとうございます。骨折と聞いてとても申し訳ない気持ちでした。そんな自分に「また復帰したらバチバチやりましょう」と言ってくれたことをとても感謝しています。また同じピッチに立てるように精進します。1日でも早く復帰できることを心から願っています」とし、先輩からの気遣いに感謝しつつ、ジャーメイン良の状態を心配した。

どちらも意図したプレーではなく、ケガは偶発的に起きてしまったもの。スポーツマンシップ溢れる2人のやりとりには「良い話」、「お互いをリスペクトし合う関係は素敵」、「本当に尊敬できる」、「お二人の漢気に感動」、「泣ける」、「2人ともかっこいいです」、「優しい世界」、「SNSの正しい使い方」、「心が洗われる」と称賛のコメントが寄せられている。



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「言葉がでない…」「早すぎる」磐田が59歳で他界したスキラッチ氏を追悼…通算93試合65得点、ともにプレーした藤田俊哉氏も追悼「多くのものを学びました」

ジュビロ磐田が、かつて所属した元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏を追悼した。 18日、数年前から大腸がんの闘病を続けていたスキラッチ氏が他界。59歳の若さで帰らぬ人となってしまった。 現役時代はメッシーナ、ユベントス、インテルとイタリア国内クラブで活躍。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)では6ゴールで得点王とともにMVPに輝き、母国大会で3位に導いていた。 1994年から1997年までの4シーズンにわたって磐田でプレー。加入2年目の1995年には得点ランキング2位の31ゴールを記録。J1通算78試合56ゴールを記録、公式戦では93試合65得点すると、1999年に現役を引退。磐田が現役最後のクラブとなっていた。 スキラッチ氏の訃報を受け、磐田はストライカーを追悼した。 「この度、サルヴァトーレ・スキラッチ氏のご逝去に接し、クラブ一同、深い悲しみに耐えません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」 「スキラッチ氏は1994年から1997年まで当クラブに在籍しました。1990FIFAワールドカップイタリア大会得点王の前評判通りの高い技術と本能的なプレーでゴールを量産し、ジュビロのみならず日本のストライカーに大きな影響を与えました。選手やファンからは‘トト’の愛称で愛され、今でもジュビロのレジェンドとして、クラブの歴史に深く刻まれております」 「1999年に現役を引退され、その後は故郷パレルモでサッカースクールを運営されながら、タレント活動や解説者としてもご活躍されました。また、慈善活動にも積極的に取り組み、サッカー界への大きな貢献をされました。その人間味あふれる温かい人柄と情熱は、今なお多くの人々に敬愛されています」 「最近は体調を崩されていたとのことでご回復をお祈りしておりましたが、このような結果となり大変残念です。もうお会いすることは叶いませんが、スキラッチ氏がジュビロに残してくださったものは、これからもずっと私たちの心に生き続けるでしょう」 「ご遺族の皆様に、心よりお悔やみを申し上げますとともに、スキラッチ氏のご冥福をお祈り申し上げます」 また、現役時代はチームメイトとしてもプレーした元日本代表MFで現在はスポーツディレクター(SD)を務めている藤田俊哉氏もコメントしている。 「あまりにも早い突然の別れに驚くばかりです。ワールドカップの得点王と、ジュビロで一緒にプレーできたことは、サッカー選手としての宝物です。素晴らしいストライカーでした。彼のプレーから多くのものを学びました。ご冥福をお祈り申し上げます」 磐田のファンは「Jリーグに来てくれてありがとう」、「言葉がでない…」、「幾つもプレーが目に焼き付いている」、「あまりにも早すぎる…」、「サインもらったの覚えてます」、「天国で磐田を見守ってください」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】スキラッチ、中山、名波、藤田…錚々たる顔ぶれの磐田イレブン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">■藤田俊哉SD コメント<br><br>あまりにも早い突然の別れに驚くばかりです。ワールドカップの得点王と、ジュビロで一緒にプレーできたことは、サッカー選手としての宝物です。素晴らしいストライカーでした。彼のプレーから多くのものを学びました。<br>ご冥福をお祈り申し上げます。<br><br>藤田俊哉 <a href="https://t.co/kgJXzfMl4v">https://t.co/kgJXzfMl4v</a> <a href="https://t.co/j4ecpvCYUn">pic.twitter.com/j4ecpvCYUn</a></p>&mdash; ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) <a href="https://twitter.com/Jubiloiwata_YFC/status/1836355729139339508?ref_src=twsrc%5Etfw">September 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.18 21:15 Wed
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パトリック投入で流れ一変の名古屋が磐田下しリーグ3連勝!先制後は堅守速攻で後半ATに追加点【明治安田J1第32節】

明治安田J1リーグ第32節、名古屋グランパスvsジュビロ磐田が24日に豊田スタジアムで行われ、ホームの名古屋が2-0で勝利した。 前節は川崎フロンターレに2-0で勝利し、リーグ戦終盤に2連勝を飾った名古屋。順位も8位まで上昇させており、さらなる上位を伺いたいところだ。 一方、現在J1で18位と降格圏に沈んでいる磐田。前節はアビスパ福岡とゴールレスドローで2試合無敗となっており、この試合に勝てば残留圏内に浮上する可能性もある状況となっている。 お互い好機を伺う立ち上がり、6分に名古屋はダイレクトな展開から最後は永井がヘディングシュート。7分には和泉のクロスに野上が反応するなど、ホームの名古屋が攻勢を仕掛ける。 永井へのロングボールからチャンスを作ろうとする名古屋に対して、磐田は14分にCKから松原がシュートを狙うもサイドネット。18分には左CKから最後はレオ・ゴメスがミドルシュートを狙うなど、セットプレーからの打開を目指す。 徐々に磐田が敵陣でのプレーを増やす中で29分、右サイドからボックス内に植村が進入すると、椎橋に背後から倒されPK判定に。しかしこれはVARの結果、エリア外のファウルと判定され取り消しとなった。 その後もサイドからの攻撃でチャンスを伺う磐田だが、名古屋の人数をかけた守備は中々攻略できず。スコアは動かないままハーフタイムを迎えた。 後半、スタートからパトリックを投入して前線に起点を作ろうとする名古屋。48分にはセットプレーからボックス内で三國ケネディエブスが頭で合わせるもバー直撃となった。 押し込む形を作る名古屋は52分、パトリックが左サイドにボールを展開すると、永井がクロス。ボックス内でパトリックが潰れ役になると飛び込んできた稲垣が頭で合わせ、名古屋が先制点を挙げた。 リードを得た名古屋はパトリックと永井の走力を活かしたカウンターを仕掛ける得意の展開に。磐田は62分にジョルディ・クルークスを投入して流れを変えようとするも、中々チャンスを作れない。 70分にはパトリックが背後へ抜け出すも、GK川島がブロック。78分には、右サイドのクロスから最後は永井が詰めるもボールは枠外へ。リードする名古屋がゴールに迫り続ける。 流れを掴めない磐田は、82分にペイショットを投入。87分には左CKから西久保がヘディングシュートを放つが、惜しくも枠外へ外れた。 残留のため最低でも勝ち点が欲しい磐田だが、名古屋の堅守を崩せず。すると後半アディショナルタイム、パトリックがGKからのロングボールを落とし菊池がDFライン背後にスルーパス。抜け出した森島がGK川島との1vs1を冷静に流し込み、名古屋が決定的な2点目を挙げた。 試合はそのままタイムアップ。堅守速攻の名古屋が盤石の試合運びで3連勝を飾った一方、残留争い中の磐田にとっては厳しい黒星となった。 名古屋グランパス 2-0 ジュビロ磐田 【名古屋】 稲垣祥(後7) 森島司(後45+4) 2024.09.28 18:10 Sat
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「誠に残念」59歳で逝去のスキラッチ氏…Jリーグ野々村芳和チェアマンも哀悼の意「ストライカーと呼ぶに相応しい存在でした」

Jリーグは19日、元イタリア代表FWであるサルバトーレ・スキラッチ氏の訃報に接し、声明を発表した。 “トト”の愛称で知られ、メッシーナ、ユベントス、インテルと母国クラブで活躍してきたスキラッチ氏は、1994年から1997年までの4シーズンにわたってジュビロ磐田でもプレー。加入2年目の1995年には得点ランキング2位の31ゴールを記録していた。 1999年に現役を引退してからは、故郷パレルモで自身のサッカースクールを運営する傍ら、タレントや解説者としても活躍。イタリアへの難民で構成されたアサンテ・カルチョを指揮する慈善活動にも携わっていた。 しかし、スキラッチ氏は数年前から大腸がんの治療を受け、過去に2度の手術も経験。今週末に病状が悪化してパレルモのマッダレーナ病院へ入院していると報じられていたが、18日に帰らぬ人となった。59歳だった。 Jリーグにも大きく貢献してくれた名手の訃報を受け、Jリーグのチェアマンである野々村芳和氏がコメント。現役時代に対戦した経験も持つスキラッチ氏に対して、哀悼の意を表明している。 「この度の訃報に大変驚いています。スキラッチ氏とは、同じ年代にプレーした選手として対戦経験もあり、その華麗なプレーと優れた得点感覚で相手チームにとって脅威を与える、まさにストライカーと呼ぶに相応しい存在でした。ジュビロ磐田でのプレーは今でもファン・サポーターの記憶に深く刻まれていることでしょう」 「体調を崩しているという報道を目にし、回復を祈っていましたが誠に残念でなりません。Jリーグ創成期に活躍したストライカーに、Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心からの哀悼の意を表します」 <span class="paragraph-title">【動画】スキラッチ氏の現役時代のゴールはこちら</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIxOU1UUjlHdSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.onefootball.com/inline/ultrasoccer.js"></script> 2024.09.19 10:10 Thu
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かつて磐田でも活躍のスキラッチ氏が59歳で逝去…90年W杯得点王&MVPの元イタリア代表FW

元イタリア代表FWのサルバトーレ・スキラッチ氏が逝去した。59歳だった。 かつてはジュビロ磐田にも所属し、Jリーグでもプレーしたスキラッチ氏。今週末に病状悪化による緊急入院が報じられたが、このたびのイタリア『スカイ』によると、数年前に大腸がんと診断されてから、闘病が続いていたようだ。 現役時代に“トト”の愛称で知られたスキラッチ氏はメッシーナ、ユベントス、インテルと国内クラブで活躍。1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)では6ゴールで得点王とともにMVPに輝き、母国大会で3位に導いた。 磐田では1994年から1997年までの4シーズンにわたってプレーし、加入2年目の1995年には得点ランキング2位の31ゴールを記録。1999年に現役を引退し、磐田が現役最後のクラブだった。 引退後は故郷パレルモで自身のサッカースクールを運営する傍ら、タレントや解説者としても活躍。さらに、イタリアへの難民で構成されたアサンテ・カルチョを指揮する慈善活動にも携わっていた。 重篤な状態での入院が報じられてから、家族からSNSを通じて容体の安定が明らかにされていたなかの別れ。イタリアサッカー連盟(FIGC)も訃報に接し、哀悼の意を表すとともに、本日から週末までの試合で黙祷を明らかにしている。 <span class="paragraph-title">【動画】スキラッチ氏の現役時代のゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIxOU1UUjlHdSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.onefootball.com/inline/ultrasoccer.js"></script> 2024.09.18 19:15 Wed
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「判断は間違っていない」町田FW藤尾翔太の水掛け問題、主審がボールを変えた判断に審判委員会が見解「フェアで安全、お互いに公平ということがベースにある」

11日、日本サッカー協会(JFA)は第6回のレフェリーブリーフィングを実施した。 中断期間などを挟み、久々の開催となった今回のブリーフィング。その中でのトピックの1つとして取り上げられたのが、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太の水掛け問題だ。 藤尾は、PKを獲得した際にキッカーを務めるが、蹴る前にボールに水を掛けるルーティーンを行っている。競技規則上は禁止事項として載っていないものの、対戦相手からは抗議のコメントも出ており、相手チームのファン・サポーターを含めSNS上などでは何度も物議を醸していた。 そんな中、8月17日に行われた明治安田J1リーグ第27節のジュビロ磐田戦では改めてフォーカスされることに。町田は54分にPKを獲得すると、いつものように水を掛け始める。すると、この試合を裁いていた高崎航地主審は藤尾の元へ行きボールの交換を要求。町田側は大きく抗議したが、そのまま続行。水を掛けていないボールでも藤尾はしっかりと決めていた。 この主審の判定はSNSを含めて大きな議論に。フェアプレーの精神から当然だとする意見もある一方で、競技規則で禁止されていないという声も挙がっていた。 ブリーフィングに出席した佐藤隆治JFAレフェリーマネジャーはこの件について言及。「色々見てきた中で、これは初めて。ボールを交換させたことはインパクトがあった」と、今回の事象について語り、「競技規則にボールに水をかけてはいけないという記載はない。ただ、かけて良いという記載もない」と競技規則に触れ、「競技規則に書かれていること、そして競技規則の精神。フェアで安全、お互いに公平ということがベースにあり、1条から17条の規則がある」と説明した。 サッカーは細かな事象に関しての規則は明文化されていないため、多くの人が簡単に楽しめすスポーツでもある。一方で、主審の裁量が大きく、競技規則を守ることが前提にありながら、様々な事象が起こる試合でどう主審がコントロールするかがポイントとなるとした。 佐藤氏は「1条から17条の文言を覚えていれば良いレフェリーかというと、決してそうではない。現場で色々なシチュエーション、色々なことが起こる中で、競技規則を適用していくか」とし、「競技規則と競技規則の精神。お互いにフェアでやりましょう、リスペクトを持ってやりましょう。競技者の安全を守るという精神をもとにジャッジしていくもの」と、主審の判断の根本にある考えを説明。「レフェリーの判断は間違っていない。十分に理解できること」と高崎主審の判断は間違ったものではないとした。 特に主審は公平な立場が求められるもの。「見られ方、感じ方は色々ある。レフェリーからすれば両チームにフェアにということを考える」とし、「どちらのチームにもフェアにという考えの上で、レフェリーが判断したのであれば、それがレフェリーの仕事」と、問題のあることではないとした。 また、藤尾は意図を持ってやっていないとコメントしていたが、佐藤氏は意図は関係ないと語った。「本人の意図とは違う捉え方をされることは大いにある。ただ、審判がそう感じているのであれば、そういったジャッジになる」とし、「リスクマネジメントを選手もどうやっていくか。たとえば、ハンドも意図とは関係なく、審判にどう見えたかで判定は決まる」と、不自然に広げたのか、動作の一部なのかは微妙なラインは全て主審の判断になるとし、選手の意図とジャッジは関係ないとした。 今回の件については「重箱の隅をつつくようなジャッジをしろとはいっていないし、彼らもそうしたいわけではない。ただフェアな目で見た時に、この事象に対して出されたジャッジは間違ったとは言えない」と改めて言及。「最終的にはレフェリーの裁量となる」と主審の判断が全てだとし、「競技の精神をベースにジャッジしている」と、フェアプレーという原則がそもそもはあるとした。 なお、過去に何度も行われていたこの行為だが「審判から水掛けに対しての問い合わせ、疑義というのはなかった」と、判断について主審たちから審判委員会に問い合わせがあったことはないとした。 <span class="paragraph-title"> 【動画】藤尾翔太がボールに水掛け、主審はボールの交換を要求</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9lXVdGjBFCg";var video_start = 336;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 18:35 Wed

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