悲願の初タイトルまであと1勝、EL決勝前にガスペリーニ監督は自信「チームは心理的、肉体的に最高のコンディション」

2024.05.22 16:40 Wed
ジャン・ピエロ・ガスペリーニがEL決勝に意気込み
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ジャン・ピエロ・ガスペリーニがEL決勝に意気込み
アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、悲願の初タイトルに向けて自信を示した。UEFA.com』が伝えている。

アタランタは今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)で、優勝候補のリバプールを破るなど躍進。EL準決勝ではマルセイユとの戦いを制し、レバークーゼンの待つファイナルの舞台へと駒を進めた。

22日にアイルランドのアビバ・スタジアムで行われるEL決勝の前日記者会見に出席したガスペリーニ監督は、チームへの自信を強調。歴史的なチームとなりつつあるレバークーゼンを称えながらも、自身初のタイトル獲得に向けて意気込みを述べている。
「準備すべきことはすべてやったと信じている。今はただプレーすることに熱心であり、やるべきことはすべてやったのだと認識しなければならない。そして、次の24時間を過ごすうえで、適切な落ち着きを見つける必要がある」

「心理的、肉体的な意味で最高のコンディションにあると思う。デ・ローンの欠場はとても残念だがね。彼はこの試合に出場する資格があったと思うし、重要な選手だ。だが、それ以外はとても良いコンディションにある」
「相手が素晴らしいチームであることは承知している。彼らが今シーズン無敗なことも、素晴らしいシーズンを送ってきたこともわかっている。だが、決勝に進むため、非常に強いチームを倒してきた我々の旅も非常に良いものだった。その信念も持っている」

「レバークーゼンは完璧なチームだ。彼らは多才で、守備も上手く、ボールを適切に回収する。今シーズンの結果は偶然ではない。そして決勝では、小さなディテールが勝負を分けることもある。我々は彼らをリスペクトしつつ、対戦相手に素早く適応するよう努めなければならない」

「ここ数年、イタリアのリーグはとても良くなっていると思う。我々のチームは決勝トーナメントに進出し、UEFAランキングでも順位を上げた。我々に関して言うのであれば、こうした試合をすることでしか向上は望めないだろう」

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アタランタがFWダニエル・マルディーニをモンツァから獲得! 昨年10月に祖父、父に続くイタリア代表デビュー

アタランタは1日、モンツァからイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)の完全移籍加入を発表した。 『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2029年6月までで、移籍金は1000万ユーロ(約16億1000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)となった。 ダニエル・マルディーニは元イタリア代表DFチェーザレ・マルディーニ氏の孫で、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の息子。両者が活躍したミランの下部組織で育ち、2020年2月にファーストチームデビューを飾った。 2021-22シーズンはセリエAで待望の初ゴールを奪うも、なかなか出番を得られず2022年7月にスペツィアへレンタル移籍。2023-24シーズンは前半をエンポリ、後半をモンツァで過ごした。 2024年7月にミランからモンツァへ完全移籍。今シーズンはレギュラーとしてプレーし、セリエAで20試合3ゴール1アシストを記録。レンタル期間も含めた在籍1年間で、通算32試合7ゴール2アシストの成績を残した。 2024年10月にはイタリア代表に初招集され、イスラエル代表戦でデビュー。マルディーニ家はイタリア代表史上初の親子3世代でプレーしたファミリーとなり、ダニエル・マルディーニはここまで2試合キャップを記録している。 2025.02.01 23:40 Sat
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セリエAの放映権収入が明らかに、優勝のインテルは31億円超を獲得

今シーズンのセリエAのTV放映権分配金が明らかになった。イタリア『Calcio e Finanza』が報じた。 ユベントスが9連覇していたセリエAだが、2020-21シーズンはインテルが11年ぶり19度目の優勝を果たしている。 そのセリエAだが、2020-21シーズンのテレビ放映権料は約11億ユーロ(約1464億円)になるとのこと。半分が20チームで均等に分配され、残りの20%はクラブのサポーターベースに応じて分配。残りの30%はパフォーマンスに基づいて分配される仕組みとなっている。 なお、30%のうち、15%が今シーズンの成績、残りの15%は1946年からの総じた成績に左右される。 優勝したインテルは、2340万ユーロ(約31億1400万円)を受け取ることとなり、2位は1940万ユーロ(約25億8200万円)、3位は1680万ユーロ(約22億3500万円)、4位は1420万ユーロ(約18億9000万円)と続いている。 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いはインテルとアタランタが確定しており、残り2枠が未定。ナポリ、ミラン、ユベントスの3チームが最終節で争うこととなる。 ◆セリエA TV放映権分配金 1位:2340万ユーロ(約31億1400万円) 2位:1940万ユーロ(約25億8200万円) 3位:1680万ユーロ(約22億3500万円) 4位:1420万ユーロ(約18億9000万円) 5位:1250万ユーロ(約16億6300万円) 6位:1090万ユーロ(約14億5000万円) 7位:930万ユーロ(約12億3800万円) 8位:830万ユーロ(約11億500万円) 9位:740万ユーロ(約9億8500万円) 10位:630万ユーロ(約8億3800万円) 11位:550万ユーロ(約7億3200万円) 12位:500万ユーロ(約6億6500万円) 13位:460万ユーロ(約6億1200万円) 14位:410万ユーロ(約5億4500万円) 15位:360万ユーロ(約4億8000万円) 16位:320万ユーロ(約4億2600万円) 17位:280万ユーロ(約3億7300万円) 18位:220万ユーロ(約2億9300万円) 19位:160万ユーロ(約2億1300万円) 20位:90万ユーロ(約1億2000万円) 2021.05.18 18:05 Tue
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アタランタがレバークーゼンDFコスヌをレンタルで獲得、契約には買取OPも付随

アタランタは28日、レバークーゼンからコートジボワール代表DFオディロン・コスヌ(23)をレンタルで獲得すると発表した。 契約形態は1年間のレンタル移籍となり、買い取りオプションも付随。買い取り金額は明らかにされていないが、複数メディアによると2500万ユーロ(約40億円)前後と報じられている。 コスヌはスウェーデンのハンマルビーIFでプロキャリアをスタートさせると、クラブ・ブルージュを経て2021年夏にレバークーゼンへ加入。191cmの高さを備えたセンターバックとして、ファーストチームに定着した。 これまでレバークーゼンでは公式戦通算102試合に出場。昨シーズンも絶対的な主軸となるまでには至らずも、ブンデスリーガで22試合、ヨーロッパリーグ(EL)で8試合、DFBポカールで4試合に出場しており、チームの2冠達成に貢献していた。 一方で、今シーズンはDFLスーパーカップ、ブンデスリーガ開幕戦のいずれもベンチスタートとなり、試合出場はなし。今夏の移籍市場では去就が注目されていた。 2024.08.29 09:20 Thu

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