韓国人FWに「サムライだ」「彼は寿司を」、無観客試合での人種差別発言をフランスクラブが糾弾
2021.12.01 20:40 Wed
トロワは11月30日、マルセイユ戦で元韓国代表FWソク・ヒョンジュンへの人種差別的な発言があったと声明を発表した。昇格組のトロワは11月28日、リーグ・アン第15節でマルセイユとアウェイで対戦。ソク・ヒョンジュンは76分からプレーした。
無観客で開催されたこの試合だが、トロワによると、放送のマイクが人種差別的な発言を拾っていたとのことで、抗議の声明を出した。
「日曜日にAmazon Primeのマイクが捉えた言葉は論外で、これらの言葉はただただ受け入れられず、本質的に多種多様な文化であるサッカーを損なうものだ。クラブは、あらゆる形の人種差別や外国人排斥を強く非難する」
「トロワは、この悲劇と戦うために取られるすべてのステップをサポートする。クラブは、選手が望む対応で選手をサポートしていく」
なお、マルセイユのパブロ・ロンゴリア会長は謝罪することを明かしているといい、今後はLFP(フランス・プロリーグ機構)規律委員会が対応するとのことだ。
無観客で開催されたこの試合だが、トロワによると、放送のマイクが人種差別的な発言を拾っていたとのことで、抗議の声明を出した。
「トロワは、この悲劇と戦うために取られるすべてのステップをサポートする。クラブは、選手が望む対応で選手をサポートしていく」
フランス『RMC Sport』によると、「サムライは彼を2回も切った」というものと、それに呼応する形で別の選手が言った「彼は寿司を作るんだろ」という2つの発言があったようだ。
なお、マルセイユのパブロ・ロンゴリア会長は謝罪することを明かしているといい、今後はLFP(フランス・プロリーグ機構)規律委員会が対応するとのことだ。
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