アーセナル加入内定の米代表GKターナー、セレモニーでスパーズファンへのサイン拒否がグーナーの心を鷲掴みに

2022.06.21 21:55 Tue
Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューイングランド・レボリューションのアメリカ代表GKマット・ターナー(27)が、早速アーセナルファンのハートをつかんだようだ。今年2月に新シーズンからアーセナルへ加入することで合意していたターナー。来週水曜日にもメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶと報じられており、20日に行われたミネソタ・ユナイテッドFCとの一戦がホームでの最終戦となった。

ターナーはこの日ベンチ入りしたものの出場はなかったが、2016年3月からの大半を過ごしたチームからは盛大な送別のセレモニーが催された。マッチデー・プログラムとしてターナーのポスターが配られ、試合後には守護神のハイライトビデオが流されるなど、最後方からチームを支えた役者をファンも快く送り出そうとしている。
ターナー自身もピッチの内外で最後のファンとの交流を大切にした。だが、中には例外も存在したようだ。ニューイングランドの公式ツイッターがその瞬間を捉えていた。

スタンドのファンへ順番にサインをしていったターナーだが、あるファンのユニフォームにペンを走らせようとしたところでストップ。「Oh……No……」といってサインを拒んでしまった。そのファンはアーセナルのライバルクラブ、トッテナムのユニフォームを着用していた。
この様子にアーセナルファンは大盛り上がり。「好きすぎる」、「やばい最高」、「これは...合格でしょ」、「選手がファンにするべきではないけれど、見る分には楽しい」、「こやつわかってんな〜笑」、「いいやつ。赤と白で彼に会うのが待ちきれません」などの声が多数届くなど、早くもグーナーの心を鷲掴みにした。

MLSで99試合に出場し、アメリカ代表としてもカタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選でゴールを守った守護神。幼少期からアーセナルのファンであることも相まって、正式加入前から絶大な信頼を得ることに成功したようだ。

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