積極補強のスパーズ、ラングレを1年レンタルで獲得

2022.07.09 06:30 Sat
Getty Images
トッテナムは8日、バルセロナのフランス代表DFクレマン・ラングレ(27)を1年間のレンタルで獲得したことを発表した。イギリス『
BBC』によると買い取りオプション条項が付いているとのことだ。

ナンシーの下部組織で育ったラングレ。2014-15シーズンに19歳でファーストチーム昇格を果たすと、すぐさま定位置を確保。守備の要として頭角を表すと、2017年1月にセビージャへとステップアップし、2018年夏にはバルセロナへの移籍を果たした。

バルセロナでは公式戦158試合7得点3アシストを記録。しかし、2021-22シーズンは自身のケガや若手選手の台頭が重なり、リーグ戦20試合の出場にとどまるなど、プレータイムが減少していた。
今夏、積極補強を続けるトッテナムはクロアチア代表MFイバン・ペリシッチやブラジル代表FWリシャルリソンらに続いて、ラングレが5人目の補強となった。

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バルセロナがクラシコ招集メンバー発表! 主力で招集外は負傷のデンベレ、アルトゥールのみ

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バルサ泥沼…デ・ヨングとの契約に犯罪疑惑? 選手に警告し再契約の申し出も、現契約はラ・リーガが承認済みのとの報道

今夏の去就が長らく騒がしくなっているバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(25)だが、バルセロナとの契約が法に触れる可能性があるという。イギリス『The Athletic』が伝えた。 2019年7月にアヤックスからバルセロナへと完全移籍で加入したデ・ヨング。今夏の移籍市場では、アヤックス時代の恩師であるエリク・テン・ハグ監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出しているとされたが交渉が進まず。その間にチェルシーが獲得に興味を持ち、本人はチェルシー行きを望むという報道も出ていた。 一方で、バルセロナはデ・ヨングを売却する意思がないことを表明。デ・ヨングもバルセロナに残りたいという意思を示しているとも言われている。 ただ、バルセロナにとっては問題が。慢性的な財政問題を抱え、ラ・リーガのサラリーキャップにも抵触しているために、今夏大量に補強した選手を登録できていないという状況に陥っている。 そんな中、デ・ヨングとバルセロナの間の契約に問題があるという報告がなされている。 『The Athletic』によれば、バルセロナはデ・ヨングとの既存契約を破棄し、以前の契約に戻したいという考えを持っているとのこと。以前のクラブの取締役会によって締結された契約には、犯罪行為が含まれている可能性があり、法的措置を取る根拠になるとのことだ。 報道によれば、バルセロナは今年7月15日にデ・ヨングに書面を送り、2020年10月20日に更新した契約に関して、犯罪の証拠が見つかったと伝えたようだ。 デ・ヨングが結んだ契約は、2026年までの2年間の契約延長というもの。その中で、2020-21、2021-22シーズンの年俸が減額され、残りの4シーズンで1800万ユーロ(約24億7500万円)が支払われるというものだった。 これは、コロナ禍で財政が苦しくなったバルセロナが取った措置であり、ジェラール・ピケ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、クレマン・ラングレの3名とともに公式に発表された。当時の会長であるジョゼップ・マリア・バルトメウ氏と、当時の取締役全員が退任する前の最後の契約であった。 しかし、減額した分の給与を上乗せしたものを支払う能力が今のバルセロナにはないこと。一方で、他クラブに売却するという意思もなく、当初の契約に戻したいという主張をしているとのこと。ただ、これはデ・ヨング側が受け入れず、合意に達せていない。 現在の取締役会は当時どのような経緯で契約が結ばれたのか、そしてその責任がどこにあるのかを明らかにするため、刑事手続きをする立場にあるということをデ・ヨングに書面で伝えたようだ。 その上で契約を一度破棄し、2019年1月にアヤックスから移籍することで合意した条件で、改めて契約を結びたいという考えがバルセロナにはあるようだ。 ただ、当時結ばれた契約に関しては、法的に問題はなく、ラ・リーガの承認を得て合意されたものとされている。それでも、バルセロナの現取締役会は、前任者の犯罪疑惑を指摘し、デ・ヨングや代理人も巻き込まれる可能性があると警告しているとのことだ。 様々な手を尽くして資金調達を行おうとしているバルセロナ。犯罪行為が含まれていれば問題ではあるが、難癖をつけて契約面で優位に立とうという魂胆であれば、それこそ問題行動。果たしてどのような決着を迎えるのか。まだまだデ・ヨングとバルセロナの問題は長引きそうだ。 2022.08.08 22:53 Mon

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【プレミアリーグ第36節プレビュー】優勝争い演じた両雄対戦に、ニューカッスルvsチェルシー!

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スパーズがボデ/グリムトに連勝で41年ぶりのEL決勝進出! ユナイテッドとの同国対決へ【EL】

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「ファンのために我々ができる最低限のこと」EL決勝へ駒を進めたユナイテッド、3連敗中のスパーズとの決勝にアモリム監督は「4連敗するほうが難しい」

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が8日にホームで行われ、4-1で勝利したヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグのアスレティック・ビルバオ戦を振り返った。 アウェイでの1stレグで3-0と完勝したユナイテッドは、立ち上がりからアスレティックにボールを握られて押し込まれると、31分にジャウレギサルのミドルシュートで失点を許す。 先制を許したユナイテッドは、62分にマウントとアマドを投入すると、一気に試合を引っくり返す。 72分、ヨロからボックス中央で足元にパスを受けたマウントが絶妙なファーストタッチからの右足反転シュートをゴール右隅に突き刺す。 勢いづいたユナイテッドは79分にも、ブルーノの右FKをニアに飛び込んだカゼミロが流し込み、1stレグに続く2試合連続ゴール。さらに85分には、カウンターからホイルンドがゴールネットを揺らすと、試合終了間際の91分にマウントがこの試合2点目を記録し、4-1で勝利。2戦合計7-1としたユナイテッドが2020-21シーズン以来のEL決勝進出を決めた。 2試合連続の大勝で決勝へ駒を進めたアモリム監督は、ファンのために決勝進出を出来たことを喜んだ。 「今日の勝利はこの厳しいシーズンを支えてくれたファンのために我々ができる最低限のことだと思っている。ただ決勝戦のことを考えると、すでにストレスを感じているよ。勝たなければ結局何にもならないからね。だからこそ、決勝に行けて嬉しい。楽しみにしていてほしい」 また、決勝の相手が同じプレミアリーグのトッテナムになったことについては以下のようにコメントした。 「本当にいい試合になると思う。両チームともプレミアリーグではかなり苦戦して、勝ちたい気持ちが強いからね。同じリーグでプレーし、お互いを知っている両チーム。我々だけでなく、トッテナムにとっても大きな意味がある。この試合は私だけでなく、アンジェ(・ポステコグルー)にとっても、今シーズン終了後に大きな意味を持つことになる。大一番だし、地元で決勝を戦いたかったビルバオの人々にとっては辛い試合になるだろう。僕らのチーム全員にとって、今シーズンファンに恩返しをすることは本当に重要なことなんだ」 今シーズン3敗を喫しているトッテナムとの戦い方については、「フルメンバーで臨むことが本当に重要だと思う」と語った。 「まず、確率的に考えれば、4連敗するほうが難しい。フルメンバーで臨むことが本当に重要だと思う。そして、試合をよく研究する必要がある。今日は1失点してしまったが、ゴールを決めるための多くのチャンスを作ったのに得点に結びつけられなかったからだ。決勝戦ではもっと落ち着いて戦わなければならない」 2025.05.09 09:20 Fri
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EL控えるトッテナムに不安材料…ウェストハム戦欠場のマディソンの状態は?「明るい兆しは見えていない」

トッテナムのイングランド代表MFジェームズ・マディソンだが、思っているより状態は悪いようだ。 4日、トッテナムはプレミアリーグ第35節でウェストハムと対戦。下位に沈む両者のロンドン・ダービーとなった中、試合は1-1のドローに終わり痛み分けとなった。 この試合、負傷によりマディソンは欠場となったが、アンジェ・ポステコグルー監督が試合後に状態について語り、あまり良くないとした。 「状況は良くない。今後の情報を待っているところだ。様子を見よう」 「明日には何か明確な情報が得られることを期待している。明るい兆しは見えていないが、様子を見よう」 マディソンはヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのボデ/グリムト戦でヒザを負傷しており、2ndレグも欠場が続くことになりそうだ。 また、同じボデ/グリムト戦で負傷したFWドミニク・ソランケについては「ドムは回復しつつある。今日は当然彼を欠場させたが、メディカルチームは木曜日に回復すると確信している」とコメントしている。 2025.05.05 17:50 Mon

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