ローマに朗報! ナポリ戦後に主審と激しいやり取りのカルスドルプは処分回避

2022.10.25 23:50 Tue
Getty Images
ナポリ戦の試合後に主審と激しいやり取りを見せたローマのオランダ代表DFリック・カルスドルプだが、処分を免れたようだ。『フットボール・イタリア』が報じている。ローマは23日、ホームでナポリとのデルビー・デル・ソーレを戦い、0-1で惜敗した。

同試合後には試合中の幾つかの判定を巡ってマッシミリアーノ・イラーティ主審に不満を募らせていたローマのコーチングスタッフと、カルスドルプが執拗に抗議。その際に同選手は強い口調での抗議に加え、胸を突き合わせて離れ際に突き飛ばすようなジェスチャーを見せた。
テレビの中継映像ではイラーティ主審が当該人物は不明も、レッドカードを掲示しており、これがカルスドルプに掲示されたという可能性も指摘されていた。

しかし、実際にはこのレッドカードはコーチングスタッフのステファノ・ラペティ氏に出されたもので、同氏は今回の処分で2試合のベンチ入り禁止処分が決定。その一方で、カルスドルプの振る舞いに関しては同試合のマッチレポートにいかなる報告もなく、出場停止、罰金のいずれの処分も回避できたという。
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