VARや試合運営のライブ情報をXアカウントで速報…プレミアリーグが新シーズン開幕へ新たな試み
2024.08.14 15:10 Wed
プレミアリーグは、未だファンの間で運用への不満が大きいビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の運用に関する新たな試みを発表した。プレミアリーグでは2019-20シーズンからVARを導入。しかし、他国のリーグ同様に運用における技術的な問題やヒューマンエラー、不透明性、判定を下すまでの時間の長さなどの諸々の問題もあり、関係者だけでなくファンの不興を勝ってきた。
さらに、昨シーズンは物議を醸す判定に加え、イングランドのプロ審判協会(PGMOL)が公に誤審を認めて謝罪するなど、いくつもの論争を巻き起こしてきた。そして、プレミアリーグの年次総会では不利益を被ってきたウォルバーハンプトンがVARを完全に廃止する動議を提出。最終的に他クラブによって却下されたものの、VARの存在意義が揺らぐ出来事のひとつとなった。
そんななか、2024-25シーズン開幕に向けては一部のリーグや国際大会ですでに導入されている半自動オフサイドの新規導入に加え、『プレミアリーグ・マッチセンター@PLMatchCentre』と呼ばれるX(旧ツイッター)の公式アカウントが開設されることになった。
プレミアリーグの発表によると、このソーシャルメディア・アカウントでは、「プレミアリーグのすべての試合の運営および審判に関する事項について、ほぼライブで解説と最新情報」を提供することになるという。
そして、ピッチ上の審判の決定とVARの関与、意思決定プロセスにおけるテクノロジーの役割などについて、事実に基づいた説明が投稿されるという。
ファン・サポーターとしてはVARの正確かつ適切な運用がなされることが一番だが、運用に関する透明性をアピールしようとする今回の新たな試みに概ね好意的な反応を示している。
さらに、昨シーズンは物議を醸す判定に加え、イングランドのプロ審判協会(PGMOL)が公に誤審を認めて謝罪するなど、いくつもの論争を巻き起こしてきた。そして、プレミアリーグの年次総会では不利益を被ってきたウォルバーハンプトンがVARを完全に廃止する動議を提出。最終的に他クラブによって却下されたものの、VARの存在意義が揺らぐ出来事のひとつとなった。
プレミアリーグの発表によると、このソーシャルメディア・アカウントでは、「プレミアリーグのすべての試合の運営および審判に関する事項について、ほぼライブで解説と最新情報」を提供することになるという。
現在、主審とVAR担当のやり取りに関するライブVARオーディオの放送は許可されていないが、このアカウントを通じて試合中にVARハブからのほぼライブ情報をソーシャルメディアで中継することが可能に。
そして、ピッチ上の審判の決定とVARの関与、意思決定プロセスにおけるテクノロジーの役割などについて、事実に基づいた説明が投稿されるという。
ファン・サポーターとしてはVARの正確かつ適切な運用がなされることが一番だが、運用に関する透明性をアピールしようとする今回の新たな試みに概ね好意的な反応を示している。
1
2
ウォルバーハンプトンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
ウォルバーハンプトンの人気記事ランキング
1
ウルブスが今季絶望のコロンビア代表DFモスケラと5年間の契約延長…指揮官「彼は笑顔のリーダー」
ウォルバーハンプトンは3月31日、コロンビア代表DFジェルソン・モスケラ(23)との契約延長を発表した。新契約は5年間となり、2030年夏までとなる。なお、1年間の延長オプションも付いている。 モスケラは2021年7月にアトレチコ・ナシオナルからウルブスに完全移籍で加入。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のFCシンシナティ、ビジャレアルへとレンタル移籍も経験した。 今シーズンは開幕からセンターバックのレギュラーとしてプレーしていたが、第5節のアストン・ビラ戦で相手選手と交錯。その結果、内側側副じん帯と前十字じん帯の損傷と診断され、今季絶望が確定。現在は復帰を目指しているところだった。 新シーズンに向けて復帰の目処が立っているというモスケラの契約延長について、ヴィトール・ペレイラ監督は喜びを語っている。 「ジェルソンは私が好むCBのプロフィールを持っている。彼は攻撃的で、強く、速く、ボールの扱いが上手で、私にとってはチームを助けるすべての資質を持っている。彼が私のシステムにフィットすることに疑いはない」 「彼はケガをしているが、いつもチームメイトと一緒にプレーし、元気を与えてくれる。スタジアムに行って、みんなと笑顔を共有しようとしている。これが私がチームに望む姿だ」 「私が毎日見ているモスケラは、みんなに良いエネルギーをもたらしてくれる。ピッチ内では、我々に何かもっと加えてくれる選手だ。ピッチの外では、彼は笑顔のリーダーだ。彼と我々のためにとても嬉しい」 2025.04.01 12:15 Tue2
アダマ・トラオレの6年間の肉体改造が凄い! バルサ時代とはほぼ別人
現在、プレミアリーグを席巻しているウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレの肉体の変化が大きな話題になっている。イギリス『サン』が伝えている。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでトップチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラを経て2018年からウルブスに在籍している。 バルセロナ時代から爆発的なスピードとドリブルテクニックに長けたサイドアタッカーとして高い評価を得ていたトラオレだが、ここまでのキャリアを通じて判断力、シュート、クロス精度と肝心のアタッキングサードでのプレーが“残念”な選手として一流プレーヤーとの扱いは受けてこなかった。 しかし、今シーズンはここまで19試合4ゴール4アシストと上々の数字を残している。とりわけマンチェスター・シティ相手のシーズンダブルに大きく貢献するなど、ビッグマッチの強さが際立っている。 そのトラオレに関して、そのプレー面と共に大きな話題を集めているのが、筋骨隆々な身体だ。 バルセロナ時代を知るラ・リーガのファンであれば、同選手に対して痩身な印象を持っていると思われるが、現在のトラオレはラグビーのバックス陣のような体躯をしており、年々派手になる髪型も相まって一見して同一人物には見えなくなっている。 そして、バルセロナ監督時代に当時カンテラーノだったトラオレの可愛い姿を見ていたであろう、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「彼はまるでモーターバイクだね。あのスピードは異次元だ」と、大きく変貌した同選手のスピードとパワーに舌を巻いていた。 2019.12.30 18:00 Mon3
ウルブスが今季の背番号を発表!新加入GKルイ・パトリシオは「11」に
▽ウォルバーハンプトンは10日、2018-19シーズンの背番号を発表した。 ▽今夏、ポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョを筆頭に、メキシコ代表FWラウール・ヒメネスやベルギー代表MFリーンデル・デンドンカーなどの積極補強が目立ったウルブスが、18-19シーズンの背番号を発表した。 ▽その中で注目されているのが、新加入のポルトガル代表GKルイ・パトリシオが背番号「11」を着けている点だ。「11」といえば、レアル・マドリーではMFガレス・ベイル、バイエルンのMFハメス・ロドリゲス、ドルトムントのマルコ・ロイスなど、攻撃的選手が身に着けることが多いのだが、GKがこの番号を着けるのは異例だ。 ▽ウルブスは、白血病により31歳で引退した元ナイジェリア代表GKカール・イケメに敬意を払い、彼の背番号だった「1」を今季は欠番にすることを決めたという。 2018.08.11 13:45 Sat4
デ・ブライネの一発で好調ウルブスを下したシティが公式戦5連勝!【プレミアリーグ】
マンチェスター・シティは2日、プレミアリーグ第35節でウォルバーハンプトンと対戦し1-0で勝利した。 公式戦4連勝中で8戦負けなしと好調の4位シティ(勝ち点61)は、先週のFAカップ準決勝のノッティンガム・フォレスト戦からスタメンを4人変更。グリーリッシュやサヴィオ、リコ・ルイス、GKオルテガに代えてデ・ブライネ、ギュンドアン、ドク、GKエデルソンをスタメンで起用。デ・ブライネがゼロトップを担った[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 リーグ戦6連勝中と絶好調の13位ウルブス(勝ち点41)に対し、立ち上がりからボールを支配するシティだったが、22分にカウンターからピンチを迎える。中盤左サイドでのボールを奪ったクーニャがボールキープからDFの裏へスルーパスを供給すると、右サイドを抜け出したベレガルドがボックス右から侵入。GKエデルソンを引き付けて中央にボールを折り返すが、飛び込んだムネツィはわずかに届かず。 さらにウルブスは27分にも、ドリブルでクーニャがボックス左から侵入すると、相手DFのタックルでこぼれたボールをアイ=ヌーリがシュート。右ポストを直撃した跳ね返しを再びアイ=ヌーリが右足で合わせたが、これはゴールカバーに入ったDFグヴァルディオルがライン手前でクリアした。 一方、このピンチを凌いだシティは35分、中盤でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、ギュンドアンのパスを受けたドクがボックス左から侵入。縦への仕掛けからマイナスに折り返すと、中央のデ・ブライネが右足でゴールネットを揺らした。 迎えた後半も1点をリードするシティがボールの主導権を握ったが、先にチャンスを迎えたのはウルブス。57分、中盤でのボール奪取からジョアン・ゴメスが前線へロングパスを送ると、ボックス左手前で収めたクーニャが右足一閃。しかし、意表を突いたシュートは左ポストを直撃した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、決定機はおろかシュートシーンさえも作り出せず、後半は枠内シュート0本でタイムアップ。デ・ブライネのゴールで逃げ切ったシティが1-0で勝利。公式戦5連勝で暫定3位に浮上している。 マンチェスター・C 1-0 ウォルバーハンプトン 【マンチェスター・C】 ケビン・デ・ブライネ(前35) 2025.05.03 06:10 Sat5

