【セリエA注目プレビュー】新指揮官対峙のデルビー・デッラ・カピターレ!
2024.04.06 12:00 Sat
イタリア首都決戦は6日25時KO
セリエA第31節、ローマvsラツィオが、日本時間6日25:00にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。共にシーズン途中の監督交代に踏み切ったジャッロロッシとビアンコセレスティによる今季リーグ2度目の首都決戦だ。今年1月にモウリーニョ前監督を解任し、クラブのレジェンドであるデ・ロッシを暫定指揮官に招へいしたローマ(勝ち点52)。その新体制移行後はセリエAで7勝2分け1敗と完全復調し、4位ボローニャと5ポイント差の5位に浮上。就任後ワーストと指揮官が語った前節は下位のレッチェに圧倒された末の0-0のドローで辛くも勝ち点1を拾う形となったが、少なくない負傷者、前体制のリアクションスタイルからより攻撃的なアグレッシブなスタイルへの大幅な転換を図る中、結果・内容共に明確な改善を示す。
そういった中、今月は週明けに行われるミランとのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、ボローニャとのシックスポインター、ナポリとのデルビー・デル・ソーレとシーズンを左右するビッグマッチが組まれており、その口火を切る宿敵との一戦では弾みを付ける勝利が必須だ。
一方、先月にサッリ前監督が電撃辞任した7位のラツィオ(勝ち点46)は、前マルセイユ指揮官のトゥドール新監督を招へい。その初陣となった前節はクロアチア人指揮官の古巣ユベントス相手にマルシッチの後半ラストプレー弾でウノゼロ勝利を収め、最高の再スタートを切った。ただ、ミッドウィークに行われたコッパ・イタリア準決勝1stレグでは同じユベントスに0-2の完敗を喫し、新体制での公式戦初黒星を喫することになった。
このコッパでの敗戦によって逆転での決勝進出はかなり厳しい状況となっており、チームとしては今後のセリエAの戦いで勝ち点3を積み重ねてELあるいはカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得したいところ。その上で今回のデルビーに勝利してリーグ3連勝を達成したい。
◆ローマ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:スヴィラール
DF:チェリク、マンチーニ、ジョレンテ、スピナッツォーラ
MF:クリスタンテ、パレデス、ペッレグリーニ
FW:ディバラ、ルカク、エル・シャーラウィ
負傷者:DFクリステンセン、FWアズムン
出場停止者:DFエンディカ(1/1)
累積警告のエンディカが1試合の停止で不在となる。負傷者に関してはアズムンの欠場が確定し、クリステンセンとマッチフィットネスに問題を抱えるエイブラハムの復帰も時期尚早とみられる。
スタメンはサスペンション明けのペッレグリーニ、負傷明けのスピナッツォーラが復帰し、現状のベストメンバーが起用される見込み。ただ、両サイドバックに関してはカルスドルプ、アンヘリーニョの起用も十分に想定されるところだ。
◆ラツィオ◆
【3-4-2-1】
▽予想スタメン

GK:マンダス
DF:カザーレ、ロマニョーリ、マリオ・ヒラ
MF:マルシッチ、ゲンドゥージ、カタルディ、フェリペ・アンデルソン
FW:鎌田大地、カステジャノス、ルイス・アルベルト
負傷者:GKプロベデル、DFラッツァーリ、FWザッカーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては守護神プロベデルに加え、直近のユベントス戦で負傷したザッカーニが欠場となる。
システムは変則的な[3-4-2-1]の採用が濃厚。スタメンはトゥドール新監督就任後の2試合で複数のメンバーを起用しているが、前述の11名を予想。ただ、パトリックやヒサイ、ベシーノ、イサクソン、インモービレらの起用も十二分に考えられる。
★注目選手
◆ローマ:MFロレンツォ・ペッレグリーニ

偉大な先輩にデルビー初勝利を捧げられるか。ローマの注目プレーヤーはローマ生まれローマ育ちのカピターノだ。モウリーニョ体制2年目の昨季、今季の前半戦は度重なるケガの影響もあって思うようなパフォーマンスを見せられず、ポルトガル人指揮官解任の際にはオーナーへの進言を行ったとの誤解から批判にも晒された。
しかし、下部組織時代、ファーストチームで常に背中を追い続けた先輩であるデ・ロッシ新監督就任後は公式戦13試合6ゴール3アシストと完全復活。ELフェイエノールト戦、リーグ前々節のサッスオーロ戦では圧巻のゴールを決めてチームを勝利に導くなど、カピターノとしての存在感を示している。
前節のレッチェ戦をサスペンションで欠場しており、個人としては休養十分で臨むデルビーだけに攻守両面でしっかりと戦いながら、高精度のプレースキックを含めチャンスメーク、フィニッシュの両局面でチームを勝利に導く活躍を見せたい。
◆ラツィオ:MF鎌田大地

監督交代で得たチャンスをモノにできるか。昨夏、紆余曲折を経てフランクフルトからラツィオに加入したが、チーム合流への遅れから“サッリボール”と評される前指揮官の難解な戦術への順応、極端にメンバーを固定する傾向にある用兵の煽りを受け、思うように出場機会を得られず。苦しい日々が続いた。
しかし、先月にトゥドール新監督が招へいされると、フラットなメンバー選考、フランクフルト時代に躍動した[3-4-2-1]へのシステム変更という追い風によって新体制の初陣となったユベントス戦ではセリエAで11試合ぶりのスタメン出場を果たした。その試合ではボランチの一角でプレーし、目に見える結果は残せなかったものの、ビルドアップの起点を担うなど攻守両面でハードワークをみせ、1-0の勝利に貢献した。
直近のコッパでは2試合連続スタメンとはならなかったが、就任時や今回のデルビーまでの会見で「あらゆる観点から見て、レベルが高い、完璧な選手」と新指揮官から称賛の言葉を受けるなど、明らかに状況は好転している。
とはいえ、不振からの脱却を図るルイス・アルベルトらポジション争いのライバルは多く、指揮官の信頼を確固たるものとする上で目に見える貢献が必要だ。そういった意味で、今回のデルビーでは難敵相手にチームを勝利に導く仕事を果たしたい。
そういった中、今月は週明けに行われるミランとのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝、ボローニャとのシックスポインター、ナポリとのデルビー・デル・ソーレとシーズンを左右するビッグマッチが組まれており、その口火を切る宿敵との一戦では弾みを付ける勝利が必須だ。
このコッパでの敗戦によって逆転での決勝進出はかなり厳しい状況となっており、チームとしては今後のセリエAの戦いで勝ち点3を積み重ねてELあるいはカンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得したいところ。その上で今回のデルビーに勝利してリーグ3連勝を達成したい。
なお、両者は今季の公式戦で2度対戦しており、リーグ戦での前回対戦は0-0のドローも、直近の1月に行われたコッパ準々決勝ではザッカーニのPKによるゴールでラツィオがウノゼロ勝利を収めている。ちなみに指揮官としてデルビー初采配となるデ・ロッシ監督は、現役時代に通算31試合に出場し、14勝7分け10敗の戦績を残していた。
◆ローマ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

©︎超ワールドサッカー
GK:スヴィラール
DF:チェリク、マンチーニ、ジョレンテ、スピナッツォーラ
MF:クリスタンテ、パレデス、ペッレグリーニ
FW:ディバラ、ルカク、エル・シャーラウィ
負傷者:DFクリステンセン、FWアズムン
出場停止者:DFエンディカ(1/1)
累積警告のエンディカが1試合の停止で不在となる。負傷者に関してはアズムンの欠場が確定し、クリステンセンとマッチフィットネスに問題を抱えるエイブラハムの復帰も時期尚早とみられる。
スタメンはサスペンション明けのペッレグリーニ、負傷明けのスピナッツォーラが復帰し、現状のベストメンバーが起用される見込み。ただ、両サイドバックに関してはカルスドルプ、アンヘリーニョの起用も十分に想定されるところだ。
◆ラツィオ◆
【3-4-2-1】
▽予想スタメン

©︎超ワールドサッカー
GK:マンダス
DF:カザーレ、ロマニョーリ、マリオ・ヒラ
MF:マルシッチ、ゲンドゥージ、カタルディ、フェリペ・アンデルソン
FW:鎌田大地、カステジャノス、ルイス・アルベルト
負傷者:GKプロベデル、DFラッツァーリ、FWザッカーニ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては守護神プロベデルに加え、直近のユベントス戦で負傷したザッカーニが欠場となる。
システムは変則的な[3-4-2-1]の採用が濃厚。スタメンはトゥドール新監督就任後の2試合で複数のメンバーを起用しているが、前述の11名を予想。ただ、パトリックやヒサイ、ベシーノ、イサクソン、インモービレらの起用も十二分に考えられる。
★注目選手
◆ローマ:MFロレンツォ・ペッレグリーニ

Getty Images
偉大な先輩にデルビー初勝利を捧げられるか。ローマの注目プレーヤーはローマ生まれローマ育ちのカピターノだ。モウリーニョ体制2年目の昨季、今季の前半戦は度重なるケガの影響もあって思うようなパフォーマンスを見せられず、ポルトガル人指揮官解任の際にはオーナーへの進言を行ったとの誤解から批判にも晒された。
しかし、下部組織時代、ファーストチームで常に背中を追い続けた先輩であるデ・ロッシ新監督就任後は公式戦13試合6ゴール3アシストと完全復活。ELフェイエノールト戦、リーグ前々節のサッスオーロ戦では圧巻のゴールを決めてチームを勝利に導くなど、カピターノとしての存在感を示している。
前節のレッチェ戦をサスペンションで欠場しており、個人としては休養十分で臨むデルビーだけに攻守両面でしっかりと戦いながら、高精度のプレースキックを含めチャンスメーク、フィニッシュの両局面でチームを勝利に導く活躍を見せたい。
◆ラツィオ:MF鎌田大地

Getty Images
監督交代で得たチャンスをモノにできるか。昨夏、紆余曲折を経てフランクフルトからラツィオに加入したが、チーム合流への遅れから“サッリボール”と評される前指揮官の難解な戦術への順応、極端にメンバーを固定する傾向にある用兵の煽りを受け、思うように出場機会を得られず。苦しい日々が続いた。
しかし、先月にトゥドール新監督が招へいされると、フラットなメンバー選考、フランクフルト時代に躍動した[3-4-2-1]へのシステム変更という追い風によって新体制の初陣となったユベントス戦ではセリエAで11試合ぶりのスタメン出場を果たした。その試合ではボランチの一角でプレーし、目に見える結果は残せなかったものの、ビルドアップの起点を担うなど攻守両面でハードワークをみせ、1-0の勝利に貢献した。
直近のコッパでは2試合連続スタメンとはならなかったが、就任時や今回のデルビーまでの会見で「あらゆる観点から見て、レベルが高い、完璧な選手」と新指揮官から称賛の言葉を受けるなど、明らかに状況は好転している。
とはいえ、不振からの脱却を図るルイス・アルベルトらポジション争いのライバルは多く、指揮官の信頼を確固たるものとする上で目に見える貢献が必要だ。そういった意味で、今回のデルビーでは難敵相手にチームを勝利に導く仕事を果たしたい。
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新シーズンに臨む鎌田が“神頼み” 滝をバックにした1枚には先輩・原口が「一回滝に打たれた方がいいよ」と一言
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が新シーズンの活躍を誓った。 鎌田は2021-22シーズン、フランクフルトで公式戦46試合に出場し9ゴール4アシストをマーク。5ゴールを挙げたヨーロッパリーグ(EL)ではチームの優勝にも大きく貢献した。 クラブでのシーズンを終えた後には、日本代表の一員として6月の親善試合にも参加し、3試合に出場していた。 束の間のオフを過ごしていた鎌田だが、自身のインスタグラムを更新。「休みは終わり。がんばろう」と綴り、休暇を終えて再びチームへと戻るようだ。 そしてオフの最後にはお参り。「いつも通り願ってきました。今シーズンも頑張ります」とし、高知県の龍王院を訪れ、パーカーのフードを被ったラフな格好で滝本不動尊や白龍観世音菩薩で手を合わせる姿や水が流れ落ちる滝をバックにポーズを取った写真などを投稿している。 新シーズンの活躍を祈った鎌田だが、日本代表の先輩MF原口元気(ウニオン・ベルリン)からは「一回滝に打たれた方がいいよ」と一言。鎌田は「一緒にね」と上手くかわしている。 <span class="paragraph-title">【写真】ラフな格好でお参りする鎌田大地</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cfma0fADjbr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Eintracht Frankfurt 15 鎌田 大地(@kamadadaichi)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.07.05 11:50 Tue5
鎌田大地がYouTubeチャンネル開設! その理由は「OFFに仕事にそもそも行きたくない…」、移籍の経緯を語る「残留するから行けないとメッセージを送ったけど…」
クリスタル・パレスに完全移籍した日本代表MF鎌田大地が、自身のYouTubeチャンネル『鎌田大地ch』を開設した。 2023-24シーズンはラツィオでプレーしていた鎌田だが、チームとの交渉がまとまらずに1年で退団。7月1日にフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督が指揮するクリスタル・パレスへの加入が発表された。 プレミアリーグでプレーすることとなった鎌田。新天地ではすでに馴染んでいる様子も見られる中、14日にYouTubeチャンネル開設を発表。「鎌田大地YouTube始めます。〜クリスタルパレス加入編〜」と題して1本目の動画を公開した。 冒頭、今回のチャンネル開設に関して理由を説明。鎌田らしい正直な理由を明かしている。 「多少なりともお仕事をOFFの期間にさせていただいたんですが、予定が合わない。予定を合わせることができないというのと、OFFに仕事にそもそも行きたくないというのが1つで…」 「色々お仕事いただく中で、なんか毎年聞かれること、質問されることとかも基本的には今シーズンどうでしたとか、こういう時こうでしたとか、1時間話したらそれがめっちゃ短くなったりとか、同じような話を違うところでやって、また違うところでやらなあかんということもあり、自分の中で色々考えた中でYouTubeを自分のメディアとして使うのって面白いんじゃないかなと」 「まだそういう使い方をしている人は僕が知っている限りいないし、自分が今まではどこかに行って、(メディアに関わる)仕事をやっていたのを、自宅とかで全部こう話をして、少なからずファンの方もいるし、自分のことを見てくれるところを自分で持つっていうのが面白いんじゃないかなと思ってやります」 「だから、YouTuberのように企画をやるのではなく、例えばクリスタル・パレスに決まりましたけど、クリスタル・パレスのことだったり、ラツィオでどうだったか、フランクフルトでこのシーズンどうだったとか、皆さんが興味あるようなことを発信していけたらと思ってやってみようかなと思いました」 テレビなどのメディアでは、話したことの一部しか放送されないということも少なくなく、自身の言葉で伝えたいことを全て出せるYouTubeという場で語っていくという鎌田。早速、クリスタル・パレスへの移籍についても語った。 「そもそも、マウリツィオ・サッリ監督の時に、ラツィオで全然試合に絡めなくなった時期があって、それがちょうど冬の移籍市場のタイミングでした」 「その冬の移籍市場のタイミングで、違うプレミアのチームに行こうとしてたんよ。実際、自分がそこのチームの監督と強化部長と話をして、代理人が話を持ってきて、ラツィオの会長と話をして、ラツィオの会長にそれで「No」と言われて、移籍させて貰えへんくて、夏どうしようかなと考えていた時に、オリバー・グラスナー監督が、全然試合に出てなかったけど、俺に直接『WhatsApp』(※メッセージアプリ)でメッセージをくれて」 「『来年の夏自分は大地が欲しい』と言ってくれて、そこから話し合いが始まって、最初は他にも色々なチームがあったからどうしようかと思っていたけど、そんだけ試合に出ていない時から欲しいと言ってくれて、凄いマメにメッセージもくれた」 「最後、ラツィオに残るか、パレスに行くかっていう状態で。多分今までの自分だったら、2、3年前も自分がプレミアにこだわっているのなら、全然プレミアにいけてたと。今まではトップ6にめっちゃこだわっててん。ただ、トップ6からはなかなかオファーをもらえなくて」 「プレミアリーグには挑戦してなかったんやけど、監督が何よりもオリバー・グラスナー監督ということと、色々いな話し合いをして、自分自身をボランチのところで基本的に考えてくれているというのもあって」 「最後の最後までラツィオに残るってなってて、オリバー・グラスナー監督に『ラツィオに残るから行くことができない』っていうメッセージを送ったぐらいラツィオに残る予定だったんだけど、色々あってパレスに行くことが決まった」 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地がYouTubeチャンネルを開設! 移籍の理由などを語る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RqVhAHaW210";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.15 11:50 Monローマの人気記事ランキング
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ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.18“カペッロ・ローマ”スクデットに貢献した中田/ローマ[2000-2001]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.18</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/ローマ 〜カペッロ・ローマ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(54) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">常勝のカペッロ・ローマ</div> 1999-00シーズン、同じ街のライバル・ラツィオにスクデットを獲得され、ローマは屈辱のシーズンに終わった。迎えた2000-01シーズン、チームはフィオレンティーナから“ヴィオラの英雄”バティストゥータを獲得。その他、エメルソンやサムエルといった実力者を手に入れて、スクデットを獲得するために十分な戦力を整えた。 リーグが開幕すると、ローマはトッティの創造性溢れるプレーとバティストゥータらストライカーの決定力で破壊的な攻撃を見せつけた。さらに、就任2年目のカペッロ監督が採用する堅い守備戦術も機能し、着実に勝ち点を積み重ねていく。結局、序盤戦からほぼ独走状態を続けたチームは22勝9分3敗、68得点という成績で18年ぶり3回目のスクデットを戴冠した。 2年目のシーズンとなった当時の日本代表MF中田は、あくまでトッティの控えという位置付けだった。それでも腐らなかった中田は終盤戦の第29節、2位ユベントスとの天王山で大仕事をやってのける。2点ビハインドの中、トッティに代わって投入された中田は、見事なミドルシュートでゴールを奪取。さらに、再び自身のシュートからモンテッラの同点弾を演出した。この大一番での活躍が、ローマのスクデット獲得をより確実なものにしたといっても過言ではないだろう。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">前線のトライアングル</div> カペッロ監督の下、チーム内に規律と結果へのこだわりを植え付けられたローマ。守備面では、3バックの中央に入ったサムエルを中心に堅守を披露。ウイングバックに入ったカフーとカンデラは豊富な運動量で上下動を繰り返した。また、ボランチのエメルソンとトンマージが中盤で相手から自由を奪う。 そして、主に攻撃を担当したのが前線の3枚。トップ下に入るトッティを中心としたトライアングルで高速カウンターを仕掛けて得点を重ねた。中田がこの当時、ローマの攻撃がボールを縦に運ぶのが速すぎると漏らしたほど、彼らはボールを縦へ縦へと繋いで相手ゴールを目指した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフランチェスコ・トッティ(23)</span> ローマの“プリンチペ(王子)”が自身の愛する街に栄冠をもたらした。豪快なシュートに加え、柔らかなタッチのトラップやパスなど、ファンタジー溢れるプレーで攻撃陣を操った。13ゴール挙げるなど得点力を発揮したトッティは、ローマのバンディエラとして現役生活を終えた。 2019.04.12 12:00 Fri5