「トップクラスのストライカー」ファン・ペルシ監督も評価する上田綺世、クラブOBは退団した元エースと比較「もっと良い選手かもしれない」

2025.03.18 16:20 Tue
上田綺世が復活の2ゴールで大勝に貢献
Getty Images
上田綺世が復活の2ゴールで大勝に貢献
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、絶賛を受けている。16日、エールディビジ第26節でトゥベンテとアウェイで対戦したフェイエノールト。4試合ぶりに先発出場した上田は、2ゴールを記録。リーグ戦は2024年10月19日以来、約5カ月ぶりのゴールに。公式戦では1月のチャンピオンズリーグ(CL)バイエルン戦以来となり、今季のゴールを7ゴールに伸ばした。

かつてオランダ代表としてもプレーしたロビン・ファン・ペルシ監督は「彼はトップクラスのストライカーだと思う」と上田を絶賛。チームの得点源としての期待が高まる中、クラブOBなどからも称賛を受けている。
元日本代表MF小野伸二氏と共にフェイエノールトでプレーしたピエール・ファン・ホーイドンク氏は、オランダ『Voetbal Prrimeur』で上田について言及。ミランへと移籍したメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの存在が大きいとした。

「彼は今、自分が新たなナンバーワンであると感じている。2人の競争相手のレベルが近すぎると、実際にはお互いを劣勢に追いやってしまう」
「ヤンセンはヒメネスと上田の差は小さいと考えている。上田はそれほど遠くないと思う。もしかしたらもっと良い選手かもしれない。サッカーも走りもより完璧だ。スピードも少し速い。この少年には自信がある」

ファン・ホーイドンク氏はヒメネスとの共存が難しかった中、自身が牽引する状況になることで、より能力を発揮できるだろうとコメント。上田の方が能力的にも高い可能性も指摘した。

また、アヤックスなどでプレーしたテオ・ヤンセン氏は「相当な批判を受けてきた」と上田について語り、「彼に魅了されている人々もいるが、彼にはゴール前に立ちたいという意志が表れている。彼はライン間で対応でき、ゴール前に出ていた。技術的に優れている。ゴールを決める力があることを示しているが、プレーに合わせるのがとても上手いとも思った」と、チームに合わせることができる選手だと評価。ファン・ペルシ監督の存在も大きいと分析している。

「選手もこう考えた方が良い。『ああ、ファン・ペルシの下でプレーできるなんて。ビッグネームだから、彼は僕に多くのことを教えてくれる。僕も優れたストライカーだということを証明したいだけだ』とね。ファン・ペルシも彼に信頼を寄せ、彼が優れた選手だと思っていることを示した。ビッグプレーヤーからそんな話を聞けば、自信は40パーセント増すと思う」

ゴールという結果を残した上田。日本代表に合流し、2026年北中米ワールドカップアジア最終予選を戦えば、再びチームに戻っての活動となるが、残りシーズンでどこまでゴールを量産できるか楽しみだ。

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【CLラウンド16・2ndレグ・プレビュー①】敵地で先勝のリバプール逃げ切りか、内容で圧倒したPSGの逆転突破か

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグが11日と12日に行われる。ここでは11日に行われる1日目の4試合の展望を紹介していく。 ◆CLラウンド16・2ndレグ① ▽3/11(火) 《26:45》 バルセロナvsベンフィカ 《29:00》 リバプールvsパリ・サンジェルマン レバークーゼンvsバイエルン インテルvsフェイエノールト ◆《リバプールvsパリ・サンジェルマン》 先週行われた1stレグでは大劣勢を強いられたリバプールが守護神アリソンの大活躍、途中出場MFエリオットの一撃で1-0の先勝とした。内容を考えれば望外と言える勝利を手にした中、アンフィールドに戻って戦える2ndレグは大きなアドバンテージを持って挑めることになった。そのリバプールはPSG戦後のサウサンプトン戦では主力を起用した中、後半の3発で逆転勝利とした。プレミアリーグ優勝へまた一歩近づいた中、大胆なターンオーバーを敢行しなかったツケを払わずに済むか。 一方、現在の欧州で最も力があると見られていたリバプール相手にホームで圧倒したPSG。結果こそ残念なものになったが、手応えを十分に得た試合となった。こちらは直近のスタッド・レンヌ戦ではターンオーバーを敢行して4発勝利。圧倒的アウェイの地アンフィールドでの戦いという点が気がかりではあるが、1stレグのように主導権を握りに行くスタイルで逆転突破を目指す。 ◆《レバークーゼンvsバイエルン》 ドイツ決戦初戦はホームのバイエルンが終始レバークーゼンを圧倒する展開として3-0の快勝劇とした。先月半ばの試合とは180度違う内容として先勝したバイエルンが大きなアドバンテージを持って2ndレグに臨むことになった。そのバイエルンは直近のボーフム戦ではターンオーバーを敢行した中、DF伊藤洋輝が2点に絡む活躍を見せたものの、MFパリーニャ退場も響いて3失点し敗戦。ただ、レバークーゼンもブレーメンに敗れたことで8ポイント差は変わらず助かっており、2ndレグに向けて支障はきたさないはず。1stレグの圧倒した良いイメージでドイツ決戦を制したい。 一方、本来のサッカーができず完敗に終わったレバークーゼンは前述のようにブレーメンにも敗れて公式戦連敗に。その試合で後半から出場したMFヴィルツが負傷と踏んだり蹴ったりの状況の中、3点差をひっくり返す気概を見せることはできるか。 ◆《バルセロナvsベンフィカ》 リーグフェーズでは計9発の打ち合いを演じた両チームの初戦はバルセロナが敵地で1-0と先勝する結果に。DFクバルシが22分に退場する苦しい展開の中、GKシュチェスニーの好守連発で凌いだバルセロナは相手のミスパスを突いたFWハフィーニャが値千金弾を決めて劇的勝利。直近のオサスナ戦がチームドクターの急死により延期となるイレギュラーがあり、選手たちのメンタルが気になるところだが、乗り越えられるか。 ◆《インテルvsフェイエノールト》 プレーオフでミランを下し、ミラノ勢立て続けの撃破を狙ったフェイエノールトだったが、セリエAで首位に立つインテルがFWテュラムとFWラウタロの2トップ揃い踏み弾で先勝とした。アウェイで先勝する大きなアドバンテージを得たインテルは直近のモンツァ戦では最下位相手に2点をリードされる苦しい展開も逆転勝利とし、力のあるところを示した。負傷者が相次いだ左サイドではDFカルロス・アウグストが復帰し、早速逆転弾となるオウンゴールを誘発するクロスで存在感を示した。良い流れが続く中、フェイエノールト撃破でベスト8進出となるか。1stレグで負傷から復帰したFW上田綺世が堅守インテルからゴールをこじ開けられるかにも注目だ。 ◆CLラウンド16・2ndレグ日程 ▽3/12(水) 《26:45》 リールvsドルトムント 《29:00》 アトレティコ・マドリーvsレアル・マドリー アーセナルvsPSV アストン・ビラvsクラブ・ブルージュ 2025.03.11 18:00 Tue
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フェイエノールトに痛手…主力FWパイシャオンがインテルとの2ndレグを欠場

フェイエノールトのブラジル人FWイゴール・パイシャオンが遠征メンバーから外れた。 10日、フェイエノールトは11日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグのインテル戦に向けた遠征メンバーを発表。パイシャオンが外れ、試合が行われるミラノへは向かわないこととなった。 『FCInterNews』によると、パイシャオン右太ももを負傷しているとのこと。また、フェイエノールトは1stレグでフル出場したFWイブラヒム・オスマンも累積警告で欠場することが決まっており、攻撃陣に不安が残ることとなる。 ミランとのCLリーグフェーズプレーオフでは1stレグで決勝点を挙げるなど、ここまで公式戦35試合で8ゴール12アシストを記録するパイシャオンの不在は、チームにどのような影響を与えるだろうか。 2025.03.11 10:20 Tue
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インテルでの通算200試合目のメモリアルマッチを制したS・インザーギ監督、ベスト8で対戦するバイエルン戦に向けては「難しい試合になる」

インテルのシモーネ・インザーギ監督が11日にホームで行われ、2-1で勝利したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのフェイエノールト戦後、会見でコメントした。 敵地での1stレグを2-0で制していたインテルは週末にアタランタとのセリエA上位対決を控える中、FWラウタロ・マルティネスをベンチスタートに。 それでも8分にあっさりFWマルクス・テュラムが先制点を奪った中、前半終盤にPKで同点とされたインテルだったが、後半序盤にPKでMFハカン・チャルハノールが勝ち越し弾を挙げ、2連勝で危なげなくラウンド16突破とした。 S・インザーギ監督はナポリのアントニオ・コンテ監督をオマージュしてベスト8進出が当然のことではないと主張した。 「準々決勝に進出できたのは素晴らしいこと。とても嬉しい。ファンの応援は我々にとって十分だが、もっと多くの称賛を受けるに値する素晴らしいことを、このチームはやっている。当たり前のことと思われがちだ」 また、ベスト8で対戦するバイエルンについては以下のように話した。 「難しい試合になる。インテルでもラツィオでも彼らと対戦したが、基本がしっかりした手強いチームだ。これまで通り、全力を尽くす」 フェイエノールト戦がインテルでの通算200試合目の指揮となったS・インザーギ監督はこれまで133勝36分け31敗の戦績を収めている。 2025.03.12 10:30 Wed
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キャプテンとしてのプレーを「誇りに思う」、インテルDFダンフリースがCL勝利とアームバンドに喜び「僕にとって特別な瞬間」

インテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースが、チャンピオンズリーグ(CL)でキャプテンを務められたことを喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ダンフリースは11日に行われたCLラウンド16・2ndレグのフェイエノールト戦で先発。この試合は、主将のラウタロ・マルティネスやニコロ・バレッラがベンチスタートとなったことを受け、自身初となるキャプテンマークを巻くことになった。 試合は1stレグを2-0で制したインテルが開始早々にマルクス・テュラムのゴールでさらに突き放す展開に。ハーフタイム前に同点とされるも後半ハカン・チャルハノールのPKで勝ち越すと、その後は失点を許さず2-1で勝利した。 この結果、2戦合計4-1でインテルのCLベスト8が決定。イタリア『スカイ・スポーツ』の取材に応じたダンフリースは、キャプテンを任されたこと、CLで順調に勝ち進んだことを喜んでいる。 「(キャプテンとしてのプレーについて)誇りに思うよ。僕にとって特別な瞬間だ。インテルでキャプテンを務めるのは初めてで、本当に嬉しい。特別な夜だったが、(負傷した)デ・フライが早く回復することを願っている。彼は素晴らしい選手だ」 「今日は素晴らしい試合だったし、僕たちにとって素晴らしい夜だった。素晴らしいチームであるバイエルンと準々決勝で対戦できるのが嬉しい。調子は良いよ。このまま続けていきたい。たくさんのプレー時間があり、良いプレーができているのが嬉しい」 「僕たちは強いチームであり、誰もが僕らを倒したいと思っているだろう。僕らは集中してプレーしており、それを維持しなければならない」 2025.03.12 12:50 Wed

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