海外初挑戦中の小川慶治朗がWSW加入後初得点、鮮やかな裏抜けから一対一を冷静に沈める

2022.01.10 20:04 Mon
Getty Images
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)のFW小川慶治朗が、加入後初得点をマークした。
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WSWは9日、Aリーグ第26節のアウェイでのメルボルン・シティ戦に臨んだ。昨年10月に加入した小川も先発出場。打ち合いとなったゲームの中で同点ゴールを奪っている。前半の立ち上がりに2ゴールを挙げて幸先の良いスタートを切ったWSWだったが、1stハーフの間に失点を重ね、追い付かれて前半を終えた。60分にはホームチームに逆転弾を許し、嫌な雰囲気も漂う中、小川が見事な動きだしからチームを救う。
68分、WSWは最終ラインでボールを回して機をうかがうと、MFスティーブン・ウガルコビッチが前を向いたタイミングで小川が裏抜け。パスを呼び込み、オフサイドラインギリギリで抜け出してGKとの一対一を迎えると、冷静に左隅に流し込んで試合を振り出しに戻した。

加入後6試合目にして初得点を挙げたスピードスター。1度は逆転された後の同点ゴールだっただけに、喜びはやや控えめか。ただ、表情には安堵とも歓喜ともとれる笑顔が見られた。
試合はこのまま3-3で終了。勝ち点1を分け合っている。



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