5億円以上の強盗、被害者に元イングランド代表DFがいたことが判明

2022.04.12 21:28 Tue
Getty Images
イングランドでは強盗被害が多く報告されるが、裁判によって強盗の被害者がサッカー選手であることが判明した。イギリス『BBC』が報じた。サッカー選手は遠征などで家を空けることが多く、高級住宅街に住んでいることも多いことから、強盗犯たちの格好の餌食になることが多い。
たまたま在宅して侵入した強盗に出くわした選手たちも居る中、11人の犯人が様々な犯罪によって起訴。その中で、サッカー選手が被害に遭った強盗犯もいたとのことだ。

被害に遭ったのは、かつてアーセナルやチェルシーで活躍した元イングランド代表DFで、現在はエバートンでコーチを務めているアシュリー・コール氏だった。

コール氏は2020年1月に自宅で強盗被害に。コール氏の他、パートナーのシャロン・カヌさん、そして2人の幼い子供たちも家にいたとのことだ。
コール氏の家に押し入った強盗は、350万ポンド(約5億7200万円)もするティアラの盗難にも関与しているとのこと。法廷弁護士のマイケル・ブレイディ氏は裁判で事件の全容を明かした。

「とても深刻で、知名度が高く、慎重に計画され、時には冷酷に実行された」

「このような犯罪により、数十万ポンド相当の財産を盗まれることとなった」

「家主の存在は彼らを止められなかった。彼らは武器と征服する手段を持って武装していた。子供たちの存在も彼らを動揺させることはなかった」

ブレイディ氏によると、侵入しようとした強盗を見つけたコール氏は強盗に向かって叫んだとのこと。しかし、それでも侵入をやめなかったようだ。

さらに、カヌさんは子供と一緒に隠れている間に警察へ電話をかけたが、強盗の1人に見つかり、電話を奪われたという。

「彼女は、コール氏がヒザをつき、両手を背中の後ろで縛られているのを見た。娘は彼の隣に立っていたようだ」

「カヌさんは子供の面倒を見ることができなくなることを心配し、手を縛られることを拒否していた」

強盗たちは子供の前でナイフを出し、カヌさんを脅していたとのこと。さらにペンチでコール氏を拷問し、「指を切ろうか」と繰り返し言っていたという。

結局その間に警察が到着。強盗犯たちは逃げ出したが、携帯電話や高級時計5つなどを盗まれたという。

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三好康児が所属するバーミンガム、1月に就任したモウブレイ監督が健康問題で離脱…英2部で15位に位置

MF三好康児も所属するバーミンガム・シティのトニー・モウブレイ監督が健康に問題を抱えており、しばらく離脱することを発表した。 イプスウィッチ・タウンやハイバーニアン、WBA、セルティック、ミドルズブラ、コヴェントリー・シティ、ブラックバーン、サンダーランドと指揮を執ってきたモウブレイ監督。ウェイン・ルーニー監督が早期解任された中、今年1月にバーミンガムの監督に就任した。 ここまで8試合を指揮し、チームは4勝1分け3敗と復調とは言い難い状況。そんな中、モウブレイ監督の健康問題が浮上。クラブは、6〜8週間チームを離れることになり、アシスタントコーチのマーク・ビーナス氏が暫定的に指揮を執るとした。 モウブレイ監督はクラブを通じてコメントしている。 「最近受けた健康診断の結果、治療が必要な医学的な診断を受けた。治療を受けるため、私はバーミンガム・シティの監督として、テクニカルエリカから一時的に離れることになる」 「私が復帰するまで、アシスタントコーチのマーク・ビーナスが一時的に指揮を執り、コーチのアシュリー・コール、ピート・シャルワース、マイク・テイラーがサポートする」 「これから治療にあたり、アドバイスをさせてもらう」 「クラブは私と私の家族を信じられないほどサポートしてくれており、とても感謝している。現時点では誰もが我々のプライバシーを尊重してくれることを知っている」 チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うバーミンガムは、現在15位と低迷している。 <span class="paragraph-title">【動画】三好康児が大仕事!逆転ゴールを泥臭く押し込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zlNiVljqnjE";var video_start = 89;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.20 15:05 Tue

三好康児在籍のバーミンガム、ウェイン・ルーニーが新指揮官就任 「期待が何であるかを理解、それを実現するのが仕事」

バーミンガムは11日、元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏(37)の新監督招へいを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年半となる。 また、ルーニー新監督を支えるテクニカルスタッフとして、元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏、現U-21イングランド代表アシスタントコーチのジョン・オシェイ氏、DCユナイテッドで同氏をサポートしたカール・ロビンソン氏とピート・シャトルワース氏が入閣する。 なお、コール氏とオシェイ氏はバーミンガムでの仕事との兼任で、イングランド代表での仕事を継続するという。 ダービー・カウンティを指揮して以来の母国復帰となったルーニー氏は、バーミンガムでの新たな挑戦に向けた意気込みを語っている。 「このようなエキサイティングな時期にバーミンガムに加入できることを本当に嬉しく思う。彼らが確固たる計画を持っており、クラブに対する野望を実現するために尽力していることは明らかだ。我々は期待されるものについて完全に一致している。私はこの機会に備えるために、困難な環境に身を置き、マネージャーとしてのキャリアを築いてきた。これは私に目的意識を与えてくれるプロジェクトであり、始めるのが待ちきれない」 「チームにはエキサイティングな若いプレーヤーが何人もおり、経験豊富なシニアプロフェッショナルの中核に加えて、これからファーストチームに絡んでくる予定のプレーヤーもいる。私にはチームにプレーしてもらいたい明確な方法があり、コーチングスタッフとともにそれを実行するために一生懸命働くつもりだ。我々はここで、ブルーズファンを立ち上がらせるアイデンティティを持った勝利の文化を創造していく」 「私はかつてセント・アンドリュースでプレーしたことがあるが、バーミンガム・シティのファンはいつも自分のチームに対しての声援が大きく、情熱的だった。対戦相手として来るのは本当に難しい場所だったが、今では彼らが我々の後ろにいることがどのようなものかを経験することができている。私の仕事はクラブを次のレベルに引き上げることであり、始めるのが待ちきれない。私は期待が何であるかを理解しており、それを実現するのが我々の仕事だ」 現役時代はエバートン、マンチェスター・ユナイテッド、DCユナイテッドでプレーしたルーニー氏。イングランド代表のエースとしても活躍すると、引退後には指導者へと転身した。 ダービー、DCユナイテッドで監督を務めてきたルーニー氏。1年目はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のイースタン・カンファレンス(東地区)で最下位となると、2年目を迎えた今シーズンは10勝14分け10敗の9位でレギュラーシーズンを終了。そのまま退任となっていた。 一方、MF三好康児も所属するバーミンガムは、ルーニー氏の新監督就任報道が出た直後に、ジョン・ユースタス監督(43)の解任を発表している。 ユースタス監督は、昨シーズンこそチャンピオンシップで17位に沈んだが、今シーズンは現時点で6位という状況に引き揚げていたが、今夏クラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」が大物指揮官の招へいを検討し、不和が生まれることとなっていた。 2023.10.11 22:24 Wed

ルーニーのバーミンガム指揮官就任決定が間近? オシェイ&アシュリー・コールもコーチ陣入りか

元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏(37)のバーミンガム・シティ指揮官就任が近づいているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。 昨シーズン途中の2022年7月からメジャーリーグ・サッカー(MLS)のDCユナイテッド指揮官に就任したルーニー氏は2022シーズンをイースタン・カンファレンス(東地区)最下位の成績で終えると、2年目の2023シーズンは10勝14分け10敗の9位でレギュラーシーズン終了。最終節終了後の7日には相互合意した上での退任が決定した。 そんな中、ルーニー氏の新天地として噂されているのがチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うバーミンガム・シティ。ジョン・ユースタス監督(43)率いるこのチームはここまで5勝3分け3敗の6位とまずまずの成績を残しているが、今夏クラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」が大物指揮官の招へいを検討。以前からルーニー氏を有力候補の1人としていたことが報じられていた。 『BBC 5 Live』のアーロン・ポール氏によると、ルーニー氏がバーミンガムの新指揮官となる契約はすでに成立。コーチングスタッフにはルーニー氏の元同僚である元アイルランド代表DFジョン・オシェイ氏と元イングランド代表DFアシュリー・コール氏が加わる予定だという。 ルーニー氏はDCユナイテッド指揮官退任が決まった後、「この先何が起こるかはわからない。メディアでたくさんの報道を見てきた。何も用意せずに(イングランドに)帰るつもりだ」とコメントを残していた。なお、バーミンガムには元日本代表MF三好康児が在籍している。 2023.10.09 15:02 Mon

39年ぶり欧州制覇のU-21イングランド代表、カーズリー監督が辞任へ…A代表orプレミアのクラブを指揮へ?

U-21イングランド代表のリー・カーズリー監督(49)が辞任を検討しているようだ。 U-21イングランド代表は8日、ルーマニア・ジョージア共催のU-21欧州選手権2023決勝戦でU-21スペイン代表を1-0と撃破。1984年の第4回大会以来39年ぶりとなる優勝を果たした。 チームを指揮していたのはカーズリー監督。現役時代にエバートンで長らくプレーした元アイルランド代表MFは、引退後にブレントフォードやマンチェスター・シティU-18などを指揮し、2019年にU-19イングランド代表(現U-21)の指揮官となった。 イングランドサッカー協会(FA)との契約はあと1年残っているものの、現段階では辞任を検討している模様。FAはカーズリー監督の続投を望んでおり、休暇から戻り次第、話し合いをスタートするという。 辞任の理由に関しては、イギリス『サン』によれば自身もプレーした代表監督就任の可能性があるため。アイルランド代表の監督就任が噂されているとしている。一方で、イギリス『BBC』や『デイリー・メール』はプレミアリーグのクラブからのオファーがあったとしており、いずれにしてもU-21欧州選手権が終了したことでカーズリー監督は職を変える可能性を検討しているようだ。 一方、カーズリー監督をコーチとして支える元イングランド代表DFの2人にも退任の可能性が浮上。アシュリー・コール氏(42)とジョレオン・レスコット氏(40)はそれぞれ監督、テクニカル・ディレクター(TD)へのキャリアアップを目指しており、少なくともレスコット氏は欧州制覇を区切りに辞任することが確実とみられている。 2023.07.10 17:40 Mon

ランパード呼び戻しのチェルシー、アシュリー・コールも復帰へ

元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏もチェルシーに戻るようだ。 今月に入ってから、グレアム・ポッター監督を解任したチェルシー。ユリアン・ナーゲルスマン氏や、ルイス・エンリケ氏が後任に挙がったが、今季いっぱいのつなぎ役として決まれば再就任となるクラブOBのフランク・ランパード氏を招へいする公算が大きくなっている。 チェルシー時代に続いて、今年1月にエバートンでも解任の憂き目に遭い、自身にとっても指揮官としての挽回チャンスとなるランパード氏だが、その脇を固めるコーチ陣の顔ぶれも決まっているようだ。 イギリス『The Athletic』によると、チェルシーと基本合意に達したランパード氏はコーチ陣にA・コール氏、ジョー・エドワーズ氏、クリス・ジョーンズ氏を迎えるという。 ランパード氏と彼らはチェルシー、エバートン時代からの付き合い。A・コール氏においては現役時代にチェルシーで共闘したランパード氏が率いるダービー・カウンティでプレーした過去も持つ。 なお、来季からの指揮官探しについては今後も続けられ、ローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏の両テクニカルディレクター(TD)が主導。共同オーナーのトッド・ベーリー氏、ベハダ・エグバリ氏が最終的な決定を下すことになる。 2023.04.06 11:50 Thu

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ユナイテッドが獲得狙うブランスウェイト、売却望まぬエバートンは139億円以上を要求か

エバートンはビッグクラブが獲得狙うイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)について、売却を望んでいないようだ。 2020年にエバートンへ加入したブランスウェイト。195cmの高さとスピードを兼ね備えた左利きのセンターバックとして多くのビッグクラブが関心を示しており、特にマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているとも報じられている。 そんな中で、イギリス『スカイ・スポーツ』によるとユナイテッドは3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。しかし、これはエバートンによってすぐさま拒否されたとのことだ。 エバートンはプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)に抵触する恐れもあり、主力の売却は避けられないとの報道も。それでも、将来性豊かなブランスウェイトは死守したい構えであり、最低でも7000万ポンド(139億7000万円)を要求する予定のようだ。 ユナイテッドはブランスウェイト獲得を熱望するも、あまりに高額なら別のターゲットへ向かう計画も模索。現状ではエバートンが値下げに応じる可能性は低く、新シーズンも残留する可能性のほうが高いと見られるが、果たして。 2024.06.18 18:20 Tue

アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat

エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri

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来季のプレミアリーグはユナイテッドvsフルアムで幕開け! 王者シティはチェルシー戦に

プレミアリーグは18日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 マンチェスター・シティの前人未到となる4連覇で閉幕した今季。引き続きストップ・ザ・シティが合言葉となってくる来季は8月16日(金)に開幕し、同日唯一の試合となるマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムがオープニングマッチに決定した。 そのほかの開幕戦では王者シティがいきなりのビッグマッチで、チェルシーとのアウェイゲームに。冨安健洋が所属し、打倒シティのアーセナルはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ってのスタートになる。 また、アーセナル以外の日本人選手所属クラブでは遠藤航のリバプールが昇格組イプスウィッチ・タウン、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがエバートンと対戦。鎌田大地の加入が噂されるクリスタル・パレスはブレントフォードが相手となる。 ちなみに、最終節は翌年5月25日。昇格組からは上述のイプスウィッチ、レスター・シティ、サウサンプトンだ。 ◆開幕カード一覧 ▽8/16(金) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ▽8/17(土) イプスウィッチ・タウン vs リバプール アーセナル vs ウォルバーハンプトン エバートン vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ニューカッスル・ユナイテッド vs サウサンプトン ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス ウェストハム vs アストン・ビラ ▽8/18(日) ブレントフォード vs クリスタル・パレス チェルシー vs マンチェスター・シティ ▽8/19(月) レスター・シティ vs トッテナム 2024.06.18 17:45 Tue

独代表グロスの母国復帰に向けた動きが着々…ドルトとの交渉が進む

ドイツ代表MFパスカル・グロス(33)の母国復帰に向けた動きが進むようだ。 2017年夏にブライトン&ホーヴ・アルビオン入りしてからイングランドでプレーを続けるグロス。中盤の複数エリアをカバーしながら、通算261試合の出場数を積み上げ、今季も公式戦47試合で5得点13アシストとケガ人続きのチーム下で稼働し続けた。 そうしたポリバレント性も生かしながらの継続的な活躍から、昨年9月に32歳で代表デビューし、ユーロ2024のメンバーに。スコットランド代表とのグループステージ初戦に途中から出場し、自国開催での優勝に奮闘中だが、以前から去就も注目される。 ブライトンとの契約が来季までのなか、フランクフルトの関心が浮かび、最近ではドルトムントの参戦報道も。そして、ドイツ国内の移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、ドルトムントとの交渉はより具体化しているという。 現時点でまだ口頭でも合意に至っていないが、極めて前向きに進み、移籍金額は契約が残り1年という状況も鑑みて、700万〜1000万ユーロ(約11億8000万〜16億9000万円)が予想されるそうだ。 2024.06.18 14:35 Tue

リンデロフにフェネルバフチェが興味…モウリーニョと再会か

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(29)にトルコ行きの可能性が浮上している。 2017年夏にユナイテッド入りのリンデロフ。エリク・テン・ハグ監督になってからも戦力として計算される存在だが、センターバックとしての序列を下げ、売却候補の1人と目される。 契約が来季までのユナイテッドは売るなら今夏となるなか、ドイツ国内をはじめ、幅広く移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、フェネルバフチェが興味を示すという。 フェネルバフチェといえば、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するクラブで、リンデロフにとってユナイテッド移籍時の指揮官。モウリーニョ監督はローマ時代も獲得話があった。 ユナイテッドではセンターバックの補強が取り沙汰されるなか、ラファエル・ヴァランの退団がすでに決定。リンデロフも去るなら、2選手の獲得を目指しうるそうだ。 一方、補強の動きとしてはジャラッド・ブランスウェイトを巡るクラブ間交渉が指摘されるが、移籍金額に溝。ほかにもマタイス・デ・リフトや、レニー・ヨロを注視している模様だ。 2024.06.18 13:55 Tue

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「もっと黒人の指導者に平等なチャンスを」、スターリングがイングランドフットボール界に提言

マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、イングランドフットボール界にBAMEの選手、監督に対する平等なチャンスを求めている。 アメリカで起きた白人警官によるジョージ・フロイドさんの暴行死を発端に、現在世界中で人種差別撲滅を目的とした抗議デモが広がっている。 自身もジャマイカ出身のBAME(Black, Asian and Minority Ethnicの略で少数派を表す言葉)の選手で、かねてから人種差別に対する訴えを主張してきたスターリングは、イギリス『BBC』の番組内でイングランドフットボール界における人種差別の問題について言及。 フットボール界が差別のない新たなステージに進むためには、BAMEの監督やコーチングスタッフを積極的に登用することが必要だと考えている。 さらに、レンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード氏、チェルシーを率いるフランク・ランパード氏の2人、イングランド下部リーグの2チームを指揮したソル・キャンベル氏、チェルシーのU-15チームのコーチングスタッフを務めるアシュリー・コール氏の2人、というイングランド代表のレジェンドを引き合いに出し、BAMEの元選手に平等なチャンスが与えられるべきだと主張している。 「彼ら全員がイングランド代表でプレーし、素晴らしいキャリアを積んできた」 「同様に、彼らは最高レベルのカテゴリーを指導するために必要なライセンスを持っている。だけど、適切な機会を与えられていない2人は黒人の元選手だ」 また、スターリングは監督だけでなく、イングランドフットボール界にBAMEのスタッフが少ないと感じている。 「黒人の監督だけではなく、それぞれの分野で適切な機会が与えられるべきだ。それはここで足りないものだと感じているよ。抗議のためにひざまずくだけでなく、多くの人たちに平等にチャンスが与えられることが重要なんだ」 「プレミアリーグには500人の選手がいて、そのうちの3分の1は黒人選手だ。だけど、ヒエラルキーにおいて僕たちを代表するようなリーダーはいない。それはコーチングスタッフも同様だ。僕たちが共感し、会話を交わすことができる顔役はほとんどいない」 イングランドサッカー協会(FA)は2018年、フットボール界の平等化計画において、イングランド全体のBAME出身者が占める指導者の割合が5%、コーチングスタッフが13%と発表。そして、2021年の目標数値をそれぞれ11%と、20%に設定している。 「FAに黒人のバックグラウンドがある人がいれば、クラブ内で問題が発生したときに相談に行くことができる。それは僕たちのフィールドだけでなく、議会でも変化が起きていることを意味することになる」 「こういった数字が良い形で変化していけば、僕を含め多くの人が幸せになれるはずさ」 2020.06.10 20:42 Wed
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ベルギー戦で右WB出場のアレクサンダー=アーノルド、イングランド代表OBは疑問

元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏はイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの起用ポジションに疑問を抱いているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 イングランドは11日に開催されたUEFAネーションズリーグで、FIFAランキング1位のベルギー代表と対戦。前半はFWロメル・ルカクにPKを決められ、リードされる苦しい展開だったが、ハーフタイム前にFWマーカス・ラッシュフォードのPKで追いつくと、後半に入りMFメイソン・マウントのゴールで逆転に成功した。その後は逃げ切り、大きな勝利を手にしている。 アレクサンダー=アーノルドはこの試合で、[3-4-2-1]の右ウィングバックとして起用された。しかし、リバプールでこれまで公式戦138試合に出場し、8ゴール36アシストを記録している輝きはあまり見られず、79分にDFリース・ジェームズと交代。逆転ゴールに繋がるクロスを放った以外に大きな見せ場はなく、ベンチに下がっている。 現役時代にイングランド代表不動の左サイドバックとして107試合に出場したA・コール氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で、アレクサンダー=アーノルドの右ウィングバック起用を決断したガレス・サウスゲート監督の采配に疑問を投げかけた。 「私は彼がウィングバックとしてプレーする姿は見たくない。彼はもっと深い位置からプレーをスタートさせて、(相手の)エリアに入っていくのに適している」 「彼がスペースに入ってくれば、クロスやパスなどで(プレーの)幅を出せるようになるだろう。(今日の試合で)彼は相手の左ウィングバックを追いかけ、後ろに入ろうとしていたが、それは適した仕事ではないと思う」 昨シーズンのプレミアリーグを制したリバプールにおいて、攻撃面で大きな貢献度を誇ったアレクサンダー=アーノルド。代表で同じ活躍ができるかどうかはサウスゲート監督の起用法にかかっていると言えるだろう 2020.10.12 11:45 Mon

エバートンの記事ランキング

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat
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CB補強に動くユナイテッド、ブランスウェイトと個人合意? エバートンは160億円求む

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンとの交渉に入るようだ。 イギリス『BBC』が報じたところによると、ユナイテッドは選手の代理人と個人条件ですでに合意しているといい、14日イングランドの今夏移籍ウィンドーが開いてから、エバートンとの話し合う見込みだ。 ただ、エバートンは将来の代表でもレギュラーになるとの期待をかけるブランスウェイトを手放したくなく、移籍金もかつてのハリー・マグワイアやヨシュコ・グヴァルディオルと同じレベルを求めるという。 その額は最低でも8000万ポンド(約160億3000万円)。エバートンは今月末までにプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)をクリアするために選手売却を迫られているとも報じられている。 ユナイテッドの方ではケガ人の多さが主因だが、今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣を補強ポイントの1つに。すでにラファエル・ヴァランの退団が決まっている。 2024.06.14 10:15 Fri
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ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat
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エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat
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ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

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