バルセロナ保有のセルジーニョ・デストがレンタル先で大復活...24年夏の注目銘柄に?

2024.03.09 20:45 Sat
PSVにレンタル移籍中のセルジーニョ・デスト
Getty Images
PSVにレンタル移籍中のセルジーニョ・デスト
アメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)が、慣れ親しんだオランダの地で復活した。

2020-21シーズンにアヤックスからバルセロナへ移籍したデスト。オランダ生まれアヤックス育ちの米国代表サイドバックは、故ヨハン・クライフ氏が愛したスペインの名門へ意気揚々と乗り込んだ。
しかし、一定の出場機会を確保しつつも期待に見合うパフォーマンスに至らず、昨シーズンはミランへレンタル放出されることに。イタリア挑戦もケガに苦しみ、1年でバルセロナへ戻っている。

そして今季、少年時代から過ごしたアヤックスの宿敵PSVへレンタル移籍することとなったデスト。3年間苦しんだ男は、チャンピオンズリーグ(CL)にも参戦するクラブでここまで公式戦31試合2ゴール6アシストと、それなりの数字を残している。

PSVにおける重要性は細かい数字にも。
31試合出場のうち、途中出場は1試合だけ。大半でフル出場するなか、現在は左サイドバックで定位置を確立しており、1月にはエールディビジ3試合連続でアシストをマーク。さらに直近のゴー・アヘッド・イーグルス戦(1◯0)では決勝点も叩き出している。

チームも6年ぶりとなるエールディビジ優勝に限りなく近づいており、CLは2006-07シーズン以来17年ぶりにベスト8進出を掴む可能性(※1)も。そんなPSVにおいて、ケガなく稼働し続けるデストは欠かせぬピースとなっているのだ。

(※1)13日にラウンド16・2ndレグのドルトムント戦。1stレグは1-1のドロー

ミラン時代のデストを酷評したイタリア『カルチョメルカート』も「負のスパイラルが終了。一旦レベルを落として再出発したことで、以前より高いレベルに到達しつつある」とキャリア回復を称えている。

財政が苦しい保有元バルセロナとの契約は2025年6月までで、延長される見通しは今のところなさそうとのこと。したがって、2024年夏はデストが意外な人気銘柄となるかもしれない。

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PSVは29日、バルセロナからレンタル加入しているアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)の買い取りを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 2020年夏にアヤックスでの活躍が認められ、ダニエウ・アウベスの後継人としてバルセロナ入りのデスト。初年度こそ重宝されたが、2年目はケガにも悩まされ、2022-23シーズンはミランへレンタル移籍。 昨夏にバルセロナへローンバックしたが、2023-24シーズンも戦力には含まれておらず、PSVへレンタル移籍。アヤックスでプレーして以来となるエールディビジへのUターンだったが、公式戦37試合で2得点7アシストと重要なピースと化し、25度目の優勝に貢献した。 しかし、4月23日のトレーニング中にヒザの前十字じん帯断裂のじん帯を断裂する重傷を負ったため、一部メディアでは買い取りオプションの行使は見送られると報じられていた。 来シーズン以降もPSVでプレーすることが決まったデストは、公式サイトで完全移籍を決断した理由を以下のように語った。 「僕がPSVを選んだ理由はいくつかある。まずはPSVが僕を信頼してくれていることだ。このクラブは信じられないほど温かく、今まで僕が経験したことのない雰囲気だった。それは僕のような境遇の人間にとって重要なことだし、ここでならうまく再起できるという自信を与えてくれた」 「時間が経てば、ここでのプレーが自分に合っていることが実感でき、とてもいい感じだった。再び出場時間を得て、重要な役割を果たし、タイトル獲得に貢献できるのをとても楽しみにしている」 2024.06.30 08:00 Sun
スパルタ・ロッテルダムのU-23日本代表MF斉藤光毅がオランダ『AD』のベストイレブンに選出された。 2023-24シーズンのエールディビジも終了。PSVが圧倒的な強さで優勝を掴み取り、日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトが2位に入り、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確保した。 その他、日本代表DF菅原由勢が所属するAZが4位でヨーロッパリーグ(EL)行き。日本代表FW小川航基、MF佐野航大が所属するNECナイメヘンは6位、そして斉藤と三戸舜介が所属するスパルタ・ロッテルダムは8位となり、7位のユトレヒト、8位のゴー・アヘッド・イーグルスとのプレーオフでカンファレンスリーグの2次予選の出場権を懸けて戦うこととなる。 そんな中、シーズンを通したレーティングをもとに、基本的には22試合以上のリーグ戦に出場した『AD』が2023-24シーズンのベストイレブンを決定。斉藤が左ウイングとして選出されることとなった。 斉藤は「6.33」の平均採点で、今シーズンはハムストリングを痛めてシーズン途中に3カ月ほど離脱。それでも、エールディビジで21試合に出場し3ゴール5アシストと大きく成績は残していないが、「時折見せる独特のアクションでディフェンダーを毎週悩ませていた」と高く評価されていた。 なお、その他は優勝したPSVからは6名が受賞。フェイエノールトが3人、トゥベンテが1人となっている。 また、菅原は惜しくも届かず、ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト)が右シドバックに選出されていた。 ◆オランダ『AD』選出のベストイレブン GK ワルテル・ベニテス/PSV(6.62) DF ルシャレル・ヘールトライダ/フェイエノールト(6.63) セルジーニョ・デスト/PSV(6.74) ミーズ・ヒルハース/トゥベンテ(6.38) ダビド・ハンツコ/フェイエノールト(6.92) MF イェルディ・スハウテン/PSV(6.98) マッツ・ヴァイファー/フェイエノールト(6.57) ジョエイ・フェールマン(/PSV6.79) FW ヨハン・バカヨコ/PSV(6.25) ルーク・デ・ヨング/PSV(6.74) 斉藤光毅/スパルタ・ロッテルダム(6.33) <span class="paragraph-title">【動画】斉藤光毅がカットインから見事なゴールをニアサイドに決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yacAdJLIrWE";var video_start = 445;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.21 14:10 Tue
アメリカサッカー連盟(USSF)は20日、コパ・アメリカ2024に臨むアメリカ代表候補メンバー27名を発表した。 3大会ぶり5度目の出場となるアメリカを率いるグレッグ・バーホルター監督は、FWクリスチャン・プリシックやFWティモシー・ウェア、MFジョバンニ・レイナ、MFウェストン・マッケニー、DFキャメロン・カーター=ヴィッカーズ、GKマット・ターナーらを順当に選出。 一方、DFセルジーニョ・デストやFWジョーダン・モリス、MFルカ・デ・ラ・トーレらが招集外となった。 ウルグアイ代表、パナマ代表、ボリビア代表と同居するグループCに入ったアメリカは、本大会を前に6月8日にコロンビア代表と、同12日にブラジル代表と国際親善試合を行う。今回発表された候補メンバーは以下の通り。 ◆アメリカ代表候補メンバー27名 GK マット・ターナー(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) イーサン・ホーヴァス(ルートン・タウン/イングランド) ショーン・ジョンソン(ニューヨーク・シティFC) DF マイルズ・ロビンソン(FCシンシナティ) シャケル・ムーア(ナッシュビルSC) マーク・マッケンジー(ヘンク/ベルギー) キャメロン・カーター=ヴィッカース(セルティック/スコットランド) クリストファー・ルンド(パレルモ/イタリア) ジョー・スカリー(ボルシアMG/ドイツ) クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス/イングランド) ティム・リーム(フルアム/イングランド) アントニー・ロビンソン(フルアム/イングランド) MF ティモシー・ティルマン(ロサンゼルスFC) マリク・ティルマン(PSV/オランダ) ルカ・デ・ラ・トーレ(セルタ/スペイン) ジョニー・カルドーソ(ベティス/スペイン) ジョバンニ・レイナ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) タイラー・アダムス(ボーンマス/イングランド) ユヌス・ムサ(ミラン/イタリア) ウェストン・マッケニー(ユベントス/イタリア) ブレンデン・アーロンソン(ウニオン・ベルリン/ドイツ) FW クリスチャン・プリシック(ミラン/イタリア) ティモシー・ウェア(ユベントス/イタリア) ジョシュ・サージェント(ノリッジ・シティ/イングランド) ハジ・ライト(コヴェントリー・シティ/イングランド) フォラリン・バログン(モナコ/フランス) リカルド・ペピ(PSV/オランダ) 2024.05.21 07:30 Tue
アメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)はひとまずバルセロナに戻るようだ。 ダニエウ・アウベスの後継人として加入したバルセロナでは振るわず、ミラン行きの昨季に続くローンで昨夏からPSVに活躍の場を求めたデスト。アヤックスでプレーして以来となるエールディビジへのUターンだったが、公式戦37試合で2得点7アシストと重要なピースと化し、25度目の優勝に貢献した。 調子を取り戻す姿から、1000万ユーロ(約16億7000万円)の買取オプションを持つPSVも引き留めに前向きとされたが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、行使されそうにないという。 PSVはそんなデストの活躍ぶりに大満足だが、先月23日のトレーニング中にヒザの前十字じん帯を断裂する重傷を負ったため、交渉が進められなくなったとのこと。従って、6月にバルセロナ復帰し、リカバリーに励む模様だ。 この大ケガで夏に迫るコパ・アメリカを棒に振ったが、去就にも影響したようだ。 2024.05.10 16:40 Fri
PSVのアメリカ代表DFセルジーニョ・デストが1日、自身のXでヒザの前十字靭帯を断裂したことを明かした。 4月23日にPSVよりデストがトレーニング中の負傷でヒザに重傷を負ったとの発表があったが、今回本人が認めた格好だ。 「残念ながら前十字靭帯を断裂し、間もなく手術を受けることになる。できるだけ早く元の状態に戻れるよう最善を尽くすよ。とても大変だとは思う。辛いけど強くなって戻ってくる。また、サポーターに誇りに思って貰えるような選手になるつもりだ」 昨夏、バルセロナから買い取りオプション付きのレンタルでPSVに加入したデストは、公式戦37試合で2得点7アシストを記録。2017-18シーズン以来となるエールディビジ優勝を目前にするチームの主力サイドバックとして活躍していた。 復帰は2025年以降になる見込みのデストだが、今季の活躍を受け、PSVは1000万ユーロ(約16億4000万円)の買い取りオプションを行使することに前向きとの報道が出ている。 2024.05.02 07:00 Thu

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昨夏フリーでバルセロナ加入もインパクト残せず…33歳イニゴ・マルティネスにミランが関心か

ミランがバルセロナの元スペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)に関心か。 レアル・ソシエダからアスレティック・ビルバオへ移籍した経歴を持つバスク人センターバック、イニゴ・マルティネス。昨夏32歳でバルセロナへフリー移籍も、ケガに悩まされ、ラ・リーガ出場20試合にとどまった。 自身の加入を望んだチャビ・エルナンデス監督はクラブを追われ、後ろ盾がない状況。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、レンタルバックしたエリック・ガルシアのほうが、イニゴ・マルティネスより序列が高いという。 一方で、イタリアからはミランがイニゴ・マルティネスに関心との情報が。イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(26)を5000万ユーロ(約85.3億円)以上で売却した場合に限るようだが、リストアップしている1人とのことだ。 バルセロナはハンジ・フリック新体制でイニゴ・マルティネスを構想外とする可能性も。今後数日で代理人も交えて選手側と意見交換し、イニゴ本人の意志を問う形とされている。 2024.06.25 21:40 Tue
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バルサが欲しいFWニコ・ウィリアムズ、アスレティックは交渉する気なし…100億円一括払いのみが解決策

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得を目指しているというバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオは一切の交渉に応じる気がないようだ。 スペイン代表としてユーロ2024にも参加しているニコ・ウィリアムズ。アスティレックでは2023-24シーズンのラ・リーガで31試合に出場し5ゴール14アシストを記録。コパ・デル・レイでは6試合で3ゴール5アシストを記録し、優勝に貢献した。 バルセロナの今夏の補強ポイントである左ウイングを主戦場とするニコ・ウィリアムズだが、慢性的な財政難から脱却できていないバルセロナは交渉を進めたいと考えている。 1つは移籍金の値下げ、そして分割払いなど、多くの支出を避けたいと考えているとのこと。これまでよりは財政問題も解決に向かいつつあるものの、余裕のある状況ではない。 しかし、スペイン『スポルト』によれば、アスレティック側は一切譲歩する気はないという。 まず、ニコ・ウィリアムズに設定されている5800万ユーロ(約100億円)の契約解除金に関しては、減額する気は一切なく、全額を支払う必要がある。 また、分割払いなども認める気はないため、バルセロナにとってはかなりハードルが高くなってしまっている。 バルセロナがニコ・ウィリアムズを獲得するためには、選手の売却で多くの資金を手にする他ない。ハンジ・フリック新監督の下で、構想に入らない選手を売却する動きは進んでいるとのこと。早々に話をまとめて、資金を確保しておきたいところだろう。 候補の1人はブラジル代表FWハフィーニャ。サウジアラビアやプレミアリーグから関心が寄せられており、サウジアラビアは8000万ユーロ(約138億円)以上を支払う気があるとのこと。喉から手が出るほど欲しいはずだが、どういった決断を見せるだろうか。 2024.06.30 00:02 Sun
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PSVがデストの買い取りを発表! 今季バルサからレンタルで加入

PSVは29日、バルセロナからレンタル加入しているアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)の買い取りを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 2020年夏にアヤックスでの活躍が認められ、ダニエウ・アウベスの後継人としてバルセロナ入りのデスト。初年度こそ重宝されたが、2年目はケガにも悩まされ、2022-23シーズンはミランへレンタル移籍。 昨夏にバルセロナへローンバックしたが、2023-24シーズンも戦力には含まれておらず、PSVへレンタル移籍。アヤックスでプレーして以来となるエールディビジへのUターンだったが、公式戦37試合で2得点7アシストと重要なピースと化し、25度目の優勝に貢献した。 しかし、4月23日のトレーニング中にヒザの前十字じん帯断裂のじん帯を断裂する重傷を負ったため、一部メディアでは買い取りオプションの行使は見送られると報じられていた。 来シーズン以降もPSVでプレーすることが決まったデストは、公式サイトで完全移籍を決断した理由を以下のように語った。 「僕がPSVを選んだ理由はいくつかある。まずはPSVが僕を信頼してくれていることだ。このクラブは信じられないほど温かく、今まで僕が経験したことのない雰囲気だった。それは僕のような境遇の人間にとって重要なことだし、ここでならうまく再起できるという自信を与えてくれた」 「時間が経てば、ここでのプレーが自分に合っていることが実感でき、とてもいい感じだった。再び出場時間を得て、重要な役割を果たし、タイトル獲得に貢献できるのをとても楽しみにしている」 2024.06.30 08:00 Sun

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