リーズの19歳ニョント、試合開始26秒でスーパーボレー叩き込む!「CL常連に見せてはならん!」
2023.01.19 15:40 Thu
19歳ニョント、リーズで定位置を掴みつつある
リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(19)が、試合開始からわずか26秒でスーパーボレーを叩き込んだ。昨年6月に18歳でイタリア代表デビューを果たし、4試合目には早くも初ゴールを記録したニョント。2大会連続でワールドカップ(W杯)行きを逃し、失意のどん底に突き落とされた国民に希望を芽生えさせた。
代表デビューを契機に一躍その名が知れ渡り、昨夏の移籍市場最終日に駆け込みでリーズへ。スイス1部からプレミアリーグへのジャンプアップを果たし、今季のリーグ戦では7試合1得点を記録している。
昨秋以降は徐々に定位置を固め、18日に行われたFAカップ3回戦再試合のカーディフ戦でもスタメン出場。キックオフから26秒で後方から来たロングボールに左足ダイレクトで合わせ、先制点をもたらした。
このスーパーボレーにはSNS上で称賛が相次ぎ、リーズファンからは「彼の価値は計り知れない」や「私たちの希望そのもの」、「CL常連チームに見せてはならん!」などなど、前途有望な19歳を称えるコメントが寄せられている。
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試合は、ニョントの一撃を皮切りに次々とネットを揺らしたリーズが5-2で圧勝。4回戦への進出を勝ち取った。
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▽4日、ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介(21)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへと完全移籍した。 ▽リーズといえば、1990年代に黄金期を迎え、1990年代後半から2000年代前半までは「ヤング・リーズ」として一躍その名を知らしめた。2003-04シーズンにプレミアリーグから降格すると、その後は昇格することなく、チームは財政難で勝ち点剥奪、リーグ1(3部リーグ)への降格と暗黒期に入った。 ▽しかし、その後はイタリアのカリアリを保有するマッシモ・チェリーノが買収しチームは復活。現在はプレミアリーグ昇格を目指し、チャンピオンシップを戦っている。本稿では、井手口陽介が移籍加入するリーズについて、黄金期のチームをピックアップして紹介。2000-2001シーズンの“ヤング・リーズ”を紹介する。 <span style="font-weight:700;">【2000-2001シーズン】〜ヤング・リーズ〜</span> <div style="text-align:center;"><span style="font-weight:700;">◆基本布陣◆ [4-4-2]</span></div><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ナイジェル・マーティン DF:ダニー・ミルズ、リオ・ファーディナンド、ドミニク・マッテオ、イアン・ハート MF:リー・ボウヤー、オリビエ・ダクール、デイビッド・バッティ、ハリー・キューウェル FW:アラン・スミス、マーク・ヴィドゥカ 監督:デイビッド・オレアリー(43)<hr>・タイトル実績:プレミア4位、CLベスト4 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆<hr><span style="font-weight:700;">【シーズン実績】</span> <span style="font-weight:700;">◆ヤング・リーズの集大成</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽1998年にデイビッド・オレアリー監督が就任したリーズは、若い選手たちが躍動する魅力的なサッカーでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。プレミア制覇こそならなかったものの、幾度も優勝争いに絡み、1999-2000シーズンは3位という好成績を残す。 ▽そのリーズの集大成が2000-01シーズン。CLに初参戦したチームは、この大舞台で躍進する。ミランやバルセロナと同居したグループステージ1次リーグを2位で通過。2次リーグでは前年のCL覇者であるレアル・マドリーやイタリア王者のラツィオと同組に入ったが、再び2位で決勝トーナメント進出を決めた。 ▽決勝トーナメント準々決勝では、リーガ王者の“スーペル・デポル”ことデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝に勝ち進む。準決勝ではバレンシアの前に屈して決勝進出を果たせなかったが、大会を大きく盛り上げる活躍を見せ、多くのフットボールファンを虜にした。 ▽しかし、このシーズン以降は財政難に陥り、DFリオ・ファーディナンドなどの主力選手を手放さざるを得なくなる。そして、2003-04シーズンにはチャンピオンシップに降格し、現在までプレミアリーグの舞台に舞い戻れていない状況だ。 <span style="font-weight:700;">【チーム紹介】</span> <span style="font-weight:700;">◆若さ溢れる勢い</span> ▽主に20代前半から半ばまでの選手で構成されたチームは、攻守においてダイナミックなパフォーマンスを披露した。その若さを存分に生かしたスタイルは、躍進を遂げる大きな原動力だった。 ▽最後尾に構えたベテランのGKナイジェル・マーティンは安定したゴールキーピングに加えてコーチング能力が高く、若いチームの中で重要な存在だった。最終ラインは、若かりしころのファーディナンドが中心。時折ミスはあったものの、スピードとビルドアップ能力に長けたセンターバックとして将来が嘱望されていた。さらに、精度の高い左足のキックを装備する左サイドバックのDFイアン・ハートは、オーバーラップから好クロスを供給し、直接FKでゴールを陥れた。 ▽中盤はMFオリビエ・ダクールらが地味な働きながらも献身的なプレーでチームを助けた。右サイドのMFリー・ボウヤーは精力的な動きで攻守に大きく貢献。左サイドのMFハリー・キューウェルは切れ味鋭いドリブル突破からチャンスに絡んだ。 ▽前線は、弱冠20歳のFWアラン・スミスが豊富な運動量を見せてチャンスメイクに奔走。大型FWマーク・ビドゥカとともに抜群の補完性を見せ、2人でゴールを量産した。その他、スミスと同じく20歳のFWロビー・キーンも少ない時間の中でしっかりと結果を残した。 <span style="font-weight:700;">【ピックアップ・プレイヤー】</span> <span style="font-weight:700;">◆ハリー・キューウェル</span>(22)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽リーズ・ユース出身のキューウェルは、躍進する若いチームの象徴としてヨーロッパで暴れまわった。全盛期のギグスを彷彿とさせるドリブル突破や正確な左足でチャンスを演出するなど攻撃の中心を担い、プレミアリーグを代表するウインガーとして地位を確立した。また、同じオーストラリア出身のビドゥカとの連係も見事だった。 2018.01.04 20:30 Thu4
エリオットに重傷を負わせたストライクのファウル…「レッドカードではなかった」クラッテンバーグ氏主張
リバプールMFハーヴェイ・エリオットの足首に重傷を負わせたリーズMFパスカル・ストライクのタックルに関して、元国際審判のマーク・クラッテンバーグ氏が見解を示した。 12日に行われたプレミアリーグ第4節のリーズ・ユナイテッドvsリバプールで大きな事故が起こった。それは58分、カウンターの場面で右サイドを持ち上がったエリオットに対して、ストライクが後方からスライディングタックルを仕掛けた際の事。この時に左足首を巻き込まれる形となったエリオットは足首があらぬ方向に曲がってしまい、すぐに担架でピッチから離され、病院へ運ばれた。 このプレーでストライクにはレッドカードが提示されたのだが、かつて2004年から2017年にかけてプレミアリーグで数々の試合で主審を務め、2016年にはチャンピオンズリーグとユーロ決勝で笛を吹いたクラッテンバーグ氏は、イギリス『デイリー・メール』に寄稿しているコラムで、一発退場に値するプレーではなかったと主張した。 「主審のクレイグ・ポーソンは、(最初は)ファウルを取ることすらしなかった。彼が見た限りでは、ストライクは公平にボールを奪っていた。しかし、VARのダレン・イングランドがこのプレーを評価し、負傷があまりにもひどかったため、審判はストライクにレッドカードを与えるに至った」 「難しい問題だ。数年前、私がUEFAにいたとき、ルーク・ショーの両足タックルについて社内で話し合ったことがあった。選手を守るための最善の方法を議論した結果、一つの方法として、重傷につながるタックルにはそれなりの結果を示すことにした」 「ソン・フンミンがアンドレ・ゴメスにファウルを犯し、退場処分を受けたことを覚えているだろうか。スパーズはこのレッドカードに異議を唱え、勝利した。リーズも同様に控訴することになっている」 「エリオットのケガの程度が大きかったので、すべてのリプレイを見たわけではない。しかし、我々がリアルタイムで見たアングルでは、ストライクのチャレンジは悪いものではなかった」 <span class="paragraph-title">【写真】足首があらぬ方向に曲がるエリオットと必死に医療班を呼ぶサラー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/elliot.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.09.13 18:00 Mon5

