日本代表復帰のGK中村航輔にリヨンがオファー、しかし低すぎる評価にクラブが即座に拒否…Jリーグからも関心か

2023.06.01 23:25 Thu
Getty Images
日本代表に復帰したポルティモネンセのGK中村航輔(28)に対し、フランスからオファーがあるようだ。ポルトガル『O Jogo』が伝えた。柏レイソルの下部組織出身で、2013年2月にトップチーム昇格。アビスパ福岡への期限付き移籍で高いパフォーマンスを発揮すると、復帰後には柏で正守護神に。日本代表にも選ばれると、出場機会はなかったが2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でメンバー入りを果たした。

しかし、その後はケガや脳震とうが重なるなどしてパフォーマンスが低下。それでも2021年1月にポルティモネンセへと完全移籍し、ヨーロッパでのプレーを選択する。
加入当初は出番がなかったが、今シーズンは正守護神としてプリメイラリーガで30試合に出場。ビッグセーブを連発するなど、高いパフォーマンスを見せ続け、6月のキリンチャレンジカップに臨む日本代表に招集。2021年6月以来の復帰となった。

『O Jogo』によれば、その中村にはフランスからオファーが舞い込んでいるとのこと。リヨンが関心を示し、350万ユーロ(約5億2200万円)を提示したという。
しかし、ポルティモネンセは中村を高く評価。契約解除条項の4000万ユーロ(約59億6200万円)からかけ離れているオファーを即座に拒否。「最高の資産」を手放す気はないとしているという。

1割にも満たない金額のオファーは舐められたものだが、それぐらいの評価しかされていないという見方もできる。中村は2025年9月までの契約を残しており、クラブには欠かせない存在となっているが、Jリーグの複数クラブも関心を寄せているという。

ただ、ポルティモネンセのスタンスが変わることはないとのこと。あまりにも提示額が低すぎるオファーは、他の選手においても即拒否されており、相応の金額を出さない限り獲得は難しそうだ。

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「素晴らしい逆転劇」120分の貴重な同点ゴール、メイヌーが逆転勝利を勢いに変える「優勝を勝ち取りたい」

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFコビー・メイヌーが、リヨン戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでユナイテッドはホームにリヨンを迎えた。 1stレグは2-2のドローとなっていた中、ホームで勝利が必要なユナイテッド。すると試合は前半のうちに2ゴールを決め、リードを広げる。 2点差をつけて余裕も生まれたかと思われたユナイテッドだったが、後半には完全に崩されていないものの2失点を喫し2-2の同点に。試合は延長線にもつれ込むと、リヨンが2つのゴールを決めて2-4とする。 追い込まれたユナイテッドは敗退かと思われたが、ここからドラマが。残り10分というところからブルーノ・フェルナンデスがPKで1点を返すと、120分には左サイドから崩してメイヌーが同点ゴール。さらにアディショナルタイムにはカゼミロの浮き球のパスを前線に残っていたハリー・マグワイアがヘッド。一気に3ゴールを奪い、5-4と奇跡の逆転勝利を収めベスト4入りを果たした。 劇的な同点ゴールを記録したメイヌー。87分から途中出場したMFは、チームへエネルギーをもたらしたかったとコメント。この劇的な勝利が勢いに繋がるとした。 「素晴らしい逆転劇だった。出場した時は、チームにエネルギーをもたらし、貢献し、そのエネルギーをチームに伝え、他の選手たちのプレーを刺激しようと努めた」 「パフォーマンスは最高水準ではなかったけど、このような勝利は大きな勢いをもたらす。雪だるま式に転がり続け、どんどん大きくなっていくだろう。優勝を勝ち取りたいと思っている」 <span class="paragraph-title">【動画】壮絶な撃ち合い!9ゴール生まれた戦いはユナイテッドが奇跡の逆転勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1P6KbUbsDhY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.18 14:30 Fri

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