オーストラリア代表がアジアで戦うことは是か非か…アジア杯「文化展示会」発端で豪メディアが嘆き
2024.02.02 15:40 Fri
オーストラリア代表がアジアサッカー連盟(AFC)=アジアの舞台で戦うことは是か非か。現在開催中のアジアカップ「文化展示会」におけるオーストラリアのブースがあまりに“雑”だとして、同国メディア『news.com.au』は論争の再燃を心配しているようだ。イギリス連邦の一角をなすオセアニアの大国・オーストラリア。そのサッカー史を振り返ると、1882年に最初のサッカー連盟が設立され、1966年に隣国ニュージーランドと協力してオセアニアサッカー連盟(OFC)を設立。2006年にOFCを脱退し、アジアサッカー連盟(AFC)へと転籍する。
オーストラリア代表は同年のドイツ・ワールドカップ(W杯)にOFC(オセアニア)代表として出場するも、アジア杯2007予選からAFCの一員に。以後、W杯とアジア杯の本大会全てに出場。アジアを代表する強豪となった。
現在はアジア杯2023に参戦中だが、大会を記念して開催地カタールで催されている「文化展示会」におけるオーストラリアのブースがあまりに“雑”だとして、『news.com.au』が嘆きの論調を展開している。
「AFCにおけるオーストラリアの立場は、長い間議論の的となってきた。2006年にオセアニアからアジアへ向かった最大の目的は、男子A代表がW杯に出やすくすることだったわけだが、他にはアジア杯などへの参加でオーストラリアの存在をポジティブにアピールすることでもあった」
これを受けて『news.com.au』がフットボール・オーストラリア(FFA/サッカー連盟)に問い合わせたところ、各国のサッカー連盟はブースに関与しておらず、FFAも自国のブースが雑な扱いを受けていることを把握していなかったとのこと。今度はFFAがAFCに説明を求めると、AFCも「把握してなかった」と返答したようだ。
FFAは『news.com.au』を通じ、「各所にヒヤリングしたところ、文化展示会は現地の民間が主体となった取り組みであることがわかりました。アジア杯のような国際イベントにおいてオーストラリアンフットボールを表現すること、そしてブランディングを行うことは非常に重要です。我々は今後も、国際舞台でオーストラリア代表の存在をポジティブに感じてもらえるよう努めていきます」と談話を発表している。
“国際舞台でオーストラリア代表の存在をポジティブに感じてもらえるよう…”
ことの発端となったマッキンタイア氏のSNS投稿には、オーストラリア代表のAFC在籍に対して否定的なコメントがちらほら。オーストラリアの文化そのものを揶揄するような悪質コメントも見受けられる。
なぜオーストラリアのブースだけあからさまに手を抜かれていたのか。この点は明らかになっていないが、『news.com.au』は「オーストラリアの文化の欠如が浮き彫りになったのかもしれないが、代表チームのAFC所属がこれまで悪口や冷笑の対象となってきたことは間違いない」と締めくくっている。
オーストラリア代表は同年のドイツ・ワールドカップ(W杯)にOFC(オセアニア)代表として出場するも、アジア杯2007予選からAFCの一員に。以後、W杯とアジア杯の本大会全てに出場。アジアを代表する強豪となった。
「AFCにおけるオーストラリアの立場は、長い間議論の的となってきた。2006年にオセアニアからアジアへ向かった最大の目的は、男子A代表がW杯に出やすくすることだったわけだが、他にはアジア杯などへの参加でオーストラリアの存在をポジティブにアピールすることでもあった」
現地カタールで取材中のオーストラリア人サッカージャーナリスト、スコット・マッキンタイア氏は「文化展示会」の写真をSNSに投稿。シリア・オマーン・パレスチナのブースが、それぞれ国の文化を知れるスペースとなっていたり、スタッフを配置しているのに対し、オーストラリアは「奇妙なことに、2本のボウリングピン、テニスボール1つ、そして茶色い紙袋、これだけが置かれていた」という。
これを受けて『news.com.au』がフットボール・オーストラリア(FFA/サッカー連盟)に問い合わせたところ、各国のサッカー連盟はブースに関与しておらず、FFAも自国のブースが雑な扱いを受けていることを把握していなかったとのこと。今度はFFAがAFCに説明を求めると、AFCも「把握してなかった」と返答したようだ。
FFAは『news.com.au』を通じ、「各所にヒヤリングしたところ、文化展示会は現地の民間が主体となった取り組みであることがわかりました。アジア杯のような国際イベントにおいてオーストラリアンフットボールを表現すること、そしてブランディングを行うことは非常に重要です。我々は今後も、国際舞台でオーストラリア代表の存在をポジティブに感じてもらえるよう努めていきます」と談話を発表している。
“国際舞台でオーストラリア代表の存在をポジティブに感じてもらえるよう…”
ことの発端となったマッキンタイア氏のSNS投稿には、オーストラリア代表のAFC在籍に対して否定的なコメントがちらほら。オーストラリアの文化そのものを揶揄するような悪質コメントも見受けられる。
なぜオーストラリアのブースだけあからさまに手を抜かれていたのか。この点は明らかになっていないが、『news.com.au』は「オーストラリアの文化の欠如が浮き彫りになったのかもしれないが、代表チームのAFC所属がこれまで悪口や冷笑の対象となってきたことは間違いない」と締めくくっている。
1
2
オーストラリアの関連記事
アジアカップの関連記事
|
|
オーストラリアの人気記事ランキング
1
豪州FWに「英語を話せないふりをした」とユニ交換拒否揶揄されたジルーがナイスな反応!
ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、ユニフォーム交換を拒否されたとのオーストラリア代表FWジェイソン・カミングスの主張に対して、鮮やかなリアクションを見せた。 カミングスは先日、オーストラリア『Channel 10』の番組『The Project』でカタール・ワールドカップ(W杯)期間中のエピソードを提供。その際にフランスとのグループステージ初戦(1-4で敗戦)の試合後にFWキリアン・ムバッペとジルーにユニフォーム交換を求めたものの、拒否されたことを暴露していた。 カミングスはその際の両選手とのやり取りを以下のように説明していた。 「フランス戦の後、僕は実際にムバッペのユニフォームを獲得しようと試みたんだ。ジルーのことは忘れて、トップボーイのムバッペを選んだ。そして、彼はドレッシングルームに訪ねてくるように伝えてきたんだ」 「そして、僕はドレッシングルームに行って、フランスのキットマンがそこにいたから、僕は彼に自分のユニフォームを預けたんだ。だけど、10分後に彼は僕のユニフォームを持って出てきて、『いや、絶対にダメ。ムバッペは交換を望んでいない』と言われてしまった」 「それで僕はドレッシングルームに戻ったときにジルーが歩いているのを見つけて、いつものようにハンサムな姿で歩いていたから、彼に頼んだんだ。『僕は君の大ファンなんだ』、『君のユニフォームをもらえないか?』ってね」 「だけど、彼は英語をまったく話せないかのようなふりをして、僕の横を通り過ぎした! 彼は(イングランドの)プレミアリーグに10年間在籍していた! だけど、僕の横を通り過ぎた!」 カミングス自身は両選手への批判というよりも、自虐エピソード的な意味合いで明かした感が強かったものの、冷たい対応にも映ったため、このエピソードはSNS上で拡散。そして、ジルー本人にも伝わることになった。 すると、ジルーは自身の公式ツイッターを通じて、カミングスの同僚MFジャクソン・アーバインのユニフォームを写した画像と共に「やあ、ジャクソン・アーバイン。僕の英語の仲間はどうかな?」とのコメントを笑いの絵文字と共に投稿。 カミングスの呼びかけに気付かなかった理由に関しての説明はなかったものの、アーバインと先にユニフォーム交換を行ったことでユニフォームをあげることができなかったことを示唆した。 また、この投稿に対してアーバインは「なんという男(笑)。僕らが完璧な英語でヘアケアのルーティーンを交換したことを認めるよ」と、英語を話せないふりをしたとのカミングスの主張をこちらも陽気に否定している。 ちなみに、ムバッペとジルーのユニフォーム交換はならずも、カミングスは最終的にDFジュール・クンデとユニフォームを獲得している。 <span class="paragraph-title">【画像】アーバインとのユニ交換の証拠を公開</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hi <a href="https://twitter.com/jacksonirvine_?ref_src=twsrc%5Etfw">@jacksonirvine_</a> How is my english mate? <a href="https://t.co/McHQP30cCX">pic.twitter.com/McHQP30cCX</a></p>— Olivier Giroud (@_OlivierGiroud_) <a href="https://twitter.com/_OlivierGiroud_/status/1605867238954762244?ref_src=twsrc%5Etfw">December 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2022.12.23 06:41 Fri2
大宮でもプレーした元オーストラリア代表キャプテンDFニールが破産
▽元オーストラリア代表キャプテンで、大宮アルディージャでもプレーしたDFルーカス・ニール(38)が、イギリスで破産を宣告されていた。イングランド『テレグラフ』が伝えている。 ▽2014年にドンカスター・ローバーズでプレーした後に無所属となっているニールは、キャリアを通じて約4000万ドル(約42億6200万円)を稼いだとのこと。しかし、今年1月に破産を宣告されていたとのことだ。 ▽『テレグラフ』によると、ニールは米国の不動産投資やシドニーでのコーチング事業を行っていたとのこと。また、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズのAリーグ加盟にも深く関与していたが、資金繰りが上手くいかず、返済が不可能となったようだ。 ▽イングランドでプロキャリアをスタートさせたニールは、ブラックバーンで名を挙げると、ウェストハムやエバートンでもプレー。その後はガラタサライなどを経て、2013年にはJ1の大宮でもプレーした。大宮退団後はワトフォードに加入。その後ドンカスター・ローバーズへと移籍していたが、現在は無所属となっていた。 ▽なお、今後数週の間に英国で聴取を受けるとのことで、その時に債務が判明するとのこと。また、どれだけの資金を回収できるかも現在のところは不透明のようだ。 2016.05.02 18:49 Mon3
オーストラリア、2030年or2034年のW杯開催地に立候補へ
オーストラリアサッカー連盟(FFA)は12日、2030年か2034年のFIFAワールドカップ(W杯)開催地に立候補する計画を立てていることを明かした。『AFP通信』が伝えている。 オーストラリアは2022年のW杯招致に向けて、4500万オーストラリアドル(約36億6000万円)を投じたが、最終投票の結果、カタールに僅差で敗れていた。 しかし、2023年女子W杯をニュージーランドと共催し、2032年にブリスベンで夏季オリンピックの開催が決定したことを受け、2030年か2034年のW杯開催地に再び立候補することを決断した。 FFAで最高経営責任者(CEO)を務めるジェームズ・ジョンソン氏は、2015年に女子W杯を開催し、2026年にアメリカとメキシコとの共催でW杯を開催するカナダ、2014年にW杯を開催し、2016年にリオデジャネイロ五輪を開催したブラジルを引き合いに出し、2030年か2034年のタイミングでW杯を開催することが最適なものであると主張している。 「我々は2023年に素晴らしい大会(女子W杯)を主催する」 「ゲームのためにレガシーを引き継いでいくつもりだが、それをもっと有効に活用しなければならないし、それをうまく進めていくことで、より多くのFIFA大会に向けての足がかりにできるかもしれない」 「そして、それには流れがある。2015年に女子ワールドカップを開催したカナダはその11年後にアメリカ(とメキシコ)と共に男子ワールドカップを開催する予定だ。ブラジルは2014年にワールドカップを開催し、2016年にオリンピックを開催した」 なお、ジョンソン氏は2022年W杯が同じアジアサッカー連盟(AFC)に属するカタールで開催され、2026年大会がアメリカ、カナダ、メキシコの共催となることから、2030年大会はヨーロッパか南米での開催を予想。そのため、2034年大会の開催がより現実的であると考えているようだ。 2021.08.12 17:35 Thu4
豪州が中国相手に痛恨ドロー…デューク弾で先制も逃げ切れず《カタールW杯アジア最終予選》
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第6節、中国代表vsオーストラリア代表が16日に行われ、1-1のドローに終わった。 直近2戦未勝利で2位に位置するオーストラリア(勝ち点10)が、5位の中国(勝ち点4)と対峙したUAE開催の一戦。 3試合ぶりの勝利で2位死守を目指すオーストラリアは0-0のドローに終わったサウジアラビア代表戦から先発2人を変更。サウターとメイビルに代えてデゲネクと、ファジアーノ岡山に所属するミッチェル・デュークを起用した。 開始直後にアランに決定機を許したオーストラリアだが、守護神ライアンの好守で凌ぐと、ここからボールの主導権を握って押し込む展開に持ち込む。だが、中央を固めながら強度が高い守備を見せるホームチームを前になかなか崩しの形を見いだせない。 それでも、相手の狙いとするカウンターを凌ぎつつ焦れずに攻め続けるアウェイチームは38分、相手陣内右サイドで得たスローインの流れからフルスティッチの縦パスに抜け出したボイルが正確なクロスを供給。これをゴール前で競り勝ったデュークが打点の高いヘディングで合わせ、待望の先制点を奪った。 これで余裕が出てきたオーストラリアは43分にフルスティッチの見事な左足アウトを使ったラストパスに抜け出したレッキーがゴール左でGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここはGKにうまく間合いを潰されて決め切れない。さらに、前半アディショナルタイムにも波状攻撃からベヒッチにシュートチャンスも、右足のシュートはわずかに枠の左へ外れた。 結局、1点リードで試合を折り返したオーストラリアは後半も危なげなく試合を進めていく。だが、前半同様になかなか決定機を作れず、最少得点差の状況が続くと、思わぬ形から同点に追いつかれる。 70分、中国のFKの場面でボックス内で相手と競ったジェッゴが広げた腕にボールが接触。オンフィールドレビューの結果、このプレーがハンドと判定されて中国にPKが与えられる。これをウー・レイにきっちり決められた。 失点直後にアロイージオに際どいミドルシュートを打たれるなど、一転して難しい状況を強いられたオーストラリアは、デュークやレッキー、フルスティッチら前線の選手を下げてメイビルやマクラーレン、マクグリーといった選手を投入。異なるアプローチで勝ち越しゴールを目指す。 だが、後半に入って消耗が激しいアウェイチームは試合終盤に入ってなかなかパワーを出せず、2失点目を防ぐので精いっぱいの苦しい状況のままタイムアップを迎えることになった。 この結果、中国相手に勝ち切れずに2戦連続ドローとなったオーストラリアは、勝ち点1差の日本代表の結果次第で3位転落の可能性が出てきた。 中国代表 1-1 オーストラリア代表 【中国】 ウー・レイ(70分[PK]) 【オーストラリア】 ミッチェル・デューク(38分) 2021.11.17 02:00 Wed5

