リバプールがアタランタに完敗でアンフィールドで1年2か月ぶりの敗戦…遠藤航は先発も後半半ば過ぎに交代【EL】
2024.04.12 06:08 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグ、リバプールvsアタランタが11日にアンフィールドで行われ、アウェイのアタランタが0-3で先勝した。なお、リバプールのMF遠藤航は76分までプレーした。
試合は立ち上がりからオープンな展開に。開始3分、カウンターの形からボックス内で混戦を作ったアタランタはゴール前でフリーのパシャリッチにビッグチャンスが訪れるが、至近距離からのシュートはGKケレハーの勇敢な顔面セーブに阻まれる。
このピンチの直後にはリバプールもカウンターからボックス左に持ち込んだヌニェス、ボックス付近での繋ぎからマク・アリスターとすぐさま際どいシュートで応戦した。
一方、立ち上がり以降はカウンターを繰り出せずにフィニッシュまで持ち込めない状況が続いていたアタランタだったが、前半終盤にワンチャンスを活かしてまんまとゴールを陥れた。
38分、ハーフウェイライン手前から右サイドでの細かい繋ぎで相手のプレスをかいくぐって局面を打開。スペースに飛び出したザッパコスタから絶妙なマイナスの折り返しが入ると、ボックス中央でフリーのスカマッカが放った右足ダイレクトシュートがGKケレハーの脇を抜けてゴールネットを揺らした。
その後、勢いづいて球際の攻防で優位に立ったアタランタは前半アディショナルタイムにもパシャリッチのラストパスに抜け出したコープマイネルスにGKと一対一のビッグチャンスが訪れたが、利き足とは逆の右足で放ったチップキック気味のシュートはファインセーブに阻まれた。
ケレハーのビッグプレーによって何とか1点ビハインドで試合を折り返したリバプール。逆転を狙う後半に向けてはツィミカス、カーティス・ジョーンズ、エリオットを下げてロバートソン、ソボスライ、サラーと一気に3人の主力をピッチへ送り込んだ。
早い時間帯の同点ゴールを目指して前がかるリバプールは、ヌニェスを起点に続けて決定機を創出。まずは55分、ヒエンとの競り合いを制してボックス内のゴールライン際で残したヌニェスのマイナスパスからサラーが決定的なシュートを左隅に飛ばすが、これはGKムッソがファインセーブ。直後の57分にはガクポの馬力のある仕掛けからのプルバックをヌニェスがダイレクトで合わすが、今度は枠に飛ばせない。
この直後にヌニェスを下げてディアスを投入したリバプールだったが、奇しくもこの交代直後にスコアが動く。
60分、アタランタは再び右サイドでの崩しからスペースでフリーになったデ・ケテラエルが正確な右足クロスを供給すると、ファーでドフリーのスカマッカが抑えの利いた左足ハーフボレーをゴール左隅に流し込んだ。
厳しい2失点目を喫したリバプールは、以降もリスクを冒して攻撃に出ていくが、サラーや主力攻撃陣がうまく抑え込まれて攻撃が手詰まりとなる。これを受けて76分には遠藤を下げて切り札のジョタを投入。[4-2-3-1]の布陣に変更した。
ジョタの投入で攻撃が活性化されたホームチームは79分、左のハーフスペースを抜けたジョタからの折り返しをサラーがワンタッチで流し込む。だが、これは惜しくもオフサイドとなった。
すると、この決定機直後には相手のミスを突いたアタランタが3点目まで奪い切る。83分、ソボスライのコナテへのバックパスが短くなったところをスカマッカが奪うと、ボックス中央に走り込むエデルソンにスルーパス。このシュートはGKケレハーがはじき出したが、こぼれ球をパシャリッチが難なく押し込んだ。
ミス絡みの失点でより厳しくなったリバプールは、2ndレグに望みを繋ぐべく以降もゴールを目指す。だが、ディアスらの決定機はGKムッソの好守に阻まれて最後までゴールをこじ開けることができなかった。
この結果、圧巻のパフォーマンスで要塞攻略のアタランタが大きなアドバンテージを手にしてホームでの2ndレグに臨むことに。一方、リバプールは昨年2月21日のレアル・マドリー戦以来となる約1年2カ月ぶりのアンフィールドで敗戦を喫し、シーズン3冠達成へ暗雲が垂れ込める。
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ラウンド16でスパルタ・プラハを2戦合計11-2のスコアで一蹴した優勝候補筆頭のリバプール。プレミアリーグでは直近のマンチェスター・ユナイテッド戦のドローによって同勝ち点ながらアーセナルに首位を譲る形となったが、8戦無敗と好調を維持し、今回の一戦に臨んだ。そのユナイテッド戦からは先発6人を変更。サラー、ルイス・ディアス、ソボスライらをベンチに置き、エリオット、ガクポ、カーティス・ジョーンズらを起用。また、アレクサンダー=アーノルド、ジョタ、バイチェティッチがベンチに戻ってきた。一方、スポルティングCPを破って8強入りのアタランタは直近の公式戦2連敗と調子を落としている中、難所アンフィールドでバウンスバックの白星を狙った。負傷のスカルヴィーニが引き続き不在も、コープマイネルスやデ・ローン、エデルソン、スカマッカといった主力がスタメン起用となった。このピンチの直後にはリバプールもカウンターからボックス左に持ち込んだヌニェス、ボックス付近での繋ぎからマク・アリスターとすぐさま際どいシュートで応戦した。
立ち上がり以降は人基準のアタランタの強度の高い守備に対して、リバプールがボールを動かしながら立ち位置の変化やヌニェスらの個人技を起点にずれや突破口を見いだそうとする。14分にはヌニェスの裏抜けからの際どいシュート、26分にはセットプレーの流れからエリオットがクロスバー直撃の左足シュートでゴールに迫った。
一方、立ち上がり以降はカウンターを繰り出せずにフィニッシュまで持ち込めない状況が続いていたアタランタだったが、前半終盤にワンチャンスを活かしてまんまとゴールを陥れた。
38分、ハーフウェイライン手前から右サイドでの細かい繋ぎで相手のプレスをかいくぐって局面を打開。スペースに飛び出したザッパコスタから絶妙なマイナスの折り返しが入ると、ボックス中央でフリーのスカマッカが放った右足ダイレクトシュートがGKケレハーの脇を抜けてゴールネットを揺らした。
その後、勢いづいて球際の攻防で優位に立ったアタランタは前半アディショナルタイムにもパシャリッチのラストパスに抜け出したコープマイネルスにGKと一対一のビッグチャンスが訪れたが、利き足とは逆の右足で放ったチップキック気味のシュートはファインセーブに阻まれた。
ケレハーのビッグプレーによって何とか1点ビハインドで試合を折り返したリバプール。逆転を狙う後半に向けてはツィミカス、カーティス・ジョーンズ、エリオットを下げてロバートソン、ソボスライ、サラーと一気に3人の主力をピッチへ送り込んだ。
早い時間帯の同点ゴールを目指して前がかるリバプールは、ヌニェスを起点に続けて決定機を創出。まずは55分、ヒエンとの競り合いを制してボックス内のゴールライン際で残したヌニェスのマイナスパスからサラーが決定的なシュートを左隅に飛ばすが、これはGKムッソがファインセーブ。直後の57分にはガクポの馬力のある仕掛けからのプルバックをヌニェスがダイレクトで合わすが、今度は枠に飛ばせない。
この直後にヌニェスを下げてディアスを投入したリバプールだったが、奇しくもこの交代直後にスコアが動く。
60分、アタランタは再び右サイドでの崩しからスペースでフリーになったデ・ケテラエルが正確な右足クロスを供給すると、ファーでドフリーのスカマッカが抑えの利いた左足ハーフボレーをゴール左隅に流し込んだ。
厳しい2失点目を喫したリバプールは、以降もリスクを冒して攻撃に出ていくが、サラーや主力攻撃陣がうまく抑え込まれて攻撃が手詰まりとなる。これを受けて76分には遠藤を下げて切り札のジョタを投入。[4-2-3-1]の布陣に変更した。
ジョタの投入で攻撃が活性化されたホームチームは79分、左のハーフスペースを抜けたジョタからの折り返しをサラーがワンタッチで流し込む。だが、これは惜しくもオフサイドとなった。
すると、この決定機直後には相手のミスを突いたアタランタが3点目まで奪い切る。83分、ソボスライのコナテへのバックパスが短くなったところをスカマッカが奪うと、ボックス中央に走り込むエデルソンにスルーパス。このシュートはGKケレハーがはじき出したが、こぼれ球をパシャリッチが難なく押し込んだ。
ミス絡みの失点でより厳しくなったリバプールは、2ndレグに望みを繋ぐべく以降もゴールを目指す。だが、ディアスらの決定機はGKムッソの好守に阻まれて最後までゴールをこじ開けることができなかった。
この結果、圧巻のパフォーマンスで要塞攻略のアタランタが大きなアドバンテージを手にしてホームでの2ndレグに臨むことに。一方、リバプールは昨年2月21日のレアル・マドリー戦以来となる約1年2カ月ぶりのアンフィールドで敗戦を喫し、シーズン3冠達成へ暗雲が垂れ込める。
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林穂之香のエバートンと長野風花のリバプールが17日のFA女子スーパーリーグ第8節で激突した。 なでしこジャパン勢がそろって先発し、日本人対決にもなったマージーサイドダービーはそれぞれにフィニッシュシーンがありながら拮抗した展開が続くなか、41分にボックス右に仕掛けた林が長野のファウルで倒れ、エバートンにPKチャンス。これをカチャ・スナイスが決め、エバートンが先制した。 追いかけるリバプールは反撃に転じるが、最後までエバートンのブロックをこじ開けられず、0-1で敗戦。リバプールの攻勢が続くなか、長野も挽回しようとボックス内でのこぼれ球を押し込みにかかれば、ミドルを放つシーンもあったが、ゴールが遠かった。 だが、PKシーンを見返すと、長野の足が林にかかった位置がボックスの外にも感じ、微妙なジャッジに。イギリス『BBC』によると、その1点に泣いたリバプールのマット・ベアード監督も「追いつくチャンスがあったのに生かせなかったのは我々の責任」とした上で、PK判定に失望感を募らせた。 「あれはPKじゃなかった。それだけ。試合の流れが完全に変わってしまった。主審、第4審、線審、副審の誰もが遮るものなしの視界だったんだ。私でさえも接触がボックスのおよそ1ヤード外側だとわかった。正直、これは毎週のように起きることだし、正直諦めたよ。我々だけに限ったことじゃないが、今日の試合は100%、そのせいだ」 また、「審判にがっかりさせられたよ。我々は2つのPKがあったはずだし、PKじゃない判定もあった。最終的に、そういう判定のせいで今日の1ポイント、あるいは3ポイントを落としたんだ」とも語った。 ちなみに、エバートンはこれが今季初勝利で、リバプールはこれで3敗目となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】林穂之香の仕掛けが長野風花のPK献上を誘う</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="nqUIJSRtYtk";var video_start = 77;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.18 15:15 Mon3
「彼の試合をよく観ていた」遠藤航がプレミア公式YouTubeに出演! 憧れの選手はリバプールの大先輩「MFとCBの両方をこなせた」
リバプールの日本代表MF遠藤航が若かりし頃に影響を受けた選手について語った。 2023年8月にシュツットガルトからリバプールへ移籍した遠藤。プレミアリーグ初挑戦ながら、加入初年度は公式戦44試合に出場。 そんな日本代表のキャプテンはプレミアリーグYouTubeチャンネルの『Uncut』に出演。チームメイトの能力について語るなか、自らの憧れの選手としてリバプールの先輩でもある元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノ氏の名前を挙げた。 「彼は6番(セントラルMF)としてだけでなく、ディフェンダーとしてもプレーしました」 「背は高くないけど、ミッドフィルダーとセンターバックの両方をこなせました。僕は子供の頃ディフェンダーでしたが、背の高いセンターバックではなかったので、彼の試合をよく観ていました」 「(リバプールでマスチェラーノと同じポジションでプレーしていることは)夢が叶ったようなものです。子どもの頃、プレミアリーグの試合をよく観ていて、プレミアリーグの選手になりたいといつも夢見ていました。想像もできなかったことだけど、とても嬉しいし、夢が叶いました」 また、プレミアリーグで日本人がプレーする意義についてもコメントした遠藤。次の世代に繋げる意味でも良いことだと主張した。 「日本のサッカーにとってとても良いことだと思います。子どもの時にみんな観ていたと思います」 「今はファンの多くが日本人選手に興味を持っていると思います。昨シーズンは僕がここに来ましたし、たくさんの選手がプレミアリーグに来ています。そしてみんな良いプレーをしています。日本のサッカーにとってとても良いことだと思います」 アルネ・スロット監督が新たに就任した今シーズンのリバプールは、現在プレミアリーグ首位。今季は熾烈なポジション争いでプレータイムを減らしている遠藤だが、ここ最近ではクローザー役として絶好調のチームを黒子として支えている。 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航がリバプールの選手について語る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3bw-qOXbcA4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.22 21:45 Fri4
イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か
インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon5